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高分子材料と複合材製品の耐久性
Durability of Polymeric Materials and Composite Articles
[コードNo.2005T463]

■監修/ 大澤善次郎(群馬大学名誉教授)
■体裁/ B5判 453ページ
■発行/ 2005年 8月
(株)シーエムシー出版
■定価/ 75,600円(税込価格)

多様な製品・使用環境における高分子材料の耐久性を具体的に解説!!
分解性高分子耐久性、実用化の動向・課題を詳述!!
各分野の専門家がわかりやすく詳説!!

※ 本書籍はご試読頂けません ※

刊行にあたって
 20世紀初期に誕生した高分子科学は著しい進歩を遂げ、安価で豊富な石油資源を背景に産業を発展させた。わが国のプラスチック生産量は年間約1,500万トンに達し、工業用、農林水産業用はもとより日用品から医療用など、広範な分野にまで普及し、社会・経済活動にとって不可欠になっている。しかし、大量生産・消費・廃棄システムによる経済・産業の高度成長により、高分子廃棄物は年間約1,000万トンに及び、資源・エネルギー問題と共に地球的規模での環境問題をもたらすことに至った。また、バブル崩壊後の産業経済を取り巻く環境は著しく変貌し、高分子産業は”持続的発展を遂げながら21世紀の循環型社会に融和を図る”ことが求められている。
 このような時代の流れの中で、高分子材料・製品にとっての基本的課題である耐久性の向上を図り信頼性を高めると同時に、環境への対応が益々重要な課題となっていることは論を待たない。
 本書は、かかる観点に立って企画され、1990年刊行の「高分子材料の劣化と安定化」(普及版「高分子材料の長寿命化と環境対策(2000年)」)を大きく発展させた内容となっている。
 本書の序論では、高分子産業を取り巻く時代の流れと高分子材料の耐久性にかかわる研究動向を概観した。また、循環型社会への対応や将来展望などについても触れた。
 第1編、基礎編では、高分子材料と複合材製品の耐久性・劣化にかかわる基本的な諸問題について、化学的・ミクロな視点および物理化学的・マクロな視点から解説した。次いで、耐久性の向上に寄与する各種安定剤の役割や作用機構を説明した。さらに、代表的な高分子材料である繊維・プラスチック・ゴムおよび塗料の耐久性評価の標準試料と試験法について記述した。
 第2編、高分子材料では、日常生活や工業、農林、水産業、さらには医療など広い分野にわたって利用されている繊維・プラスチック、ゴム、塗料、接着材、木材、紙などの耐久性にかかわる諸問題を解説した。また、環境対策の一環として開発・実用化されている分解性高分子やIT産業で欠かせない有機EL素材やトナー、および日本人に縁深い漆などにも言及した。
 第3編、複合材料・複合材製品では、まず構造材料や機能性複合材料の性能・機能の発現機構とそれらの特徴を具体的な例を挙げ解説した。次いで、電気・電子機器と関連製品、土木・建築材料への応用、自動車、医療関連材料、写真、文化財などの耐久性にかかわる諸問題を解説した。
 本書は、斯界を代表する多くの執筆者により高分子材料と複合材製品の耐久性にかかわる主要な事項について、初心者でも実務に応用できるように平易かつ具体的に最新の進歩を含め解説していただいた。本書が高分子に関連した研究・技術に携わる方々に少しでもお役に立てば幸である。本書の上梓にあたり、執筆をご快諾された著者各位、および企画からご尽力を賜った編集担当三島和展部長・米山昌両氏に厚く御礼申し上げます。
2005年8月 大澤善治郎

著者一覧
大澤善次郎 群馬大学名誉教授;足利工業大学 総合研究センター 客員研究員
倉内紀雄 (株)豊田中央研究所 顧問
飛田悦男 旭電化工業(株) 樹脂添加剤開発研究所 添加剤研究室 室長
須賀長市 スガ試験機(株) 代表取締役会長;日本学術振興会第134委員会 委員長
高根由充 (財)日本ウエザリングテストセンター 銚子暴露試験場 主席研究員
三橋健八 (財)日本規格協会 国際協力課 嘱託;前・横浜ゴム(株) タイヤ材料設計部 主幹
奥津修一 デュポンエラストマー(株) 横浜技術研究所 所長
吉田豊彦 (財)日本塗料検査協会 名誉顧問
稲田仁志 丸菱油化工業(株) 研究部 主席研究員
中谷久之 金沢工業大学 環境・建築学部 バイオ化学科 講師
寺野稔 北陸先端科学技術大学院大学 材料科学研究科 教授
兄部真二 旭電化工業(株) 樹脂添加剤開発研究所 安定剤研究室 室長
佐々木慎介 大洋塩ビ(株) 管理部 管理部長付部長
山野井博 旭電化工業(株) 樹脂添加剤開発研究所
横田力男 宇宙航空研究開発機構 宇宙科学研究本部 宇宙構造・材料工学研究系 共同研究員
宮下雄次 群栄化学工業(株) R&D部 部長
中島隆一 (財)化学物質評価研究機構 東京事業所 高分子技術部 技術第二課 主任研究員
大島一史 (財)バイオインダストリー協会 バイオプロセス実用化開発事業 R&Dコンソーシアム プロジェクトリーダー
小川俊夫 金沢工業大学 バイオ化学科 教授
辻秀人 豊橋技術科学大学 工学部 エコロジー工学系 助教授
西澤仁 西澤技術研究所 代表
上出健二 前・奈良産業大学 経済学部 教授
鈴木秀松 長岡技術科学大学 生物系 教授
斉藤政利 旭化成メディカル(株)
門屋卓 神奈川大学 総合理学研究所 顧問
今村祐嗣 京都大学生存圏研究所 居住圏環境共生分野 教授
石井敬三 日本ペイント(株) 総合技術研究所 所長
熊野谿從 東京大学名誉教授;愛媛大学名誉教授
原賀康介 三菱電機(株) 先端技術総合研究所 主席技師長
島田昭 リコープリンティングシステムズ(株) 開発センター 第一研究部 部長
大森裕 大阪大学 先端科学イノベーションセンター 教授
大竹高明 富士重工業(株) スバル技術本部 材料研究部 材料研究第三課 課長
嶋貫雅一 富士重工業(株) 航空宇宙カンパニー 技術開発センター研究部 材料研究課 課長
三谷徹男 三菱電機(株) 先端技術総合研究所 マテリアル技術部 主席研究員
反町正美 日立電線(株) 電産事業本部 開発統括部 高分子材料研究部 担当課長
坂本正文 日本サーボ(株) 桐生工場 技師長
大西正人 積水ハウス(株) 技術研究所 主任
大濱嘉彦 日本大学 工学部 建築学科 教授
桃井徹 足利工業大学 都市環境工学科 教授;モンゴル科学技術大学名誉教授
高橋治雄 (株)豊田中央研究所 バイオ研究室 室長 主席研究員
中野充 (株)豊田中央研究所 有機材料研究室 推進責任者
筏義人 鈴鹿医療科学大学 医用工学部 教授
小林英俊 富士写真フイルム(株) R&D統括本部 技術戦略部 技術担当部長
佐野千絵 (独)文化財研究所 東京文化財研究所
木川りか (独)文化財研究所 東京文化財研究所
三浦定俊 (独)文化財研究所 東京文化財研究所

構成と内容
序論(大澤善次郎)
1.はじめに
2.社会の動向と研究の流れ
2.1自動酸化機構の確立
2.2社会の動向と研究の流れ
2.3研究の経緯
2.3.1高分子の化学構造と熱劣化挙動
2.3.2異種構造と不純物の影響
2.3.3光劣化と固体物性
2.3.4高分子製造技術の進歩
2.3.5成形加工技術の進歩
2.3.6安定剤の高性能化
3.循環型社会構築への対応
3.1高分子の長寿命化による対応
3.1.1新規重合触媒の開発
3.1.2新規ポリマーブレンド/アロイの創製
3.1.3高機能性複合材料の開発
3.1.4モルホロジー(形態)の制御
3.1.5高性能安定剤の開発
3.1.6自己修復機能の付与
3.2環境保全による対応
3.2.1再使用・マテリアルリサイクル
3.2.2ケミカルリサイクル
3.2.3エネルギーとしての利用
3.2.4生分解性プラスチック
3.2.5その他
4.おわりに
 
第1編 基礎編
第1章 化学的視点からの耐久性(大澤善次郎)
1.概説
1.1定義
1.2要因
1.3症状
1.4評価方法
2.高分子の一次構造および高次構造と耐久性
2.1高分子特性の発現
2.2高分子の劣化反応の考察
2.3高分子の一次構造と耐久性
2.4高次構造と耐久性
3.主な要因による高分子の劣化
3.1熱劣化
3.2光劣化
3.3放射線劣化
3.4電気的劣化
3.5微生物劣化
3.6金属化合物の影響
 
第2章 物理化学的視点からの耐久性(倉内紀雄)
1.はじめに
2.自動車部品のプラスチック化と状態解析技術
3.ABS樹脂の耐候性
3.1ABS樹脂のESR分析
3.2ABS樹脂の機械的性質の低下
3.3劣化の防止
4.プラスチック複合材料の信頼性
4.1複合材料の種類と特徴
4.2複合材料の破壊機構
5.内部応力の新しい計測法
5.1レーザラマン法による炭素繊維の応力計測
5.2塗膜の内部応力
6.ゴムの耐久性
7.まとめ
 
第3章 安定化の視点からの耐久性(飛田悦男)
1.はじめに
2.プラスチックの耐久性と安定化剤
2.1重合過程から成形加工における安定化
2.2成形部材の劣化と安定化
2.3安定化剤の種類と相互作用
3.成形加工時の安定化と安定剤
3.1フェノール系酸化防止剤とリン系酸化防止剤
3.2リン系酸化防止剤の作用機構と加工安定化
4.熱劣化と安定化
4.1フェノール系酸化防止剤とイオウ系酸化防止剤
4.2フェノール系酸化防止剤の作用機構と熱安定化
4.3イオウ系酸化防止剤の作用機構と熱安定化
4.4重金属不活性化剤の作用機構と熱安定化
5.光劣化と安定化
5.1HALSと紫外線吸収剤
5.2HALSの作用機構と光安定化
5.3紫外線吸収剤の作用機構と光安定化
6.重合系への安定化剤添加の試み
7.おわりに
 
第4章 標準試料と試験
1.繊維とブルースケール(須賀長市)
1.1はじめに
1.2ブルースケール(青色標準染色布)
1.2.11958年代日本の状況
1.2.21958年欧州ISOの動向
1.2.3キセノンランプの研究
1.2.4米国のB.S
1.3白色スケール、蛍光スケール及び照度を変えた時の見え方と測色及び視感特性
1.3.1白色スケール、蛍光スケール
1.3.2照度を変えた時の色の見え方と新しい照度可変測色
2.プラスチック(高根由充)
2.1はじめに
2.2ポリエチレンリファレンス試験片
2.3ポリエチレンリファレンス試験片の特性
2.4リファレンス試験片の利用方法
2.5まとめ
3.ゴム(三橋健八、奥津修一、高根由充)
3.1はじめに
3.2材料の候補
3.3実験
3.4実験結果
4.塗料(吉田豊彦)
4.1はじめに
4.2リファレンス・マテリアルとは
4.3塗料における規定見本品
4.4ものさしとしてのリファレンス・マテリアル
4.5塗膜の耐候性と特殊ポリエチレンのCarbonyl index
4.6リファレンス・マテリアルへの期待
 
第2編 高分子材料
第1章 汎用プラスチック
1.難燃化ポリプロピレンの耐久性(稲田仁志)
1.1はじめに
1.2難燃剤の分子構造と難燃性
1.2.1初期難燃性
1.2.2加熱処理による難燃性(自己消火時間)の変化
1.2.3加熱処理による難燃性(酸素指数)の変化
1.2.4難燃剤の拡散と透失
1.3難燃化PPの耐候(光)性
1.4タルク充填時の耐候(光)性
1.5耐候寿命予測の難しさ
2.ポリオレフィン製造技術の動向(中谷久之、寺野稔)
2.1はじめに
2.2触媒・重合技術の開発
2.2.1オレフィン重合触媒の歴史
2.2.2ノンペレット化に向けた触媒・重合技術の開発状況
2.3安定剤添加技術の開発
2.3.1ポリオレフィンの劣化と安定剤
2.3.2ノンペレット化に向けた安定剤添加技術の開発状況
2.4成形加工技術の開発
2.5ポリオレフィンの今後の展開
2.6おわりに
3.ポリ塩化ビニル(PVC)の環境対応と安定剤の動向(兄部真二)
3.1はじめに
3.2PVCの劣化
3.3PVC用安定剤と安定化
3.4環境問題とPVC分野
3.5環境対応における複合安定剤の技術動向
3.6おわりに
4.塩ビ樹脂および再生塩ビ樹脂の耐久性(佐々木慎介)
4.1はじめに
4.2塩ビ樹脂の特性
4.3用途・製品について
4.4耐久性用途の代表例
4.5耐用年数
4.6リサイクルの取り組み
4.7リサイクル塩ビ管
4.8おわりに
 
第2章 エンジニアリングプラスチック
1.汎用エンプラ(山野井博)
1.1はじめに
1.2プラスチックスの劣化と安定化
1.3エンプラの劣化と安定化
1.3.1ポリアミド(PA)
1.3.2ポリアセタール(POM)
1.3.3ポリブチレンテレフタレート(PBT)
1.3.4ポリカーボネート(PC)
1.3.5変性ポリフェニレンエーテル(m-PPE)
2.特殊エンプラ(横田力男)
2.1特殊エンプラの耐熱、耐環境性
2.2高温耐久性
2.3耐環境性(紫外、放射)
2.4耐熱性ポリイミド複合材料の長期耐久性
 
第3章 熱硬化性樹脂−古くて新しいフェノール樹脂−(宮下雄次)
1.はじめに
2.フェノール樹脂とは
3.用途分類
4.半導体技術の中のフェノール樹脂
4.1フォトレジスト
4.2封止材用エポキシ樹脂
5.炭素材料と活性炭材料
5.1繊維状フェノール樹脂(フェノール樹脂繊維)
5.2真球状フェノール樹脂
6.環境対応型フェノール樹脂
7.おわりに
 
第4章 分解性高分子
1.光分解性高分子(中島隆一)
1.1はじめに
1.2高分子の光分解性と分子設計
1.2.1感光性官能基導入型
1.2.2感光性試薬添加型
1.3実施例
1.4おわりに
2.生分解性高分子の展望(大島一史)
2.1はじめに
2.2グリーンプラの現状
2.2.1国際的合意に基づいた今日的な認識
2.2.2標準化試験法
2.2.3定義(識別基準)
2.2.4実用化されているグリーンプラ
2.3実用化を目指して
2.3.1愛・地球博会場への導入事業
2.3.2農林水産土木資材としての展開
2.3.3多用な用途展開に向けて
2.3.4市場動向
2.3.5課題
3.生分解性高分子の分解機構(小川俊夫)
3.1はじめに
3.2ポリ乳酸
3.3ポリカプロラクトン
3.4その他
3.5まとめ
4.生分解性高分子の耐久性(辻秀人)
4.1はじめに
4.2耐光性
4.3耐熱性
4.4耐加水分解性
4.5耐生分解性
4.6耐候性
4.7耐薬品性
4.8おわりに
 
第5章 ゴム(西澤仁)
1.はじめに
2.ゴムの劣化挙動
3.ゴム材料の劣化機構と安定化
4.ゴムの耐久性を向上するための材料設計
4.1耐熱劣化性の向上
4.2耐オゾン性の向上
4.3耐疲労劣化性の向上
 
第6章 繊維(上出健二、鈴木秀松、斎藤政利)
1.はじめに
2.繊維の構造
2.1高次構造
2.2微細構造
3.繊維の劣化と安定化
3.1光・熱による劣化
3.2化学薬品による分解
3.2.1NOx
3.2.2アルカリ
3.2.3微生物
3.2.4自然状態(エイジング)
4.おわりに
 
第7章 紙(門屋卓)
1.はじめに
2.紙の劣化の評価法
3.紙の変質に影響する因子
4.紙の変質に関する代表的データ
5.酸性紙と中性紙
6.紙の原材料とパルプ化の影響
7.紙のリサイクルと強度
8.各種加工紙の耐久性
9.おわりに
 
第8章 木材(今村祐嗣)
1.法隆寺の五重塔
2.劣化生物の概要
3.木材および木質材料の耐朽・耐蟻性
4.保存剤による処理
5.風化と塗装処理
6.木材劣化の気候因子
 
第9章 塗料・塗膜(石井敬三)
1.はじめに
2.塗膜の劣化因子と樹脂構造
2.1耐候性と樹脂構造
2.1.1
2.1.2酸素
2.1.3
2.2耐食性と樹脂構造
3.おわりに
 
第10章 漆(熊野谿從)
1.耐久性漆
2.漆樹液の採取と加工
2.1乾燥漆膜の耐久性
2.2漆の塗装性
2.3耐久性素子生成のプロセス
2.4ウルシオールミセルの生成
2.5SH基の生成と反応
3.漆の耐久性を支配している要因(成分、構造と技術)
4.これからの問題
 
第11章 接着接合系(原賀康介)
1.はじめに
2.耐湿性に及ぼす接着部の形状・寸法の影響
3.接着部への水分の拡散
4.長期耐湿劣化の推定法
5.耐湿劣化後の乾燥による接着強度の回復と屋外暴露劣化の推定法
6.屋外暴露における加速試験
7.応力負荷状態での接着耐久性
8.製品の耐用年数経過後の接着強度の安全率の定量化法
8.1耐用年数経過後の安全率の算出法
8.2耐用年数経過後の安全率の評価事例
9.おわりに
 
第12章 トナー(島田昭)
1.電子写真プロセスと現像方式
2.トナーの構成
3.トナーの耐久性
3.1高速二成分現像用トナーの耐久性
3.2一成分カラー現像用トナーの耐久性
3.3トナーの製造方法
 
第13章 有機EL材料(大森裕)
1.有機ELの素子構成と発光
2.高分子系有機EL材料の特徴
3.高分子系有機EL素子の耐久性
4.今後の展開
 
第3編 複合材料・複合材製品
第1章 繊維複合材料(構造材)の解説(大竹高明、嶋貫雅一)
1.はじめに
2.複合材料の概要
2.1主な強化繊維
2.1.1ガラス繊維
2.1.2炭素繊維
2.1.3アラミッド繊維
2.1.4新複合強化繊維
2.2マトリックス樹脂
2.2.1不飽和ポリエステル樹脂
2.2.2エポキシ樹脂
2.2.3ビニルエステル系樹脂
2.2.4ポリプロピレン
2.2.5ポリアミド
2.2.6ポリイミド
2.3複合化技術
2.3.1FRPの成形
2.3.2FRPの製造における新技術
3.FRPの適用状況と適用の考え方
3.1自動車
3.2航空機
3.2.1FRPの適用の考え方
3.2.2適用部位
3.2.3複合材料開発プロセス
4.航空機に用いられる複合材料の耐久性
5.複合材料の耐久性に関する最近のトピックス
5.1スマートストラクチャー
5.2さらなる軽量化設計に向けて
 
第2章 機能性複合材料の機能の発現と耐久性(大澤善次郎)
1.概説
1.1機能材料
1.2機能性複合材料
1.3機能の発現と耐久性
2.電磁波シールド材料
2.1はじめに
2.2シールド機能の発現
2.3電磁波のシールド効果
2.4フィラーの形状と複合材料の導電性
2.5各種導電性繊維
2.6金属繊維熱可塑性樹脂系複合材料
2.6.1金属繊維の影響
2.6.2マトリックス樹脂の影響
2.6.3機能低下の原因
2.7導電性繊維混紡フェルト/フェノール樹脂系複合材料
2.7.1試料の作製
2.7.2シールド機能の発現
2.7.3シールド機能の耐久性
2.8おわりに
3.プラスチック磁石
3.1はじめに
3.2フェライト系プラスチック磁石
3.2.1Fe系磁粉とマトリックス樹脂の特性
3.2.2磁気特性の評価
3.2.3磁粉濃度と残留磁束密度の関係
3.2.4磁粉濃度と配向度の関係
3.2.5磁気特性の耐久性
3.3ネオジム系プラスチック磁石
3.3.1磁粉の酸化挙動
3.3.2表面コーティングの効果
3.3.3プラズマ重合膜の効果
3.4おわりに
 
第3章 電気・電子機器における高分子材料(三谷徹男)
1.はじめに
2.電気・電子機器におけるプラスチックの用途と実用的耐久性
2.1プラスチック材料の用途
2.2機器における実用的な耐久性
2.3設計上の留意点
3.耐熱性、耐候性、耐薬品性等の耐久性
3.1耐熱性
3.2耐ヒートショック・ヒートサイクル性
3.3耐候性、耐光性
3.4耐薬品性
4.家電製品に特徴的な耐久性
4.1冷蔵庫箱体の熱サイクル性
4.2インサート成形品の耐久性
4.3プラスチックからのアウトガス
4.4プラスチック添加剤のブリードアウト
5.新しい耐久性評価技術
6.耐久性評価のトピックス
6.1燃料電池セパレータ材料の耐久性
6.2ノーヒュ−ズブレーカーの消弧材料
6.3大型プラスチック部品のリサイクル
7.おわりに
 
第4章 電気絶縁材料(反町正美)
1.はじめに
2.電線・ケーブル用高分子絶縁材料の劣化
2.1電気的劣化とその安定化
2.2熱的劣化とその防止
2.3放射線劣化とその防止
3.新材料
3.1ノンハロ難燃性材料
3.2ナノコンポジット材料
3.3環境対応/生分解性絶縁材料
 
第5章 モータ関連材料(坂本正文)
1.はじめに
2.小型モータの構造と高分子材料
3.絶縁材料としての樹脂材の活用例
3.1固定子スロット絶縁
3.2ボビン巻コイルの例
4.プラスチック磁石と樹脂製回転子中子の例
5.減速用ギヤに樹脂を使用した例
6.軸受けに樹脂を利用した例
7.キャンドポンプモータに樹脂を採用した例
8.冷却用センターファンへの樹脂の応用
9.その他
10.まとめ
 
第6章 建築材料(住宅)(大西正人)
1.はじめに
2.耐久性の考え方
3.「耐久性の考え方」実践手法
4.耐候性の考え方
4.1裏面断熱材の厚みによる材料温度測定結果
4.2太陽光のガラス越しの分光分布測定結果
5.耐候性評価の実例
5.1塩ビ系防水シートの耐候性評価
5.2変成シリコーン系シーラントの薄層部の耐候性評価
6.おわりに
 
第7章 コンクリート・ポリマー複合体(大濱嘉彦)
1.コンクリート・ポリマ-複合体の定義とその耐久性の分離
2.コンクリート・ポリマ-複合体の耐候性
3.コンクリート・ポリマ-複合体の化学的作用に対する抵抗性
4.コンクリート・ポリマー複合体の耐熱性
5.おわりに
 
第8章 道路舗装への利用(桃井徹)
1.はじめに
2.ストレートアスファルトの改質
2.1改質材の種類
2.2景観舗装
2.3改質アスファルトの劣化
3.リフレクションクラック対策におけるシート工法
3.1開発の経緯
3.2現況
4.軟弱路床の改良
4.1路床改良におけるジオテキスタイルの役割
4.2ジオテキスタイルの必要性能
5.発泡スチロール土木工法
5.1工法の概要
5.2材料の劣化
5.3EPS工法の設計
5.4発泡スチロールその他の利用
6.おわりに
 
第9章 自動車用ポリ乳酸(高橋治雄、中野充)
1.はじめに
2.ポリ乳酸におけるカーボンニュートラルの概念
3.ポリ乳酸材料の耐久性 -加水分解に及ぼす因子-
4.ポリ乳酸材料の結晶性向上を目指した技術開発 -低コスト化と高性能化)-
4.1遺伝子組換え酵母を用いた高光学純度L-乳酸の高効率生産
4.2ポリ乳酸の特性(耐熱性、耐衝撃性)と結晶状態の相関、およびクレイナノコンポジット化による成形性/耐熱性向上
5.おわりに
 
第10章 医用材料(筏義人)
1.医用材料の基本特性
2.医用材料の劣化例
3.人工関節用ポリエチレンの耐久性
4.歯科用修復材
5.分解性医用材料
6.おわりに
 
第11章 写真材料(小林英俊)
1.はじめに
2.写真材料の構成
2.1写真材料の構成
2.2画像形成のプロセス
3.写真材料の劣化のパターンと原因
4.写真材料と劣化
4.1支持体
4.1.1レジンコート紙
4.1.2TACフィルム
4.1.3PETフィルム
4.2バインダー
4.3銀画像
4.3.1硫化による劣化
4.3.2酸化による劣化
4.4カラー画像
5.写真材料の安定化
5.1支持体の安定化
5.2銀画像の安定化
5.3カラー画像の安定化
5.3.1カプラーの改良
5.3.2紫外線吸収剤
5.3.3ラジカル連鎖禁止剤
5.3.4蛍光増白剤
5.3.5その他の安定化技術
6.写真材料の寿命の予測
7.おわりに
 
第12章 文化財の保存と修復(佐野千絵、木川りか、三浦定俊)
1.はじめに
2.天然高分子材料の調整
2.1
2.2古糊
2.1
2.2フノリ
3.合成樹脂の利用
3.1酸性紙の修復
3.2遺跡の保存対策
3.3古墳壁画の保存
3.3.1カビ対策
3.3.2壁画の強化と取り外し
4.おわりに
 

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