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摘出ヒト組織・細胞を用いた非臨床研究
[コードNo.06LIC021]

これからの薬理・薬物動態・安全性研究のための必読書。

■体裁/ B5版上製本 約430頁
■発行/ 2005年 8月 31日 (株)エル・アイ・シー
■定価/ 49,680円(税込価格)

編集委員(五十音順・敬称略)
大野泰雄国立医薬品食品衛生研究所副所長
上川雄一郎獨協医科大学薬理学教授
杉山雄一東京大学大学院薬学系研究科分子薬物動態学教授
山添康東北大学大学院薬学研究科薬物動態学分野教授
 
執筆者一覧(執筆順・敬称略)
大野泰雄国立医薬品食品衛生研究所副所長
堀江透ディー・スリー研究所代表取締役所長/(株)フェニックスバイオ常務取締役
増井徹(独)医薬基盤研究所生物資源研究部門 JCRB 細胞バンク主任研究官
泉二奈緒美(株)生体科学研究所主任研究員
簾内桃子国立医薬品食品衛生研究所安全性生物試験研究センター薬理部主任研究官
上川雄一郎獨協医科大学薬理学教授
内田幸介獨協医科大学薬理学助教授
渋川朝子獨協医科大学薬理学
児嶋修一獨協医科大学薬理学講師
尾崎博東京大学大学院農学生命科学研究科獣医薬理学教室教授
安田勝彦関西医科大学産婦人科学教室助教授
永田清東北大学大学院薬学研究科薬物動態学分野助教授
山添康東北大学大学院薬学研究科薬物動態学分野教授
設楽悦久千葉大学大学院薬学研究院生物薬剤学研究室講師
佐藤均昭和大学薬学部臨床分子薬品学教授
杉山雄一東京大学大学院薬学系研究科分子薬物動態学教授
楠原洋之東京大学大学院薬学系研究科分子薬物動態学教室助教授
中村明生日本新薬(株)創薬研究所薬物動態研究部一課課長
東郷克彦日本新薬(株)創薬研究所薬物動態研究部一課
藤崎浩MPテクノファーマ(株)品質管理部
三瀬雅史大日本製薬(株)薬物動態研究所
馬場隆彦塩野義製薬(株)新薬研究所薬物動態研究部門
神山佳輝アステラス製薬(株)研究本部代謝研究所
三浦慎一三共(株)薬剤動態研究所研究第5グループリーダー
松本茂樹持田製薬(株)創薬研究所動態・毒性グループ
山田泰弘田辺製薬(株)薬物動態研究所主任研究員
徳井太郎三共(株)薬剤動態研究所主席研究員
石塚一志三共(株)医薬開発本部臨床解析部臨床薬理グループ
加藤基浩中外製薬(株)富士御殿場研究所
内藤真策(株)大塚製薬工場栄養研究所所長補佐
嶋田薫ファイザー(株)中央研究所薬物動態第一研究室室長
松原勤東北大学大学院薬学研究科薬物動態学分野
野崎芳胤東京大学大学院薬学系研究科分子薬物動態学教室
紅林秀雄国立医薬品食品衛生研究所安全性生物試験研究センター薬理部室長
堀井郁夫ファイザー(株)中央研究所安全性研究統括部部長
山田弘ファイザー(株)中央研究所安全性研究統括部探索毒性病理研究室長
金恵枝東北大学大学院薬学研究科薬物動態学分野
伊藤晃成東京大学医学部附属病院薬剤部助教授
堀江利治千葉大学大学院薬学研究院生物薬剤学研究室教授
榎本康弘日本農産工業(株)バイオ部部長補佐 ADME/Tox グループリーダー
立野知世広島県産業科学技術研究所知的クラスター創成事業 吉里プロジェクト主任研究員
吉里勝利広島大学大学院理学研究科発生生物学教室教授
長谷川和正キリンビール(株)医薬探索研究所抗体医薬グループ
片岡之郎キリンビール(株)医薬探索研究所抗体医薬グループ主幹研究員
上田秀雄城西大学薬学部助手
小林大介城西大学薬学部教授
森本雍憲城西大学薬学部教授

詳細目次
第1章 ヒト組織・細胞利用の現状と展望

第1節基礎研究(大野泰雄)
1
2日本におけるヒト組織利用研究の現状
3ヒト肝臓由来組織利用の必要性
4問題点
 
第2節医薬品開発(堀江透)
1はじめに
2探索テーマ〜リード化合物発見
3リード化合物〜医薬候補化合物選択
4開発テーマの決定
5医薬品開発における臨床薬物動態上の意思決定要因
6開発中止を余儀なくされた薬物動態上の問題
6.1タンパク結合率による大きな薬物動態の差が臨床で認められた
6.2臨床で活性代謝物が問題になった
6.3ヒトで著しく長い半減期が認められた
6.4臨床で強い酵素誘導が認められた
6.5代謝物が医薬候補化合物になった
7キメラマウスの医薬品開発への利用
8新しい創薬研究プロセス
9おわりに
 
第2章 必要な考慮と手続き(倫理的問題を中心に)

第1節ヒト組織・細胞、遺伝子試料利用における倫理的問題(増井徹)
1はじめに
2日本での検討のはじまり
3その後のヒト試料の研究利用に関する検討
4現在の日本でのヒト試料の研究利用の原則
5OECD8原則
6ヒト試料の乖離性
7人体試料の位置づけ:タンパク質の性質
8DNAとその配列情報の性質
9研究以外に利用されるヒトの組織・細胞の位置づけ
10ヒト試料を利用した科学を支えるために
11おわりに
 
第2節倫理委員会申請および審議実際例
第1項国立医薬品食品衛生研究所(増井徹)
国立医薬品食品衛生研究所研究倫理審査委員会規程
国立医薬品食品衛生研究所研究倫理審査申請書
国立医薬品食品衛生研究所研究倫理審査委員会審査結果答申書
第2項獨協医科大学
倫理審査申請書
審査結果通知書
手術の際に摘出した組織を治療法進歩の研究に利用させていただくための説明および同意書(患者さん用)
手術の際に摘出した組織を治療法進歩の研究に利用させていただくための説明および同意書(保存用)
第3項イギリスの倫理委員会(大野泰雄/泉二奈緒美)
1
2イギリスの医学研究倫理委員会の変遷
32001年当時のイギリスの倫理委員会の構成と役割
3.1地域研究倫理委員会 Local Research Ethics Committee(LREC)
3.2多施設研究倫理委員会 Multi-centre Research Ethics Committee(MREC)
3.3その他の研究倫理委員会
4倫理委員会の統括組織
5EU指令に基づいて実施された医薬品臨床試験倫理審査システムの変革
6問題点
7まとめ
第4項日本の研究機関―HS参加研究施設への倫理申請内容に関するアンケート結果―(簾内桃子)
1はじめに
2調査方法
3倫理申請
3.1倫理申請の必要性と申請状況
3.2倫理申請書への記載内容
4プロトコール
4.1プロトコール提出の有無
4.2プロトコールへの記載内容
5倫理委員会の開催頻度
6倫理申請書への添付文書
7倫理申請書とプロトコールの内容変更時における対応
8まとめ
 
第3章 薬理研究への利用

第1節平滑筋の調整・培養・保存(上川雄一郎/内田幸介/渋川朝子/児嶋修一)
 
第2節利用の実際
第1項呼吸器系(上川雄一郎)
第2項消化器系(上川雄一郎/内田幸介/児嶋修一)
第3項心・血管系(上川雄一郎/内田幸介)
第4項ヒト子宮平滑筋の生理および薬理学的特性に関する比較生物学的研究(尾崎博/安田勝彦)
1子宮平滑筋収縮機構の比較生物学的研究の意義
2平滑筋収縮機構
2.1細胞内Ca2+濃度の上昇によるMLCのリン酸化
2.2MLCリン酸化反応の調節
3ラットおよびヒト子宮平滑筋におけるプロテインキナーゼCの比較生物学
4ラットおよびヒト子宮平滑筋におけるRndの比較生物学
5ラットおよびヒト子宮平滑筋におけるβ2アドレナリン受容体を介する弛緩作用の比較生物学
6ラットおよびヒト子宮平滑筋における一酸化窒素(NO)を介する弛緩作用の比較生物学
7ヒト組織材料を用いた研究における問題点
8まとめ
手術を受けられる患者さんへ
同意書
帝王切開を受けられる患者さんへ
同意書
 
第4章 動態・代謝研究への利用

第1節ヒト組織・細胞利用のメリットおよび肝細胞の調製と培養、保存(簾内桃子/大野泰雄)
1
2ヒト組織および肝細胞利用のメリット
3遊離ヒト肝細胞の調製(文献的考察)
遊離ヒト肝細胞の調製法
脱血および保存
灌流
細胞の精製
4培養
5肝細胞の保存法
5.1肝臓の冷蔵保存
5.2肝細胞の冷蔵保存
5.3肝細胞の凍結保存
 (1)肝細胞の凍結保存液
 (2)肝細胞の凍結法
 (3)凍結肝細胞の融解
5.4初代肝細胞の形態学的変化
5.5肝細胞の肝機能に及ぼす冷蔵および凍結融解の影響
6まとめ
 
第2節細胞・オルガネラを用いた代謝・動態の測定(永田清/山添康)
1培養細胞を用いた薬物代謝活性測定
2肝スライス細胞を用いた薬物代謝活性測定
3培養細胞を用いた薬物代謝酵素誘導の予測
3.1遺伝子転写活性化解析
3.2レポーターアッセイ法
3.3レポーター遺伝子について
3.4細胞へのレポーターベクター導入について
4P450遺伝子転写解析に用いられている細胞種
5誘導に関わる核内レセプター
 
第3節ヒト組織・細胞より得られた代謝データのin vivoへの補外法(設楽悦久/佐藤均/杉山雄一)
1肝ミクロソームを用いた代謝試験に基づいた代謝固有クリアランスの算出法
2肝クリアランスと肝固有クリアランスの関係
Well-stirred model
Parallel-tube model
Dispersion model
3遊離肝細胞を用いた代謝試験に基づいた代謝固有クリアランスの算出法
4In vitroで得られた肝固有クリアランスからin vivoでの肝固有クリアランスへの補外
5動物実験のデータに基づいたスケーリング・ファクターを用いた補外
6代謝レベルでの薬物間相互作用の予測法―酵素の阻害様式―
6.1競合阻害
6.2非競合阻害
6.3不競合阻害
7In vitro代謝阻害試験データを用いた薬物間相互作用の定量的予測(1)
8In vitro代謝阻害試験データを用いた薬物間相互作用の定量的予測(2)
9消化管代謝の予測
 
第4節トランスポーターを介した細胞膜透過過程(楠原洋之)
1はじめに
2トランスポーターを介した細胞膜透過過程の特徴
2.1飽和性
2.2阻害剤によるトランスポーターの阻害様式
2.3輸送駆動力
2.4ベクトル輸送
3トランスポーターの分子論
3.1Solute Carrier Family(SLC)
 (1)The sodium bile salt cotransport family(SLC10)
 (2)PEPT family(SLC15)
 (3)Oatp/OATP family(SLCO)
 (4)Organic Ion Transporter family(SLC22A)
  1)Oct/OCT family
  2)Octn/OCTN family
  3)Oat/OAT family
3.2ABCトランスポーター
 (1)P-glycoprotein
 (2)MRP family(ABCC)
 (3)ABCG family
4遊離細胞、培養細胞、組織スライス、膜ベシクルを用いた輸送実験、解析法
4.1遊離肝細胞を用いた実験法
 (1)輸送実験
 (2)リファレンス化合物
4.2培養肝細胞を用いた実験法
4.3肝組織スライスを用いた実験法
4.4膜ベシクルを用いた実験法
 (1)ヒト胆管側膜ベシクル
   ・精製度
   ・配向性(in-side out/out-side out比)
 (2)輸送実験法
5データの解析法、in vivoへの補外法
5.1輸送実験の速度論
5.2阻害実験法
5.3能動輸送の検出法
5.4In vivoへの補外法
6トランスポーターの遺伝子多型
7データベース
8最後に
 
第5節利用の実際
第1項臨床と比較した代謝・輸送研究
   ・エトドラク(中村明生/東郷克彦)
1はじめに
2非ステロイド性抗炎症薬エトドラク
3エトドラクの代謝経路
4エトドラクのヒト肝ミクロソームを用いた代謝試験
5エトドラクの代謝に関与する酵素種
6エトドラクの体内動態の立体選択性
7凍結ヒト肝細胞を用いたエトドラクの代謝試験
8まとめ
   ・アザセトロン(藤崎浩)
1目的
2臨床代謝データ
3アザセトロンの代謝に関与する酵素種の検討
3.1試験方法
3.2結果
4凍結ヒト肝細胞を用いたアザセトロンの代謝評価
4.1試験方法
4.2結果
5考察
   ・ゾニサミド(三瀬雅史)
1臨床における薬物動態
2ヒト肝臓を用いたゾニサミドのin vitro代謝
2.1ヒト肝ミクロソームにおけるゾニサミドの代謝
2.2凍結ヒト肝細胞におけるゾニサミドの代謝
3In vivoとin vitroの比較
4考察
   ・リルマザホン(馬場隆彦)
1緒言
2研究方法
2.1凍結ヒト遊離肝細胞
2.2代謝評価試験の検討方法
 (1)リルマザホン(活性代謝物M1)の代謝評価
 (2)7-エトキシクマリン(7-ethoxycoumarin:7-EC)の代謝評価
3研究成果
3.1リルマザホン(活性代謝物M1)の代謝評価
3.27-ECの代謝評価
4考察
   ・ニトラゼパム(馬場隆彦)
1緒言
2研究方法
2.1凍結ヒト遊離肝細胞
2.2代謝評価試験の検討方法
 (1)ニトラゼパムの代謝評価
 (2)7-エトキシクマリン(7-ethoxycoumarin:7-EC)の代謝評価
3研究成果
3.1ニトラゼパムの代謝評価
3.27-ECの代謝評価
4考察
   ・ソリフェナシン(神山佳輝)
1はじめに
2ヒトにおけるソリフェナシンの代謝
2.1CYP発現系におけるソリフェナシンの代謝
2.2ヒト肝ミクロソームにおけるソリフェナシンの代謝プロファイル
2.3凍結ヒト肝細胞におけるソリフェナシンの代謝プロファイル
2.4ソリフェナシンのin vitro_in vivo代謝物の比較
37-エトキシクマリンを用いた凍結ヒト肝細胞における代謝能評価
4考察
   ・エノキサシン(三瀬雅史)
1臨床における薬物動態
2ヒト肝臓を用いたエノキサシンのin vitro代謝
2.1ヒト肝S9におけるエノキサシンの代謝
2.2凍結ヒト肝細胞におけるエノキサシンの代謝
3In vivoとin vitroの比較
4考察
   ・トログリタゾン(三浦慎一)
   ・エストリオール(松本茂樹)
   ・凍結ヒト肝細胞およびヒト小腸S9画分を用いたイミダプリルの代謝機構解明(山田泰弘)
1要約
2はじめに
3実験方法
3.1凍結肝細胞による代謝
3.2小腸ミクロソームでの代謝
3.3倫理面への配慮
4結果および考察
4.1凍結肝細胞の薬物代謝酵素活性の個体間差
4.2凍結ヒト肝細胞を用いたイミダプリルの代謝
4.3ヒト小腸ミクロソームによる代謝
5まとめ
   ・高脂血症治療薬プラバスタチンのヒト肝細胞取り込み(徳井太郎)
1緒言
2ラット肝臓へのプラバスタチンの取り込み機構
3ヒト有機アニオントランスポーターOATP1B1のクローニング
4ヒト肝細胞におけるプラバスタチンの輸送
5プラバスタチンの薬理作用発現におけるトランスポーターの重要性
6OATP1B1の遺伝子多型とプラバスタチンの体内動態
7結語
   ・テモカプリル(石塚一志)
1塩酸テモカプリルのヒト体内動態
2テモカプリラートの肝臓への取り込み機構
3テモカプリラートの胆汁排泄機構
第2項酵素誘導
   ・データからの予測法(加藤基浩)
1In vivoにおける酵素誘導
2In vitroにおける酵素誘導
3In vitroからin vivoの予測
   ・非凍結肝細胞(馬場隆彦)
1緒言
2フラスコに播種された非凍結ヒト遊離肝細胞
2.1試験方法
2.2研究結果および考察
 (1)RIFによるCYP3A酵素の誘導
 (2)RIFおよびPBによるCYP3A酵素の誘導比率
 (3)3-MCによるCYP1A酵素の誘導
2.3まとめ
324ウェルプレートに播種された非凍結ヒト遊離肝細胞
3.1試験方法
3.2試験結果および考察
 (1)3-MC、β-NFおよびOPZによるCYP1A酵素活性の誘導(1回目)
 (2)3-MC、β-NFおよびOPZによるCYP1A酵素活性の誘導(2回目)
 (3)RIFおよびPBによるCYP3A酵素活性の誘導
3.3まとめ
 (1)CYP1A酵素誘導
 (2)CYP3A酵素誘導
4まとめ
   ・チトクロムP450誘導能評価試験における凍結と非凍結ヒト肝細胞の有用性比較(山田泰弘)
1要約
2はじめに
3実験材料および方法
3.1実験材料
 (1)プレート接着型非凍結ヒト肝細胞(新鮮ヒト肝細胞)
 (2)プレート接着可能な凍結ヒト肝細胞(凍結ヒト肝細胞)
3.2細胞の調製およびメンテナンス
 (1)新鮮ヒト肝細胞
 (2)凍結ヒト肝細胞
3.3誘導剤による暴露
 (1)新鮮ヒト肝細胞
 (2)凍結ヒト肝細胞
3.4CYP活性測定
3.5データの表示
3.6倫理面への配慮
4結果および考察
4.1凍結ヒト肝細胞での検討
 (1)凍結ヒト肝細胞の形態
 (2)至適反応時間
 (3)個別基質とカクテル基質のCYP活性比較
 (4)至適培地の検討
 (5)培養マトリックス条件
 (6)予備培養期間
 (7)被験薬物の暴露濃度と暴露時間
 (8)再現性
 (9)個体間差
4.2新鮮ヒト肝細胞
 (1)予備培養期間中のCYP活性変動
 (2)被験薬物の暴露濃度と暴露時間
5まとめ
   ・凍結肝細胞―mRNA発現(内藤真策)
第3項遺伝多型細胞を用いた研究(嶋田薫)
1はじめに
2CYP2D6 PM肝細胞を用いたデキストロメトルファンの代謝
3CYP2C9 PM肝細胞を用いたジクロフェナックの代謝
4CYP2C9 PM肝細胞を用いたワルファリン(ラセミ体)の代謝
 
第6節肝以外のヒト組織を用いた動態研究
第1項小腸(松原勤/永田清/山添康)
1小腸における薬物動態
1.1薬物の取り込み
1.2薬物の代謝・排泄
2小腸に発現する薬物代謝酵素
2.1チトクロムP450
2.2抱合酵素
3小腸組織を用いた薬物代謝測定
第2項腎臓(野崎芳胤/楠原洋之/杉山雄一)
1腎臓の生理的機能
2薬物の腎排泄
2.1糸球体濾過
2.2尿細管分泌
 (1)有機アニオン輸送系
  1)側底膜を介した輸送機構
  2)刷子縁膜を介した輸送機構
 (2)有機カチオン輸送系
  1)側底膜を介した輸送機構
  2)刷子縁膜を介した輸送機構
2.3尿細管再吸収
3ヒト腎臓組織を用いた動態解析の重要性
4薬物の腎排泄評価法
4.1腎スライス法
 (1)実験方法
 (2)腎スライスの輸送特性
 (3)腎スライスの実験条件
 (4)腎スライスへの有機アニオンの取り込み評価例
 (5)トランスポーター遺伝子発現系から腎スライスへの取り込みクリアランスの予測
 (6)有機カチオン
 (7)薬物間相互作用の解析
 (8)ヒト腎検体の腎スライスへの適用
4.2膜ベシクル
 (1)膜ベシクル調製法
  1)側底膜ベシクル(BLMV)調製法
  2)刷子縁膜ベシクル(BBMV)調製法
 (2)ベシクルを用いた輸送実験
 (3)二次性能動輸送
 (4)膜電位依存性輸送
5まとめ
第3項皮膚における薬物代謝と吸収性試験のための皮膚保存法(大野泰雄)
1
2皮膚の構造
3皮膚における薬物代謝
4薬物代謝酵素の局在
5皮膚薬物代謝の誘導
6ヒト皮膚におけるチトクロムP450
7皮膚保存法
7.1皮膚保存の代謝への影響
 (1)37℃での保存
 (2)4℃での保存
 (3)0℃以下での保存
 (4)凍結乾燥皮膚標本
7.2In vitro試験系での皮膚透過性に対する保存の影響
 (1)水透過性に及ぼす影響
 (2)薬物透過性に及ぼす影響
7.3酵素誘導皮膚の保存の影響
7.4皮膚のintegrityの測定
7.5まとめ
 
第5章 安全性研究への利用

第1節トキシコキネティクス
第1項Biphenyl(大野泰雄/紅林秀雄)
1
2代謝物の細胞毒性およびDNA傷害性
3ミクロソーム分画における代謝
4ヒトチトクロムP450発現系での代謝
5考察
第2項IBP(紅林秀雄)
1目的
2方法
3結果
3.1ヒト肝ミクロソームでの代謝
3.2ヒトCYP発現系ミクロソームでの代謝
3.3ヒト肝細胞での代謝
3.4ラット肝ミクロソームでの代謝
3.5ラット肝細胞での代謝
3.6ラット血中動態における相互作用の検討
4考察
5まとめ
 
第2節創薬初期の薬物安全性評価におけるヒト細胞・組織利用とトキシコゲノミクス・トキシコプロテオミクス(堀井郁夫/山田弘)
1創薬初期での安全性試験の位置付けとヒト細胞・組織の利用
1.1新薬開発過程における創薬時の安全性評価研究のパラダイムシフト
1.2In vitro試験系の有用性
1.3なぜ、ヒト細胞での安全性評価が求められるのか
1.4どの程度のヒト細胞利用による評価が可能であるのか
2ヒト細胞・組織利用と分子毒性学的アプローチ
2.1In vitro安全性評価系とトキシコパノミクス(―ゲノミクス、―プロテオミクス、メタボノミクス)
2.2トキシコパノミクス技術のin vitro安全性評価系への応用
 (1)評価系の選択と最適化
 (2)毒性メカニズム解明とスクリーニング系の開発
 (3)ブリッジングバイオマーカー開発による外挿性の向上
 (4)評価感度の向上
2.3マーカー遺伝子/タンパク質機能の実証
 (1)RNAiの利用
 (2)セルベースアッセイ技術の利用
 (3)セルトランスフェクションアレイ技術の利用
3今後の展望
 
第6章 ヒト組織代替法

第1節代謝酵素とトランスポーターの発現系
第1項代謝酵素の発現系(永田清/金恵枝/山添康)
1P450発現系について
2酵母を用いた発現系
3大腸菌を用いた発現系
4昆虫細胞を用いた発現系
5哺乳動物細胞を用いた発現系
5.1一時的な発現系
5.2恒常的な発現系
第2項トランスポーターの発現系(伊藤晃成)
1遺伝子単離
2発現系の選択
2.1一過性発現/安定発現
2.2プラスミドベクター/ウイルスベクター
2.3極性細胞/非極性細胞
2.4単発現系/共発現系
3輸送体発現系を用いた実験法
3.1遺伝子単発現細胞での取り込み輸送実験
3.2遺伝子単発現細胞での排泄輸送実験
3.3共発現系での経細胞輸送
3.4ベシクル実験(一次性能動輸送体)
4解析法、および寄与率の推定
4.1発現系からのin vivo輸送活性、寄与率の予測法
4.2P-糖タンパク質発現系の評価法
4.3共発現系を用いた経細胞輸送の評価法
第3項不死化細胞系(榎本康弘)
1概要
2Fa2N-4の形態および取扱い
3酵素誘導試験
3.1酵素活性測定によるFa2N-4の酵素誘導評価
3.2mRNA測定によるFa2N-4の酵素誘導評価
4細胞毒性試験
Fa2N-4を用いた細胞毒性評価
5総括
 
第2節個体レベルでのヒト化動物
第1項ヒト肝細胞を導入したスキッドマウス(立野知世/吉里勝利)
1はじめに
2キメラマウスを作製するための肝障害を持つ実験動物
3異種動物肝細胞を持つキメラマウスの作製
4ヒト肝細胞の分離
5高置換ヒト肝細胞を持つキメラマウスの作製
6ヒト肝細胞キメラマウスの性質
7今後の課題
第2項キメラ(長谷川和正/片岡之郎)
1はじめに
2ヒト病態モデルとしてのキメラ動物
2.1免疫不全マウスの発見
2.2ヒト腫瘍移植マウスモデル
2.3免疫不全マウスの改良
3抗体医薬品の非臨床研究
3.1抗体医薬と完全ヒト抗体
3.2抗体医薬品の非臨床研究における課題
4おわりに
 
第3節人工皮膚(森本雍憲/小林大介/上田秀雄)
1培養皮膚開発の現状と利用
1.1安全性試験への利用
 (1)皮膚腐食性試験への利用
 (2)皮膚刺激性試験への利用
 (3)3次元培養皮膚におけるサイトカイン類の産生と放出
 (4)In vivoおよびin vitro刺激性データの関係
1.2透過試験への利用
 (1)皮膚透過性試験への利用
 (2)皮膚透過した物質の代謝評価
2ヒト皮膚代替人工膜開発の現状と利用
2.1角質層のモデルと物質透過性
2.2水溶性ルートを有する膜の設計
2.3Carbosil膜
 
第7章 その他のヒト組織利用

カクテルプローブ基質を用いたCYP活性測定(マルゴカクテル試験)法(山田泰弘)
1要約
2はじめに
3カクテルプローブ基質
4測定試料の前処理
5測定装置
5.1全自動カラムスイッチング-LC/MS/MSのシステム
5.2全自動カラムスイッチング-LC/MS/MSの測定条件
 (1)HPLC条件
 (2)MS/MS条件
6分析方法
7MSチャート
8検量線の直線性、精度および正確度
9カクテルプローブ基質の妥当性評価
9.1ヒト肝ミクロソーム
9.2ヒト肝細胞
10まとめ
 
INDEX
 

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