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腸内細菌・口腔細菌と全身疾患    
Trailblazing Studies of Intestinal and Oral Microflora in Systemic Diseases
[コードNo.2015T992]

※ 本書籍はご試読頂けません ※

■監修/ 落合邦康
■体裁/ B5判 259ページ
■発行/ 2015年12月21日 (株)シーエムシー出版
■定価/ 71,280円(税込価格)
■ISBNコード/ 978-4-7813-1139-5

 
★我々の腸内や口腔内に生息する細菌が、全身各所で起こる疾患の発症・増悪に関与する!
★腸内細菌や口腔細菌をターゲットとした創薬、診断・予防・治療、機能性食品開発に注目が集まる!
★乳酸菌関連製品や口腔ケア製品の市場動向も収載!

キーワード

腸内細菌/口腔細菌/マイクロバイオーム/クオラムセンシング/炎症性腸疾患/がん/アレルギー/肝炎/メタボリックシンドローム/糖尿病/動脈硬化/自閉症/認知症/多発性硬化症/感染性心内膜炎/肺炎/ストレス/インフルエンザ/ウイルス/産科疾患/歯周病/プロバイオティクス/プレバイオティクス/乳酸菌/口腔ケア/糞便移植療法

刊行にあたって

 人体は口腔や腸、皮膚や生殖器などありとあらゆる部位に膨大な数の細菌が存在し、人体はそれらのマイクロバイオームとネットワークを形成する“Superorganism”であると考えられるようになった。常在細菌やその遺伝子は人間にとって危険なものではなく、消化から免疫応答にいたる基本的な生理機能に関与する極めて重要な共生関係を築き上げ、終生維持されていることが解ってきた。一方、原因不明の疾患や慢性疾患の多くは、実はこのマクロバイオームとの平衡関係の破壊が原因であるとの考えも支持されている。

 健康長寿を念頭に、「寿命とは常在細菌と共存できる期間をいう」との考えを提唱している。本企画は、この共生関係が最もよく研究されている腸管と口腔を中心に、新たな視点から内因性感染症や疾患を理解する機会となることを期待して立案した。

(本書「はじめに」より抜粋)

著者一覧

落合邦康日本大学
平山和宏東京大学
泉福英信国立感染症研究所
大坂利文東京女子医科大学
山本真悠子(株)ヤクルト本社
松本敏(株)ヤクルト本社
津田真人日本大学
細野朗日本大学
角田圭雄京都府立医科大学
伊藤義人京都府立医科大学
園山慶北海道大学
入江潤一郎慶應義塾大学
山下智也神戸大学
平田健一神戸大学
井上亮京都府立大学大学院
阪上由子滋賀医科大学
塚原隆充京都府立大学大学院;(株)栄養・病理学研究所
松本光晴協同乳業(株)
内藤真理子長崎大学
田代有美子日本歯科大学
高橋幸裕日本歯科大学
古西清司日本歯科大学
山下喜久九州大学
竹下徹九州大学
Marni E. Cueno日本大学
神尾宜昌日本大学
宮崎裕司明海大学
菊池建太郎明海大学
草間薫明海大学
今井健一日本大学
高柴正悟岡山大学
西村英紀九州大学
落合智子日本大学
松下健二国立長寿医療研究センター
結束貴臣横浜市立大学;神奈川歯科大学
本多靖横浜市立大学
小川祐二横浜市立大学
今城健人横浜市立大学
米田正人横浜市立大学
和田孝一郎島根大学
中島淳横浜市立大学
相澤(小峯)志保子日本大学
廣畑直子日本大学
早川智日本大学
高橋直紀新潟大学
山崎和久新潟大学
宮本潤基広島大学
鈴木卓弥広島大学
重久晃(株)ヤクルト本社
田村宗明日本大学
南木康作慶應義塾大学
水野慎大慶應義塾大学
金井隆典慶應義塾大学

目 次

【第I編 細菌叢動態】
第1章腸内細菌叢とその変動因子(平山和宏)
1腸内細菌叢
2腸内細菌叢の宿主に対する影響
2.1感染防御
2.2代謝産物
2.3免疫
2.4その他の影響
3消化管の部位による細菌叢構成の違い
4腸内細菌叢の安定性
5腸内細菌叢が変動する要因
5.1年齢
5.2宿主の生理機能
5.3ストレス
5.4免疫
5.5肥満
5.6食餌
5.7抗菌性物質
5.8プロバイオティクス
第2章口腔細菌叢とその変動因子 (泉福英信)
1はじめに
2口腔細菌叢の形成機構
2.1口腔常在細菌叢のはじまり
2.2歯牙と口腔細菌叢の関係
2.3歯表面バイオフィルムの形成機構
2.4バイオフィルム形成に影響を与える因子
2.4.1唾液
2.4.2口腔清掃習慣
2.4.3食生活
2.4.4微生物に対する免疫力
2.4.5歯表面の形状
2.4.6歯列の状態
2.4.7補綴、修復物の存在
2.5舌上のバイオフィルムおよび微生物叢
3外因子による口腔細菌叢への影響
3.1抗生物質投与による影響
3.2義歯による影響
4おわりに
第3章クォーラムセンシング機構(大坂利文)
1はじめに
1.1クォーラムセンシング
1.2グラム陰性細菌のAI-1を介したクォーラムセンシング機構
1.3グラム陽性細菌のAIPsを介したクォーラムセンシング機構
1.4AI-2を介した異種細菌間のクォーラムセンシング機構
1.5AI-3を介したクォーラムセンシング機構
2腸内常在細菌由来のAI-2がコレラ菌の定着を阻害する
3クォーラムクエンチング
3.1細胞外AI-2の分解による異種細菌間相互作用の妨害
3.2乳酸菌による黄色ブドウ球菌のQS阻害
4腸管内AI-2レベルが腸内細菌叢の構成に影響を与える
5口腔細菌叢の形成におけるクォーラムセンシングの関与
5.1口腔バイオフィルム形成におけるAI-2を介したクォーラムセンシングの関与
5.2異種細菌間クォーラムクエンチングによるS.mutansのバイオフィルム形成阻害
6おわりに
【第II編 腸内細菌と疾患】
第1章腸内細菌と炎症性腸疾患・大腸がん(山本真悠子、松本敏)
1はじめに
2炎症性腸疾患と腸内細菌叢
3大腸がんと腸内細菌叢
4大腸がんとIL-6シグナル
5プロバイオティクスによる炎症性腸疾患・大腸がん予防
6おわりに
第2章アレルギー疾患(津田真人、細野朗)
1はじめに
2アレルギーにおける腸内細菌叢の変化
3腸内細菌によるアレルギー反応の調節
3.1腸内細菌によるTh1/Th2バランスとIgE産生応答の調節
3.2腸内細菌による制御性T細胞の誘導
3.3腸内細菌が産生する短鎖脂肪酸による制御性T細胞の誘導
3.4経口免疫寛容の誘導と腸内細菌
4プロバイオティクス・プレバイオティクスによるアレルギー反応の調節
5おわりに
第3章非アルコール性脂肪性肝炎/肝癌(角田圭雄、伊藤義人)
1非アルコール性脂肪肝炎(NASH)とは?
2NASHと腸内細菌
3肝癌と腸内細菌
4腸内細菌に対する治療とNASH・肝癌
第4章メタボリックシンドローム(園山慶)
1はじめに
2無菌マウスは肥満になりにくい
3肥満に特有の腸内細菌叢
4腸内細菌叢と肥満の因果関係
5腸内細菌叢が肥満・メタボに寄与するメカニズム
6腸内細菌叢と肥満・メタボの関係性を左右する環境因子
7おわりに
第5章腸内細菌と糖尿病(入江潤一郎)
1はじめに
2腸内細菌の2型糖尿病における特徴
3腸内細菌の2型糖尿病の病態への影響
3.1腸内細菌による短鎖脂肪酸産生と血糖制御
3.2腸内細菌による胆汁酸代謝と血糖制御
3.3腸内細菌による慢性炎症と血糖制御
4腸内細菌を標的とした2型糖尿病治療
5おわりに
第6章動脈硬化と腸内細菌(山下智也、平田健一)
1はじめに
2動脈硬化に関わる免疫機序と免疫臓器としての腸管
3腸管からの動脈硬化予防
4腸内フローラと腸管免疫調節
5動脈硬化に腸内細菌が関与するというエビデンス
6腸内細菌への治療的介入と動脈硬化への影響
7腸内細菌の異常と疾患との関連を考える 
8まとめ
第7章自閉症スペクトラム障害(井上亮、阪上由子、塚原隆充)
第8章腸内細菌と認知機能(松本光晴)
1はじめに
2脳内因子と腸内細菌
2.1中枢神経系因子
2.2解糖系(グルコース代謝)
2.3ミクログリア
3腸内菌叢と関連する生命現象と認知機能の関係
3.1食生活
3.2肥満
3.3肝性脳症
4加齢時の学習・記憶力の向上(動物実験)
4.1ポリアミン
4.2マウス実験
5プロバイオティクスを用いたヒト認知機能へのアプローチ
6おわりに
【第III編 口腔細菌と疾患】
第1章歯周病原菌Porphyromonas gingivalisの病原因子とその環境適応、遺伝的多様性について (内藤真理子)
1はじめに
2P.gingivalisの病原因子
3P.gingivalisのゲノム解析
4動く遺伝子による遺伝情報の水平伝達
5網羅的ゲノム比較からの新規分泌系、type IX分泌機構の発見
6今後の研究の展望
第2章感染性心内膜炎(田代有美子、高橋幸裕、古西清司)
1はじめに
2歯性菌血症
3感染性心内膜炎とは
4IEの発症メカニズムと原因菌
4.1IEの発症メカニズム
4.2原因菌
5IEの診断
6IEの治療と予防法
6.1治療
6.2予防
7歯科におけるIEのリスクと予防法
8ハイリスク患者への予防法の教育
第3章高齢者の肺炎と口腔細菌(山下喜久、竹下徹)
1はじめに
2高齢者の肺炎について考えるうえでの基礎事項
2.1高齢者において注意すべき肺炎
2.1.1誤嚥性肺炎
2.1.2人工呼吸器関連肺炎
2.2口腔に存在する常在細菌叢
3高齢者の肺炎と口腔細菌
4口腔ケアと肺炎の予防
5おわりに
第4章歯周病とButyrate paradox―歯周病における酸化ストレスと全身疾患―(Marni E.Cueno、落合邦康)
1はじめに
2歯周病と歯周病原細菌
3Butyrate paradox
4酪酸によって誘導される酸化ストレスと疾患
4.1全身への影響
4.2細胞への影響
5おわりに
第5章インフルエンザ(神尾宜昌、落合邦康)
1はじめに
2インフルエンザウイルス
2.1インフルエンザウイルスの分類
2.2インフルエンザウイルスの生活環
2.3インフルエンザによるパンデミック
2.4インフルエンザと細菌感染
3インフルエンザと口腔細菌
3.1ノイラミニダーゼ産生口腔細菌
3.2トリプシン様酵素産生口腔細菌
3.3口腔細菌がインフルエンザ薬に及ぼす影響
3.4口腔ケアがインフルエンザ発症に及ぼす影響
4おわりに
第6章口腔微生物と“がん”(宮崎裕司、菊池建太郎、草間薫)
1はじめに
2う蝕とがん
3歯周病とがん
4ウイルスとがん
5おわりに
第7章歯周病原細菌とウイルス感染症―細菌-ウイルスの微生物間相互作用による潜伏ウイルスの再活性化機構―(今井健一、落合邦康)
1はじめに
2HIVとEBVのライフサイクルと潜伏感染の問題点
3HDACによるウイルス潜伏感染維持機構
4歯周病原菌の代謝産物・酪酸によるウイルス潜伏感染の破綻
5歯周病によるHIV感染症進行の可能性
6腸管と女性生殖器に常在する酪酸産生菌による潜伏HIV再活性化
7Sp1を介する酪酸誘導性HIV活性化メカニズム
8おわりに
第8章歯周病とメタボリックシンドローム(なぜ歯周病が全身に影響を及ぼすか)(高柴正悟)
第9章糖尿病 (西村英紀)
1臨床介入試験が示唆するもの
2脂肪組織が歯周炎症を増幅するうえで重要な役割を果たす
3歯周病との関わりからとらえる高度肥満と日本人型肥満の類似点と相違点
第10章歯周病で誘導される動脈硬化と酸化ストレス(落合智子)
1はじめに
2感染による酸化ストレスおよび脂質酸化の増加
3歯周病および動脈硬化におけるインフラマソームの活性化
4酸化ストレスおよび酸化LDLによるインフラマソームの活性化
5インフラマソームとTh17細胞活性化による炎症の持続
6抗酸化因子を用いての歯周病および動脈硬化の制御
7おわりに
第11章認知症(松下健二)
1はじめに
2認知症、特にアルツハイマー病
3炎症とアルツハイマー病
4歯周病、歯周病関連細菌とアルツハイマー病
5おわりに
第12章非アルコール性脂肪肝炎と口腔内細菌(結束貴臣、本多靖、小川祐二、今城健人、米田正人、和田孝一郎、中島淳)
1はじめに
2歯周病とNASH
2.1歯周病菌について
2.2Porphyromonas gingivalisとNASH
3歯周病菌によるNASH進展メカニズム
3.1P.g.菌自体による肝組織への影響
3.2歯周菌が放出するエンドトキシンによる肝組織への影響
3.3肝臓におけるET感受性亢進
3.4歯周病菌の腸管侵入による影響
4NASHにおける歯周治療
5おわりに
第13章口腔細菌と妊娠合併症(相澤(小峯)志保子、廣畑直子、早川智)
1はじめに
2口腔細菌と胎盤の細菌叢
3歯周病と早産
4歯周病と妊娠高血圧症候群
5歯周病の胎盤傷害メカニズム
6おわりに
第14章腸内細菌叢への影響(高橋直紀、山崎和久)
1はじめに
2歯周病とは
3歯周病が全身疾患に及ぼす病因メカニズムとその問題点
3.1菌血症説とその問題点
3.2炎症メディエーター説とその問題点
4腸内細菌叢のdysbiosisと疾患の関連
5歯周病と全身疾患との関連の新たなメカニズム
6P.gingivalis口腔投与による代謝への影響と腸内細菌叢の変化
7まとめ
【第IV編 細菌叢改善法】
第1章プロバイオティクス(宮本潤基、鈴木卓弥)
1プロバイオティクスとは
2プロバイオティクスの機能性
3プロバイオティクスの整腸作用・細菌叢改善
3.1特定保健用食品としてのプロバイオティクス
3.2細菌叢改善‐下痢や便秘の改善
3.3細菌叢改善‐有害菌・病原菌の排除
3.4細菌叢改善‐腸内細菌叢と肥満
4プロバイオティクスの今後の展望
4.1食品としてのプロバイオティクス
4.2医薬品としてのプロバイオティクス
第2章プレバイオティクス(重久晃)
1はじめに
2プレバイオティクスとは
3プレバイオティクスの種類
3.1フラクトオリゴ糖
3.2ガラクトオリゴ糖
3.3イソマルトオリゴ糖
3.4キシロオリゴ糖
3.5ヒトミルクオリゴ糖
4乳酸菌やビフィズス菌によるプレバイオティクス代謝機構
4.1ビフィズス菌によるガラクトオリゴ糖の代謝機構
4.2乳酸菌によるガラクトオリゴ糖の代謝機構
4.3ビフィズス菌によるフラクトオリゴ糖代謝機構
4.4乳酸菌によるフラクトオリゴ糖代謝機構
4.5キシロオリゴ糖の代謝機構
4.6ヒトミルクオリゴ糖の代謝機構
5プレバイオティクスの生理効果
5.1ガラクトオリゴ糖、フラクトオリゴ糖の生理効果
5.2ヒトミルクオリゴ糖の生理効果
6おわりに
第3章口腔ケア用天然抗菌・殺菌成分(田村宗明、落合邦康)
1口腔ケア
1.1口腔ケアの背景
1.2口腔ケアの実際
2天然抗菌・殺菌成分
2.1抗菌・殺菌成分
2.2口腔内の抗菌・殺菌物質
2.3天然抗菌・殺菌成分
3口腔ケア剤
3.1口腔ケア剤の付加価値
3.2カテキン
3.3カテキンの抗菌効果
3.3.1In vitro
3.3.2In vivo
4おわりに
第4章糞便微生物移植(南木康作、水野慎大、金井隆典)
1はじめに
2糞便微生物移植の方法
3糞便微生物移植の再評価
4炎症性腸疾患を対象とした糞便微生物移植
5過敏性腸症候群に対する糞便微生物移植
6腸管外疾患を対象とした糞便微生物移植
7おわりに
【第V編 市場動向】
第1章乳酸菌関連製品の市場動向(シーエムシー出版編集部)
1市場の動向
1.1市場規模の推移
1.2市場のトレンド
2個別市場の動向
2.1発酵乳
2.2乳製品乳酸菌飲料/乳酸菌飲料/乳酸菌入り清涼飲料
2.3食品/健康食品(サプリメント)
3企業動向
第2章口腔ケア製品の市場動向(シーエムシー出版編集部)
1市場の動向
1.1市場の推移
1.2市場成長の背景
2個別市場の動向
2.1口腔ケア用品
2.2口腔ケア用具・機器
2.3口腔ケア食品
3メーカー動向
3.1ライオン
3.2サンスター
3.3花王
3.4小林製薬



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