TOP セミナー 書籍 社内研修 セミナーQ&A 書籍Q&A お問い合せ 会社概要

<セミナー詳細>

セミナーコード:20111101   このセミナーの受付は終了しています
≫「関連セミナー実績」

★本セミナーでは、乾燥の基礎知識を始め、噴霧乾燥法の原理と噴霧乾燥装置における液体微粒化・装置計画のポイント
 及び省エネ・トラブル対策などについて、斯界の第一線でご活躍中の飯島、小山両講師に詳説頂きます。

噴霧乾燥(スプレードライヤ)の基礎と実践
〜噴霧乾燥の原理から装置の計画、省エネ、トラブル対策まで〜
●講 師 大川原化工機(株)
エンジニアリング部 部責
飯島富士夫 氏
  <講師紹介>
1986年3月、神奈川大学機械工学科卒。
1986年4月、釜屋化学工業(株)入社、技術部勤務。
1991年10月、大川原化工機(株)入社、開発部試験室勤務。
1994年8月、技術開発部勤務。
2003年4月、試験室室長。
2008年7月、試験計画部部責。
2009年10月、技術部部責。
2010年11月、エンジニアリング部部責。
現在に至る。

●講 師 大川原化工機(株)
エンジニアリング部 技術グループ 課長
小山龍信 氏
  <講師紹介>
1994年3月、関東学院大学工業化学科卒。
1994年4月、大川原化工機(株)入社、試験室勤務。
1999年8月、計画部勤務。
2000年4月、営業部勤務。
2007年4月、技術部勤務。
2008年7月、試験計画部勤務。
2010年11月、エンジニアリング部 技術グループ勤務。
現在に至る。
●日 時 2011年 11月 29日(火) 10:30〜16:30
●会 場 東京・新お茶の水・総評会館・4F会議室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
●受講料 49,980円(1名につき)
(同時複数人数お申込みの場合1名につき44,730円)
※テキスト代、昼食代、お茶代、消費税を含む
●主 催 (株)技術情報センター

●セミナープログラム●
【受講対象】

(噴霧)乾燥実務にかかわっておられるエンジニア・技術・研究・設計・製造・工務のご担当の方。
乾燥工程・乾燥技術が必要な商品・製品を扱っておられる方。
【予備知識】

上記対象者であれば専門知識は特に必要ございません。
【習得知識】

1)乾燥の基礎知識を習得できる
2)噴霧乾燥装置の原理と機器について理解できる
3)省エネルギー対策およびトラブル対策について学ぶことができる
【講師の言葉】

 スプレードライヤは多くの分野で使用されているが、取り扱う物質(製品)により最適な運転条件や設計条件は変わってきます。
 このセミナーでは基礎的な知識を習得すると共に、どのような要因に注意して乾燥条件や装置設計を決定していくかを説明します。また、微粒化装置やシステムについても学習し、トラブル対策も交えて説明することで、現状起こっている問題に対して解決できる力を培います。
【プログラム】

T.乾燥の基礎知識と各種乾燥装置の特性

 1.乾燥とは
  (1)含水率の表し方
  (2)乾燥速度と乾燥特性曲線
  (3)定率乾燥期間と減率乾燥期間
  (4)限界含水率と平衡含水率
 2.湿り空気の諸性質と湿度図表
 3.乾燥装置の種類と選び方
  (1)対流伝熱乾燥装置
  (2)伝導伝熱乾燥装置
  (3)輻射伝熱乾燥装置
  (4)その他(マイクロ波乾燥装置、過熱水蒸気乾燥装置)
 4.噴霧乾燥装置の装置的特色


U.噴霧乾燥法の原理と目的

 1.乾燥の基礎式
 2.水分を取り除く“乾燥プロセス”として
 3.製品作り“粒子づくり”の観点から
 4.フローと装置の基本型
 5.最新の技術動向
 6.質疑応答


V.噴霧乾燥装置

 1.液体の微粒化
  (1)各種の液体微粒化装置
  (2)回転式(ディスク式)アトマイザー
  (3)圧力ノズル式
  (4)二流体ノズル
  (5)特殊ノズル――加圧二流体ノズル
           ――TJノズル
 2.乾燥装置の計画における留意点
  (1)概略熱収支および物質収支―処理量;装置能力
  (2)乾燥条件と製品に与える影響―出入り口温度と風の流れ
  (3)目的とする乾燥の最適条件の求め方
   @微粒化装置の決定
   A乾燥温度の検討
   Bフローの検討
   C補助設備、付帯設備の検討
  (4)製品特性に合った形状の乾燥室とは
  (5)乾燥テストとその評価法


W.噴霧乾燥操作における省エネルギー対策

 1.前工程での省エネルギー対策
  〜濃縮操作、液調整操作、殺菌操作〜
 2.乾燥時の熱効率向上による省エネルギー対策
  (1)熱風温度と湿度の調整
  (2)排熱風量の軽減(排熱風の循環利用)
  (3)乾燥条件の制御
 3.熱源の工夫による省エネルギー対策
 4.熱回収による省エネルギー対策


X.噴霧乾燥におけるトラブル対策

 1.乾燥能力・製品品質に関するトラブル
 2.操作上のトラブル
 3.装置のトラブル
 4.災害事例と防止対策
  (1)可燃性ガスの爆発・火災
  (2)粉じん爆発
  (3)ガス中毒、酸素欠乏
  (4)乾燥機への巻き込み、漏電


Y.質疑応答
−名刺交換会−
セミナー終了後、ご希望の方はお残り頂き、講師と参加者間での名刺交換会を実施させて頂きます。

関連セミナー実績

2010.11.10 噴霧乾燥(スプレードライヤ)の基礎と実践