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<セミナー詳細>

セミナーコード:20110610   このセミナーの受付は終了しています


★本セミナーでは、リチウムイオン電池製造のための塗工(コーティング)技術に焦点を当て、電池用活物質粒子の性状から、
 塗布電極の評価・観察、バインダーと粒子表面改質、高出力化のための工夫など塗工最適化のポイントと生産性向上へ
 向けた塗工装置による塗布技術及び外観検査装置による電極シート検査技術の実際について、周辺設備や各種ラインでの
 活用も含め、斯界の第一線でご活躍中の講師陣に詳しく解説頂きます。

リチウムイオン電池製造における塗布・塗工技術
〜リチウムイオン二次電池用塗工の最適化技術、
塗工装置による塗布技術及び周辺設備、
塗工・コーティングにおける検査技術(装置の活用)〜
●講 師 首都大学東京 大学院 都市環境科学研究科
都市環境科学環 分子応用化学域
教授
工学博士
金村聖志 氏
●講 師 東レエンジニアリング(株)
エンジニアリング事業本部 電池事業部
電池技術部 部長
藤田和彦 氏
  <講師紹介>
1987年4月、東レエンジニアリング(株)入社。
産業機械設計部に所属し、製膜設備設計担当として約6年間従事。
その後、塗工設備全般の開発、設計を担当し現在に至る。
●講 師 (株)ニレコ 検査機事業部
画像技術部 主任
曽我亮一 氏
●日 時 2011年 6月 7日(火) 13:00〜17:30
●会 場 東京・新お茶の水・総評会館・4F会議室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
●受講料 45,150円(1名につき)
(同時複数人数お申込みの場合1名につき40,950円)
※テキスト代、お茶代、消費税を含む
●主 催 (株)技術情報センター

●セミナープログラム●
13:00
|
14:30
T.リチウムイオン二次電池用塗工の最適化技術

 1.リチウムイオン電池用材料
  (1)正極活物質
  (2)負極活物質
 2.リチウムイオン電池の構造とエネルギー密度
  (1)電極構造との関係
  (2)出力密度とエネルギー密度の関係
 3.リチウムイオン電池用活物質粒子の性状
  (1)粒子サイズ
  (2)粒子形状
  (3)一次粒子と二次粒子
 4.一般的な塗布工程
 5.塗布電極の評価と粒子評価
  〜多孔電極と単粒子測定〜
 6.塗布電極の構造観察
  〜透過型電子顕微鏡による観察〜
 7.バインダーの機能
  〜高機能性バインダーと粒子表面改質
 8.高出力化のための工夫
 9.質疑応答
(金村 氏)
14:40
|
16:10
U.リチウム二次電池用電極材の塗工技術、周辺技術

 【習得できる知識】
 塗工設備(スロットダイ)を中心とした、電池用塗工装置の塗布技術およびその周辺設備

 【講座の趣旨】
 車載用途など急速な需要が見込まれる二次電池用電極材の製造プロセスの中でも
 最重要設備として位置付けされる塗工装置の現在の技術について、周辺設備を
 含めてご紹介する。

 1.塗工装置の特徴と技術ポイント
  (1)スロットダイ
  (2)間欠塗布
  (3)薄膜塗布
  (4)生産性向上へ向けた今後の技術展望
 2.周辺設備について
  (1)乾燥機、基材搬送用設備
  (2)調合〜充放電までの一連試験設備紹介
 3.質疑応答
(藤田 氏)
16:20
|
17:30
V.リチウムイオン二次電池用電極シート外観検査技術
 〜塗工・コーティングにおける検査装置の活用〜


 1.シート外観検査
  (1)シート外観検査の概要と構成
  (2)ラインセンサカメラを用いたウェブのリアルタイム検査
  (3)画像処理での欠陥判定と測長
  (4)データ処理と出力
 2.リチウムイオン二次電池用電極シートへの展開
  (1)光学系と計測分解能
  (2)電極シート検査の構成
  (3)各種塗工への対応
 3.リチウムイオン二次電池用電極シートでの検査
  (1)塗工部欠陥と未塗工部欠陥検査
  (2)塗工幅、塗工長、表裏ズレ、湾曲度の計測
  (3)検査結果画面と各種結果データ
 4.各種ラインでの活用
  (1)検品機との連動
  (2)スリッタマシンでの検査機の活用
  (3)コータマシンでの検査機の活用
 5.質疑応答
(曽我 氏)
−名刺交換会−
セミナー終了後、ご希望の方はお残り頂き、講師と参加者間での名刺交換会を実施させて頂きます。