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機能性農業用フィルムの開発と市場    
Development and Market of Functional Film for Agriculture
[コードNo.2017S825]

※ 本書籍はご試読頂けません ※

■体裁/ B5判 190ページ
■発行/ 2017年12月20日 (株)シーエムシー出版
■定価/ 91,800円(税・送料込価格)
■ISBNコード/ 978-4-7813-1313-9

 
★成長が続く農業用フィルム市場!
★紫外線カット、赤外線カット、高光透過性、防曇性・・・世界が注目する日本の高機能性フィルム!
★最新の研究開発情報に加え、マーケット情報をまとめた1冊!

キーワード

PVC/PE/PO/PET/FRP/FRA/MMA/農業用フィルム/ビニルハウスフィルム/農業シート/再生ゴム/生分解性フィルム/温室用フィルム/マルチフィルム


刊行にあたって

 日本では、施設園芸の発展とともに、施設の外張りフィルムとして、耐候性の向上に加え、紫外線カット、赤外線カット、高光透過性、防曇性など栽培環境をコントロールする機能を備えるなど、多種多様な特性を有した機能性農業用フィルムが発展していった。より高度な環境制御を可能とし、省エネ、環境保全、並びに安全な農作物づくりに寄与する機能性フィルムの開発は、消費者に年間を通し新鮮な作物を届けることを実現し、食生活にも大きな影響を及ぼしている。

 植物工場をはじめ、農家の大規模経営が普及しつつある昨今、高機能性農業用フィルムはますます注目されていくことが予想される。また近年、日本の高機能性農業用フィルムは海外からも注目され、輸出が増加しており、今後もますます成長していくことが推測される。一方で、原油の高騰による生産コストの増加、異常気象、地球温暖化、農業従事者の減少など課題も多くある中で、さらなる多様な機能を有する農業用フィルムの開発が求められる。

 本書は、機能性農業用フィルム・被覆資材等の開発動向と、近年の市場の動向について最新の情報を解説している。TPPの実施に向け、政府は「攻めの農林水産業」を政策に打ち出し、農業が大きな転換期を迎える今、農業用フィルムの開発に携わっている企業・研究者の方、機能性農業用フィルムを利用されている方に加え、異業種から農業への進出をご検討の企業の方にもぜひ一読していただき、今後の研究開発、普及の一助となることを期待する。

「刊行にあたって」より抜粋

著者一覧

西村安代高知大学
茶谷克裕タキロンシーアイ(株)
江口義昌AGCグリーンテック(株)
田渕国広東亜機工(株)
太田泉(国研)農業・食品産業技術総合研究機構
後藤大介大日本印刷(株)
木村隆夫宇都宮大学
渡邊康之諏訪東京理科大学

目 次

【第T編 農業用フィルム・被覆資材の開発動向】
第1章機能性農業用フィルム
1はじめに
2機能性農業用フィルムの種類と特性
2.1散乱光型(梨地)フィルム
2.2近紫外線カット(除去)フィルム
2.3赤外線カット(遮熱)フィルム
2.4波長(光質)変換フィルム
2.5高保温、高断熱フィルム
3今後の農業用フィルムについて
第2章農業用ビニルハウスフィルムに求められる性能、配合設計と評価方法
1はじめに
2求められる性能
2.1防滴性
2.2保温性
2.3透明性
3配合設計と評価方法
3.1防滴性
3.2保温性
3.3透明性
4今後期待されているフィルム性能
4.1光学特性
4.2省エネ性
5まとめ
第3章超耐久性農業用フッ素樹脂フィルム「エフクリーン®」について
1はじめに
2フッ素樹脂フィルムとは
2.1フッ素樹脂
2.2農業用途フッ素樹脂フィルムの歴史
3フッ素樹脂フィルムの現状
3.1農業用フッ素フィルムの固定方法
3.2植物工場への導入利用
4農業用フッ素樹脂フィルムの課題
4.1フッ素樹脂フィルムの防汚性/洗浄
4.2農業用フッ素樹脂フィルムの開発取組み状況
5日本の施設園芸を取り巻く環境について
5.1園芸用使用済プラスチック適正処理
5.2施設園芸に対する補助金
5.3農地集積バンク(農地中間管理機構)について
6おわりに
第4章サトウキビ残渣を主原料とした農業シート
1はじめに
2サトウキビ残渣の農業シートの利点
3サトウキビ残渣を主原料とした農業シートの製法
第5章紫外線カットフィルムを用いた病害虫防除技術
1はじめに
2紫外線カットフィルムを用いた病害虫防除の実例
3紫外線カットフィルムによる害虫防除のメカニズム
4紫外線カットフィルムに関する留意点
5おわりに
第6章光反射と耐久性に優れた農業用フィルム
1はじめに
2製品コンセプトと特徴
3DNP反射フィルム・リフレモ®の性能
3.1フィルムの分光特性
3.2防汚性
3.3その他
4DNP反射フィルム・リフレモ®の耐候性
5DNP反射フィルム・リフレモ®の効果検証例@
6DNP反射フィルム・リフレモ®の効果検証例A
7DNP反射フィルム・リフレモ®の実証例@(オランダ型施設園芸・トマト長期多段栽培)
8DNP反射フィルム・リフレモ®の実証例A(オランダ型施設園芸・イチゴ高設水耕栽培)
9まとめ
第7章生分解性農業用マルチフィルムの形状崩壊制御技術
1はじめに
2生分解性複合フィルムの調製
3生分解性複合フィルムの機械的性質
4生分解性複合フィルムの分解試験評価
4.1加水分解試験による生分解性評価
4.2土壌埋設試験による生分解性評価
5生分解性複合フィルムが形状崩壊に至る劣化メカニズム
6おわりに
第8章農業と発電を両立する光透過型フィルム状有機薄膜太陽電池の開発
1はじめに
2発電するビニールハウス開発のためのコンセプト
2.1シースルー有機薄膜太陽電池を用いた植物栽培の原理
2.2植物栽培に必要な光強度と発電に利用する光量
2.3植物栽培に必要な光波長と発電に利用する光波長
3シースルー有機薄膜太陽電池を用いた植物栽培実証実験
3.1屋内栽培結果(太陽光利用型植物工場での実験)
3.2屋外栽培結果(ビニールハウスでの実験)
4発電するビニールハウスのモデル例
4.1発電量の試算
4.2ハウス栽培用品と消費電力
5ソーラーシェアリングとの比較
6事業化に向けて
7おわりに
【第U編 市場編】
第1章農業用フィルム市場の現状と課題
1農業用被覆資材の概要
1.1軟質フィルム
1.2硬質フィルム
1.3硬質板
1.4ガラス
1.5アルミ蒸着フィルム
2機能性農業用フィルムの概要
2.1散乱光型(梨地)フィルム
2.2紫外線(UV)カットフィルム
2.3赤外線カット(遮熱)フィルム
2.4波長(光質)変換フィルム
2.5高保温、高断熱フィルム
3農業用フィルムを取り巻く市場環境の変化
3.1海外の施設園芸の動向
3.2日本国内における施設園芸の動向
4農業用フィルムの市場動向
5日本の施設園芸および農業用フィルム市場の課題
第2章農業用フィルムの用途別動向
1温室用フィルム(被覆資材)の用途別製品動向
1.1ハウス用
1.2トンネル用
2マルチフィルムの用途動向
2.1一般用(耐久性)マルチ
2.2機能性マルチその他
2.3マルチフィルムの製品動向
3その他マルチング資材の動向
3.1べたがけ資材(不織布)
3.2防草シート
4サイレージフィルム
4.1ラップフィルム
4.2サイレージシート
4.3チューブバッグサイレージ
4.4サイレージフィルムの製品動向
第3章主な農業用フィルム材料の市場動向
1塩化ビニル樹脂
1.1概要
1.2製法
1.3需要および用途
1.4生産・供給動向
1.5価格
2低密度ポリエチレン(LDPE)
2.1概要
2.2製法
2.3需要および用途
2.4生産・供給動向
2.5価格
3高密度ポリエチレン(HDPE)
3.1概要
3.2製法
3.3需要および用途
3.4生産・供給動向
3.5価格
4エチレン-酢ビ共重合樹脂(EVA)
4.1概要
4.2製法
4.3需要および用途
4.4生産・供給動向
4.5価格
5ポリビニルアルコール(PVA)
5.1概要
5.2製法
5.3需要および用途
5.4生産・供給動向
6ポリエチレンテレフタレート(PET)
6.1概要
6.2製法
6.3需要および用途
6.4生産・供給動向
6.5価格動向
7フッ素樹脂
7.1概要
7.2製法
7.3需要および用途
7.4生産・供給動向
7.5価格
8ポリカーボネート(PC)
8.1概要
8.2製法
8.3需要および用途
8.4生産・供給動向
8.5価格
9メタクリル(アクリル)樹脂
9.1概要
9.2製法
9.3需要および用途
9.4生産・供給動向
10生分解性樹脂
10.1概要
10.2製法
10.3需要および用途
10.4生産・供給動向
第4章主要農業用フィルムメーカーの動向
1国内メーカー
1.1三菱ケミカルアグリドリーム
1.2タキロンシーアイ
1.3積水フィルム(住化積水フィルムホールディングス)
1.4アキレス
1.5オカモト
1.6みかど化工
1.7大日本印刷
1.8AGCグリーンテック
1.9サンデーラ
1.10北越化成
1.11東罐興産
1.12クラレ
1.13日東紡
1.14ユニチカ
2外資および海外メーカー
2.1BASF
2.2ダウデュポン
2.3エクソンモービル
2.4香港博大東方集団
2.5サイアムセメントグループ
2.6新疆藍山屯化工股分有限公司
2.7中安聯合石炭化工有限公司
2.8青島大美媒業股分有限公司



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