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歯科再生・修復医療と材料    
Dental Restorative Materials and Regenerative Medicine
[コードNo.2015T981]

※ 本書籍はご試読頂けません ※

■編集/ シーエムシー出版
■体裁/ B5判 269ページ
■発行/ 2015年8月25日 (株)シーエムシー出版
■定価/ 71,280円(税込価格)
■ISBNコード/ 978-4-7813-1084-8

 
★歯科分野で行われる再生医療の現状と将来を解説!
★歯科修復技術の進歩とこれを支える材料とケミカルス!
★歯科再生医療を支えるバイオマテリアルとケミカルス!
★2,000億円を超える歯科材料・機器市場。異業種参入も増加!

キーワード

修復 / 矯正 / 補綴 / インプラント / CAD / CAM / 磁性アタッチメント / セラミックコーティング / 人工骨 / 光干渉断層撮像 / 再生医療 / バイオマテリアル / ドラッグデリバリーシステム / 幹細胞 / 細胞増殖因子 / 足場技術 / 細胞シート工学 / 生体適合性 / 創薬研究 / 血管新生誘導 / 骨欠損再生 / 産業化 / 特許戦略 / 規制、ガイドライン / 細胞分離 / 組織培養 / ES細胞 / 幹細胞 / 硬組織

刊行にあたって

 小社シーエムシー出版では、1984年、歯科材料を素材別、用途別に分類し網羅した成書『新しい歯科材料』をまとめ、お陰様でご好評いただきました。

 歯科材料は、修復、矯正、保存、補綴などに用いる治療用材料と、模型、印象、鋳造など技工用材料に大きく区分され、その目的によって無機、金属、セラミック、高分子、複合材料など様々な材料、ケミカルスが使用されています。またこれらの材料を、堅牢に、安全に、美しく装着する治療技術、加工技術が重要となっています。

 一方、再生医療と細胞培養に関しましては、2000年3月刊『21世紀の再生医療』を嚆矢に「バイオマテリアル」「DDS」「幹細胞」「iPS細胞」「足場技術」「細胞シート工学」「骨欠損再生」「生体適合性」「安全性」「産業展開」「ものづくり」「創薬」など様々な観点から10冊以上の書籍を発行してまいりました。

 再生医療は今後も細胞、軟骨、表皮、心筋、角膜、毛髪、骨、歯、臓器への展開が期待されています。また、培地、足場材料、培養液などの材料・ケミカルスおよび培養機器、ロボットなどの要素技術が求められています。

 本書は歯科分野における修復・再生医療と材料をテーマに各分野の第一線でご活躍中の方々にご執筆頂きました。歯科材料・機器開発メーカーの方々、大学・研究機関の方々、臨床に携わられる方々に最新の情報がお届けできれば幸いに存じます。

(本書「はじめに」より一部抜粋)

著者一覧

田畑泰彦京都大学 再生医科学研究所
井上実東京大学医科学研究所 ; 松本歯科大学
朝比奈泉長崎大学大学院
各務秀明松本歯科大学 ; 東京大学医科学研究所附属病院
横井太史東北大学
田中知成京都工芸繊維大学
本田義知大阪歯科大学
福島忠男福岡歯科大学
大野純福岡歯科大学
鍛治屋浩福岡歯科大学
御手洗誠マルハニチロ(株)
早川徹鶴見大学
橋本典也大阪歯科大学
山田陽一愛知医科大学
半田慶介東北大学
齋藤正寛東北大学
大島正充岡山大学大学院
辻孝理化学研究所 ; (株)オーガンテクノロジーズ
中原貴日本歯科大学
岩田隆紀東京女子医科大学
水口俊介東京医科歯科大学
金澤学東京医科歯科大学
中村好徳愛知学院大学
神原亮愛知学院大学
中島慶(株)トクヤマデンタル
鈴木仙一医療法人社団 ライオン会 ライオンインプラントセンター ; 日本大学
塩田真東京医科歯科大学
塙隆夫東京医科歯科大学
成島尚之東北大学大学院
上田恭介東北大学大学院
上田隆統志東北大学大学院
佐渡翔太東北大学大学院
伏島歩登志(株)ジーシー
本津茂樹近畿大学
吉川一志大阪歯科大学附属病院
山本隆司サンメディカル(株)
荒田正三サンメディカル(株)
早坂里奈九州工業大学
金子大作九州工業大学
河島光伸クラレノリタケデンタル(株)
加藤純二医療法人社団楓樹会棚田歯科医院
疋田一洋北海道医療大学
岩田洋日本歯科大学附属病院
大林康二(株)システムズエンジニアリング
渡邉香(株)システムズエンジニアリング
樋渡史子(株)システムズエンジニアリング

目 次

【第1編 骨組織の再生】
第1章再生治療の実現に必要なバイオマテリアル技術  (田畑泰彦)
1再生治療とは何か
2再生治療の実現にはバイオマテリアル技術が必要不可欠
3バイオマテリアル技術を生かした再生医療
4バイオマテリアル技術を利用した再生治療の未来へ向けて
第2章骨髄間質細胞を用いた骨再生治療法  (井上実、 朝比奈泉、 各務秀明)
1はじめに
2歯槽骨再生治療の対象について
2.1インプラント治療のための骨造成
2.2口腔外科領域における骨再生・再建治療
3骨再生に用いられている移植材料について
4培養骨の種類と調整法
5培養骨による歯槽骨再生治療とその特徴について
6おわりに
第3章人工骨  (横井太史)
1はじめに
2バイオセラミックスの分類
3人工骨と骨の結合
4人工骨としてのリン酸カルシウム化合物
4.1ヒドロキシアパタイト
4.2リン酸三カルシウム
4.3リン酸カルシウムセメント
5まとめ
第4章水中での化学合成を基盤としたカテキン担持骨再生材料の開発  (田中知成、 本田義知)
1はじめに
2カテキン
3ゼラチン
4水溶性脱水縮合剤
5カテキン担持ゼラチン複合体の合成と骨再生材料への応用
6EGCGとゼラチンが強固に結合することでもたらされたアンカー効果
7課題
8おわりに
第5章サケ由来骨再生材料  (福島忠男、 大野純、 鍛治屋浩、 御手洗誠、 早川徹)
1まえがき
2サケ由来DNAの抽出と精製
3DNA/人工脂質複合体とDNA/カチオン性高分子複合体
3.1DNA/人工脂質複合体
3.2DNA/カチオン性高分子複合体
4DNA/プロタミン複合体
4.1合成と基礎的性質
4.2DNA/プロタミン複合体の生体への応用
5まとめ
【第2編 歯および歯周組織再生】
第6章歯槽骨の再生  (橋本典也)
1はじめに
2生体吸収性足場の有用性
3アパタイト/アテロコラーゲン複合化スポンジを用いた骨再生
4化学合成コラーゲンを用いた骨再生
5非吸収性材料を用いた骨再生
6おわりに
第7章注入法による骨再生療法  (山田陽一)
1はじめに
2骨再生法(自家骨移植、人工材料から細胞治療へ)
3再生医療の発展
4再生医療による注入型骨再生法
5注入法による骨再生療法の臨床応用
6抜去歯(歯髄)による骨の再生
7おわりに
第8章歯周組織再生療法の実用化に向けた技術開発と課題  (半田慶介、 齋藤正寛)
1はじめに
2背景
3歯周組織発生の分子メカニズム
3.1歯周組織の構成と発生
3.2歯小嚢細胞の特徴
3.3歯小嚢細胞分化に関わる機能分子
4歯周組織の再生医療
4.1歯周組織再生療法の歴史
4.2サイトカイン療法
4.3幹細胞移植療法
4.4未分化骨芽細胞様細胞による骨再生
5細胞外マトリックス補充療法による新規歯周組織再生療法の確立
5.1マルファン症候群と歯周炎
5.2ADAMTSL6βによる微細線維再生医療技術の開発
6おわりに
第9章器官再生医療としての機能的な歯科再生技術の開発  (大島正充、 辻孝)
1はじめに
2歯の発生プログラムを利用した歯の再生戦略
3歯胚再生のための三次元的な細胞操作技術の開発
4成体内における機能的な歯の再生
4.1再生歯の萌出および生着と咬合機能
4.2再生歯による生理機能の回復
5機能的な歯科再生治療の実現に向けた新たな取り組み
5.1次世代型インプラントの開発
5.2歯胚の分割による歯の再生
6おわりに
第10章歯髄と歯根膜からの選択的細胞分離〜バイオ再生医療における“安全”な細胞獲得法の実際〜  (中原貴)
1バイオ再生医療とは
2採取組織と初代培養
3初期分離法と選択的分離法
4「セル・フィッシング法」
5歯根膜からの選択的細胞分離の実際
6歯髄からの選択的細胞分離の実際
7“安全”な細胞分離技術
第11章歯根膜細胞シートによる歯周組織の再生  (岩田隆紀)
1はじめに
2間葉系幹細胞の定義とその臨床応用
2.1歯根膜組織由来幹細胞シートを用いた臨床研究
2.1.1細胞シート工学とは?
2.1.2歯根膜組織由来幹細胞とは?
2.1.3hPDL-MSCsの採取と培養
2.1.4移植前処置としての分化誘導
2.1.5臨床研究の実際
2.2その他の細胞ソースを用いた歯周組織再生の臨床研究
2.3細胞治療の近未来像
2.4まとめ
【第3編 義歯による失った顎機能の修復】
第12章ITによる義歯製作と3Dプリンター利用の可能性  (水口俊介、 金澤学)
1はじめに
2全部床義歯製作CAD/CAM化の基本的なフロー
3デンチャ―スペースの印象とシミュレーション
4人工歯排列と試適
5義歯床の切削と人工歯の接着
63Dプリンター利用の可能性
7CAD/CAM化の意義と未来
第13章磁性アタッチメントの開発  (中村好徳、 神原亮)
1はじめに
2磁性アタッチメントの基本事項
2.1基本構造
2.2磁気回路
2.3高性能磁石の利用
2.4マイクロレーザー溶接の導入
3磁性アタッチメントの臨床応用
3.1従来の支台装置との比較
3.2適用範囲の拡大
4MRIへの対応
5ISO規格の採用
6おわりに
第14章義歯床用軟質裏装材の開発〜シリコーン系軟質裏装材〜  (中島慶)
1はじめに
2裏装材とは
3軟質裏装材とは
3.1各義歯床用軟質裏装材の性質
3.2シリコーン系軟質裏装材の硬化機構
4シリコーン系軟質裏装材使用のポイント
4.1硬さの違いとそれらの選択について
4.2義歯床との接着のポイント
4.2.1接着機構
4.2.2接着操作上の注意点
4.3裏装後の日常のメインテナンス
5まとめ
【第4編 歯の修復】
第15章光機能化の即時荷重における背景  (鈴木仙一)
第16章インプラントの骨結合力改善 -液体内保存-  (塩田真)
1はじめに
2チタン製インプラントの疎水性
3改良型親水性インプラントの開発
4改良型親水性インプラントの特徴
5インプラント臨床での有用性
6SLActiveインプラントの臨床治験
7アーリーヒーリングの概念
8おわりに
第17章機能性高分子による金属表面処理  (塙隆夫)
1はじめに
2再生医療と金属
3表面処理
4生体機能分子固定化
5生体機能分子電着
6電着機能分子を介した細胞接着性ペプチドの固定化
7おわりに
第18章セラミックコーティングによる金属表面処理  (成島尚之、 上田恭介、 上田隆統志、 佐渡翔太)
1はじめに
2セラミックコーティングプロセス
3TiおよびTi合金
3.1セラミックコーティング
3.2セラミックス/高分子複合コーティング
4Co-Cr合金
5NiTi
6MgおよびMg合金
7ステンレス鋼
8まとめ
第19章歯科材料(グラスアイオノマーセメント)  (伏島歩登志)
1はじめに
2グラスアイオノマーセメントの基本
2.1従来型グラスアイオノマーセメント
2.2レジン強化型グラスアイオノマーセメント
3グラスアイオノマーセメントの諸性質
3.1フッ素徐放性
3.2グラスアイオノマーセメントの硬化反応
3.3グラスアイノマーセメントの歯質接着性
4グラスアイオノマーセメントの臨床応用
4.1合着用グラスアイオノマーセメント
4.2充填用グラスアイオノマーセメント
4.3シーラント用グラスアイオノマーセメント
4.4その他の用途
5おわりに
第20章フレキシブルアパタイトシートによるエナメル質修復  (本津茂樹、 吉川一志)
1はじめに
2フレキシブルHApシートの作製
3HApシートの歯質への貼付法
4エナメル質修復への応用
5象牙質知覚過敏治療への応用
6審美歯科への応用
7まとめ
第21章歯科用接着材料「スーパーボンド®」  (山本隆司、 荒田正三)
1はじめに
2歯科用接着材料「スーパーボンド®」とは?
2.1スーパーボンド®の成分と特長
2.2スーパーボンド®の使用方法
2.3スーパーボンド®の物理化学的性質
2.4接着特性
2.5樹脂含浸層形成のメカニズム
3スーパーボンド®の生体組織への応用実績
3.1歯科矯正学的応用
3.2歯科補綴学的応用(ダイレクトボンドブリッジDBB)
3.3歯科保存学的応用(動揺歯固定、象牙質/歯髄保護)
3.4歯内療法的応用(シーラー)
4スーパーボンド®の歯科再生・修復材料としての進歩的研究
5将来展望
第22章シナモン抽出成分による医療用接着剤  (早坂里奈、 金子大作)
1はじめに-貝類からヒントを得て-
2天然接着剤を模倣した分子設計
3強力な接着力
4さらなる接着力の強化
5生体適合性
6体内における加水分解性の制御
7生体内(ラット)における骨接合試験と今後の課題
8おわりに
第23章抗菌性モノマー配合接着材  (河島光伸)
1はじめに
2歯科用接着材とは
2.1レジン系歯科材料のはじまり
2.2レジン系歯科用接着材の変遷
3抗菌性モノマーの設計
3.1抗菌性モノマーの構想
3.2抗菌性モノマーの試作合成
3.3試作抗菌性モノマー(メタクリル系長鎖アルキルピリジニウム塩)の抗菌力評価
4抗菌性モノマー配合歯科用接着材の特性
4.1MDPBの配合が歯質接着強さに及ぼす影響
4.2最小発育阻止濃度
4.3S.Mutansに対する阻止班形成
4.4即時殺菌効果
5今後の展望
【第5編 歯科用機器・診断機器】
第24章歯科におけるレーザー治療の現状  (加藤純二)
1組織表面吸収型レーザーと組織透過型レーザー
2臨床における歯科用レーザーの応用
2.1レーザーメスとしての口腔外科手術への応用
2.2レーザーによる齲蝕予防
2.3レーザーによる歯の切削
2.4レーザーの歯周病への応用
2.5レーザーの歯髄処置への応用
2.6レーザーによる疼痛緩和
2.7レーザーによる齲蝕診断
2.8レーザーによる溶接
3まとめ
第25章CAD/CAMによる補綴  (疋田一洋)
1鋳造修復からCAD/CAMへ
2CAD/CAMで使用されている材料
2.1セラミック系材料
2.2金属系材料
2.3有機系材料
3歯科におけるCAD/CAMの将来
第26章光干渉断層撮像(OCT)  (岩田洋、 大林康二、 渡邉香、 樋渡史子)
1光干渉断層撮像法
2光干渉断層撮像装置
3光干渉断層撮影とX線CT撮影
4画像検査と放射線被ばくについて
5光干渉断層画像法の義歯などへの応用



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