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ゾル-ゲル法の最新応用と展望    
The Latest Application and Perspective of Sol-Gel Processing
[コードNo.2014T930]

※ 本書籍はご試読頂けません ※

■監修/ 野上正行
■体裁/ B5判 320ページ
■発行/ 2014年2月24日 (株)シーエムシー出版
■定価/ 77,760円(税込価格)
■ISBNコード/ 978-4-7813-0931-6

 
★ 『ゾル-ゲル法』シリーズ、最新版完成!
★ 光、エネルギー、環境・生体と多方面に展開する応用技術を詳述
★ 国内第一線の研究者が最新動向を解説!

キーワード

有機-無機ハイブリッド / 透明導電膜 / 発光材料 / 蛍光材料 / リチウムイオン電池 / 燃料電池 / 色素増感太陽電池 / ナノシート / ナノコンポジット / バルクゲル / フォトクロミック / メソ多孔体

刊行にあたって

ゾル-ゲル法に関する最初のシーエムシー出版の単行本は『ゾル-ゲル法応用技術の新展開』で、2000年に出版された。その後、ゾル-ゲル法の進歩をカバーすべく、5年毎に新版を重ねてきた。今回、最新の展開を紹介するとともに今後の開発動向を展望するとし、本書『ゾル-ゲル法の最新応用と展望』の出版が企画された。
本書は総論編と応用編で構成されている。総論編では、ゾル-ゲル反応・合成についての基礎を解説するとともに、ますます多様化してくる構造・形態制御技術の解説を充実させた。用途・応用の広さからみて、本法が極めて多くの可能性を有していることが理解される。応用編では、光・電子技術への応用は勿論のこと、エネルギー・環境分野から生体材料における最新の研究を紹介している。執筆者はそれぞれの分野の最先端で活躍しておられる先生方であり、ゾル-ゲル法の最新情報を盛り込むことができたと考えている。
本書がゾル-ゲル法技術に関心のある研究者、技術者にとって恰好の参考書となることを願っている。

野上正行
(本書「はじめに」より)

著者一覧

野上正行SolgeT 代表
郡司天博東京理科大学
金子芳郎鹿児島大学
冨田恒之東海大学
垣花眞人東北大学
伴隆幸岐阜大学
大矢豊岐阜大学
田中一生京都大学
中條善樹京都大学
忠永清治北海道大学
橋雅英大阪府立大学
徳留靖明大阪府立大学
久家克明キヤノン(株)
原口和敏(一財)川村理化学研究所
下嶋敦早稲田大学
黒田一幸早稲田大学
宮田浩克キヤノン(株)
中西和樹京都大学
長谷川丈二京都大学
梶原浩一首都大学東京
金森主祥京都大学
早瀬元京都大学
幸塚広光関西大学
瀬川浩代(独)物質・材料研究機構
加藤一実(独)産業技術総合研究所
荻崇広島大学
奥山喜久夫広島大学
佐々木高義(独)物質・材料研究機構
片桐清文広島大学
杉田真一扶桑化学工業(株)
武藤浩行豊橋技術科学大学
藤原忍慶應義塾大学
安達健太山口大学
山ア鈴子山口大学
嶌越恒九州大学
久枝良雄九州大学
後藤康友(株)豊田中央研究所
稲垣伸二(株)豊田中央研究所
河村剛豊橋技術科学大学
松田厚範豊橋技術科学大学
米田貴重旭硝子(株)
矢部裕城パナソニック(株)
佐熊範和アトミクス(株)
西出利一日本大学
福井俊巳(株)KRI
秋山毅滋賀県立大学
大幸裕介名古屋工業大学
辰巳砂昌弘大阪府立大学
林晃敏大阪府立大学
伊藤省吾兵庫県立大学
金指正言広島大学
都留稔了広島大学
城ア由紀九州工業大学
都留寛治九州大学
早川聡岡山大学
尾坂明義岡山大学
増田佳丈(独)産業技術総合研究所
蔵岡孝治神戸大学

目 次

【総論編】
第1章ゾル-ゲル反応
1アルコキシシランの合成  (郡司天博)
1.1はじめに
1.2アルコキシシランの合成
1.3アルコキシオリゴシロキサンの合成
1.4アルコキシカゴ型シルセスキオキサンの合成
1.5おわりに
2規則構造を有する可溶性ポリシルセスキオキサンの合成  (金子芳郎)
2.1はじめに
2.2ヘキサゴナル相に積層するカチオン性ロッド状PSQの合成
2.3ロッド状PSQの分子構造の検討 〜ラダー状構造の解析手法〜
2.4ヘキサゴナル相に積層するアニオン性ロッド状PSQの合成
2.5カチオン性ラダー状PSQとかご状オリゴSQの選択的合成
2.6おわりに
3水溶性原料の開発と材料合成への展開  (冨田恒之、垣花眞人)
3.1溶媒としての水
3.2水溶性チタン原料
3.3水溶性ニオブ原料と水溶性タンタル原料
3.4水溶性ケイ素原料
3.5まとめ
4コロイド水溶液法による材料合成  (伴隆幸、大矢豊)
4.1はじめに
4.2コロイド水溶液の調製法
4.2.1層状チタン酸塩のコロイド水溶液
4.2.2その他の層状金属酸塩のコロイド水溶液
4.2.3アナターゼ型酸化チタンのコロイド水溶液
4.3コロイド水溶液を用いたナノ構造材料の作製
4.3.1金属酸化物の薄膜
4.3.2星型に組織化したアナターゼナノ結晶集合体
4.3.3金属酸ナノシート
4.4おわりに
5有機-無機ポリマーハイブリッドの合成  (田中一生、中條善樹)
5.1はじめに
5.2有機-無機ポリマーハイブリッド合成
5.2.1ゾル-ゲル法
5.2.2ポリマーハイブリッド合成のための相互作用
5.2.3共重合体を介したハイブリッド化
5.2.4ポリマーハイブリッドのIn-Situ 重合法
5.2.5マイクロ波照射によるポリマーハイブリッドの迅速合成
5.3機能性有機-無機ポリマーハイブリッド
5.3.1白色発光材料
5.3.2シリカ以外の金属酸化物を用いたハイブリッド材料
5.4POSSを用いたハイブリッド材料
5.4.1POSSをフィラーとしたハイブリッド材料
5.4.2POSSを架橋点としたネットワーク型ハイブリッド材料
5.5おわりに
6ゾル-ゲル反応の化学  (忠永清治)
6.1はじめに
6.2Si-アルコキシドの加水分解・縮重合反応について
6.2.1基本的な反応について
6.2.2シリコンアルコキシドの加水分解反応における触媒の効果
6.3Si-アルコキシド以外の系について
6.3.1金属アルコキシドの反応性について
6.3.2反応性の高い金属アルコキシドによる材料合成
6.3.3アルコキシドの化学修飾
6.3.4様々なセラミックス系の出発原料について
6.3.5多成分系セラミックスの場合
6.4まとめ
7その場観察によるゾル-ゲルプロセスの解明  (橋雅英、徳留靖明)
7.1はじめに
7.2その場観察FT-IR
7.3NMR(核磁気共鳴)
7.4SAXS
7.5まとめ
8NMRによるゾル-ゲル反応の分析  (久家克明)
第2章構造制御
1有機-無機ナノコンポジット型ヒドロゲル  (原口和敏)
1.1はじめに
1.2有機-無機ナノコンポジット型ヒドロゲルの創製
1.2.1有機-無機ネットワーク形成による物性革新
1.2.2有機-無機ネットワーク形成機構
1.3NCゲルの機能性
1.3.1膨潤/収縮特性と相転移挙動
1.3.2表面滑り摩擦特性
1.3.3光学異方性とその変化
1.3.4超疎水性表面
1.3.5細胞培養性と温度応答剥離性
1.3.6自己修復性
1.4おわりに
2分子設計に基づく細孔構造制御  (下嶋敦、黒田一幸)
2.1はじめに
2.2有機シランの自己集合に基づく細孔構造制御
2.3かご型シロキサンをビルディングブロックとした多孔体の合成
2.4おわりに
3界面設計によるメソ構造薄膜の構造制御技術  (宮田浩克)
3.1メソ構造体薄膜
3.2異方性を有する基板を用いたメソ構造体薄膜の面内配向制御
3.3ラビング処理を施したポリイミドを形成した基板上でのメソ構造体薄膜の配向制御
3.4まとめ
4相分離と化学反応に基づく細孔構造制御  (中西和樹、長谷川丈二)
4.1はじめに
4.2加水分解と縮合・析出反応の制御
4.3酸化チタン系
4.4酸化アルミニウム系
4.5酸化鉄系への拡張
4.63d遷移金属酸化物への拡張と金属・非酸化物への転化
4.7リン酸塩系マクロ多孔体の構造制御
4.8おわりに
第3章形態制御
1モノリス成形;シリカガラスを例として  (梶原浩一)
1.1はじめに
1.2前駆体用モノリス状乾燥ゲルの合成
1.3アルコキシド-水二成分系からのマクロ多孔質シリカゲルおよびシリカガラスの合成
1.4希土類ドープシリカガラス
1.5微粒子ドープシリカガラス
1.6フッ素ドープシリカガラス
1.7おわりに
2ナノ構造制御による有機-無機ハイブリッド透明多孔性物質の開発  (金森主祥、早瀬元)
2.1はじめに
2.2エアロゲルとは
2.3PMSQ エアロゲルの合成法
2.4得られたPMSQ エアロゲルの性状
2.5細孔構造解析
2.6機械的特性
2.7PMSQ エアロゲルの熱伝導
2.8おわりに
3コーティング技術:プラスチック材へのコーティング  (幸塚広光)
3.1はじめに
3.2セラミック薄膜を作製するためのゾル-ゲルプロセス
3.3プラスチックス表面にセラミック薄膜を作製するための技術開発の歴史
3.4ゾル-ゲル焼成膜をプラスチックス表面に転写する技術の提案
3.4.1工程の概略
3.4.2接着剤を使用した転写
3.4.3プラスチック基板表面の溶融による転写
3.4.4セラミック薄膜のパターニング
3.5まとめにかえて
4パターン形成技術  (瀬川浩代)
4.1はじめに
4.2リソグラフィー
4.2.1光重合反応によるパターニング
4.2.2キレート反応によるパターニング
4.2.3電子線リソグラフィ
4.3モールド法
4.4ボトムアップ技術
5強誘電体ナノクリスタルセラミックス  (加藤一実)
5.1はじめに
5.2チタン酸バリウムナノキューブの形成、形状、結晶性
5.3チタン酸バリウムナノキューブの配列、集積、焼結
5.4チタン酸バリウムナノキューブ集積体の圧電応答特性
5.5まとめと展望
6液相合成法によるナノ粒子  (荻崇、 奥山喜久夫)
6.1はじめに
6.2ナノ粒子の形態制御
6.2.1結晶成長の制御によるナノ粒子の形態制御
6.2.2液相法による針状、棒状、板状ナノ粒子の合成例
6.3ナノ粒子の構造制御
6.3.1内部構造が制御されたナノ粒子の合成法
6.3.2中空構造を持つナノ粒子の合成例
6.3.3ポーラス構造を持つナノ粒子の合成例
6.3.4コアシェル構造を持つナノ粒子の合成例
6.4おわりに
7ナノシートゾル  (佐々木高義)
7.1はじめに
7.2ナノシートゾルの合成法
7.3ナノシートを用いた材料合成
7.3.1凍結乾燥および噴霧乾燥
7.3.2再凝集反応
7.3.3ナノシートのレイヤーバイレイヤー累積
7.4おわりに
8水溶性前駆体を用いた酸化物材料の形態制御合成  (片桐清文)
8.1はじめに
8.2シリカゲル粒子を鋳型とするTiO2およびSrTiO3中空粒子の合成
8.3ブルカイト型TiO2中空粒子の合成
8.4SrTiO3ナノキューブの合成
8.5おわりに
9コロイダルシリカの製法・特徴とその応用例  (杉田真一)
9.1はじめに
9.2種々のコロイダルシリカ製造法
9.3ゾル-ゲル法による高純度コロイダルシリカの製造
9.4高純度コロイダルシリカの特性
9.5高純度コロイダルシリカの応用例
10単分散微粒子の規則配列デザイン  (武藤浩行)
10.1はじめに
10.2二次元規則配列機構
10.3個別要素法による配列シミュレーション
10.4種々の外部場を利用した二次元集積構造の作製
10.5外部場を利用した三次元集積構造体の作製
10.6様々な規則集積構造の作製
10.7おわりに
【応用編】
第4章光応用
1発光材料の合成と応用  (藤原忍)
1.1はじめに
1.2薄膜
1.2.1薄膜の構造制御と発光特性
1.2.2薄膜蛍光体の新規応用
1.3ナノ粒子
1.3.1ナノ粒子の結晶性と発光特性
1.3.2ペロブスカイト型蛍光体ナノ粒子の合成
1.3.3ナノコンポジット蛍光体の合成
1.4おわりに
2WO3フォトクロミズムとその応用  (安達健太、山ア鈴子)
2.1はじめに
2.2WO3フォトクロミズム発現機構
2.3透明有機―無機フォトクロミック複合材料
2.4フォトクロミック特性を用いた比色センシング
3ゾル-ゲル法を利用した金属錯体固定化触媒の作製  (嶌越恒、 久枝良雄)
3.1はじめに
3.2金属酵素の活性中心をモデル化した金属錯体
3.2.1ビタミンB12依存性酵素
3.2.2ビタミンB12モデル錯体
3.3B12修飾電極
3.3.1ドープ型B12修飾電極
3.3.2表面ゾル-ゲル型B12修飾電極
3.4B12修飾酸化チタン
3.5おわりに
4光捕集アンテナ  (後藤康友、稲垣伸二)
4.1はじめに
4.2光捕集アンテナとは
4.3PMOの光捕集アンテナ機能
4.4アンテナ機能を有するCO2還元光触媒系の構築
4.5アンテナ機能を利用した増強蛍光センサー
4.6まとめ
5ホログラム記録用ゾル-ゲルハイブリッド  (河村剛、松田厚範)
5.2ゾル-ゲルハイブリッドへのホログラム記録および消去
5.3熱処理を必要としないホログラム記録および消去
5.4まとめ
6自動車用着色コート  (米田貴重)
6.1はじめに
6.2プライバシーガラス
6.3コーラルピンクガラス
6.4おわりに
7メソポーラスシリカナノ粒子の反射防止膜への応用検証  (矢部裕城)
7.1はじめに
7.2メソポーラスシリカナノ粒子分散液の作製
7.2.1Lentz法を用いたMSNsの安定化と単分散化
7.2.2MSNsの高空隙化
7.3MSNsの反射防止膜への応用検証
7.4おわりに
8無機-有機ハイブリッド型機能性ハードコート  (佐熊範和)
8.1はじめに
8.2ハイブリッドとゾル-ゲル法
8.3ハイブリッド型ハードコーティング
8.4ハードコートの高機能化
8.4.1汚染除去性
8.4.2耐候性
8.4.3熱線遮蔽性
8.4.4耐熱性
8.4.5屈折率制御機能
8.4.6熱膨張制御機能
8.4.7抗菌・防カビ機能
8.5おわりに
9超撥水性膜および超親水性膜  (西出利一)
9.1撥水性と親水性
9.2超撥水性
9.3超親水性
第5章電子応用
1透明導電膜  (福井俊巳)
1.1はじめに
1.2ゾル-ゲル法とは
1.3ゾル-ゲル法によるITO膜の形成
1.3.1ITO膜の形成
1.3.2ゾル-ゲル法によるITO膜の低温形成の可能性
1.4光アシストゾル-ゲル法によるITO電膜の室温形成
1.4.1光アシストゾル-ゲル法
1.4.2光アシスト法によるITO膜の特徴
1.4.3プラスチック基板上へのITO膜の形成
1.5ゾル-ゲル法によるZnO膜の形成
1.6まとめ
2表面ゾル-ゲル法を活用した超薄膜光電変換  (秋山毅)
2.1はじめに
2.2表面ゾル-ゲル法
2.3表面ゾル-ゲル法を用いた超薄膜光電変換素子の構築
2.4おわりに
第6章エネルギー応用
1プロトン系燃料電池用電解質  (大幸裕介、野上正行)
1.1はじめに
1.2無機多孔質ガラス電解質
1.3ハイブリッド電解質
1.4燃料電池特性
1.5新しい電解質の開発傾向
1.5.1イオン液体-ガラスハイブリッド
1.5.2シリカ-アルミナ
2リチウム電池用酸化物薄膜   (辰巳砂昌弘、忠永清治、林晃敏)
2.1はじめに
2.2電極活物質薄膜の作製
2.2.1Li4Ti5O12負極薄膜
2.2.2LiMn2O4正極薄膜
2.3固体電解質薄膜の作製
2.4薄膜の積層化
2.5まとめと展望
3色素増感型太陽電池  (伊藤省吾)
3.1はじめに
3.2印刷プロセス太陽電池の原理と構造
3.3色素増感型太陽電池
4ガス分離用多孔質無機膜  (金指正言、都留稔了)
4.1はじめに
4.2多孔膜における透過機構
4.3ゾル-ゲル法による多孔質シリカ膜
4.4多孔質シリカ膜の気体透過特性
4.4.1水素分離特性
4.4.2二酸化炭素分離特性
4.4.3プロパン/プロピレン分離特性
4.5おわりに
第7章環境・生体応用
1生体組織足場材料への応用を目指した有機-無機ハイブリッド材料の創製  (城ア由紀、都留寛治、早川聡、尾坂明義)
1.1はじめに
1.2ゼラチン-シロキサンハイブリッドを用いた脳組織再生
1.3キトサン-シロキサンハイブリッドを用いた神経組織再生
1.4まとめ
2バイオセンサ向け足場材料  (増田佳丈)
2.1はじめに
2.2酸化スズナノマテリアルの開発
2.3まとめ
3ナノハイブリッドのドラッグデリバリー材料への応用  (片桐清文)
3.1はじめに
3.2コロイド粒子をテンプレートとした交互積層法による中空カプセルの作製
3.3磁性ナノ粒子を用いた磁場応答性マイクロカプセル
3.4磁性ナノ粒子と温度感受性高分子を組み込んだハイブリッドリポソーム
3.5おわりに
4有機-無機ハイブリッドガスバリア膜  (蔵岡孝治)
4.1はじめに
4.2シリカ/ポリビニルアルコール(PVA)有機-無機ハイブリッドガスバリア膜
4.3シリカ/デンプン有機-無機ハイブリッドガスバリア膜



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