自己組織化は非常に幅広い概念である。銀河形成のような宇宙的な規模から台風や竜巻、コップの中のお湯の対流、多様な雪の結晶形など身近な物理現象に至るまで、数え切れないほどの自然現象が自己組織化と結び付けられている。生命は自己組織化の塊である。細胞をはじめとする生体組織の構造だけでなく脳のニューロンネットワークなど、さまざまなレベルで自己組織化と見られる現象が見出されている。機械システムのネットワーク化、社会工学の分野でも自己組織化の概念は重要となっている。このように幅広い分野で活用されているだけに、「自己」をどう的確に定義するかは容易ではない。分野による考え方の相違もあれば、自己組織化なのか、組織化なのか、それとも単なる集合や連合であるか、さまざまなケースが含まれよう。編集委員会では、このような状況下では、厳密な定義による一元的なまとめは逆効果であると判断した。それよりも、自己組織化と「想定できる」現象を集め、それらの現象に内在する関係性を編集委員である山口智彦氏のガイド図に従い整理することにした。それが今後の「自己組織化」概念の展開にもっとも有効であると考えた。関係性の整理が抽象的にならざるを得ないが、そのことが逆に異分野、異技術にまたがる発展を作り出す可能性を生む。
何故、今あらたに、自己組織化が関心を呼ぶのか。われわれが置かれている時代背景に、その理由を求めることができよう。第一に、われわれの生態系や地球環境のような複雑なシステムでは、大局的にも局所的にも自己組織的な現象が存在し、その理解がなければ直面する環境エネルギーの課題にも正しい対応ができない、と見られている。第二に、情報技術の発展とそれに伴う社会や産業の構造変化が、われわれにフラットな世界での「つながり」をいっそう意識させることとなった。世界的な情報のネットワーク化により、一人ひとりが地球の隅々までとつながる。断片的な産業情報が集まってまったく新しい意味を生み出すのは自己組織化の象徴的な例である。第三は、物質材料分野におけるナノテクノロジーの展開である。ナノテクの進歩により、一個一個の原子や分子を観測し操ることが可能となった。これは基礎科学の大きな勝利であるが、それらの成果を活用して新しい産業を生み出すには、原子分子を組織化し現実のデバイスにくみ上げることが必要である。原子分子とマクロなデバイスとの間のサイズの違いはあまりにも大きいので、自己組織化の手法を使ってサイズギャップを埋めることの期待はきわめて大きい。 環境エネルギーの問題が科学技術の幅広い領域での主要な課題となりつつある。その中で自己組織化の概念が大きな役割を果たすと信じている。
編集委員の一人として、きわめて多数の著者のご協力を得られたことに心から感謝したい。また、編集にあたって大変な努力をしていただいた(株)エヌ・ティー・エスの皆さんにお礼を申し上げたい。本書がわが国における「自己組織化」の研究開発に貢献することを期待している。
「発刊のことば」より2009年9月24日 国武 豊喜
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蔵本由紀 | 京都大学数理解析研究所客員教授 |
甲斐昌一 | 九州大学大学院工学研究院教授 |
三村昌泰 | 明治大学理工学部数理科学研究所教授 |
吉川研一 | 京都大学大学院理学研究科教授 |
津田一郎 | 北海道大学電子科学研究所教授 |
石渡信一 | 早稲田大学理工学術院教授 |
国武豊喜 | 北九州産業学術推進機構理事長 |
合原一幸 | 東京大学生産技術研究所教授 |
下川英敏 | (独)科学技術振興機構 ERATO合原複雑数理モデルプロジェクト |
沢田康次 | 東北工業大学学長 |
居城邦治 | 北海道大学電子科学研究所附属ナノテクノロジー研究センター教授 |
山口由岐夫 | 東京大学大学院工学系研究科化学システム工学専攻教授 |
石橋晃 | 北海道大学電子科学研究所量子機能素子研究分野教授 |
内藤勝之 | (株)東芝研究開発センター技監 |
辻井薫 | 元 北海道大学電子科学研究所教授 |
都甲潔 | 九州大学大学院システム情報科学研究院主幹教授 |
上田完次 | (独)産業技術総合研究所理事、東京大学名誉教授 |
西野成昭 | 東京大学人工物工学研究センター助教 |
鈴木泰博 | 名古屋大学大学院情報科学研究科准教授 |
松野孝一郎 | 長岡技術科学大学名誉教授 |
山口智彦 | (独)産業技術総合研究所ナノテクノロジー研究部門主幹研究員 |
古賀精方 | Department of Chemistry,The University of British Columbia |
小山敏幸 | (独)物質・材料研究機構新構造材料センター主幹研究員 |
大島義文 | 東京工業大学大総合理工学研究科材料物理学専攻助教 |
高柳邦夫 | 東京工業大学大学院理工学研究科物性物理学専攻教授 |
三上益弘 | (独)産業技術総合研究所計算科学研究部門副部門長 |
太田明雄 | 金沢大学理工研究域物質化学系准教授 |
中嶋直敏 | 九州大学大学院工学研究院教授 |
松本睦良 | 東京理科大学基礎工学部材料工学科教授 |
菊池裕嗣 | 九州大学先導物質化学研究所教授 |
吉沢道人 | 東京大学大学院工学系研究科応用化学専攻教授 |
藤田誠 | 東京大学大学院工学系研究科応用化学専攻教授 |
奥山喜久夫 | 広島大学大学院工学研究科物質化学システム専攻教授 |
荻崇 | 広島大学大学院工学研究科物質化学系専攻助教 |
Ferry Iskandar | 広島大学大学院工学研究科物質化学システム専攻助教 |
松下祥子 | 日本大学文理学部准教授 |
杉山雄規 | 名古屋大学大学院情報科学研究科教授 |
石川正道 | 東京工業大学大学院総合理工研究科物質科学創造専攻教授 |
北野良太 | AGCテクノガラス(株) |
日比谷孟俊 | 慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科教授 |
松下裕秀 | 名古屋大学大学院工学研究科教授 |
野呂篤史 | 名古屋大学大学院工学研究科助教 |
田中文彦 | 京都大学大学院工学研究科教授 |
小宮山眞 | 東京大学大学院先端科学研究センター教授 |
池田宰 | 宇都宮大学大学院工学研究科物質環境化学専攻教授 |
太田隆夫 | 京都大学大学院理学研究科教授 |
栄伸一郎 | 九州大学大学院数理学研究院教授 |
中村勝弘 | ウズベク科学アカデミー熱物理学研究所教授 |
工藤和恵 | お茶の水女子大学お茶大アカデミック・プロダクション特任助教 |
小口信行 | ミラノ大学ビコッカ LNESS研究所プロジェクトダイレクター |
名和範人 | 大阪大学大学院基礎工学研究科教授 |
早崎芳夫 | 宇都宮大学オプティクス教育研究センター准教授 |
櫻井建成 | 千葉大学大学院理学研究科准教授 |
森義仁 | お茶の水女子大学理学部准教授 |
長峯祐子 | JST時空間秩序プロジェクト研究員(京都大学大学院理学研究科物理学第一教室) |
齋藤幸夫 | 慶應義塾大学理工学部物理学科教授 |
小林亮 | 広島大学大学院理学研究科数理分子生命理学専攻教授 |
古川義純 | 北海道大学低温科学研究所教授 |
松下貢 | 中央大学理工学部物理学科教授 |
大同ェ明 | 大阪府立大学大学院工学研究科数理工学分野教授 |
上田v亮 | 早稲田大学理工学術院客員研究員、京都大学名誉教授 |
西森拓 | 広島大学大学院理学研究科数理分子生命理学専攻教授 |
下村政嗣 | 東北大学原子分子材料科学高等研究機構多元物質科学研究所教授 |
田口善弘 | 中央大学物理学科教授 |
佐野雅己 | 東京大学大学院理学系研究科教授 |
坂上貴之 | 北海道大学大学院理学研究院教授 |
新野宏 | 東京大学海洋研究所教授 |
日高芳樹 | 九州大学大学院工学研究院助教 |
内田就也 | 東北大学大学院理学研究科助教 |
中田聡 | 広島大学大学院理学研究科教授 |
北畑裕之 | 千葉大学大学院理学研究科講師 |
戸田昭彦 | 広島大学大学院総合科学研究科教授 |
田口健 | 広島大学大学院総合科学研究科准教授 |
山崎義弘 | 早稲田大学理工学術院准教授 |
Qui Tran-Cong-Miyata | 京都工芸繊維大学大学院高分子機能工学部門教授 |
中西英行 | ノースウェスタン大学化学科博士研究員 |
大島泰郎 | 共和化工(株)環境微生物学研究所 |
藤木道也 | 奈良先端科学技術大学院大学物質創成科学研究科教授 |
小川知之 | 大阪大学大学院基礎工学研究科准教授 |
猪飼篤 | 東京工業大学イノベーション研究推進体特任教授 |
難波啓一 | 大阪大学大学院生命機能研究科教授 |
宝谷紘一 | 名古屋大学大学院理学研究科生命理学専攻名誉教授 |
大木和夫 | 東北大学大学院理学研究科物理学専攻教授 |
滝口金吾 | 名古屋大学理学研究科生命理学助教 |
野村典正 | 東京医科歯科大学生体材料工学研究所システム研究部門情報分野助教 |
武田修一 | 名古屋大学理学研究科附属構造生物学研究センター研究員 |
斉藤彰彦 | 中外製薬(株)製薬技術研究部研究員 |
有坂文雄 | 東京工業大学大学院生命理工学研究科生物プロセス専攻准教授 |
芝清隆 | (財)癌研究会癌研究所蛋白創製研究部部長 |
小林昇平 | (独)情報通信研究機構未来 ICT研究センター研究員 |
原口徳子 | (独)情報通信研究機構未来 ICT研究センター上席研究員 |
本多久夫 | 兵庫大学健康科学部教授 |
鈴木貴 | 大阪大学大学院基礎工学研究科教授 |
真原仁 | (独)産業技術総合研究所テクニカルスタッフ |
本川達雄 | 東京工業大学生命理工学研究科生体システム専攻教授 |
近藤滋 | 名古屋大学大学院理学研究科生命理学専攻教授 |
昌子浩登 | 京都府立医科大学大学院医学研究科生体情報分子科学助教 |
若野友一郎 | 明治大学先端数理科学インスティテュート特任准教授 |
和田浩爾 | 三重大学名誉教授 |
新井由之 | 大阪大学大学院生命機能研究科特任助教 |
松岡里実 | 大阪大学大学院生命機能研究科特任研究員、(独)科学技術振興機構 CREST研究員 |
上田昌宏 | 大阪大学大学院生命機能研究科特任教授、(独)科学技術振興機構 CREST研究員 |
上田哲男 | 北海道大学電子科学研究所教授 |
高木清二 | 北海道大学電子科学研究所助教 |
入枝泰樹 | 名古屋大学大学院理学研究科COE研究員 |
太田徳子 | 名古屋大学大学院理学研究科博士後期課程 |
川岸郁朗 | 法政大学生命科学部教授 |
尾張部克志 | 名古屋大学大学院理学研究科教授 |
平子善章 | 名古屋大学大学院理学研究科講師 |
塚田稔 | 玉川大学脳科学研究所副所長・教授 |
大藪又茂 | 金沢工業大学応用化学科教授 |
徳高平蔵 | (有)SOMジャパン代表取締役 |
岡本剛 | 九州大学デジタルメディシン・イニシアティブ准教授 |
久恒辰博 | 東京大学大学院新領域創成科学研究科先端生命科学専攻准教授 |
安達雅春 | 東京電機大学工学部電気電子工学科教授 |
北原和夫 | 国際基督教大学教養学部理学科教授 |
萩谷昌巳 | 東京大学大学院情報理工学系研究科コンピュータ科学専攻教授 |
須田達也 | The Donald Bren School of Information and Computer Science, University of California,Irvine.Professor |
渡邊俊 | The Donald Bren School of Information and Computer Science, University of California, Irvine. |
中野賢 | The Donald Bren Schoolof Information and Computer Science, University of California, Irvine. |
榎本章宏 | The DonaldBren School of Information and Computer Science, University of California, Irvine. |
Michael J. Moore | The Donald Bren School of Information and Computer Science, University of California,Irvine. |
玉置久 | 神戸大学大学院工学研究科情報知能学専攻教授 |
榊原一紀 | 立命館大学総合理工学院情報理工学部講師 |
森田憲一 | 広島大学大学院工学研究科教授 |
今井克暢 | 広島大学大学院工学研究科助教 |
青野真士 | (独)理化学研究所基幹研究所揺律機能研究チーム研究員 |
原正彦 | (独)理化学研究所基幹研究所揺律機能研究チームチームリーダー |
中垣俊之 | 北海道大学電子科学研究所准教授 |
三枝徹 | 九州大学医学部臨床検査部博士研究員 |
手老篤史 | (独)科学技術振興機構さきがけ専任研究員 |
小林亮 | 広島大学大学院理学研究科教授 |
牧野貴樹 | 東京大学総括プロジェクト機構特任助教 |
中野馨元 | 東京大学大学院工学系研究科計数工学専攻教授 |
武井次郎 | (株)スリー・ディー・マトリックス執行役員 |
朝山和喜子 | 東京医科歯科大学生体材料工学研究所 |
秋吉一成 | 東京医科歯科大学生体材料工学研究所教授 |
清水敏美 | (独)産業技術総合研究所ナノチューブ応用研究センター副センター長 |
堀井文敬 | 福井大学遠赤外領域開発研究センター客員教授 |
村田智 | 東京工業大学大学院総合理工学研究科准教授 |
青山秀明 | 京都大学大学院理学研究科物理学宇宙物理学専攻教授 |
鈴木敏幸 | エスエス製薬(株)取締役 |
菊池寛 | エーザイ(株)製剤研究部 DDS研究室室長 |
野々村美宗 | 山形大学大学院理工学研究科准教授 |
筧三郎 | 立教大学理学部准教授 |
中山喜萬 | 大阪大学大学院工学研究科教授 |
英謙二 | 信州大学大学院総合工学系研究科教授 |
伊藤耕三 | 東京大学大学院新領域創成科学研究科教授 |
三好孝則 | 帝人(株)先端技術研究所主任研究員 |
村瀬浩貴 | 東洋紡績(株)総合研究所コーポレート研究所高分子加工グループ部長 |
橋本竹治 | 京都大学名誉教授 |
金谷利治 | 京都大学化学研究所教授 |
渡邉香織 | JSTイノベーションプラザ広島博士研究員 |
小林和彦 | 東レ(株)化成品研究所所長 |
桑原厚司 | 東レ(株)テキスタイル開発センター所長 |
Hanneke Boerstoel | Teijin Aramid B.V. |
神山三枝 | 帝人ファイバー(株)新規事業推進プロジェクトナノファイバー推進チーム |
魚津吉弘 | 三菱レイヨン(株)横浜先端技術研究所 |
浦上忠 | 関西大学大学院理工学研究科ライフ・マテリアルデザイン専攻 |
今野幹男 | 東北大学大学院工学研究科教授 |
藪浩 | 東北大学多元物質科学研究所助教、(独)科学技術振興機構さきがけ研究員 |
多辺由佳 | 早稲田大学理工学部応用物理学科教授 |
渡辺順次 | 東京工業大学有機・高分子物質専攻教授 |
山口大輔 | (独)日本原子力研究開発機構研究副主幹 |
小泉智 | (独)日本原子力研究開発機構研究主幹・グループリーダー |
橋本竹治 | 京都大学名誉教授、(独)日本原子力研究開発機構客員研究員 |
中西周次 | 東京大学先端科学技術センター特任准教授 |
中戸義禮 | 大阪学院大学名誉教授 |
村田朋美 | (独)科学技術振興機構イノベーション推進本部 |
益田秀樹 | 首都大学東京都市環境科学研究科教授 |
高橋研 | 東北大学未来科学技術共同研究センター未来情報基盤創製教授 |
小川智之 | 東北大学特定領域研究推進支援センター助教 |
佐藤保信 | マグナビート(株)研究員 |
大西徳幸 | マグナビート(株)代表取締役社長 |
近藤昭彦 | 神戸大学工学部応用化学科教授 |
安藤昌儀 | (独)産業技術総合研究所関西センター光技術研究部門主任研究員 |
村瀬至生 | (独)産業技術総合研究所関西センター光技術研究部門主任研究員 |
山田健一 | (株)カネボウ化粧品スキンケア研究所スキンケア製剤開発グループ |
石井宏明 | (株)カネボウ化粧品メイクアップ研究所メイク素材製剤開発グループ |
小川宏 | 東ソー(株)南陽研究所ゼオライトグループグループリーダー |
眞山博幸 | 北海道大学電子科学研究所附属ナノテクノロジー研究センター助教 |
喜多隆 | 神戸大学大学院工学研究科教授 |
陳秀琴 | 東京理科大学理工学部ポスドク |
元島栖二 | (財)豊田理化学研究所フェロー |
一色信之 | 花王(株)素材開発研究所プロジェクトリーダー |
衣田幸司 | 花王(株)素材開発研究所主任研究員 |
松永是 | 東京農工大学理事・副学長・教授 |
新垣篤史 | 東京農工大学大学院共生科学技術研究院生命機能科学部門助教 |
黄建国 | (独)理化学研究所フロンティア研究システム研究員 |
鷲巣信太郎 | 富士フイルム(株) R &D統括本部有機合成化学研究所研究担当部長 |
原口和敏 | (財)川村理化学研究所所長 |
大園拓哉 | (独)産業技術総合研究所関西センターナノテクノロジー部門研究員 |
藤田昌大 | 東京大学大学院工学系研究科特任准教授 |
大久保恒夫 | コロイド組織化研究所所長 |
不動寺浩 | (独)物質・材料研究機構主幹研究員 |
寺西利治 | 筑波大学大学院数理物質科学研究科化学専攻教授 |
樫本明生 | 花王(株)ビューティケア研究所センター総合美容技術研究所 |
竹中憲彦 | BASFジャパン(株)研究開発室マネージャー |
水上雅史 | 東北大学多元物質科学研究所助教 |
栗原和枝 | 東北大学多元物質科学研究所教授 |
黒川孝幸 | 北海道大学創成研究機構特任助教 |
貝沼亮介 | 東北大学多元物質科学研究所教授 |
藤田静雄 | 京都大学大学院工学研究科教授 |
末宗幾夫 | 北海道大学電子科学研究所教授 |
比留間健之 | 北海道大学大学院情報科学研究科特任教授 |
高橋庸夫 | 北海道大学大学院情報科学研究科教授 |
鎌田俊英 | (独)産業技術総合研究所光技術研究部門有機半導体デバイス研究グループ長 |
山田聖人 | パナソニック(株)先端技術研究所研究員 |
山下一郎 | パナソニック(株)先端技術研究所チームリーダー、奈良先端科学技術大学院 大学物質創成科学研究科客員教授、(独)科学技術振興機構 CREST研究員 |
浅川鋼児 | (株)東芝研究開発センター研究主幹 |
半那純一 | 東京工業大学大学院理工学研究科教授 |
早瀬修二 | 九州工業大学大学院生命体工学研究科教授 |
荒川裕則 | 東京理科大学工学部化学科教授 |
堀田収 | 京都工芸繊維大学大学院工芸科学研究科教授 |
戸嶋直樹 | 山口東京理科大学工学部教授 |
柳裕之 | (株)トクヤマ開発センター主幹 |
林健司 | 九州大学大学院システム情報科学研究院准教授 |
羽原正秋 | 九州大学大学院システム情報科学研究院客員准教授 |
清水康博 | 長崎大学工学部教授 |
川口俊一 | 九州大学産学連携センター特任教授 |
三浦則雄 | 九州大学産学連携センター教授 |
南戸秀仁 | 金沢工業大学高度材料科学研究開発センタ教授・所長 |
李丞祐 | 北九州市立大学国際環境工学部准教授 |
西澤松彦 | 東北大学大学院工学研究科教授 |
浅井哲也 | 北海道大学大学院情報科学研究科准教授 |
中本高道 | 東京工業大学大学院理工学研究科准教授 |
佐々木健夫 | 東京理科大学理学部第二部化学科准教授 |
堀田吉彦 | (株)リコーサーマルメディアカンパニーリライタブル開発センターグループリーダー |
稗田泰之 | (株)東芝研究開発センター主任研究員 |
田透 | キヤノン(株)先端技術本部先端融合研究所電子材料研究部部長 |
西成活裕 | 東京大学先端科学技術研究センター教授 |
藤原義久 | 国際電気通信基礎技術研究所(ATR)研究員、京都大学非常勤講師 |
森田裕史 | (独)産業技術総合研究所ナノテクノロジー研究部門主任研究員 |
土井正男 | 東京大学大学院工学系研究科物理工学専攻教授 |
伏見譲 | 埼玉大学総合研究機構特任教授 |
相田拓洋 | 埼玉大学・埼玉バイオ研究員 |
三池秀敏 | 山口大学大学院理工学研究科感性デザイン工学科教授 |
田中靖人 | (株)三城光学研究所上席研究員、金沢工業大学人間情報システム研究所研究員、NPO法人ニューロクリアティブ研究会主任研究員 |
村田勉 | (独)情報通信研究機構バイオ ICTグループグループサブリーダー |
玉圭樹 | 電気通信大学電気通信学部人間コミュニケーション学科准教授 |
大倉和博 | 広島大学大学院工学研究科教授 |
村山伸樹 | 熊本大学大学院自然科学研究科教授 |
生天目章 | 防衛大学校情報工学科教授 |
三宅美博 | 東京工業大学大学院総合理工学研究科准教授 |
野村 M. 慎一郎 | 京都大学物質-細胞統合システム拠点(iCeMS)特定研究員 |
河野崇 | 東京大学生産技術研究所准教授 |
秀島武敏 | 桜美林大学リベラルアーツ学群教授 |
吉田亮 | 東京大学大学院工学系研究科准教授 |
中林誠一郎 | 埼玉大学理学部教授 |
藤井信忠 | 神戸大学大学院工学研究科情報知能学専攻准教授 |
郡宏 | お茶の水女子大学お茶大アカデミック・プロダクション特任教授 |
和泉潔 | (独)産業技術総合研究所デジタルヒューマン研究センター主任研究員 |
後安美紀 | 元(独)科学技術振興機構さきがけ個人研究者 |
辻田勝吉 | 大阪工業大学大学院工学研究科生体医工学専攻准教授 |
寺ア信 | 佐賀県窯業技術センター陶磁器部長 |
蒲地伸明 | 佐賀県窯業技術センター特別研究員 |
藤靖之 | 有田窯業大学校教務部長 |
鈴田由紀夫 | 佐賀県立九州陶磁文化館副館長 |
新井淳一 | テキスタイルデザイナー、多摩美術大学客員教授 |
石井克明 | 群馬県繊維工業試験場主幹 |
| |
序編 |
|
第1章 | 自己組織化とは? |
第1節 | 総説 自己組織化の科学に向けて |
第2節 | 自己組織化と階層の物理 |
第3節 | 自己組織化とは──数学 |
第4節 | 自己組織化とは──化学 |
第5節 | 自己組織化とは──生物 |
第6節 | 自己組織化とは──材料と分子情報 |
第7節 | 自己組織化とは──システムと情報 |
第8節 | 自己組織化とは──基礎物理学 |
第9節 | 自己組織化とは──バイオマテリアル |
第10節 | プロセスにおける自己組織化 |
第11節 | 自己組織化とは──デバイス(ハード) |
第12節 | 自己組織化とは──デバイス(ソフト) |
第13節 | 自己組織化とは──ソフトマテリアル |
第14節 | 自己組織化とは──センサー |
第15節 | 自己組織化とは──人工システム |
第16節 | 自己組織化とは──計算 |
|
第2章 | 問題提起 |
| 総括自己組織化の暗黙知 |
|
第1編 基礎編 |
|
第1章 | パターン形成 |
第1節 | 自己集合 |
1 | 金属 |
1.1 | 金属内部組織 |
1.2 | 金属ナノ粒子、ナノワイヤ |
2 | 分子集合体系 |
2.1 | 分子集合の基礎─分子間相互作用と分子シミュレーション |
2.2 | 界面活性剤ミセルなど水溶液系 |
2.3 | 二分子膜、ナノ組織膜 |
2.4 | 単分子膜、LB膜 |
2.5 | 液晶 |
2.6 | 配位結合を利用した分子集合体 |
2.7 | 金属微粒子の合成と自己組織化 |
2.8 | 移流集積による粒子集合 |
3 | 高分子コロイド系 |
3.1 | コロイド結晶の秩序化メカニズムと欠陥形成 |
3.2 | ブロックポリマー系 |
4 | ゲル系(生成と転移) |
5 | 分子認識系(非生体系ホスト・ゲスト化学) |
第2節 | 反応パターンと界面ダイナミクス |
1 | 界面ダイナミクスの数理 |
1.1 | 界面ダイナミクス─物理学的アプローチ |
1.2 | 反応拡散系の数理 |
2 | 量子系 |
2.1 | 量子カオス |
2.2 | 量子ドット |
3 | 光学的パターン形成 |
3.1 | レーザービームの自己集束の数理 |
3.2 | 非線形光フィールドバックシステム |
4 | Belousov-Zhabotinsky(BZ)反応 |
5 | pH振動とpH波動 |
6 | 金属表面に形成される時空間パターン |
7 | 結晶成長 |
7.1 | 結晶成長の物理 |
7.2 | 結晶成長の数理 |
第3節 | カオスとフラクタル |
1 | フラクタルと自己組織化 |
2 | カオスと自己組織化 |
第4節 | 粉体 |
1 | 自己組織化と複雑系(砂のパターン形成) |
2 | 高密度粉粒体の動的パターン形成 |
第5節 | 流体 |
1 | 流体系における自己組織化 |
2 | 流体系のパターン形成─数理 |
3 | 液晶流体系における自己組織化 |
4 | レオロジーとパターン形成 |
5 | 反応─拡散─対流の結合による自律系のスイッチング |
第6節 | 高分子 |
1 | 高分子における時空パターン形成の物理 |
2 | 高分子系における自己組織化 |
第7節 | 生命起原論 |
1 | 生命の起原と自己組織化 |
2 | 左右非対称なキラリティ階層構造 |
第8節 | 生命系 |
1 | 生命における自己組織化 |
1.1 | 生命系における自己組織化─数理の見方 |
1.2 | タンパク質の自己組織化 |
1.3 | 細菌べん毛の自己構築とその制御機構 |
1.4 | リサイクルする自己組織体 |
1.5 | 生体膜の機能性自己組織化とその制御 |
1.6 | さまざまな因子の存在下で多形変換する自己組織膜小胞 |
1.7 | 人工遺伝子進化系と自己組織化 |
1.8 | 自己組織体としての細胞核 |
1.9 | 形態形成─細胞が行う自己組織化 |
1.10 | 血管新生(数理の立場から) |
1.11 | 血管新生(医学、実験の立場から) |
2 | Turing構造 |
2.1 | 動物の皮膚でおきるTuringPattern |
2.2 | 三次元チューリングパターン |
2.3 | バクテリアの自己組織化 |
3 | 生命系の数理 |
3.1 | 走化性情報伝達反応の細胞内自己組織化とゆらぎ |
3.2 | 真正粘菌の自己組織化 |
|
第2章 | システムと情報 |
第1節 | システムバイオロジー |
1 | 細胞内シグナル伝達における自己組織化 |
2 | 細胞間の自己組織化─組織の構築 |
第2節 | 脳における自己組織化 |
1 | 脳の可塑性 |
2 | 脳における自己組織化 |
3 | 視覚野の自己組織化 |
4 | アダルトニューロジェネシス |
第3節 | 脳のネットワークダイナミクス |
| カオスと連想記憶 |
第4節 | 自己組織化分子計算 |
1 | 分子機械を用いた計算 |
2 | 分子通信における自己組織化 |
3 | 進化型計算論 |
第5節 | 計算における自己組織化 |
1 | セルラーオートマトン |
2 | 人工生命 |
第6節 | Bio-inspired計算モデル・デバイス |
1 | 真正粘菌ニューロコンピュータ |
2 | 真正粘菌型アルゴリズム |
第7節 | コミュニケーション・高次認知 |
| コミュニケーションの自己組織化─相互のモデル推定が作り出す入れ子構造 |
第8節 | 人工システム |
1 | 創発的シンセシス |
2 | 人工物における自己組織化 |
|
第2編 材料編 |
|
第1章 | ソフトマテリアル |
第1節 | バイオ |
1 | 自己組織化ペプチドハイドロゲルによる再生医療、細胞治療、止血 |
2 | 会合性高分子の自己組織化ナノゲルとバイオ応用 |
3 | 有機ナノチューブのナノバイオ応用 |
4 | セルロース生合成過程における自己組織化 |
5 | DNAタイル・DNAオリガミ |
第2節 | 有機 |
1 | 界面活性剤のミセル形成とその応用 |
2 | リオトロピック液晶を利用した皮膚洗浄剤 |
3 | マヨネーズにおける自己組織化 |
4 | 自己組織化フラクタル構造形成と超撥水表面 |
5 | 脂質閉鎖小胞、リポソームの形成と医薬品への応用 |
6 | 界面活性粒子による自己組織化構造 |
7 | 金平糖の形態形成過程 |
8 | カーボンナノチューブの化学気相合成 |
第3節 | 高分子 |
1 | ゲル化剤に見る自己組織化現象 |
2 | 自己組織化高分子ゲルフィルム |
3 | エレクトロスピニング法 |
4 | 結晶性高分子準希薄溶液の流動場における自己組織化現象 |
5 | 高分子の結晶化素過程と自己組織化 |
6 | 高分子の流動場結晶化の直接観察で見る自己組織化現象 |
7 | ナノアロイ樹脂 |
8 | 自己組織化現象を利用した繊維加工技術 |
9 | 分子の自己集合による有機ナノチューブ材料 |
10 | 液晶紡糸における自己組織化現象 |
11 | 構造発色繊維 |
12 | 自己組織化によるモスアイ構造フィルムの作製 |
13 | 逆浸透膜成膜工程における自己組織的高次構造形成 |
14 | 自己組織化ハニカム状多孔質ポリマーフィルム |
15 | 乳化重合・シード重合による微粒子作製 |
16 | 高分子微粒子の自己組織化による作製と内部ナノ構造の制御 |
17 | 液晶単分子膜における自己組織化構造 |
18 | 液晶を用いた構造色フィルム |
19 | ブロック共重合体の自己組織化─共界面活性効果の応用 |
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第2章 | ハードマテリアル |
第1節 | 金属 |
1 | 電析振動反応による微細秩序構造形成 |
2 | 陽極酸化ポーラスアルミナ(アルミサッシ) |
3 | テラビット対応自己組織化ナノ粒子配列型磁気記録媒体 |
4 | 磁性ナノ粒子・高分子複合体 |
第2節 | セラミックス |
1 | ゾル-ゲル法、自己組織化を用いた半導体ナノ粒子蛍光体の作製 |
2 | 微細凹凸形成型サンスクリーン剤の開発 |
3 | 結晶性無機多孔体の製造 |
4 | メンガースポンジ |
第3節 | 半導体 |
| AlGaInP系半導体の自己組織化 |
第4節 | 無機 |
1 | カーボンマイクロコイル(CMC)にみる自己組織化 |
2 | 溶液から成長した硫酸バリウム結晶の結晶の形状 |
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第3章 | 複合材料 |
第1節 | バイオミネラリゼーション |
1 | バイオミネラリゼーションの分子機構 |
2 | バイオミネラリゼーション(人工化石) |
第2節 | 塗布・フィルム |
1 | 塗工プロセスのダイナミクス |
2 | 塗料技術─塗膜表面と散逸構造 |
3 | 自発形成した微小皺構造“マイクロリンクル”と非線形応答 |
第3節 | 微粒子・コロイド |
1 | コロイドナノ粒子系の乾燥過程における自己組織化 |
2 | 単純せん断場における高濃度コロイドナノ粒子系の自己組織化 |
3 | 有機・無機コロイド分散液における自己組織化 |
4 | コロイド結晶を応用したチューナブル構造色材料 |
5 | 金属ナノ粒子の自己組織化による超格子創成 |
6 | 塗布による粉体の配列構造を利用した反射防止技術と応用 |
第4節 | 表面修飾 |
1 | 自然の模倣─セルフクリーニング効果を付与した繊維 |
2 | 固体表面の液体分子の自己組織化 |
第5節 | 形状記憶 |
1 | 形状記憶高分子ゲル |
2 | 形状記憶合金における自己組織化 |
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第3編 システム・デバイス編 |
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第1章 | 電子デバイス |
第1節 | ドライ薄膜形成 |
1 | MOCVD |
1.1 | 青色半導体発光層における自己組織化 |
1.2 | 量子ドットレーザー |
1.3 | ウィスカーの自動成長 |
1.4 | 自己組織化の応用可能性─MBE成長II-VI族半導体レーザーの“劣化”に学ぶ |
2 | MBE成長ZnCdOの自己組織化 |
3 | 単電子デバイス |
第2節 | ウエット製膜 |
1 | 印刷─プリンタブル有機エレクトロニクス |
2 | バイオ分子によるナノドット二次元単層膜形成と電子デバイス応用 |
3 | ブロックコポリマーの自己組織化現象を用いて形成したナノ凹凸構造によるLEDの取り出し効率向上 |
第3節 | 分子機能材料 |
1 | 液晶性有機半導体 |
2 | 色素増感太陽電池 |
2.1 | 色素増感太陽電池と自己組織化 |
2.2 | 色素増感太陽電池の表面設計 |
3 | 分子設計─有機トランジスタ |
4 | ナノ粒子添加液晶 |
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第2章 | センサー・センサーシステム |
第1節 | 自己組織化 |
1 | イオン認識場の形成とセンサーへの応用 |
2 | 自己組織化を用いた匂いのセンシング |
3 | 味識別─自己組織化機能性膜を用いた味覚センサー |
4 | 抵抗材料─界面活性剤鋳型を利用した半導体型ガスセンサー |
第2節 | 受容膜形成 |
1 | 爆発物の超高感度検出用SPR免疫センサーへの応用 |
2 | 匂い識別─高分子材料を利用したい匂いセンサー |
3 | 分子鋳型法を利用した高感度金属イオンセンサー |
第3節 | バイオエレクトロニクス |
| 細胞接着の制御技術 |
第4節 | 電子回路 |
1 | 反応拡散チップ |
2 | ニューラルネットワークを用いた匂い認識チップ |
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第3章 | 記録メディア |
第1節 | 有機強誘電体 |
| 複合材料─フォトリフラクティブマテリアル |
第2節 | ウエット製膜 |
1 | 熱による分子間相互作用制御─リライタブル記録材料 |
2 | ブロックポリマーを利用したナノパターンドメディア作製 |
第3節 | 電子化学法 |
| パターン媒体 |
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第4章 | 基盤 |
第1節 | 計算科学 |
1 | 生体高分子における渋滞 |
2 | 漢字のネットワーク |
3 | 高分子薄膜の引きはがしにおける構造形成 |
4 | 進化分子工学 |
第2節 | 情報 |
1 | 自己組織化モデルと視覚情報処理システム |
2 | BZ反応と確率共鳴を用いた情報処理 |
3 | 脳における自己組織化と知覚認識過程 |
4 | 組織学習 |
5 | 機械学習 |
6 | 球面自己組織化マップ(球面SOM)による可視化 |
7 | 特徴抽出─自己組織化ニューラルネットワークを利用した医療診断支援システム |
8 | 進化型計算によるスケジューリング |
9 | エージェント社会における自己組織化 |
第3節 | 機械 |
1 | マルチロボットの自己組織化 |
2 | モジュール型ロボットの自己組織化 |
3 | 共創型歩行介助ロボット |
第4節 | システム |
1 | 細胞計算によるDrugDeliverySystem |
2 | シリコンシナプス |
第5節 | 数理 |
| 膜系の振動 |
第6節 | 化学 |
| ゲル・高分子系におけるBZ反応 |
第7節 | 電気化学 |
| 電気化学振動子の神経ネットワークへの応用 |
第8節 | 社会科学 |
1 | 生産システムの自己組織的構成法 |
2 | 人工社会・人工経済 |
第9節 | 伝統技術 |
1 | 日本刀の美─抑制された自己組織化 |
2 | 現代演劇の序破急について |
3 | 陶磁器の加飾技術 |
4 | 羊毛と交織布の加工における自己組織的な模様の発生 |
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◎コラム |
保存系・散逸系 |
牧島象二のパターンダイナミックス──そのユニークなアプローチ |
交通流・自己駆動粒子系の数理 |
無重力下での自己組織化──マランゴニ対流を例として |
雪の結晶 |
カオス |
自然界のパターン──なぜ感動するのか |
台風と竜巻 |
安定性と分岐 |
バクテリオファージの自己集合 |
ホヤ──群体形成と自己組織化 |
真珠袋上皮の構築から見る真珠のバイオミネラリゼーション |
生命の起源と膜進化説 |
プリゴジンと散逸構造 |
英文構造の言語物理学 |
バイオミメティクスと自己組織化ナノマテリアル |
「見える」階層、「見えざる」階層 |
自己組織化とノーベル賞 |
ギネスビールの泡は、やっぱり沈んでいく |
It's small world |
株価ゆらぎの自己相似性と大偏差統計 |
演劇の秩序形成 |
素材を生かす陶磁器の美 |
タンブラー・一分勝負 |
哲学の小窓@系と相 |
哲学の小窓A秩序とエントロピー |
哲学の小窓Bゆらぎ・ノイズ |
哲学の小窓C位相と位相ダイナミクス |
哲学の小窓D確率共鳴 |
哲学の小窓Eコヒーレンス |
哲学の小窓F相転移 |
哲学の小窓G相分離 |