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薬用食品の開発II    
―薬用・有用植物の機能性食品素材への応用―
Development of Medicinal Foods II
[コードNo.2012T846]

※ 本書籍はご試読頂けません ※

■監修/ 吉川雅之村岡修
■体裁/ B5判 287ページ
■発行/ 2012年4月 (株)シーエムシー出版
■定価/ 75,600円(税込価格)
■ISBNコード/ 978-4-7813-0555-4

 
★抗メタボリックシンドローム、アンチエイジング素材などへの応用が話題!
★今あらためて注目される薬用植物素材について解説!
★薬用食品素材の資源確保問題も詳述!

キーワード

メタボリックシンドローム/抗糖尿病/抗酸化/血圧降下/内臓脂肪/抗痛風/抗糖化/抗がん/アンチエイジング/生薬/ポリフェノール/フラワーレメディ/レスベラトロール茶/甘茶/タマネギ/ニンニク/パームシュガー/デイジーフラワー/ローズヒップ/サクラ/サフラン/ホウセンカ/ジャワナガコショウ/ハッサク/カバノアナタケ/タヒボ/ノニ

刊行にあたって

 高齢化社会の進展を受け多くの国民が医療に頼らず積極的に病気の予防や健康な日常生活を営むことを望み健康食品やサプリメントなどを利用したセルフプリベンション、セルフプロテクションによる健康の維持や増進が強く意識されている。
 薬学領域においては人々の、薬物と食品は同源―薬食同源―の想いから、薬用食品について、それらの補完・代替医療素材としての有用性につき、マテリアルサイエンス(物質科学)を基盤とした研究がこれまで実施されてきた。1999(平成11)年には「疾病予防と薬用食品《をキーワードとして第1回「くすりと食べ物《シンポジウムが開催され2006(平成18)年に日本薬学会生薬天然物部会主催の「食品薬学シンポジウム《に引き継がれるまで、都合8回に渡り毎年開催されてきた。2007(平成19)年には、これらの成果が成書として発刊されている。本書はその第2部を成すもので、その後4回開催された「食品薬学シンポジウム《の成果と同シンポジウムの目指すところの一つである、「生活習慣病の予防と治療《への対処を念頭に構成されている。食品に内在するくすりとしての機能を科学的に抽出し、これをメタボリックシンドロームに見られる諸症候群の改善、さらには諸疾病の予防、治療に積極的に利用する試みは、今後ますます重要性を増すものと思われる。本書に見られる各成果が、これらの試みの科学的根拠となり、さらなる今後の研究の進展と相まって、健康食品による「生活習慣病の予防・治療《に資することを心から願うところである。

2012年4月 村岡 修、吉川雅之(本書「はじめに《より、一部抜粋)

著者一覧

谿忠人大阪大谷大学 薬学部 漢方医療薬学講座 教授
播磨章一近畿大学 薬学総合研究所 客員教授
吉川雅之京都薬科大学 生薬学分野 教授
松田久司京都薬科大学 生薬学分野 准教授
野原稔弘崇城大学 薬学部 教授
藤原章雄熊本大学 大学院生命科学研究部 細胞病理学分野 助教
波多野力岡山大学 大学院医歯薬学総合研究科 教授
中村誠宏京都薬科大学 生薬学分野 助教
黒田明平東京薬科大学 薬学部 漢方資源応用学教室 講師
三巻祥浩東京薬科大学 薬学部 漢方資源応用学教室 教授
堀一之秋田県総合食品研究センター 企画管理室 上席研究員
高橋砂織秋田県総合食品研究センター 食品加工研究所 所長
田邉元三近畿大学 薬学部 准教授
森川敏生近畿大学 薬学総合研究所 食品薬学研究室 准教授
二宮清文近畿大学 薬学総合研究所 食品薬学研究室 講師
正山征洋長崎国際大学 薬学部 教授
村田和也近畿大学 薬学部 創薬科学科 薬用資源学研究室 講師
松田秀秋近畿大学 薬学部 創薬科学科 薬用資源学研究室 教授
下田博司オリザ油化(株) 研究開発部 取締役部長
角谷晃司近畿大学 薬学総合研究所 機能性植物工学研究室 准教授
石黒京子武庫川女子大学 薬学部 教授
奥尚枝武庫川女子大学 薬学部 助教
増田めぐみ近畿大学 大学院薬学研究科 薬学専攻 博士後期課程
田中麗子大阪薬科大学 医薬品化学研究室 教授
太田富久金沢大学 医薬保健研究域 薬学系 教授
村岡修近畿大学 薬学総合研究所/薬学部 有機薬化学研究室 教授
池上文雄千葉大学 環境健康フィールド科学センター 教授
塚越覚千葉大学 環境健康フィールド科学センター 助教
阿部友美近畿大学 薬学部 創薬科学科 薬用資源学研究室 研修生
新藤聡千葉大学 環境健康フィールド科学センター 寄附研究部門教員
松原紀嘉千葉大学 環境健康フィールド科学センター 助教
渡辺均千葉大学 環境健康フィールド科学センター 准教授

目   次

第1章食品薬学の研究素材となる漢方薬~「快食・快便」に寄与する薬食同源の漢方薬を中心に~   谿 忠人
1はじめに
2生薬学と漢方医療薬学と食品薬学
3漢方薬の来歴と薬食同源素材
4漢方医療における食品
5漢方医療における「快食と快便」
6漢方医療における脾胃と腸の調整
7食品薬学の課題
7.1食品薬学全般に関わる課題
7.1.1遺伝資源の持続的利用
7.1.2研究材料の規格確認
7.2「食べ物の中のくすり」の研究に関わる課題と要望
7.3薬用食品の開発研究に関わる課題
7.3.1成分薬理と食品の作用との対比
7.3.2予防効果と治療効果
7.3.3安全性への配慮
8まとめ
第2章茶花の食習俗としての文献考察   播磨章一
1はじめに
2最初のお茶
2.1振茶
2.2ボテボテ茶(茶+茶花)
2.3振茶の歴史
2.4六波羅蜜寺の施茶
2.5中国での茶の飲用法―中国ペー族の「植茶」―
2.6宋代の茶の点て方
3茶筌の起源と種類
4桶茶
4.1桶茶;各地の利用
4.2沖縄のブクブク茶(桶茶)
4.3奥三河の茶は桶茶
5茶外の茶
5.1さまざまな茶と混成茶
5.2花から造るお茶
6おわりに
第3章茶花の生体機能:メタボリックシンドローム予防作用   吉川雅之
1はじめに
2茶花の食経験 -ぼてぼて茶-
3茶花エキスの生体機能
3.1抗肥満作用
3.2抗糖尿病作用
3.3胃排出能抑制作用および小腸内輸送能亢進作用
3.4胃保護作用
3.5ラジカル消去活性
4茶花、椿花、山茶花、茶子木花の作用比較
5茶花含有成分
6茶花含有サポニン (Floratheasaponin類とChakasaponin類)の生体機能
7茶花含有サポニン (Chakasaponin類) の食欲抑制とその作用様式
8茶花サポニンの定量分析
9茶花の安全性
第4章甘茶の新規生体機能   松田久司
1はじめに
2甘茶の抗アレルギー作用
2.1活性成分の単離と抗アレルギー作用
2.2活性成分の作用機序
3甘茶の抗糖尿病作用
4甘茶の加工調製における化学過程の解析
第5章タマネギおよびニンニクの新規Sulfoxidesとその抗腫植作用   野原稔弘、藤原章雄
1はじめに
2Onion
2.1抽出・分離
2.2Onionin A(1)の構造
2.3Onionin A (1) 生成についての考察
2.4Onionin Aのマクロファージ活性化制御作用
3Garlic
3.1抽出・分離
3.2Cyclic Sulfoxide Type
3.3Dithiine Type
3.4Aallicin Type
4おわりに
第6章タンニンおよび関連ポリフェノールを含有する食品とその機能性   波多野 力
1はじめに
1.1ポリフェノールと植物
2食品のポリフェノールとその分類
3タンニンとポリフェノールの関係
4プロアントシアニジン、縮合型タンニンと含有食品
5加水分解性タンニンを含む食品・飲料・植物
6ポリフェノールの種々の機能性
7ポリフェノールの代謝
第7章パームシュガーのメタボリックシンドローム予防作用   中村誠宏
1はじめに
2パームシュガー
2.1パームシュガーエキスの血糖値上昇抑制作用と含有成分
2.2パームシュガー主成分 dioscin の血糖値上昇抑制作用とその作用様式の検討
3フタバガキ科植物 Cotylelobium melanoxylon
3.1Cotylelobium melanoxylon エキスのメタボリックシンドローム予防作用と含有成分
3.2主成分 vaticanol A (2)、 E (3)、 G (4) のメタボリックシンドローム予防作用
4おわりに
第8章Glycyrrhiza glabra L.を基原とする甘草のメタボリックシンドロームに対する予防・改善効果と活性成分   黒田明平、三巻祥浩
1はじめに
2G. glabra を基原とする甘草のPPARγリガンド活性を指標とした成分検索
3LFOの高脂肪食負荷KK‐Ayマウスに対する血糖値上昇抑制効果
4まとめ
第9章昇圧系律速酵素レニン阻害による血圧対策食品の探索   堀 一之、高橋砂織
1はじめに
2高血圧症に用いる薬とは
3レニン- アンジオテンシン系と関係する降圧薬
4昇圧系律速酵素レニン阻害をターゲットに
5食品成分によるヒトレニン阻害の探索
6大豆に含有されるサポニンがレニン阻害活性成分
7どのサポニン化合物がレニン阻害活性を持つのか
8おわりに
第10章アーユルベーダ生薬"サラシア"の新規活性成分とその定量   田邉元三
1はじめに
2Salacia 属植物由来新規α‐グルコシダーゼ阻害活性成分
3新規α‐グルコシダーゼ阻害活性成分の構造活性相関
4チオ糖スルホニウム塩を指標としたSalacia 属植物エキスの評価法
4.1α‐グルコシダーゼ阻害活性成分、 Salacinol (1)、 Kotalanol(2)、 Neosalacinol (5) および Neokotalanol (6) のLC/MS分析条件の検討
4.2検量線作成、繰り返し精度試験および添加回収試験
4.3Salacia属植物原料中の salacinol (1)、 kotalanol (2)、 neosalacinol(5) および neokotalanol (6) のLC/MS定量分析
5おわりに
第11章デイジーフラワーの血中中性脂質上昇抑制サポニン成分   森川敏生
1はじめに
2デイジーフラワーの血中中性脂質上昇抑制作用成分の探索
3デイジーフラワー含有サポニン成分のトリグリセライド吸収に及ぼす影響
4おわりに
第12章ローズヒップに含有される内臓脂肪蓄積低減作用成分   二宮清文
1はじめに
2ローズヒップについて
3ローズヒップ抽出エキスの肝臓内中性脂肪代謝促進活性
4ローズヒップ抽出エキスの内蔵脂肪蓄積低減作用
5ローズヒップ種子の含有成分
6Trans-tiliroside (1) の内蔵脂肪蓄積抑制活性
7Trans-tiliroside (1) および関連化合物の内蔵脂肪蓄積抑制活性
8Trans-tiliroside (1) の作用機序
9おわりに
第13章アンチエイジング作用を持つサフラン   正山征洋
1はじめに
2アルコール障害記憶学習に対するクロシンの改善作用
3LTPに対するクロシンの効果
4PC-12細胞死に対するクロシンの阻害作用
5血清・グルコースフリーDMEM培地により活性化されるスフィンゴミエリネースのクロシンによる阻害活性
6クロシンにより活性化されるglutathione reductase(GR)、γ-glutamylcysteinyl synthase (γ-GCS)による細胞内GSHレベル
7クロシンの抗酸化作用による脳神経細胞死の予防効果
8PC-12細胞内のクロシンの分布
9ヒト大腸がん細胞に対するサフランとクロシンの効果
10クロシンの睡眠作用
11おわりに
第14章天然物資源からの抗痛風作用成分の探索   村田和也、松田秀秋
1はじめに
2キンマの葉
3クロウコン
4ウンシュウミカン
5おわりに
第15章サクラの抗糖化活性成分   下田博司
1はじめに
2サクラ花部の含有成分
3AGEs産生抑制作用
4AGEsによる線維芽細胞のアポトーシスに及ぼす作用
5糖化線維芽細胞のコラーゲン格子形成に及ぼす作用
6コラーゲン産生促進作用
7おわりに
第16章冬虫夏草の人工培養とアンチエイジング作用   角谷晃司
1はじめに
2冬虫夏草(C. sinensis)菌糸体および子実体の人工培養
3冬虫夏草菌糸体の抗酸化作用ならびにMMP(Matrix metalloproteinase)活性阻害効果
4おわりに
第17章ホウセンカの多様な生物活性と成分 ―抗かゆみ作用、抗アレルギー作用、抗リューマチ作用、駆瘀血作用―   石黒京子、奥 尚枝
1はじめに
2ホウセンカの生物活性成分
3ホウセンカの抗痒み作用
3.1一過性掻痒(かゆみ)モデルマウスに対する効果
3.2 アトピー性皮膚炎モデル(NC)マウスの痒みに対する効果
4ホウセンカの抗アナフィラキシー(I型アレルギー)作用
4.1IgE抗体依存性アナフィラキシーモデルマウスの作製法
4.2アナフィラキシーの死亡に対するホウセンカの効果
4.3アナフィラキシーに起因する血圧低下に対する効果
4.4アナフィラキシーに起因する血流量低下に対する効果
4.5ホウセンカのアレルギー予防作用
4.6ホウセンカの抗アレルギー作用メカニズム
5ホウセンカの駆瘀血作用
6ホウセンカの抗リウマチ作用
7ホウセンカのテストステロン5α‐リダクターゼ阻害作用
8おわりに
第18章ジャワナガコショウの肝保護作用成分   森川敏生
1はじめに
2ジャワナガコショウからの肝保護作用成分の探索
2.1TNF-α感受性低減作用
2.2TNF-α高感受性L929細胞を用いたTNF-α誘発細胞障害抑制作用
2.3P. chaba抽出エキスのD-GalN/LPS誘発マウス肝障害モデルを用いた肝保護作用
2.4活性成分の探索
3Piperine (1)の肝保護作用およびTNF-α感受性低減作用
4おわりに
第19章血流改善作用を併せ持つ未熟ハッサク果実の美白・美肌効果   増田めぐみ、松田秀秋
1はじめに
2未熟ハッサク果実の美白作用
2.1スクリーニング試験による未熟ハッサク果実の選出
2.2未熟ハッサクエキスの抗酸化作用
2.3未熟ハッサクエキスのメラニン産生抑制作用成分
2.4未熟ハッサクエキスのin vivo色素沈着改善作用
3未熟ハッサクエキスの血液流動性低下抑制作用
3.1未熟ハッサクエキスのLPS誘発DIC病態ラットにおける血液流動性低下抑制作用
3.2未熟ハッサクエキスのin vivo線溶系活性化作用
3.3未熟ハッサクエキスのin vivo血液流動性低下抑制作用
3.4未熟ハッサクエキスの血流流動性低下抑制作用成分の探索
3.5Naringenin-7-glycoside(Prunin)の血小板凝集および赤血球凝集抑制作用、および線溶系活性化作用
4おわりに
第20章カバノアナタケ(チャーガ)の有効性   田中麗子
1はじめに
2化学成分
3特徴的成分
4トリテルペノイド
5抗酸化活性
6抗腫瘍活性
7がん予防活性
8抗炎症活性
9その他の作用
10おわりに
第21章南米ブラジル産薬用樹木Tabebuiaavellanedae"タヒボ(Taheebo)" ~その有効成分と抗がん作用及び安全性の評価~   太田富久
1はじめに
2タヒボとは
3タヒボの有効性
4含有される有効成分
5NQ801の抗腫瘍効果を検証する基礎実験
6タヒボ粉末およびエキス末の抗腫瘍効果
7タヒボおよびNQ801分画増強エキス末の安全性に関する研究
8がん疾患を背景とした重要性
第22章砂漠人参「カンカ」の機能と砂漠緑化   村岡 修
1はじめに
2シルクロードのオアシス都市ホータン
3砂漠人参"カンカ"
4カンカの含有成分
5カンカ抽出エキスおよび含有成分の生物活性
5.1血管収縮抑制作用
5.2肝保護作用および作用メカニズム解析
6カンカの栽培と砂漠緑化への取り組み
第23章薬膳素材としての伝統野菜の適性を探る   池上文雄、塚越 覚
1はじめに
2官能評価と含有成分によるダイコン品種の評価
3官能評価と含有成分によるニンジン品種の評価
4官能評価と含有成分によるニガウリ品種の評価
5結果および考察
第24章亜熱帯性植物・ノニ(Morinda citrifolia)の葉と種子の薬用利用   阿部友美、増田めぐみ、松田秀秋
1伝承薬物としてのノニ
2ノニ葉の血液流動性低下抑制作用
2.1ノニ葉の血液流動性低下抑制作用(In Vivo)
2.2ノニ葉の血小板凝集抑制作用(In Vitro)
2.3ノニ葉の赤血球凝集抑制作用(In Vitro)
2.4ノニ葉の線溶系活性化作用(In Vivo)
3ノニ種子の皮膚光老化抑制作用
3.1ノニ種子のメラニン産生抑制作用(In Vitro)
3.2ノニ種子のチロシナーゼ活性阻害作用(In Vitro)
3.3ノニ種子の抗酸化作用(In Vitro)
3.4ノニ種子のmatrix metalloproteinase-1(MMP-1)放出抑制作用(In Vitro)
3.5ノニ種子の好中球エラスターゼ活性阻害作用(In Vitro)
4おわりに
第25章薬用植物の効率的栽培とその将来性   池上文雄、塚越 覚、新藤 聡、松原紀嘉、渡辺 均
1はじめに
2日本の民間薬センブリの園芸的生産
3環境制御施設を用いた薬用植物トウキの生産
4?物工場における薬用植物の生産
5おわりに



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