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<セミナー詳細>

セミナーコード:20081203   このセミナーの受付は終了しています

★化学品等の生産工程で廃棄物ゼロ、且つ、コストダウンにつながる環境調和型の新しい
 触媒技術が注目されている!!
★本セミナーでは、環境調和型触媒及び新しい触媒技術の開発動向・応用展開と(メソ)多
 孔性担体、過酸化水素によるプロセスの開発事例について、斯界の第一線でご活躍中の
 講師陣に詳しく解説頂きます。

〜グリーン・サスティナブル・ケミストリー最前線〜
ゼロエミッションとコストダウンを実現する
新触媒技術

●講 師 関西大学 化学生命工学部
化学・物質工学科 教授
工学博士
石井康敬 氏 
●講 師 (株)三菱化学科学技術研究センター
合成技術研究所 所長
瀬戸山 亨 氏 
●講 師 独立行政法人 産業技術総合研究所
環境化学技術研究部門 主幹研究員
理学博士
佐藤一彦 氏 
●日 時 2008年 12月 18日(木) 10:00〜16:00
●会 場 東京・新お茶の水・総評会館・4F・402室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
●受講料 49,980円(1名につき)
(同時複数人数お申込みの場合1名につき44,730円)
※テキスト代、昼食代、お茶代、消費税を含む
●主 催 (株)技術情報センター


10:00〜12:00
T.環境調和型触媒及び新触媒技術の開発動向と今後の展望
 1.触媒によるグリーンプロセス開発の考え方   〜従来法による触媒プロセスとその問題点〜  2.環境調和型触媒の特徴  3.環境調和型触媒技術の最近の開発動向   (1)ラジカル創生触媒を用いる酸素酸化反応   (2)ヘテロポリ酸を触媒とする酸化反応   (3)イリジウム錯体による新触媒反応   (4)ベンゼンとアルケンの直接的な酸化カップリング反応  4.新しい触媒技術の特徴と効果   〜N−ヒドロキシフタルイミド(NHPI)を利用した新触媒〜   (1)従来技術との比較   (2)触媒の組み合わせ方   (3)触媒の効果    〜副生成物がほどんど出ない、省エネルギー化の達成、     選択率と生成物収率の飛躍的向上など〜  5.新触媒技術による応用展開   (1)化学繊維 〜ナイロン原料、ポリエステル原料〜   (2)合成樹脂 〜PET樹脂原料、ウレタン原料〜   (3)工業生産用 〜過酸化水素(半導体洗浄、紙の漂白)、溶媒〜   (4)特殊化学品    〜半導体レジスト材料、食品添加物(リンゴ酸等)、医薬品・香料の原料〜   (5)ブタノールの合成   (6)その他  6.今後の展望  7.質疑応答
(石井 氏)
13:00〜14:30
U.(メソ)多孔性担体を用いた固体酸触媒プロセスの開発事例
 1.固体酸触媒利用のポイント   (1)化学品製造技術の現状;バルク化学品と機能性化学品   (2)固体酸触媒による環境に優しいプロセス開発の考え方     ;グリーンケミストリーの二つの定義   (3)固体酸触媒の設計;機能発現の源泉と構造設計、調製法  2.多孔性担体の応用と開発事例   (1)ゼオライト触媒   (2)メソ多孔性固体酸触媒   (3)無機機能性材料  3.今後の展望   (1)GSC的視点で求められること   (2)化学とエネルギーとの境界領域  4.質疑応答
(瀬戸山 氏)
14:30〜16:00
V.過酸化水素+触媒による高選択酸化技術の開発事例
 1.過酸化水素の特性と利用の考え方   (1)従来技術の現状と課題   (2)過酸化水素の特性   (3)過酸化水素と触媒 〜酸化力を飛躍的に向上させる触媒の利用〜  2.過酸化水素+触媒による高選択酸化技術の応用と開発事例   (1)過酸化水素水を用いるアルコールの酸化   (2)過酸化水素水を用いるオレフィンのエポキシ化   (3)シクロヘキセンやシクロヘキサノール/シクロヘキサノンの直接酸化による     アジピン酸の合成   (4)過酸化水素水を用いるオレフィンのジオール化   (5)アリルアルコール類のα,β-不飽和カルボニル化合物への選択酸化   (6)ヘテロポリ酸触媒による糖類を原料としたレブリン酸エステル合成反応   (7)非フェノール系エポキシ樹脂を用いたソルダーレジスト材料の開発事例   (8)過酸化水素による絶縁用樹脂の開発事例  3.今後の展望  4.質疑応答
(佐藤 氏)

−名刺交換会−
セミナー終了後、ご希望の方はお残り頂き、参加者間での名刺交換会を実施させて頂きます。