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【PIC/S GMP 査察 完全対応】
リスクマネジメント・CAPA(是正措置・予防措置)導入手引書
〜CAPA運用ツールで今すぐ実践!〜

[コードNo.13STP077]

■体裁/ B5判並製本 99ページ
■発行/ 2013年2月27日 サイエンス&テクノロジー(株)
■定価/ 33,000円(税込価格)
■ISBNコード/ 978-4-86428-066-2

ICH Q9・Q10、実践手法を詳細に解説!
リスクマネジメントとCAPA・PQSの運用方法を余すところなく執筆
査察準備から指摘事項とその対応事例まで、PIC/S GMP査察対策を完全網羅!
現行のGMPをPIC/S要求水準にするためには何が足りないのか…何から取り組めばいいのかが一目瞭然!
QRM管理表、CAPA運用ツール、、、実際に現場で利用されているフォーマットで解説!!

実践的に運用管理するためのツールと事例満載なので、すぐに業務への落し込みが可能です。

著者

大手国内製薬企業 実務担当者

書籍趣旨

※本編記載内容ならびにその文面は著者個人の見識であり、所属企業、部門の見解を代表するものでは
  ありません。


<本文抜粋>

PIC/Sについての基本的事項とPIC/S GMPに対応させる品質システムの構築、すなわちICH Q10対応のPQS(医薬品品質システム)構築に関わる留意事項について詳細に解説します。(第1章抜粋)

ここでは、CAPAの基本的なポイントならびにシステム導入の実践事例、またSOPでの規定構成などについて解説します。 PQSを成す品質マネジメントシステムとしての最重要項目であるCAPAについて、システム導入の基礎からその日常的対処事例について解説します。(第2章抜粋)

ここでは、PIC/S加盟国行政当局の査察官の視点から、実際の査察でのプラント・ツアー(倉庫、製造現場、QC Lab等)での査察ポイント、ドキュメント・チェックでの監査ポイント、事前準備事項、査察後の対応事項などの詳細について解説します。(第4章抜粋)

目次

第1章PIC/S GMP対応のためのICH Q10(PQS)導入の実際
はじめに
1 品質システムのギャップ分析(Gap Analysis)〜PIC/S GMP査察対応のためのグローバル品質システムの構築と改善に向けて〜
1.1イントロダクション
1.2現在の品質システムの実効性をグローバル基準・要求事項と比較検証する
1.3医薬品品質システム(PQS)管理基準の導入
1.4是正措置・予防措置(CAPA)管理の導入(総論)〜逸脱の根本原因(Root Cause)究明と論理的な究明アプローチ〜
1.5品質システムへのICH Q9(QRM)の導入(総論)
2 PQS/QMS構築におけるPIC/S GMP対応での留意点
2.1PIC/S覚書「原薬の査察」の要点
2.2「PIC/S サイトマスターファイルの作成についての医薬品製造業者向け説明覚書(1 January 2011)」の要点からPQS/QMS構築へ反映させる留意点について
第2章CAPA システム導入/その運用課題解決策の実践事例
はじめに
1 CAPA(Corrective Actions and Preventive Actions)System の導入
1.1CAPA導入の必要性について
1.2優れた製造の実践(GMP)及び優れた事業の実践
1.3関連するガイドライン、薬事規制
1.4CAPAの定義(第1章「総論」参照)
2 CAPA Managementについて
2.1逸脱と逸脱未満の事象管理(Drift Control)
2.2CAPA実績の評価とフィードバック
2.3CAPAに於けるContextual Risk-Management(Risk Analysis)
3 CAPAを実践的に運用管理するためのツールと実践事例〜CAPA Meetingでの議論を活発化するために〜
3.1Root Cause Analysis(根本原因の究明)
3.2Logic Tree(Strategic-Framework Thinking)
3.3Fail Safe/Fool Proof
3.4具体的なCAPA(是正措置/再発防止策)適応事例
第3章ICH Q9 品質リスクマネジメントの取り組み方と導入事例〜工場でのContextual Risk Managementに基づく実践例〜
はじめに
1 ICH Q9(品質リスクマネジメント:QRM)とは
1.1 全体的取り組みの手法とトピック的取り組みの事例
1.1.1Q9の背景
1.1.2Q9の目的
1.1.3Q9の適用範囲
1.1.4リスクマネジメントとリスクマネジメントプロセス(一般的概念)
1.1.5リスクマネジメントの手法
1.1.6リスクアセスメント
1.1.7製造業者としての取り組みを始める(QRMの定着化)
1.1.8リスク分析/評価/コントロールの標準化
2 ICH Q9導入の実際の取り組みについて
2.1 製造業者事業所に於ける取り組み事例
2.1.1QRM Task Team、Kick off MTG
2.1.2Brain Storming
2.1.3Risk Assessment/Risk Analysis/ QRM管理表
2.1.4QRMリスク評価結果/Risk Review
2.1.5Logical Thinking Skill Training/Action Learning〜Logical Thinking/Logical Communication Skill TrainingをGMP教育訓練に取り込む〜
3 Contextual Risk Managementの観点からRisk Structureを解析する
3.1 QRMから工場経営マネジメント・QMSへの展開
3.1.1Enterprise Risk Management(Total Risk Management)/Contextual Risk Management(コンテキスト思考に基づくリスクマネジメント) の基礎
3.1.2設備機器のリスク算定
3.1.3Probable Maximum Loss(最大予想損害額)、損失期待値の低減、Business Continuity Plan/Management(BCP/BCM)への挿入
第4章PIC/S 加盟国行政当局の査察対応準備と査察官の着眼ポイントから考える査察対策
はじめに
1 PIC/S医薬品GMPガイド/EU-GMPに於ける査察での留意(事前準備)事項
1.1PIC/S加盟当局の査察と対応の進め方について
1.2PIC/S GMPガイドラインとの照合と事前準備
1.3PIC/S加盟国別のGMPの特徴とグローバル品質システムの構築について
2 査察事例編(PIC/S加盟当局査察の特徴と指摘事項及びその対応について)
2.1元査察官によるMock Inspectionでの視点
2.2PIC/S査察でのプラントツアー、ドキュメントチェックの視点(対象ポイント、Qualified Person(s)/Authorized Person(s)の適格性に関する査察でのチェックポイントなど)
2.3PIC/S加盟当局査察での指摘事項とその対応事例



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