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ミネラルの科学と最新応用技術
Scientific Knowledge on Minerals and its Applied Technology
[コードNo.2008T620]

■監修/ 糸川嘉則
■体裁/ B5判 430ページ
■発行/ 2008年 4月 (株)シーエムシー出版
■定価/ 75,600円(税込価格)

基礎研究から、新しい機能が注目される食材の動向、特殊ミネラルの機能まで、ミネラルの科学の全容を解明!!
近年飛躍的な進歩を遂げる測定技術の最新動向も詳述!!
第一線で活躍する国内研究者51名による分担執筆!!

※ 本書籍はご試読頂けません ※

刊行のねらい
 ミネラルは生体内含有量が少なく、また100種類以上存在するという点から定量する技術開発が他の栄養素と比較して遅れたため研究そのものもかなり遅れていたのであるが、近年測定技術の飛躍的な進展に伴って急速に研究も発展し、次々と新しい事実が明らかにされてきている分野である。そのため、ミネラルに関する出版活動も活発で多くの解説書が出版されており、今回の本がこれらの類書と異なった特徴を持たせる必要があることにまず腐心した。
 次に本書のシリーズの読者は企業関係者が多く、仕事に活用できる情報として利用することが多いと聞いていたので、実用に役立つ最新方法を盛り込むことも考慮していた。
 平成19年7月、73歳という高齢で日本微量元素学会学術集会を主催する機会があった。この学会はミネラルの内、生体内に微量に存在する微量元素だけを研究することを目的にした学会であるが、微量元素のみならずミネラル一般に関する最新の研究成果も発表されたので、それらのうち企業で活用できそうな情報については盛り込むことを考えた。その上に基礎から臨床に至る諸分野での最近の知識を付加して全部で6編の項目を編成したのである。
 第1編はミネラルというものを理解していただくための基本を取扱った。第2編では年齢、生活習慣、病態など対象別にミネラルの摂取の問題点を記載してもらった。第3編は最近新しい機能が解明されてきた特殊な食材について実際に研究に従事されている方々に執筆していただき、斬新な企画となった。第4編は臨床現場で活躍されている医師、薬剤師など専門家に実情を紹介していただいた。第5編は最近解明された有益性あるいは有害性を示すミネラルについて新しい視点で記載していただいた。第6編はミネラル分野で最も発展を示している測定技術について3名の権威に執筆していただき、メタロミクス科学という新しく生まれた概念についても触れられている。
 原稿の時点ですべてに目を通したが、極めて特徴的で当初期待していた以上の良書になったと自負している。本書により読者諸氏が新しいミネラル科学を理解され、実際に活用していただければ編者として大きな喜びとなる。
(「はじめに」より抜粋)
2008年4月 糸川嘉則

執筆者一覧
糸川嘉則仁愛女子短期大学 生活科学学科 教授;京都大学名誉教授;福井県立大学名誉教授
吉田宗弘関西大学 化学生命工学部 教授
木村美恵子タケダライフサイエンスリサーチセンター・疾病予防センター 所長
倉澤隆平東御市立みまき温泉診療所 顧問
久堀周治郎東御市立みまき温泉診療所 所長
齊藤f宮崎医療センター病院 内科・生活習慣病センター 院長兼生活習慣病センター長
児玉浩子帝京大学 医学部 小児科 教授
湧上聖室谷病院 リハビリテーション科
西牟田守(独)国立健康栄養研究所 栄養疫学プログラム 上級研究員
白石久二雄(独)放射線医学総合研究所 被ばく線量評価部 内部被ばく評価室長
松田芳和日本クリニック(株) 中央研究所 所長
村田佳子(財)サントリー生物有機科学研究所 研究員
岩下孝(財)サントリー生物有機科学研究所 研究部長
谷政八仁愛女子短期大学 生活科学学科 教授
梶原苗美神戸女子大学 大学院家政学研究科 教授
松本衣代神戸女子大学 家政学部
吉川豊京都薬科大学 薬学部 代謝分析学 助教
谷口洋大和生活習慣病研究所 所長
小嶋良種大阪市立大学 理学部 特任教授
黒川晶範キユーピー(株) 研究所 健康機能R&Dセンター 研究員
増田泰伸キユーピー(株) 研究所 健康機能R&Dセンター グループリーダー
橋本壽夫東海大学 海洋学部 海洋科学科 非常勤講師
渡辺和彦東京農業大学 客員教授;兵庫県立農林水産技術総合センター 農業大学校 嘱託
Zongjian ZhuCancer Prevention Laboratory, Colorado State University
Weiqin JiangCancer Prevention Laboratory, Colorado State University
桜井弘鈴鹿医療科学大学 東洋医学研究所 教授
荒川泰行公立阿伎留医療センター 院長;日本大学客員教授
荒川泰雄日本大学 医学部 内科学系消化器肝臓内科学分野 助教
森山光彦日本大学 医学部 内科学系消化器肝臓内科学分野 教授
平岡勇二洛和会音羽病院 循環器内科 部長
雨宮次生長崎大学名誉教授
佐治英郎京都大学 大学院薬学研究科 教授
木洋治甲子園大学 栄養学部、大学院栄養学研究科 教授
河野公一大阪医科大学 衛生学 公衆衛生学教室I・II 教授
横井克彦聖徳大学 大学院人間栄養学研究科 教授
池川雅哉京都府立医科大学 分子医科学教室 ゲノム医科学部門 准教授
荒川泰昭静岡県立大学 食品栄養科学部 公衆衛生学研究室 教授
松田晃彦パレクセル・インターナショナル(株) 開発企画部 プロジェクトマネジャー;タケダライフサイエンスリサーチセンター・疾病予防センター 研究員
武田隆久タケダライフサイエンスリサーチセンター・疾病予防センター 武田病院グループ理事長
島田美幸東北大学大学院 医学系研究科 環境保健医学
佐藤洋東北大学大学院 医学系研究科 環境保健医学 教授
山内博北里大学 大学院医療系研究科、医療衛生学部 健康科学科 公衆衛生学 教授
高田礼子聖マリアンナ医科大学 予防医学 講師
梅村朋弘福井大学 医学部 国際社会医学講座 環境保健学領域 助教
日下幸則福井大学 医学部 国際社会医学講座 環境保健学領域 教授
(社)国際環境研究協会 プログラムオフィサー
榎本秀一(独)理化学研究所 和光研究所 メタロミクス研究ユニット ユニットリーダー
廣村信(独)理化学研究所 和光研究所 メタロミクス研究ユニット 研究員
五十嵐香織(独)理化学研究所 和光研究所 メタロミクス研究ユニット 研究員
鈴木紀行千葉大学 大学院薬学研究院 衛生化学研究室 助教
鈴木和夫千葉大学 大学院薬学研究院 衛生化学研究室 教授

構成および内容
【第1編 ミネラルの基礎知識】

第1章ミネラルの定義と種類(糸川嘉則)
1ミネラルの概念
2ミネラルの必須性
3ミネラル類必須性証明の経緯とわが国の栄養政策
3.1ナトリウム
3.2カリウム
3.3カルシウム
3.4マグネシウム
3.5リン
3.6
3.7ヨウ素
3.8亜鉛
3.9
3.10セレン
第2章ミネラルの必要量と摂取量―国民健康・栄養調査による考察―(糸川嘉則)
1栄養素の必要量と摂取量の比較について(歴史的変遷)
2国民健康・栄養調査におけるミネラル摂取量分布による栄養状態の評価
3性・年齢階級別ミネラル摂取量と推定平均必要量
第3章ミネラルの生理有効性(吉田宗弘)
1ミネラルの生理有効性とは
2ミネラルの存在形態の影響
2.1電荷
2.2結合状態
2.3化学種
3共存成分の影響
3.1フィチン酸
3.2食物繊維とオリゴ糖
3.3糖類
3.4タンパク質、ペプチド、アミノ酸
3.5有機酸
3.6フェノール化合物
3.7チオシアン酸化合物
3.8ミネラル間相互作用
4宿主側要因
4.1年齢
4.2ミネラルの摂取状態
【第2編 摂取量に関する問題】

第1章種々な対象別によるミネラル摂取の現状(木村美恵子)
1栄養素としてのミネラルとは
2人体中ミネラル
3日本人のミネラル摂取量各種データのまとめ
4国民調査結果からみたミネラル摂取量の年齢別区分・男女別経年変化
5ミネラル摂取量の実測と調査の方法
6実測値と計算値の相関
7各種グループにおけるミネラル摂取量調査
8ミネラルの食品群別摂取―それぞれのミネラルはどのような食品から供給されるか?―
9朝、昼、夕、間食別摂取量の分布
10おわりに
第2章臨床現場におけるミネラル(亜鉛)摂取の問題点(倉澤隆平、久堀周治郎)
1はじめに
2亜鉛欠乏症の臨床と疫学
2.1亜鉛欠乏症の症状
2.2亜鉛の生体内での機能
2.3亜鉛欠乏症の診断
2.3.1血清亜鉛値の推移とAl-p値の変動
2.3.2血清亜鉛値について
2.4欠乏症状と亜鉛補充療法の効果発現
2.5地域住民の亜鉛不足の実態〈KITAMIMAKI Study〉
2.5.1経験症例数
2.6長野県における三血清亜鉛濃度調査
3国民に何故、亜鉛不足の傾向が生ずるのか?
3.1どの位の亜鉛欠乏患者がいるのか?
3.1.1住民(国民)に亜鉛不足の傾向がある
3.1.2亜鉛不足の状況は近年進行した
3.2何故亜鉛不足が生ずるのか?
4おわりに
第3章高齢者のミネラル摂取の問題点(齊藤f)
1ミネラルの摂取基準
2経口摂食障害
3高齢者の摂食傾向
4経腸栄養におけるCu不足とその対策
5疾患とミネラルとの関係
5.1動脈硬化症と関連疾患
5.2心不全
5.3神経変性疾患
5.4免疫と感染症
5.5
5.6骨粗鬆症と骨折
5.7糖尿病
5.8消化管
5.9その他
6まとめ
第4章小児のミネラル摂取の問題(児玉浩子)
1はじめに
2日本人食事摂取基準2005年版での小児での問題点
2.1
2.2ヨウ素
2.3カルシウム
3国民健康・栄養調査から見る小児のミネラル摂取の問題点
4ミネラル摂取異常により過不足が生じやすい状況
4.1母親のヨウ素摂取過剰による胎児甲状腺機能低下症
4.2低出生体重児の乳児期のミネラル欠乏
4.3母乳栄養児でのカルシウム摂取不足
4.4母乳栄養児での亜鉛欠乏
4.5フォロアップミルクは亜鉛、銅含有が極めて少ない
4.6離乳期の鉄欠乏性貧血
4.7低身長児の亜鉛欠乏
4.8思春期女子の鉄欠乏
4.9スポーツ選手の鉄、亜鉛欠乏
4.10経腸栄養剤長期使用でのセレン、ヨウ素欠乏
第5章経腸栄養管理におけるミネラル摂取量の問題点―特に銅、亜鉛、セレンなどの微量元素について―(湧上聖)
1はじめに
2微量元素とは
3銅、亜鉛およびセレンの作用と欠乏症状
3.1
3.2亜鉛
3.3セレン
4経腸栄養管理における銅、亜鉛およびセレンの重要性と問題点
4.1銅欠乏性貧血
4.2ココアによる銅欠乏症の治療
4.3経腸栄養管理における銅の1日所要量
4.4微量元素強化流動食の登場と分類
4.4.1微量元素強化流動食における血清銅値の変化
4.4.2微量元素強化流動食における血清亜鉛値の変化
4.4.3経腸栄養管理における亜鉛補充の工夫
4.4.4微量元素強化流動食における血清セレン値の変化
4.5依然として可能性のある微量元素欠乏の危険性
第6章ミネラルの食事摂取基準(西牟田守)
1はじめに
2摂取基準が策定されているミネラル
3ミネラルの摂取基準策定方法
4食事摂取基準(所要量または推奨値および目安量)策定のための実験的研究
5出納実験
6出納実験の解析
6.1Naの出納実験結果
6.2Kの出納結果
6.3Caの出納結果
6.4Mgの出納結果
6.5Pの出納結果
7平衡維持量と推定平均必要量との関係
8推定平均必要量は出納実験では求められない
9主要ミネラルの平衡維持量と食事摂取基準(EARsまたはAl)との比較
10次回の食事摂取基準策定の問題点
第7章痕跡元素の摂取量(白石久二雄)
1はじめに
2元素摂取量研究
3食品群別研究法
4日本人の18食品群別元素摂取量研究
5飲料水からの元素摂取量
6ウクライナ人の摂取量研究
7加速器質量分析法(AMS)による痕跡元素の研究
【第3編 食材とミネラル栄養】

第1章魚介・海藻(吉田宗弘)
1はじめに
2日本人のミネラル摂取に対する魚介類と海藻類の寄与
3ヒジキ中のヒ素は実質的に有害なのか
4コンブからのヨウ素摂取量は適切な範囲なのか
5セレン栄養における魚の位置づけ
5.1魚肉中セレンの生理有効性
5.2魚肉中セレンの存在形態
6水産物から調製したミネラル含有食品素材
6.1マグロ血合肉の利用
6.2牡蠣亜鉛濃縮物
6.3ホヤのバナジウム
第2章牡蠣亜鉛の性質とその栄養有効性(松田芳和)
1牡蠣の栄養素
2牡蠣の生物学
2.1分布
2.2種類
3牡蠣の生理
4牡蠣の栄養成分
5牡蠣の亜鉛
6牡蠣亜鉛の特徴
7牡蠣の利用方法
8亜鉛の性質
9亜鉛の有効性
9.1各種臓器に対する亜鉛の分布について
9.2亜鉛の吸収率について
9.2.1ラットに対する影響
9.2.2ヒト血清亜鉛に対する影響
9.2.3亜鉛含有酵素活性におよぼす影響
10総括
第3章大麦の鉄取り込み機構(村田佳子、岩下孝)
1はじめに
2植物の鉄取り込み戦略
3ムギネ酸類の分泌特性と構造
4ムギネ酸の生合成
5大麦のムギネ酸類・鉄錯体特異的トランスポーター
6結語
第4章茶(吉田宗弘)
1はじめに
2ミネラル供給源としての茶の位置づけ
3茶のフッ素と歯および骨の健康
3.1フッ素による歯質強化
3.2茶のフッ素による虫歯予防の可能性
3.3フッ素の過剰摂取と茶
4マンガン供給源としての茶
4.1実験的に調製した茶浸出液のマンガン濃度
4.2実際に飲用されている茶系飲料のマンガン濃度と茶からのマンガン摂取
4.3茶のマンガンは栄養上有効か?
5茶の飲用によるミネラル有効性の低下
5.1鉄剤服用と茶
5.2日常的な茶の飲用が鉄栄養状態に及ぼす影響
5.3鉄以外のミネラルの有効性と茶の飲用との関連
6セレン強化茶
第5章らっきょう―水溶性食物繊維(ラッキョウフルクタン)のミネラル吸収促進効果―(谷政八)
1食物繊維の機能について
2ラッキョウについて
2.1ラッキョウと福井の花らっきょう
2.2ラッキョウフルクタンの理化学的性質
3動物実験によるラッキョウの機能に関する研究
3.1実験方法
3.2測定項目
3.3実験結果と考察
3.3.1ミネラル代謝に対する効果
3.3.2盲腸内容物に対する作用
4まとめ
4.1血清ミネラル濃度に対する作用
4.2骨ミネラル濃度に対する作用
4.3整腸作用
4.4大腸からのミネラル吸収促進効果
第6章パパイア―パパイア亜鉛錯体の2型糖尿病予防/改善効果―(梶原苗美、松本衣代、吉川豊、谷口洋、小嶋良種)
1はじめに
2パパイア亜鉛の消化管吸収性評価
32型糖尿病モデル動物におけるパパイア亜鉛錯体の抗糖尿病作用
4おわりに
第7章卵殻カルシウム(黒川晶範、増田泰伸)
1はじめに
2卵殻カルシウムの医学・栄養学的機能
2.1卵殻カルシウムの構造と易溶解性、易吸収性
2.2卵殻カルシウムの骨塩量維持、骨密度増加作用
2.3PTH、骨吸収マーカーに対する影響
2.4リン吸着作用
2.5卵殻カルシウムの脂質吸収への影響
3焼成卵殻
4卵殻カルシウムのアレルゲン性
5おわりに
第8章にがり(橋本壽夫)
1にがりとは
2にがりの種類と組成
2.1天日製塩にがり
2.2イオン交換膜製塩にがり
3実際のにがり組成
4食品添加物用にがりの規格
5ミネラル食材にがりの有効性
6にがりからの微量ミネラル摂取の有効性
第9章土壌中ミネラルと農産物(渡辺和彦)
1はじめに
2農産物からの摂取が期待できるミネラル
2.1ホウ素
2.2モリブデン
2.3ニッケル
2.4ケイ素
2.5マグネシウム、カリウム、その他
3農作物からの摂取が期待しにくい元素
3.1セレン
3.2ヨウ素
4施肥、栽培環境で制御できるミネラル
4.1カリウム
4.2マンガン、銅、亜鉛、鉄など―土壌pHが農産物のミネラル含有率を左右する事例
4.3アルミニウム
4.4カドミウム、ヒ素―土壌のEh(酸化還元電位)で農産物のミネラル含有率が制御できる事例
5有機物の多量施用によって生じる農産物のミネラル不足
5.1堆肥連用畑ではマンガン酸化菌が多く、農産物のマンガン低下
5.2有機物施用で作物体の銅は低下
5.3リンを多量に含む堆肥では農産物の亜鉛含有率が低下
6おわりに
【第4編 臨床病態とミネラル】

第1章Selenium And Cancer Prevention(Zongjian Zhu、Weiqin Jiang)
1Introduction
2In Vitro Studies
3In Vivo Studies Using Animal Models
4Human Clinical Trials and Epidemiological Studies
5Potential Mechanisms of Selenium Cancer Prevention
6Summary
第2章糖尿病と微量元素(桜井弘)
1はじめに
2糖尿病と微量元素との関係
3金属元素による糖尿病の治療は可能か?
3.1バナジウム
3.2クロム
3.3亜鉛
3.4ニッケル
3.5
3.6セレン
3.7
3.8マンガン
3.9マグネシウム
3.10コバルト
3.11モリブデン
3.12タングステン
第3章ミネラルと肝臓疾患(荒川泰行、荒川泰雄、森山光彦)
1はじめに
2急性肝疾患と血清元素
3慢性肝疾患と血清元素
3.1慢性肝疾患における血清元素濃度
3.2慢性肝疾患における亜鉛/銅の濃度比の診断学的意義
3.3血清元素濃度と金属結合蛋白との相関性
3.4血清亜鉛濃度とFischer比、および血清III型プロコラーゲンN末端ペプチドとの相関性
4準主要元素(ミネラル)と代謝
5生体亜鉛状態の評価
6経口亜鉛負荷試験の実際
7硫酸亜鉛負荷試験による慢性肝疾患患者の亜鉛状態の評価
8肝疾患と鉄代謝異常
8.1鉄代謝の調節と存在様式
8.2ヘモクロマトーシス
9慢性肝疾患と鉄代謝異常
9.1C型慢性肝炎と鉄代謝
9.2その他の肝疾患と鉄代謝
10遺伝性銅代謝異常症
第4章セレンと心臓疾患(平岡勇二)
1はじめに
2心臓疾患と酸化ストレス
3セレンとグルタチオンペルオキシダーゼ
4セレン欠乏と心臓疾患
4.1克山病
4.2セレン欠乏とコクサッキーウイルス
4.3セレン欠乏と心筋梗塞
4.4長期静脈栄養・経管栄養によるセレン欠乏と心機能低下
5セレン欠乏心筋症マウス作成の試み
6拡張型心筋症患者におけるセレン欠乏と酸化ストレス亢進の検討
7拡張型心筋症患者へのセレン補充療法の試み
8抗酸化ビタミン・ミネラル補充は心臓疾患を減少させたか?(大規模臨床試験より)
9おわりに
第5章ミネラルと眼組織(雨宮次生)
1はじめに
2亜鉛
3
4マンガン(Mn)
5マグネシウム(Mg)
6クロミウム(Cr)
7セレニウム(Se)
8アルミニウム(Al)
9亜鉛とビタミンAの相互作用
第6章ミネラル含有薬剤の医療への応用(佐治英郎)
1はじめに
2アルミニウム化合物
3ヒ素化合物
4金錯体
5鉄化合物
6リチウム化合物
7白金錯体
8亜鉛化合物
9コバルト錯体
10テクネチウム化合物
11タリウム化合物
12ガドリウム錯体
13イットリウム、ストロンチウム化合物
14その他
第7章ミネラル栄養輸液の進歩(木洋治)
1はじめに
2輸液剤の種類と特徴
2.1いわゆる一般輸液製剤
2.1.1電解質輸液剤
2.2静脈栄養用製剤
2.2.1中心静脈栄養用製剤
2.2.2末梢栄養輸液(PPN)製剤
3静脈栄養時に注意すべきミネラル異常
3.1主要ミネラル異常
3.1.1ナトリウム(Na)、クロール(Cl)
3.1.2カリウム(K)、リン(P)、カルシウム(Ca)、マグネシウム(Mg)
3.2微量元素異常
3.2.1亜鉛
3.2.2
3.2.3マンガン
3.2.4セレン
3.2.5クロム
3.2.6モリブデン
3.2.7その他
4静脈栄養時のミネラル推奨投与量
4.1主要ミネラル
4.2微量元素
4.2.1
4.2.2亜鉛
4.2.3
4.2.4マンガン
4.2.5ヨウ素
4.2.6セレン
4.2.7クロム
4.2.8モリブデン
4.2.9コバルト
5おわりに
【第5編 特殊ミネラルの機能】

第1章フッ素(河野公一)
1物質概略
2自然界における分布
2.1フッ化水素HF分子量20.01
2.2フッ化ナトリウムNaF分子量42.00
2.3フッ化カルシウムCaF2分子量78.08
2.4フッ化アルミニウムナトリウムNa3AlF2
2.5フルオロアパタイトCaFCa4(PO4)3
3フッ素の産業応用と環境汚染
4生体における代謝
5フッ素と硬組織
6フッ化物の毒性
6.1急性毒性
6.2慢性毒性
第2章栄養素としてのルビジウムの働き(横井克彦)
1ルビジウムの摂取量、吸収、分布、排泄
2ルビジウムの必須性と欠乏症
3ルビジウムの生理作用
4ルビジウムの薬理作用
5カリウムとの化学的類似性の利用
6ルビジウムの毒性
第3章リチウム(池川雅哉)
1はじめに
2食品中リチウム濃度と1日リチウム摂取量の推定
3ヒト組織中のリチウム濃度
4動物実験によるリチウム必須性の検討
5リチウム欠乏による行動異常
6リチウムの薬理効果と中毒量
7リチウムの1日摂取許容量策定への展望
第4章スズSn(英:tin、独:Zinn、仏:etain、中:錫)(荒川泰昭)
1性状
2元素名の由来
3元素発見の歴史
4地球上の濃度
5必須性
6吸収・代謝・排泄
7体内および組織内分布
8臓器特異性
9毒性
9.1金属スズ
9.2無機スズ
9.3有機スズ
10生理作用
11欠乏症
12過剰症(中毒症)
12.1金属スズ
12.2無機スズ
12.3有機スズ
13スズを多く含む食品と濃度
14有機スズの用途・汚染経路・汚染状況
15医薬品
16ヒトにおける典型的な(集団)中毒事例
16.1無機スズ
16.2有機スズ
17総説
第5章マンガン(松田晃彦、武田隆久、木村美恵子)
1はじめに
2欠乏症
3過剰症
4マンガン・アセスメントのための指標
5マンガンの最新応用
第6章水銀(島田美幸、佐藤洋)
1はじめに
2水銀およびその化合物
3水銀の環境中の循環と生物濃縮
4人における水銀への曝露と1日摂取量
5水銀の動態(吸収、分布、代謝、排泄)
5.1金属水銀の動態
5.2無機イオン型水銀の動態
5.3メチル水銀の動態
6水銀の毒性
6.1金属水銀の毒性
6.2無機イオン型水銀の毒性
6.3メチル水銀の毒性
6.4人におけるメチル水銀中毒
7水銀汚染の現状と問題点
8胎児期のメチル水銀曝露の疫学調査と各国の対応
第7章ヒ素(山内博、高田礼子)
1はじめに
2ヒ素の自然環境存在と社会的用途
3食品中ヒ素
4ヒ素の毒性、代謝、分布、排泄
4.1毒性と代謝
4.2分布と排泄
4.3食事からのヒ素摂取量と尿中ヒ素濃度、頭髪中ヒ素濃度
5急性ヒ素中毒
6慢性ヒ素中毒
7発ガン性
8治療
第8章インジウムによる生体への影響―産業衛生学的見地から―(梅村朋弘、日下幸則)
1はじめに
2物性:インジウム(CAS番号7440-74-6)
3用途
4ヒトへの影響
5動物実験
6疫学
7管理・許容濃度・予防等
【第6編 ミネラル測定技術の進歩】

第1章メタロミクス科学の展開(
1はじめに
2メタロミクスとメタローム
3原子スペクトル分析法の進歩と拡張元素普存説
4元素の必須性と有害性・毒性
5メタロミクスの研究領域
6メタロミクスの研究例
6.1イクラ卵細胞の全元素分析―細胞小宇宙説
6.2ヒジキを摂取した場合のヒ素の代謝機構
6.3多元素相関解析による病態診断
7メタロミクスの研究の現状と課題
第2章ミネラルのイメージング技術(榎本秀一、廣村信、五十嵐香織)
1はじめに
2蛍光イメージング
2.1Ca蛍光プローブ
2.2Zn蛍光プローブ
2.3Mg蛍光プローブ
2.4まとめ
3放射性同位元素を用いる分子イメージング法(核医学イメージング)
3.1陽電子放射断層撮像法(PET;Positron Emission Tomography)によるイメージング
3.1.1PETの概要とミネラル研究への応用
3.1.2PETの検出系
3.1.3PETの応用
3.2植物用ポジトロンイメージングシステム(PETIS;Positron Emitting Tracer Imaging System)
3.3単一光子放射断層撮影(SPECT;Single photon emission computed tomography)によるイメージング
3.4次世代核医学イメージングと複数分子同時イメージング
3.4.1Ge半導体コンプトンカメラによる複数分子同時ガンマ線イメージング装置(GREI;Gamma-ray emission imaging)の開発
3.4.2Si/CdTeコンプトンカメラとマイクロピクセルチャンバー(μPIC)コンプトンカメラの開発
4核磁気共鳴によるイメージング
4.1MRIの画像と測定
4.2MRIによる生体計測
4.3MRIの実際
4.3.1トランスフェリンレセプター遺伝子発現のイメージング
4.3.2β-ガラクトシダーゼのイメージング
4.3.3細胞障害性T細胞を使った腫瘍細胞イメージング
4.4今後の展望
5粒子線励起X線放出PIXEと放射光によるイメージング
5.1PIXEとイメージング
5.2放射光による蛍光X線分析とイメージング
第3章生体金属のスペシエーション分析(鈴木紀行、鈴木和夫)
1はじめに
2金属のスペシエーション分析
3ヒ素化合物のスペシエーション分析
4セレン化合物のスペシエーション分析
5安定同位体マルチラベル法によるセレン代謝の解析
6おわりに

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