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ゲルと増粘安定剤の技術と市場    
Technology and Marketing of Gelation and Stabilization Agents
[コードNo.2012S777]

※ 本書籍はご試読頂けません ※

■編集/ (株)シーエムシー出版
■体裁/ B5判 245ページ
■発行/ 2012年10月 (株)シーエムシー出版
■定価/ 81,000円(税込価格)
■ISBNコード/ 978-4-7813-0659-9

 
★食品、高齢者用食品、化粧品、医薬品添加剤などに使われる増粘剤・ゲル化剤・安定剤を解説!!
★食品、化粧品、植物由来ガム類、微生物産生多糖類、藻類由来材料、セルロース系ポリマーなどの市場動向を解説!!
★Webでは出てこない個別素材の生産量・メーカーシェア・需要量・用途シェア・価格を解明!!

キーワード

増粘剤/ゲル化剤/安定剤/食品ゲル/ゲル調味料/練り製品/きざみ食/食感改良/咀嚼嚥下補助/サプリメント/トクホ/化粧品ゲル/スキンケア/澱粉/増粘多糖類/セルロース誘導体/天然高分子/海藻/微生物産生多糖類/タンパク質/ポリアクリル酸

刊行にあたって


 ゲルには増粘安定効果があり食品、化粧品、医用材料、保水剤、衝撃吸収材など多岐の分野に存在し、重要な役割を担っている。増粘安定剤は、食品を例にとると「水に溶解又は分散して粘稠性を生じる高分子物質」であり、少量で高い粘性を示す場合は「増粘剤」、液体のものをゼリー状に固める作用(ゲル化)を目的として使う場合には「ゲル化剤」、粘性を高めて食品成分などを均一に安定させる効果を目的として使う場合は「安定剤」と呼ばれる。
 ゲル状食品は昔から豆腐、羊羹、コンニャク、ヨーグルト、ゼリーなど味だけではなく食感をも楽しむ食品として使われた。最近ではゲル状調味料が発売され、形態保持性を利用した垂れない調味料として好評である。また、高齢者用食品として濃厚流動食品、栄養・水分補給飲料、咀嚼・嚥下補助食品などの市場は、2011年に1,000億円を突破し、毎年100億円規模で拡大が予想されている。
 一方、化粧品に使用されるゲル化剤には、水性と油性があるが水性ゲル化剤が多く使われている。化粧品には増粘効果が高いこと、皮膚に対する安全性が高いこと、外観および使用感覚が良好であることなどが求められる。また、洗顔後のスキンケアを一品で済ませられるジェル状の基礎化粧品の市場が拡大を続けている。この多機能ジェルは、化粧水、美容液、乳液、クリーム、化粧下地など、複数の機能を一つに集約している。
 本書は、ゲルの食品および化粧品への応用を中心に技術開発の動向を各分野の第一線でご活躍中の方々にご執筆いただいた。そして、食品用ゲル、化粧品用ゲルの市場動向および天然高分子、微生物産生多糖類、タンパク質、半合成セルロース等の製法、生産量、メーカーシェア、用途別需要量、価格などをできるだけ詳細に調査・報告した。
 ゲルや増粘安定剤、食品、化粧品、医用材料などの研究開発に携わられる企業や大学の方々に最新の情報を提供できれば幸いに存じます。

2012年10月
シーエムシー出版 編集部

著者一覧

梶原莞爾信州大学 繊維学部 特任教授
吉村美紀兵庫県立大学 環境人間学部 教授
井ノ内直良福山大学 生命工学部 生命栄養科学科 教授
船見孝博三栄源エフ・エフ・アイ(株) 第一事業部 次長
早川和久信越化学工業(株) 合成技術研究所 セルロース研究担当部長
宮島千尋(株)キミカ 営業開発本部 取締役 営業開発部門統括部長
三浦靖岩手大学 農学部 教授
早瀬基(株)カネボウ化粧品 スキンケア研究所 主任研究員
山口博史住友精化(株) 機能化学品研究所
森光裕一郎住友精化(株) 機能化学品研究所 グループリーダー
中塚昭男住友精化(株) 機能化学品研究所 グループリーダー

構成および内容

【技術編】

第1章食品におけるゲル 梶原莞爾
1はじめに
2糖鎖系ゲルの構造と食感
3タンパク質系ゲルの構造と食感
4機能性流動ゲル
第2章きざみ食とゲル 吉村美紀
1はじめに
2きざみ食とは
3トロミ剤でまとめたきざみ食 ゾル-ゲル混合状態
3.1増粘剤(グアーガム、ローカストビーンガム、 キサンタンガム)をトロミ剤としてきざみ食に添加した場合の影響
3.2濃度の異なるキサンタンガムをトロミ剤としてきざみ食に添加した場合の影響
3.3キサンタンガムの調味料の影響
3.4固有粘度の異なるキサンタンガムをトロミ剤としてきざみ食に添加した場合の影響
3.5キサンタンガム・ジェランガム混合系をトロミ剤としてきざみ食に添加した場合の影響
4形状が異なるきざみ食の咀嚼性
5均質および不均質なゲル状態
第3章澱粉ゲル 井ノ内直良
1はじめに
2澱粉粒の性質
3澱粉の分子構造
4澱粉の糊化
5糊化温度と澱粉糊の粘度
6澱粉の糊化に影響を及ぼす因子
7澱粉糊の老化
8澱粉糊の老化に関する因子
9共存物質が澱粉ゲルに及ぼす影響
第4章食品多糖類ゲル〜ゲル化剤と食品のおいしさ〜 船見孝博
1はじめに
2ゲル化剤を含む食品ハイドロコロイドの市場動向
3テクスチャーの重要性
4テクスチャーモディファイヤーとしての食品ハイドロコロイドの有用性
5テクスチャーと化学的な味(フレーバーリリース)との関係
6テクスチャーと機器特性の相関
7高齢者用のゼリー状食品に使用される多糖類(テクスチャーデザインコンセプトによる新しい介護食ゼリーの開発)
7.1レトルト惣菜ゼリー
7.1.1カットゼリー入りゼリー
7.1.2二層ゼリー
7.1.3擬似果肉入りゼリー(果肉を一切使用せず、ゲル化剤のみで調製したゼリー)
8おわりに
第5章セルロース誘導体系ゲル 早川和久
1はじめに
2メチルセルロースの構造とゲル化のメカニズム
3水溶液の熱可逆ゲル化の実際
4MC類の熱可逆ゲルの応用
5工業用途への応用
5.1芳香剤への応用
5.2点眼剤への応用
5.3セラミックの押出成形への応用
5.4カプセル用途への応用
6その他のセルロース誘導体のゲル
6.1カルボキシメチルセルロースによるゲル
6.2低置換度ヒドロキシプロピルセルロースによるゲル
第6章海藻系ゲル 宮島千尋
1はじめに
2アルギン酸の構造
2.1陽イオンとの反応性
2.2Caイオンとの親和性
3アルギン酸のゲル化
4M/G比
4.1海藻の種類とM/G比
4.2M/G比とゲル強度
5アルギン酸ゲルの特徴
6アルギン酸ゲルの応用例
6.1歯科印象剤
6.2飼料
6.3ペットフード
6.4水処理
6.5食品
第7章ゲル化性タンパク質 三浦 靖
1はじめに
2植物起源タンパク質
2.1大豆タンパク質
2.1.1種類
2.1.2化学的性状
2.1.3ゲル形成性
2.1.4工業用途の素材
2.2小麦タンパク質
2.2.1種類
2.2.2化学的性状
2.2.3ゲル形成性
2.2.4工業用途の素材
3動物起源タンパク質
3.1乳タンパク質
3.1.1種類
3.1.2化学的性状
3.1.3ゲル形成性
3.1.4工業用途の素材
3.2卵タンパク質
3.2.1種類
3.2.2化学的性状
3.2.3ゲル形成性
3.2.4工業用途の素材
3.3筋肉タンパク質
3.3.1種類
3.3.2化学的性状
3.3.3ゲル形成性
3.3.4工業用途の素材
3.4誘導タンパク質(ゼラチン)
3.4.1種類
3.4.2化学的性状
3.4.3ゲル形成性
3.4.4工業用途の素材
4おわりに
第8章化粧品におけるゲル 早瀬 基
1はじめに
2ゲル形成のメリット
2.1製剤安定化
2.2感触調製・機能付与
3ゲル化剤とは
3.1ゲル化剤の種類と特徴
3.1.1合成高分子ゲル化剤
3.1.2天然高分子ゲル化剤・半合成高分子ゲル化剤
3.1.3低分子ゲル化剤
3.2ゲル化剤の選定条件
3.3ゲル化剤使用の留意点
3.3.1安全性
3.3.2品質管理
3.3.3処方における共存物質の影響
3.3.4製造条件
3.3.5その他の留意点
4おわりに
第9章アクリル系増粘剤 山口博史、森光裕一郎、中塚昭男
1はじめに
2架橋型非中和タイプ
2.1カルボマー
2.2顆粒状カルボマー
2.3アクリレーツ/C10-30アルキルアクリレートクロスポリマー
2.4超耐塩性増粘剤SERK
3架橋型部分中和タイプ
3.1カルボマーNa
3.2アクペックMGの応用例
4エマルション型増粘剤
4.1ASEとHASEの一般物性
4.2アクペックLの配合例
5おわりに

【市場編】

第10章食品用ゲル
1ゲル主体食品
1.1豆腐
1.2練り製品
1.3チーズ
2食感改良ゲル化食品
2.1グミ
2.2ゼリー
2.3プリン
3ゲル飲料
3.1主なゲル飲料メーカー
4咀嚼・嚥下補助食品
4.1特別用途食品制度
4.2高齢者用食品市場
4.3参入メーカー
5食物繊維
5.1水溶性食物繊維
5.2不水溶性食物繊維
6サプリメント
6.1サプリメント市場
6.2ゲル化剤の使用例
第11章化粧品用ゲル
1化粧品の市場動向
2化粧品のゲル化剤
3スキンケア(皮膚用化粧品)
3.1化粧水
3.2乳液
3.3クリーム
3.4美容液(エッセンス)
3.5多機能ジェル(オールインワンジェル)
3.6洗顔料
3.7パック
3.8ハンド化粧品
3.9UV化粧品
3.10髭そり用化粧品
3.11男性用スキンケア
4口紅(口唇化粧品)
4.1市場
4.2成分
4.3シリコーンオイルとゲル化剤
5ヘアコンディショナー
5.1市場
5.2主なメーカー
5.3成分
第12章ゲル化・増粘安定剤
1植物由来のゲル化・増粘安定剤
1.1デンプン
1.2ペクチン
1.3ローカストビーンガム
1.4グアーガム
1.5タマリンドガム(タマリンド種子多糖類)
1.6アラビアガム
1.7コンニャクグルコマンナン
1.8トラガントガム
1.9大豆多糖類
1.10サイリウム
2微生物由来のゲル化・増粘安定剤
2.1キサンタンガム
2.2カードラン
2.3ジェランガム
2.4サイクロデキストリン(CD)
3藻類由来のゲル化・増粘安定剤
3.1カラギーナン
3.2寒天
3.3アルギン酸(アルギン酸ナトリウム)
3.4ヒアルロン酸(ヒアルロン酸ナトリウム)
4タンパク質のゲル化・増粘安定剤
4.1ゼラチン
4.2大豆ペプチド
4.3大豆タンパク
4.4卵タンパク
4.5小麦タンパク
5合成・半合成ゲル化・増粘安定剤
5.1カルボキシビニルポリマー
5.2カチオン化グアーガム
5.3粉末セルロース
5.4結晶セルロース
5.5カルボキシメチルセルロース(CMC)
5.6ヒドロキシエチルセルロース(HEC)
5.7ヒドロキシプロピルセルロース(HPC)
5.8メチルセルロース(MC)
5.9ヒドロキシプロピルメチルセルロース(HPMC)
5.10エチルセルロース(EC)
5.11カルボキシメチルエチルセルロース(CMEC)
5.12酢酸フタル酸セルロース(CAP)



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