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<セミナー詳細>

セミナーコード:20111006   このセミナーの受付は終了しています

★いずれは高経年化・老朽化などにより原子力発電所の廃止、処分をしなければならない日がやってくる。
 廃止措置としては、国内でも数件進められており、十数年後には相次ぐと考えられている。
 また廃止予定のない発電所についても安全性などに問題がでれば、廃炉の方向に進まざるをえない。
 そのような廃炉措置が進むことにより巨大な「廃炉ビジネス」が発生する!!
★本セミナーでは、原子力発電所廃止措置の状況から、技術の現状・課題及びコストと、放射性廃棄物の処理処分
 の現状・課題について、廃止措置・処理処分に伴うビジネスの可能性も含め、斯界の第一線でご活躍中の石倉氏、
 田辺氏、両講師に詳しく解説頂きます。

原子力発電所の廃止措置と
放射性廃棄物処理処分の現状・課題
●講 師 財団法人 エネルギー総合工学研究所
原子力工学センター(NUPEC) 参事
一般社団法人 日本原子力技術協会 テクニカルアドバイサー
工学博士
石倉 武 氏
  <略歴>
昭和63年度まで約20年間、(株)東芝にて、BWRの水処理・水化学などの技術開発。
平成元〜15年度、旧 財団法人原子力発電技術機構(NUPEC)にて、
実用炉廃止措置技術の技術開発(機器部部長)。
平成16年度以降、廃止措置技術委員会事務局。
平成20年4月〜、旧 財団法人原子力発電技術機構の解散に伴い、現職(上記業務を継続)。
平成20年4月〜、一般社団法人 日本原子力技術協会(JANTI)テクニカルアドバイサー。
<その他の活動・表彰>
・国内では、現在、次のような委員会委員。
 JAEA「廃止措置技術等調査事業推進委員会」委員、
 JAEA「ふげん廃止措置技術専門委員会」委員、
 原子力安全技術センター「研究開発段階炉等の廃止措置技術の研究開発等委員会」委員、
 機械学会動力エネルギーシステム部門「国際企画委員会」委員、ほか
・海外では、米国原子力学会の廃止措置部会の幹事会委員(〜2003)、
 国際原子力機関(IAEA)、
 経済協力開発機構原子力機関(OECD/NEA)の廃止措置会議委員など
・IAEA WATEC(International Radioactive Waste Technology Committee)の日本代表の
 委員(任期:2011年より4年間)

●講 師 公益財団法人 原子力環境整備促進・資金管理センター
技術参事
田辺博三 氏
  <専門>
放射性希ガス除去処理・貯蔵技術に関する研究
TRU廃棄物の処理処分技術に関する研究
高レベル放射性廃棄物の処分技術、制度、安全基準等に関する研究
<略歴>
昭和47年3月、大阪大学工学部原子力工学科卒業
昭和49年3月、大阪大学大学院工学研究科原子力工学専攻修士課程修了
昭和49年4月、(株)神戸製鋼所入社
平成11年8月、財団法人原子力環境整備センター入所
平成13年4月、財団法人原子力環境整備促進・資金管理センター技術総括室長
平成21年8月〜、公益財団法人 原子力環境整備促進・資金管理センター技術参事
<委員経験>
現職
 ・原子力安全委員会専門委員(放射性廃棄物)(2001〜)
 ・(独)日本原子力研究開発機構 埋設処分業務・評価委員会 委員(2009〜)
 ・(独)原子力安全基盤機構 放射性廃棄物国際基準検討会 委員(2011〜)
過去の主な委員
 ・国際原子力機関 放射性廃棄物国際技術委員会(WATEC)委員(2007〜2010)
 ・一般社団法人日本原子力学会 バックエンド部会 部会長(〜2010.3)
●日 時 2011年 10月 6日(木) 10:00〜16:00
●会 場 東京・新お茶の水・総評会館・4F会議室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
●受講料 49,980円(1名につき)
(同時複数人数お申込みの場合1名につき44,730円)
※テキスト代、昼食代、お茶代、消費税を含む
●主 催 (株)技術情報センター

●セミナープログラム●
1.国内外における原子力発電所廃止措置の状況

 (1)廃止措置の概要
 (2)国内廃止措置の動向
 (3)海外主要国の廃止措置状況
 (4)廃止措置の規則と標準
 (5)廃止措置の工事管理


2.原子力発電所廃止措置の技術の現状と課題

 (1)除染
  @汚染の形態
  A系統除染
  B解体物除染(化学除染、機械的除染)
 (2)解体
  @鋼材切断
  Aコンクリート切断
  B共通技術(遠隔、二次生成物回収、輸送)
 (3)再利用
  @金属再利用
  Aコンクリート再利用


3.原子力発電所の廃止措置費用

 (1)廃止措置準備金制度
 (2)解体及び廃止措置処理処分費
 (3)技術進捗の費用への影響


4.国内外における放射性廃棄物処分の状況

 (1)放射性廃棄物の発生
 (2)放射性廃棄物の特徴
 (3)放射性廃棄物の処分方法
 (4)各国の処分の現状と課題


5.わが国の廃止措置にともない発生する放射性廃棄物の処理処分の現状と課題

 (1)廃止措置にともない発生する放射性廃棄物等の特徴
 (2)処分に係る方針検討、規制、安全基準、制度の整備状況
 (3)今後の課題


6.質疑応答など

 〜原子力発電所の廃止措置と放射性廃棄物処理処分にともなう課題及び
  ビジネスの見通し・可能性・展望などを含め、お答えできる範囲で対応致します



−名刺交換会−
セミナー終了後、ご希望の方はお残り頂き、講師と参加者間での名刺交換会を実施させて頂きます。