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機能性アミノ酸・ペプチドの技術と市場    
Functional Amino Acid & Functional Peptides
-Technology & Marketing-
[コードNo.2012S776]

※ 本書籍はご試読頂けません ※

■監修/ (株)シーエムシー出版
■体裁/ B5判 210ページ
■発行/ 2012年7月 (株)シーエムシー出版
■定価/ 81,000円(税込価格)
■ISBNコード/ 978-4-7813-0625-4

 
★睡眠改善、神経伝達物質、坑疲労、脂肪燃焼、保湿などアミノ酸の健康機能を解説
★血圧降下、抗酸化、コレステロール代謝改善、リウマチ改善など様々な機能性ペプチドを解説
★機能性アミノ酸や機能性ペプチドの市場動向を解明

キーワード

スポーツサプリメント/坑疲労/神経伝達物質/睡眠改善/脂肪燃焼/旨味成分/血圧調節/ミネラル吸収促進/コレステロール代謝改善/トクホ/化粧品

刊行にあたって


アミノ酸は、生体内ではタンパク質の構成成分となっているが、その機能を利用した多様な用途の商品開発が行われてきた。アミノ酸の利用価値を大きく分けると、呈味成分、栄養成分、薬理機能、反応性の利用などがある。
一方、アミノ酸がつながった状態の物質であるペプチドは、タンパク質中では不活性だが、消化管での消化の過程で独自の生理活性機能を発揮するものがある。これが機能性ペプチドである。生体内に入ったペプチドはタンパク質に比べ消化吸収のピードが速く、スムーズに栄養を吸収できる。
ペプチドの持つ機能には、血圧調節、ミネラル吸収促進、コレステロール調節、免疫調節、など多彩なものがある。トクホの品目のうち、ペプチドを関与成分とする品目は18%近くを占めている。 ところで、アミノ酸は、体タンパク質や酵素などのタンパク質の合成素材として利用されるだけでなく、多くの生理活性物質の素材としても利用される。アミノ酸の一部が変化して生理作用を発揮するものや、アミノ酸が幾つか結合したペプチドとして機能するものがある。生体内の代謝を司る多くの酵素もアミノ酸からなるポリペプチドであり、成長ホルモンやインスリンなどもアミノ酸から合成される。また、セロトニンなど体内で脳内神経伝達物質に変化するものある。
本書は、これら機能性アミノ酸、機能性ペプチドについて、最先端でご活躍中の先生方にご執筆いただくとともに最新の応用製品や需要などの市場動向を解説した。
本書が機能性アミノ酸・ペプチド、ひいては日本の食品産業の発展に貢献できれば幸いです。

2012年6月
シーエムシー出版編集部

著者一覧

加藤久典東京大学 総括プロジェクト機構「食と生命」総括寄付講座 特任教授
村上太郎至学館大学 健康科学部 栄養科学科 教授
山田貴史中部大学 応用生物学部 助手
横越英彦中部大学 応用生物学部 教授
西村明仁協和発酵バイオ(株) ヘルスケア商品開発センター 学術研究企画室 マネジャー補佐
大倉冬美恵味の素(株) バイオ・ファイン研究所 素材開発研究室 香粧品グループ
瀧野嘉延味の素(株) バイオ・ファイン研究所 素材開発研究室 香粧品グループ 主任研究員
有原圭三北里大学 獣医学部 食品機能安全学研究室 教授
大畑素子北里大学 獣医学部 食品機能安全学研究室 助教
齋藤忠夫東北大学大学院 農学研究科 教授
村本光二東北大学 大学院生命科学研究科 生命素子機能分野 教授
水道裕久サンスター(株) 新規素材活用事業開発プロジェクト プロジェクトリーダー

構成および内容

【技術編】

第1章アミノ酸の機能 加藤久典
1はじめに
2アミノ酸の化学と種類
2.1アミノ酸の構造
2.2タンパク質の翻訳に使われるアミノ酸
2.3タンパク質の翻訳に使われないアミノ酸
2.4アミノ酸様物質
3アミノ酸機能の多様性
4呈味物質としてのアミノ酸
5アミノ酸の生体調節機能
第2章アミノ酸系スポーツサプリメントの作用―アミノ酸やたんぱく質による筋肉たんぱく質の合成促進― 村上太郎
1はじめに
2アミノ酸による筋肉たんぱく質合成の促進
3運動による筋肉たんぱく質合成の促進
4レジスタンス運動とアミノ酸による筋肉たんぱく質合成の促進
5筋肉たんぱく質の合成を促すためのアミノ酸やたんぱく質の摂取タイミング
6加齢がアミノ酸や運動による筋肉たんぱく質の合成に及ぼす影響
7性差がアミノ酸や運動による筋肉たんぱく質の合成に及ぼす影響
8おわりに
第3章機能性アミノ酸・ペプチド―神経伝達物質としてのアミノ酸― 山田貴史、横越英彦
1はじめに
2神経伝達物質(neurotransmitter)とは
3グルタミン酸・アスパラギン酸
4GABA・グリシン・タウリン
5セリン
6トリプトファン(セロトニン)
7チロシン:カテコールアミン
8ヒスチジン(ヒスタミン)
第4章抗疲労物質としてのアミノ酸―L-オルニチンの抗疲労効果― 西村明仁
1はじめに
2L-オルニチンとは
3L-オルニチンと肝臓
3.1肝臓保護の重要性
3.2L-オルニチンの肝保護効果
4L-オルニチンの疲労感軽減作用
4.1L-オルニチンのアルコール性疲労抑制効果
4.2L-オルニチンの抗疲労効果
4.3L-オルニチンによる運動疲労抑制効果
5おわりに
第5章アミノ酸系化粧品 大倉冬美恵、瀧野嘉延
1はじめに
2皮膚におけるアミノ酸
2.1アミノ酸の保湿効果
2.2アミノ酸による抗糖化・抗カルボニル化
3湿潤剤―グルタミン酸―
4アニオン界面活性剤―グルタミン酸・アラニン・グリシン―
4.1ラウロイルグルタミン酸Naの細胞毒性評価
4.2ココイルグルタミン酸Naの角層水分量への影響
4.3ラウロイルグルタミン酸Naの生分解性
5機能性粉体―リジン―
6ゲル化剤―グルタミン酸―
7エモリエント剤―グルタミン酸・グリシン・アラニン―
7.1ラウロイルグルタミン酸ジ(コレステリル/ベヘニル/オクチルドデシル)による荒れ肌回復効果
8アンチエイジング―グルタミン酸―
8.1PCA亜鉛によるコラーゲン分解抑制効果
8.2PCA亜鉛によるコラーゲン産生促進効果
9おわりに
第6章機能性ペプチド 有原圭三、大畑素子
1はじめに
2ペプチドの科学
2.1ペプチドの化学
2.2ペプチドの生物学
3食品と機能性ペプチド
3.1食品タンパク質からのペプチド生成
3.2ペプチドの保健的機能
3.3ペプチドを利用した食品
4化粧品と機能性ペプチド
4.1化粧品におけるペプチド利用
4.2化粧品で期待されるペプチドの働き
5ペットフードと機能性ペプチド
5.1ペットフードにおけるペプチド利用
5.2ペットフードで期待されるペプチドの働き
6おわりに
第7章血圧降下ペプチド 齋藤忠夫
1はじめに
2血圧調節のメカニズムとアンジオテンシンI変換酵素(ACE)
3ペプチドのin vitro およびin vivo アッセイ
4特定保健用食品(トクホ)と血圧降下ペプチド
5乳タンパク質由来の血圧降下ペプチド
6血圧降下ペプチドの化学構造と活性の関連性
7血圧降下ペプチドの薬剤に対する優位性
8血圧降下ペプチドの将来研究
9おわりに
第8章抗酸化ペプチド 村本光二
1はじめに
2なぜペプチドの抗酸化活性はタンパク質よりも強いのか
3抗酸化活性の測定
4抗酸化ペプチドの構造と活性の相関
5抗酸化ペプチドの多機能性
6抗酸化ペプチドの応用
第9章コレステロール代謝改善アミノ酸・ペプチド 水道裕久
1はじめに
2コレステロール代謝改善アミノ酸
2.1含硫アミノ酸
2.2含硫アミノ酸類似物質
2.3その他のアミノ酸
3コレステロール代謝改善ペプチド
3.1大豆由来ペプチド
3.1.1大豆タンパク質のペプシン分解物高分子画分
3.1.2リン脂質結合大豆ペプチド
3.1.3グリシニン由来ペプチド
3.1.4β-コングリシニン由来ペプチド
3.2乳由来ペプチド
3.3豚肉由来ペプチド
3.4魚由来ペプチド
4アミノ酸・ペプチドを関与成分とする特定保健用食品
4.1ブロッコリー・キャベツ由来のSMCS(天然アミノ酸)を関与成分とするもの
4.2リン脂質結合大豆ペプチド(CSPHP)を関与成分とするもの
5おわりに

【市場編】

第10章アミノ酸とアミノ酸類縁体 シーエムシー出版編集部
1アミノ酸と類縁体の市場動向
1.1呈味成分
1.2栄養成分
1.3薬理機能
1.4反応性の利用
2L-アスパラギン酸(L-Aspartic acid)
3L-アルギニン(L-Arginine)
4L-グルタミン酸ナトリウム(Monosodium L-glutamate)
5L-シスチン(L-Cystine)
6L-セリン(L-Serine)
7L-チロシン(L-Tyrosine)
8グリシン(Glycine)
9L-アラニン(L-Alanine)
10L-ヒスチジン(L-Histidine)
11L-イソロイシン(L-Isoleucine)
12L-リジン塩酸塩(L-Lysine Hydrochloride)
13DL-メチオニン(DL-Methionine)
14L-スレオニン(L-Threonine)
15L-オルニチン塩酸塩(L-Ornithine Hydrochloride)
16L-シトルリン(L-Citrulline)
17γ-アミノ酪酸(γ-Aminobutyric Acid)
18ε-アミノカプロン酸(ε-Aminocaproic Acid)
195-アミノレブリン酸(5-Aminolevulinic Acid)
第11章ペプチド シーエムシー出版編集部
1機能から見たペプチドと市場
1.1血圧調節ペプチド
1.2ミネラル(カルシウム)吸収促進・むし歯予防ペプチド
1.3中性脂肪調節ペプチド
1.4コレステロール調節ペプチド
1.5抗酸化ペプチド(イミダゾールジペプチド)
2コラーゲンペプチド(Collagen Peptide)
3乳タンパク質由来のペプチド
4ラクトトリペプチド(Lactotripeptide)
5カゼインホスホペプチド(Casein Phosphopeptide:CPP)
6ナイシン(Nisin)
7海産物由来ペプチド
8サーデンペプチド(Sardine Peptide)
9カツオ節ペプチド(Dried Bonito Peptide)
10ワカメペプチド(Wakame Peptide)
11海苔ペプチド(Laver Peptide)
12クラゲペプチド(Medusa Peptide)
13農産物由来ペプチド
14大豆ペプチド(Soybean Peptide)
15リン脂質結合大豆ペプチド(Soy peptide with bound Phospholipids)
16ゴマペプチド(Sesame Peptide)
17小麦ペプチド(Wheat Peptide)
18米ペプチド(Rice Peptide)
19卵ペプチド(Egg Peptide)
20ローヤルゼリーペプチド(Royal jelly Peptide)
21γ-ポリグルタミン酸(γ-Polyglutamic Acid)
22グルタチオン(Glutathione)
23グリシルグリシン(Glycylglycine)
24アシル化ペプチド(Acyl Peptide)
25アラニルグルタミン(L-Alanyl-L-Glutamine)



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