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機能性スポーツフードの開発    
Development of Functional Sports Food
[コードNo.2013T881]

※ 本書籍はご試読頂けません ※

■監修/ 矢澤一良
■体裁/ B5判 214ージ
■発行/ 2013年1月 (株)シーエムシー出版
■定価/ 61,560円(税込価格)
■ISBNコード/ 978-4-7813-0674-2

 
★アスリートのための機能性食品と効率的な摂取法を詳述
★フィジカルからメンタル強化まで、競技に即した食品も紹介
★食品メーカー各社の話題の素材について解説

キーワード

疲労回復/抗疲労/骨・筋肉強化/メンタル/糖・脂質燃焼/視覚/栄養管理/アスリートフード/サプリメント/スポーツドリンク/パフォーマンス向上

刊行にあたって

多くの研究機関や企業開発研究者がしのぎを削って特徴的なスポーツヘルスフード素材の研究がなされてきた。
 狭義のスポーツ栄養であれば、特殊な食品やドリンクを摂取したトップアスリートが鮮やかなパフォーマンスを披露し、その因果関係を明らかにできないまま、メディアや口コミで伝わるようなケースもあり得る。しかし本書では、科学的なエビデンス、機能のメカニズムの理論的根拠と安全性を有する機能性食品、すなわち「ヘルスフード科学」にフォーカスをあてて、スポーツ機能を向上し、それに止まらず生活習慣のなかで健康の維持増進に役立つような食品・食材の有用性を概説したい。
体は意識して重力に逆らいながら動かさないと動かなくなり、筋力は衰える一方である。食べるものも意識して選択しないと健康の維持・増進にならないばかりか、逆効果となることもある。バランスの良い食生活は基本であるが、それにさらに「ヘルスフード」を取り入れることにより、その効果が相乗的に改善され、効果的な生活習慣病やメタボリックシンドローム予防、さらにはスポーツパフォーマンスを向上させることが期待できる。
本書は、多方面にわたる応用性・実践性の高い内容になっている事が特徴と言える。

本書「巻頭言」より抜粋

著者一覧

矢澤一良東京海洋大学 特定事業「食の安全と機能(ヘルスフード科学)に関する研究」プロジェクト 特任教授
久保村大樹焼津水産化学工業(株) 研究開発部 主任
川本和久福島大学 人間発達文化学類 教授
内藤裕二京都府立医科大学 大学院医学研究科 消化器内科学 准教授
山田豊文杏林予防医学研究所 所長
浜岡隆文立命館大学 スポーツ健康科学部 教授
黒澤裕子立命館大学 総合科学技術研究機構 研究員
藤岡正子立命館大学 総合科学技術研究機構 研究員
折茂肇公益財団法人 骨粗鬆症財団 理事長
岡ア和伸大阪市立大学 都市健康・スポーツ研究センター;大阪市立大学 大学院医学研究科 運動環境生理学 准教授
石垣尚男愛知工業大学 経営学部 教授
長岡功順天堂大学 大学院 医学研究科生化学・生体防御学 教授
鈴木良雄順天堂大学 大学院 スポーツ健康科学研究科 先任准教授
澤木啓祐順天堂大学 特任教授
青井渉京都府立大学 大学院生命環境科学研究科 健康科学研究室 助教
吉川敏一京都府立医科大学 学長
杉浦克己立教大学 コミュニティ福祉学部 スポーツウエルネス学科 教授
鯉川なつえ順天堂大学 スポーツ健康科学部 准教授
松本恵日本大学 文理学部 体育学科 准教授
石井好二郎同志社大学 スポーツ健康科学部 教授
伊藤静夫公益財団法人 日本体育協会スポーツ科学研究室 室長
三浦綾子浜松大学 健康プロデュース学部 健康栄養学科 准教授
田中誠一浜松大学 健康プロデュース学部 健康鍼灸学科 教授
高岡なつみ東京海洋大学 大学院海洋科学技術研究科
馬場星吾(株)明治 健康事業商品企画部
前渕元宏不二製油(株) 蛋白加工食品カンパニー 開発部門 開発研究所 蛋白素材開発室 主任
王堂哲ロンザジャパン(株) ニュートリション事業部 事業部長
田辺康治ロンザジャパン(株) ニュートリション事業部 セールス・マーケティング
藤井健志(株)カネカ QOL事業部 幹部職
坪井誠一丸ファルコス(株) 開発部 執行役員 開発部長
中川格(株)カネカ QOL事業部 上席幹部職

構成および内容

序章 スポーツフードの開発動向   矢澤一良
1疲労の構造 ―肉体的疲労と精神的疲労―
2疲労の要因と食品による改善

〔第1編 素材〕

第1章疲労に対するアンセリンの効果   久保村大樹
1はじめに
2抗疲労効果
2.1実験動物による検討
2.2足上げ負荷による検討
2.3日常疲労に対する効果検討
2.4その他の報告
3抗疲労効果と関連する生理機能について
3.1抗酸化機能
3.2自律神経との関わり
4食品への利用性について
4.1体内動態と安全性
4.2物性について
5まとめ
第2章アスタキサンチン摂取の効果   川本和久
1アスタキサンチン摂取はミドルパワーを向上させるのか
2アスタキサンチン摂取は間欠的無酸素性運動の持続に効果があるのか
3アスタキサンチン摂取はコンディショニングにどう関わるか
第3章スポーツと抗酸化栄養素   内藤裕二
1はじめに
2急性運動負荷とフリーラジカル生成
3バイオマーカーによる急性運動負荷時の酸化ストレスの検出
4抗酸化成分は急性運動負荷による酸化ストレス軽減に有効か?
5急性運動負荷後の免疫能低下、遅発性筋損傷
6おわりに
第4章スポーツ栄養学におけるマグネシウムの重要性   山田豊文
1はじめに
2スポーツ中の突然死とマグネシウムの関連性
3マグネシウム不足が引き起こす肉離れ
4視力向上にもマグネシウムが働く
5痛みの緩和にもマグネシウムは有効
6未精製穀物の玄米や豆類はマグネシウムの宝庫
7不足しがちなマグネシウムをサプリメントで補う
8おわりに
第5章筋力および運動パフォーマンス増強素材   浜岡隆文、黒澤裕子、藤岡正子
1はじめに
2タンパク代謝とその変動要因
3レジスタンストレーニングとアミノ酸摂取
4レジスタンス系トレーニング選手のタンパク所要量
5クレアチン摂取とその効果
5.1クレアチン摂取の安全性
5.2クレアチン摂取の倫理およびドーピング
6カテキンおよび緑茶抽出物とその効果
6.1カテキンのエネルギー消費および脂質利用の亢進および体重減少作用
6.2カテキンのマウスのランニング運動パフォーマンス増強作用
7おわりに
第6章骨の健康と食生活   折茂 肇
1はじめに
2骨をもろくする食品、サプリメント
2.1蛋白質
2.2カフェイン
2.3砂糖
2.4炭酸飲料
2.5アルコール
2.6食塩
3骨を強くする食品、サプリメント
3.1カルシウム
3.2マグネシウム
3.3亜鉛
3.4ビタミンB群
3.5ビタミンK
3.6ビタミンD
3.7果物と野菜
3.8植物性エストロゲン(イソフラボン、リグナン、クメスタチン)
第7章体温調節と機能性食品   岡ア和伸
1はじめに
2暑熱環境下での運動時の体温調節応答
3暑熱環境下での運動時の体液調節応答
4暑熱環境下での運動時の体液調節と体温調節の連関
5持久性トレーニングによる体温調節応答の改善機構
6持久性トレーニングによる血漿量の増加とそれを亢進する機能性食品
7運動直後の蛋白質・糖質摂取による血漿量増加を介した体温調節応答の向上
8高齢者の熱中症予防のために
9まとめ
第8章DHAのスポーツ選手の視覚機能への効果   石垣尚男
1はじめに
2DHAと視力
3スポーツと視力
4DHA摂取と視覚機能測定
4.1被験者
4.2DHA群とプラセボ群の摂取量
5DHA摂取による視力と視覚機能への効果
5.1視力は向上する
5.2KVA動体視力は向上せず、反応時間も短縮しない
5.3コントラスト感度も変化しない
5.4その他の視覚機能へも影響しない
6まとめ
第9章グルコサミンの関節に及ぼす効果   長岡 功
1はじめに
2サッカー選手と非運動学生におけるバイオマーカーの比較
3各種バイオマーカーの相関
4サッカー選手にグルコサミン塩酸塩を投与した際のバイオマーカーの変化
5まとめ

〔第2編 有効利用と代謝のメカニズム〕

第10章海外での利用と開発の動向   鈴木良雄、澤木啓祐
1サプリメント市場
2サプリメントの使用状況
3サプリメントに対する評価と研究の状況
4アスリートが摂取するサプリメントの効果
5効果ありとされているもの
5.1スポーツフード
5.2運動能力に有益なもの
6海外での開発について
第11章スポーツにおける抗酸化フードの有効性   青井 渉、内藤裕二、吉川敏一
1はじめに
2運動による活性酸素種の生成
3運動誘発性酸化ストレスが生体におよぼす影響
4抗酸化フードによる筋損傷抑制効果
5抗酸化フードによるエネルギー代謝改善作用
6抗酸化フードの多面性
第12章アスリートの栄養サポートサプリメント   杉浦克己
1はじめに
2サプリメントとは何か
3サプリメントの種別
3.1プロテイン
3.2ミネラル類
3.3ビタミン類
3.4分岐鎖アミノ酸
3.5コラーゲン
3.6クレアチン
3.7マルトデキストリン
4栄養サポート事例
4.1柔道選手の減量
4.2長距離・マラソン高地合宿のサポート
4.3サッカー日韓ワールドカップ
5おわりに
第13章競技能力向上におけるEPA・DHA摂取   鯉川なつえ、澤木啓祐
1EPAとDHA
2アスリートの競技能力
2.1持久能力
2.2動体視力
3アスリートにおけるEPA・DHA摂取の効果
3.1長距離ランナーのオメガ3脂肪酸摂取が競技パフォーマンスに与える効果
3.2高地トレーニングでの魚油濃縮物投与の効果
3.3DHA摂取が動体視力に与える影響
4EPAとDHAの可能性
第14章食後経過時間の糖質・脂質燃焼への影響   松本 恵、石井好二郎
1はじめに
2食後の血糖値と血中脂肪酸濃度
3運動開始時の血糖値と糖質・脂質燃焼比率
4運動前の食事内容
5おわりに
第15章スポーツドリンクの効率摂取   伊藤静夫
1「水はできるだけ飲むな」という時代
2「水をできるだけ飲む」という時代
2.1脱水はパフォーマンスを低下させる
2.2運動中は脱水になりやすい=自発的脱水
3「体重減少が2%を越えない水分摂取量」へのシフト
3.1水の飲み過ぎによる弊害=水中毒
3.2水分補給量に関するガイドラインの流れ
4実践的水分摂取量=喉の渇きに応じて
4.1個人ごとの水分補給量を知る
4.2喉の渇きに応じた飲水=任意飲水
4.3任意飲水による軽度脱水はパフォーマンスを低下させない
4.4体液調節の新たな要=アクアポリン
5おわりに
第16章筋回復における栄養とその摂取   三浦綾子、田中誠一
1はじめに
2筋グリコーゲン量回復のための栄養とその摂取
3筋タンパク量回復のための栄養とその摂取
第17章メンタル管理とムードフード   高岡なつみ、矢澤一良
1スポーツとストレス
1.1スポーツにおけるストレス
2中枢性疲労とスポーツ
2.1運動ストレスと疲労
2.2中枢性疲労
3睡眠とスポーツ
3.1筋肉増強および疲労回復のメカニズム
3.2睡眠と筋肉増強の関係
4ムードフードとスポーツ
4.1ムードフードとは
4.2ムードフードとして知られる成分
5スポーツサプリメント
5.1スポーツサプリメントについて
5.2スポーツサプリメントの成分
6海外でのムードフードの調査
7スポーツサプリメントにおけるムードフードの今後の展望
第18章サプリメント、ドリンク、補助食品
1ホエイプロテインの運動に対する機能 馬場星吾
1.1はじめに
1.2ホエイプロテインの筋損傷抑制作用
1.3ホエイプロテインの体内水分保持促進作用
1.4ホエイペプチドの抗疲労効果
1.5おわりに
2ペプチド   前渕元宏
2.1はじめに
2.2大豆ペプチドの易吸収性
2.3大豆ペプチド摂取による肉体疲労軽減効果
2.4大豆ペプチド摂取による運動パフォーマンス向上
2.5おわりに
3L-カルニチンによる筋肉・疲労のマネジメント   王堂 哲、田辺康治
3.1はじめに
3.2L-カルニチンについて
3.3持久運動能力向上への寄与
3.4L-カルニチンの筋肉痛抑制効果
3.5おわりに
4ユビキノール(還元型コエンザイムQ10)   藤井健志
4.1はじめに
4.2CoQ10の作用メカニズム
4.3ユビキノールとユビキノン
4.4パフォーマンス向上
4.5コンディショニング
4.6活用法
5ヘム鉄   坪井 誠
5.1はじめに
5.2ヘム鉄とは
5.3ヘム鉄の吸収性
5.4ヘム鉄の貧血改善と肌への影響
5.5鉄補給
5.6保湿性
5.7肌アンケート
5.8医師問診・所見・評価
5.9まとめ
6甘草グラブラポリフェノール   中川 格
6.1はじめに
6.2甘草グラブラポリフェノールのヒトにおける効果検証
6.3甘草グラブラポリフェノールの体脂肪低減作用機序
6.4甘草グラブラポリフェノールの筋肉増量作用とその作用機序
6.5甘草グラブラポリフェノールの安全性とステータス
6.6おわりに



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