TOP セミナー 書籍 社内研修 セミナーQ&A 書籍Q&A お問い合せ 会社概要

セミナーコード:20090115   このセミナーの受付は終了しています

★「低炭素社会の実現」を目指す気運がますます高まりつつある。工場や発電所等の
 設備からの高温排熱だけでなく、更に低温排熱や地中熱などの有効利用ニーズが
 高まる中、これらの未利用熱の高効率活用を実現するための「蓄熱」「ヒートポンプ」
 技術が大きな注目を集めている!
★本セミナーでは、高効率蓄熱のための蓄熱材開発動向から排熱輸送システム、そ
 して未利用熱を回収し有効利用につなげるための最新ヒートポンプ技術について斯
 界の第一線でご活躍中の講師陣に分かりやすく解説頂きます。

〜未利用熱を徹底利用するための〜
“蓄熱・ヒートポンプ技術”最前線

●講 師 東京農工大学 大学院
共生科学技術研究院 教授
博士(工学)
秋澤 淳 氏 
●講 師 東京大学
生産技術研究所 准教授
工学博士
大岡龍三 氏 
●講 師 東京工業大学
原子炉工学研究所
エネルギー工学部門 准教授
工学博士
加藤之貴 氏 
●講 師 三機工業(株)
環境事業推進室 副室長
技術士(衛生工学・水道・総合技術監理部門)
(※代理の方によるご出講の可能性がございます。)
岩井良博 氏 
●日 時 2009年 1月 16日(金) 10:30〜16:40
●会 場 東京・新お茶の水・総評会館・4F・404室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
●受講料 49,980円(1名につき)
(同時複数人数お申込みの場合1名につき44,730円)
※テキスト代、昼食代、お茶代、消費税を含む
●主 催 (株)技術情報センター

●プログラム●
10:30〜11:45
T.吸収ヒートポンプを利用した低温廃熱の輸送技術
 1.低温排熱輸送を可能にする吸収ヒートポンプの特徴   (1)溶液輸送型吸収冷凍機 〜従来型システムとの比較〜    @吸収冷凍機の動作原理    A溶液輸送による熱輸送の原理    Bシステムの構成   (2)吸収ヒートポンプを利用した熱輸送を含めたCOP(成績係数)    @熱変換のポイント    A輸送熱量   (3)低温排熱輸送技術の可能性    @熱輸送距離の上限    Aアンモニア−水系吸収冷凍サイクルへの展開    Bごみ焼却排熱利用による省エネルギー効果  2.技術開発動向と今後の展望  3.質疑応答
(秋澤 氏)
12:45〜14:00
U.地中熱利用のためのヒートポンプ・システム
 1.地中熱利用ヒートポンプ・システムの現状   (1)日本国内における普及に向けての取り組み及び政策   (2)海外における普及・利用動向  2.地中熱利用ヒートポンプ・システムのメカニズム   (1)地中熱交換方式による分類   (2)基礎杭を地中熱交換器として利用するシステム    @既成コンクリート杭を用いた地中熱採熱方式    A鋼管杭を用いた地中熱採熱方式    B場所打ち杭による採熱方式   (3)地中熱ヒートポンプ・システムの利用事例   (4)システムの設計手法   (5)コスト評価  3.地中熱利用ヒートポンプ・システムの今後の展望   (1)技術面における展望   (2)コスト面における展望  4.質疑応答
(大岡 氏)
14:05〜15:20
V.蓄熱材・蓄熱技術の開発動向と今後の展望
 1.排熱輸送・利用をめぐる最新動向   (1)排熱利用によるCO2削減効果   (2)排熱輸送・利用における現状の課題   (3)課題克服のための取り組み  2.様々な温度帯における蓄熱技術動向   (1)100℃以下の低温域における温熱蓄熱技術    @低温蓄熱を可能にする蓄熱材    A低温蓄熱システム構築のポイント   (2)100℃〜300℃中温域における蓄熱技術    @ガソリン、ガスエンジン等排気熱の回収・利用技術    A中温蓄熱を可能にする蓄熱材    B中温域排熱のエネルギー利用の可能性 〜事例、開発動向等〜  3.蓄熱技術・排熱利用をめぐる今後の展望  4.質疑応答
(加藤 氏)
15:25〜16:40
W.三機工業における潜熱蓄熱輸送システム   「トランスヒートコンテナ」  〜最新動向から今後の展望まで〜
 1.潜熱蓄熱輸送システム「トランスヒートコンテナ」の特徴   (1)システムのメカニズム    @利用蓄熱材について    A潜熱蓄熱技術のポイント   (2)トランスヒートコンテナの特徴   (3)冷熱転換のポイント   (4)熱輸送量と熱輸送可能時間  2.「トランスヒートコンテナ」を用いた排熱輸送の実際   (1)ネットワーク構築の考え方   (2)環境配慮効果    @CO2削減効果    A省エネ効果   (3)コスト評価  3.「トランスヒートコンテナ」を用いた排熱利用の実際   (1)空調(冷・暖房)への利用   (2)給湯熱源としての利用   (3)事例紹介  4.「トランスヒートコンテナ」利用における今後の展望  5.質疑応答
(岩井 氏)
−名刺交換会−
セミナー終了後、ご希望の方はお残り頂き、参加者間での名刺交換会を実施させて頂きます。