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<セミナー詳細>

セミナーコード:20110604   このセミナーの受付は終了しています

★本セミナーでは、撹拌・混合の基本から、均相撹拌における混合状態の評価、具体的な均相系及び異相系撹拌における
 所要動力の推算とスケールアップなどについて、最近のトピックスや簡単な演習を交えて、斯界の第一線でご活躍中の
 上ノ山、仁志、両博士に詳しく解説頂きます。
※関数電卓をご持参下さい。

撹拌・混合の理論及び装置設計と
スケールアップ・最適ミキシング技術
●講 師 横浜国立大学大学院 工学研究院
機能の創生部門 教授
工学博士
上ノ山 周 氏
●講 師 横浜国立大学大学院 工学研究院
機能の創生部門 准教授
博士(工学)
仁志和彦 氏
  (上ノ山先生・仁志先生研究室:http://www.kaminoyamalab.ynu.ac.jp/

●日 時 2011年 6月 15日(水) 10:15〜16:15
●会 場 東京・新お茶の水・総評会館・5F会議室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
●受講料 49,980円(1名につき)
(同時複数人数お申込みの場合1名につき44,730円)
※テキスト代、昼食代、お茶代、消費税を含む
●主 催 (株)技術情報センター

●セミナープログラム●
【受講対象】

大学で化学工学や流体工学には触れたが、撹拌・混合を単元として履修されておらず、なおかつ業務を遂行する上で、これらのことを必要とされている方にお勧め致します。
【予備知識】

大学初等レベルの物理・数学の予備知識を前提とします。化学工学や流体工学の専門知識は、あった方がベターですが、必須ではありません。
【習得知識】

撹拌・混合の操作・設計に関する基本的な考え方を習得頂きます。
【講師の言葉】

層流から乱流まで、均相系から異相系まで、撹拌・混合に関する基礎的事項から最近のトピックスまでを、極力分かりやすく説明・紹介致します。
T.均相撹拌における基礎理論

 1.撹拌・混合操作の基礎事項
  (1)撹拌の目的
  (2)撹拌装置の概略
  (3)撹拌にまつわる無次元数
 2.撹拌翼の形状と流動状態
  (1)小型翼
  (2)大型翼ならびに大型特殊翼
  (3)撹拌Re数と流動状態
  (4)流動状態の可視化
 3.撹拌所要動力
  (1)流動特性指数
  (2)完全邪魔板条件
  (3)動力数
  (4)永田らの式
  (5)最高撹拌所要動力
 4.混合状態とその定量的評価
  (1)分離の強度と分離のスケール
  (2)混合度
  (3)混合時間と混合速度
  (4)装置形状との関係
  (5)混合速度の予測手法
 5.撹拌槽伝熱


U.均相系撹拌・混合におけるスケールアップ

 1.撹拌・混合におけるスケールアップの基本的考え方
  (1)単位容積あたりの所要動力
  (2)翼先端速度
  (3)単位容積当たりの槽壁伝熱量
 2.非ニュートン流体の取り扱い
  (1)非ニュートン流体のレオロジー特性
  (2)メッツナー・オットーの手法(その1) 擬塑性流体
  (3)メッツナー・オットーの手法(その2) 降伏応力流体


V.簡単な演習と質疑応答



W.異相系撹拌

 1.異相系撹拌の基本事項
 2.気液撹拌
  (1)気液撹拌の目的と装置
  (2)気泡の分散機構と分散状態
  (3)気液撹拌所要動力
  (4)気泡径分布とボイド率
  (5)物質移動容量係数と気液撹拌槽のスケールアップ
 3.液液撹拌
  (1)液液撹拌の目的と装置
  (2)液滴の分散機構(分裂、合一のメカニズム)
  (3)相分散限界速度と液液撹拌所要動力
  (4)液径分布と物質移動速度
  (5)液液撹拌槽のスケールアップ
 4.固液撹拌
  (1)固液撹拌の目的と装置
  (2)粒子の浮遊、分散状態
  (3)粒子浮遊限界撹拌速度と固液撹拌所要動力
  (4)固液物質移動係数(粒径変化の影響)
  (5)固液撹拌槽のスケールアップ
 5.湿潤粉体撹拌
  (1)湿潤粉体の作製、混合装置
  (2)湿潤粉体の撹拌所要動力
  (3)湿潤粉体の混合機構と混合速度


X.質疑応答
−名刺交換会−
セミナー終了後、ご希望の方はお残り頂き、講師と参加者間での名刺交換会を実施させて頂きます。