●講 師 |
東北大学大学院 環境科学研究科 都市・地域環境システム学分野 准教授 工学博士 技術士(衛生工学部門・上下水道部門) |
李 玉友 氏 |
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<講師紹介> 1990年3月、東北大学工学博士学位を取得する。
これまで一貫して排水処理・廃棄物処理を中心とした環境保全工学の研究に従事し、
大学及び企業において、排水・廃棄物の嫌気性生物処理・バイオガス回収技術に関する
幅広い研究と技術開発を行ってきた。
特にメタン発酵の分野において国内外で注目される研究成果を挙げ、メタン発酵関連の
技術審議・評価委員を務めるなど、環境保全、バイオマス利・活用の推進に深く関わっている。
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●講 師 |
メタウォーター(株) R&Dセンター 低炭素技術開発部 資源エネルギー開発グループ 主任 |
森 豊 氏 |
●講 師 |
(株)神鋼環境ソリューション 水処理事業部 資源循環プロジェクト部 係長 |
土谷 聡 氏 |
●講 師 |
日陽エンジニアリング(株) プロジェクト本部 事業開発部長 |
長谷川栄一 氏 |
●日 時 |
2011年 12月 7日(水) 10:30〜16:40 |
●会 場 |
東京・新お茶の水・総評会館・4F会議室 》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
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●受講料 |
49,980円(1名につき) (同時複数人数お申込みの場合1名につき44,730円) ※テキスト代、昼食代、お茶代、消費税を含む |
●主 催 |
(株)技術情報センター |
10:30 | 12:00
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T.メタン発酵及びバイオガス利用に関する最近の技術開発動向
1.バイオマスのメタン発酵処理特性
(1)メタン発酵の原理とメタン発酵微生物の特徴
(2)各種メタン発酵システムの特徴とその比較
〜高温メタン発酵処理システム、中温メタン発酵処理システム、
湿式及び乾式メタン発酵処理システム、完全混合式メタン発酵処理システム〜
2.バイオマスの高速メタン発酵処理のポイント
(1)前処理技術
(2)メタン発酵処理の高速化とそのポイント
3.各種メタン発酵処理システムの技術開発動向
(1)固定床式メタン発酵処理システム
(2)UASBとEGSB型メタン発酵システム
(3)完全混合型メタン発酵処理システム
(4)膜分離式メタン発酵処理システム
(5)乾式メタン発酵処理システム
4.バイオガス回収によるエネルギー利用の動向とポイント
(1)発電・熱利用・コージェネレーションシステム等との組み合わせ
〜ガスエンジン、ガスタービン、ボイラ、燃料電池など〜
(2)高効率化のポイント
5.質疑応答
(李 氏)
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13:00 | 14:00
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U.担体充填型高速メタン発酵システムの開発
1.担体充填型高速メタン発酵システムの特徴
(1)背景、開発経緯
(2)原理とシステムフロー
(3)制御技術
(4)実証事例、適用事例
2.高速メタン発酵技術と超高効率固液分離技術を用いた
エネルギーマネジメントシステム(B-DASHプロジェクト)
(1)超高効率固液分離技術
〜SS、BOD等の効率的除去、汚泥の効率的回収〜
(2)スマート発電
〜ハイブリッド型の燃料電池発電とプラント運転最適化制御〜
3.質疑応答
(森 氏)
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14:10 | 15:20
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V.神鋼環境ソリューションのメタン発酵システムとバイオガスの精製法及び 都市ガス等への有効利用
1.メタン発酵の概要と導入事例
2.バイオガス精製技術 〜バイオ天然ガス化設備〜
3.バイオ天然ガスの有効利用事例
(1)自動車燃料利用
〜こうべバイオガス活用事業〜
(2)都市ガス導管注入利用
@バイオガス都市ガス導管注入実証事業
A都市ガス化設備
4.未利用エネルギーの有効活用・促進に向けた今後の展開
(1)メタン発酵システムの低LCC化
(2)下水道革新的技術実証事業(B-DASHプロジェクト)での取組
5.質疑応答
(土谷 氏)
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15:30 | 16:40
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W.亜臨界水処理によるメタン発酵システムの開発と実証試験
1.亜臨界水処理とメタン発酵処理システムの特徴
〜従来の方法との比較〜
(1)原理とシステムフロー
(2)メタン発酵の効率化
(3)下水汚泥からのエネルギー回収
(4)経済性検討
2.実証プラントの運転状況
(1)実証試験機の開発
(2)実証試験概要
(3)実証試験運転状況
3.質疑応答
(長谷川 氏)
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−名刺交換会−
セミナー終了後、ご希望の方はお残り頂き、講師と参加者間での名刺交換会を実施させて頂きます。
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