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マイクロガスタービンの開発動向と将来展望

[コードNo.20010182]

■体裁/ B5版全段組み 上製函入 208頁
■発行/ 2001年 1月31日
(株)エヌ・ティー・エス
■定価/ 46,200円(税込価格)


※本書は、(株)技術情報センター主催による『マイクロガスタービンの開発動向』セミナー(開催日:1999年11月26日)および
(株)エヌ・ティー・エス主催による『マイクロガスタービンの最新動向と将来展望』セミナー(開催日:2000年3月23,24日)を
講演録として編集したものです。


構成と内容

第1講 マイクロガスタービンの開発現状と今後の展望

     伊藤 高根 東海大学 工学部 副工学部長 生産機械工学科 主任教授

 1.はじめに
 2.マイクロガスタービン出現の背景
 3.技術的開発経緯
  3.1 ガスタービンエンジンの開発小史
  3.2 開発経緯
  3.3 小型ガスタービンの開発経緯
   3.3.1 自動車用ガスタービンの開発経緯
   3.3.2 セラミックガスタービンエンジンの開発経緯
   3.3.3 マイクロガスタービンの開発経緯
   3.3.4 ハイブリッド化
 4.マイクロガスタービンの特徴
  4.1 マイクロガスタービンの構造上の特徴
  4.2 マイクロガスタービンの特徴のまとめ
 5.開発の現状
 6.各社における開発事例
  6.1 Honeywell Power systems社
  6.2 Capston Turbine社
  6.3 Ingersoll-Rand's NREC社
  6.4 日産自動車(株)
 7.今後の課題と展望
  7.1 マイクロガスタービンの用途
   7.1.1 分散型電源
   7.1.2 予備電源、可搬電源
   7.1.3 電力網未開地における電源
   7.1.4 コージェネレーション
  7.2 マイクロガスタービンテクノロジーサミット
  7.3 マイクロガスタービンの技術的課題
   7.3.1 マイクロガスタービンの現状
   7.3.2 エンジン効率の向上
   7.3.3 排気性能
   7.3.4 耐久性と信頼性
   7.3.5 メンテナンス
   7.3.6 コスト

第2講 マイクロガスタービンの省エネルギー性評価

     伊藤 高根 東海大学 工学部 副工学部長 生産機械工学科 主任教授

 1.はじめに
 2.わが国におけるエネルギー消費の特徴
 3.家庭用エネルギーの消費動向と特徴
 4.マイクロガスタービンを用いた家庭用コージェネレーションシステムの
   省エネルギー性評価
  4.1 試算の方法
   4.1.1 冬季の時刻別負荷変動
   4.1.2 夏季の時刻別負荷変動
   4.1.3 中間期の時刻別負荷変動
  4.2 従来のシステムの構成
  4.3 従来システムの一次エネルギー消費量
  4.4 CGSコージェネレーションシステム
   4.4.1 CGSの構成
   4.4.2 CGSの特性
  4.5 一次エネルギーの試算の方法
  4.6 試算結果の概要
 5.おわりに

第3講 マイクロガスタービンによる高効率廃棄物発電の可能性

     吉川 邦夫 東京工業大学大学院 総合理工学研究科 教授

 1.はじめに
 2.MEETシステムの概要
 3.MEETシステムの研究開発の現状
  3.1 ペプル床ガス化炉
  3.2 高温空気加熱器
  3.3 実証プラント
 4.高温水蒸気/空気改質法を用いた廃棄物ガス化(STAR−MEETシステム)
  4.1 STAR−MEETシステムの原理
  4.2 STAR−MEETシステムの意義
   4.2.1 廃棄物の予備処理が不要
   4.2.2 廃棄物のバッチ処理、自動処理が可能
   4.2.3 小規模な廃棄物の処理も可能
   4.2.4 大型化も容易
   4.2.5 ダイオキシン類も排出抑制が容易
   4.2.6 NOxの排出抑制が容易
   4.2.7 灰分等の不燃成分の分離が容易
   4.2.8 炭化システムとしての運転も可能
   4.2.9 まとめ
  4.3 予備実験結果
   4.3.1 熱分解ガス化特性
   4.3.2 高温水蒸気/空気混合気を用いたガス改質の結果
 5.まとめ

第4講 マイクロガスタービンコージェネレーションシステムの製品開発

     井上 梅夫 (株)タクマ マイクロタービン事業部 技術部長

 1.はじめに
 2.マイクロガスタービン発電機の概要
  2.1 マイクロガスタービン発電機の仕様比較
  2.2 マイクロガスタービン発電機の定義
  2.3 マイクロガスタービン発電機の特徴
  2.4 マイクロガスタービン発電機の主な用途
 3.なぜいまマイクロガスタービンなのか
 4.運転試験
  4.1 基本性能の確認と信頼性・経済性の評価
  4.2 実証試験設備
  4.3 運転試験結果
  4.4 起動停止特性
  4.5 発電出力と熱回収効率
 5.マイクロタービン・コージェネレーションの基本コンセプト
  5.1 基本コンセプト
  5.2 パッケージ開発
  5.3 パッケージのメリット試算
 6.商品化スケジュールと課題
 7.おわりに

第5講 携帯用ガスタービン発電機の開発と応用

     藤川 泰雄 ハネウエルターボチャージングシステムズジャパン(株)
           製品開発担当 カスタマーテクニカルセンター

 1.自動車メーカーとガスタービン
  1.1 ガスタービンの特徴
  1.2 自動車用ガスタービンの歴史
  1.3 ガスタービン
  1.4 マイクロガスタービン
 2.Dynajet2.6Dxの開発経緯
 3.Dynajet2.6Dxの構造と性能
  3.1 Dynajet2.6Dxの構造
  3.2 Dynajet2.6Dxの特徴
 4.Dynajet2.6Dxの使用例と応用
  4.1 Dynajet2.6Dxの使用例
  4.2 Dynajet2.6Dxの応用例
  4.3 マイクロガスタービン
 5.今後の課題と展望

第6講 マイクロガスタービンの分散型電源への適用

     市川 建美 (財)電力中央研究所 狛江研究所 需要家システム部 上席研究員

 1.はじめに
 2.分散型電源
 3.マイクロガスタービンを用いた発電方式
 4.マイクロガスタービンの利用形態
 5.マイクロガスタービン適用性
 6.分散型電源の系統連系形態
 7.分散型電源の系統連系特性
 8.マイクロガスタービンの今後の課題
 9.電源エネルギーの設置における基本的スタンス
 10.まとめ

第7講 海外におけるマイクロガスタービンの開発動向

     大地 昭生 (株)東芝 電力システム社 主席技監

 1.はじめに
 2.マイクロガスタービン開発の背景
 3.アメリカの分散型電源推進プロジェクト
 4.各社のマイクロガスタービン開発状況
  4.1 Capstone Tubine社
   4.1.1 Capstone Tubine社のコアエンジン
   4.1.2 Capstone Tubine社製の系統
   4.1.3 Capstone Tubine社製の特徴
  4.2 Honeywell社
   4.2.1 Honeywell社製の特徴
   4.2.2 Honeywell社製のコアエンジン
  4.3 Northern Research社
   4.3.1 Northern Research社製の特徴
   4.3.2 Northern Research社製の系統
   4.3.3 Northern Research社の構造
  4.4 Elliott Energy Systems社
  4.5 Bowman Power社
 5.COLD起動特性
 6.HOT起動特性
 7.マイクロガスタービンの技術課題
 8.マイクロガスタービンの経済性
 9.各種発電方式コスト比較
 10.マクドナルド社によるマイクロガスタービン経済性検討例
 11.マイクロガスタービンの将来展望
 12.ハイブリッドマイクロガスタービン
 13.イギリスのCHP導入状況
 14.おわりに

第8講 マイクロタービンの技術動向

     三浦千太郎 東京ガス(株) エネルギーソリュージョン事業部 理事
            エネルギーサービス部長
 1.はじめに
 2.マイクロタービンの基本構成と登場の背景
 3.技術評価
 4.市場性とその発展性
 5.おわりに



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