●講 師 |
日東電工(株) メンブレン事業部 開発技術部 商品技術課 主任研究員 |
山代祐司 氏 |
●講 師 |
MHIソリューションテクノロジーズ(株) 横浜プラントエンジニアリング部 (元)三菱重工業(株) |
芹澤 暁 氏 |
●講 師 |
日本ノリット(株) 膜事業部 北東アジアパシフィックマネージャー 工学博士 |
糸川博然 氏 |
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※恐縮に存じますが、都合により、講師を変更させて頂くことになりました。 (講演内容の変更はございません)
↓
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リックス(株) 営業本部 市場推進部 アクア膜グループリーダー |
野中健男 氏 |
●講 師 |
山口大学大学院 理工学研究科 物質化学専攻 教授 工学博士 |
比嘉 充 氏 |
●講 師 |
片山ナルコ(株) 技術部 |
吉澤康作 氏 |
●日 時 |
2012年 2月 2日(木) 9:30〜17:00 |
●会 場 |
東京・新お茶の水・総評会館・4F会議室 》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
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●受講料 |
49,980円(1名につき) (同時複数人数お申込みの場合1名につき44,730円) ※テキスト代、昼食代、お茶代、消費税を含む |
●主 催 |
(株)技術情報センター |
9:30 | 10:50
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T.RO膜による海水淡水化技術の動向と稼動事例
1.海水の淡水化
(1)海水淡水化方法
@蒸発法
ARO膜法
(2)海水淡水化方法のトレンド、コスト比較
2.RO膜法
(1)原理と歴史
(2)構造
(3)圧力容器(ベッセル)
3.高性能RO膜開発の歩み
(1)RO膜開発の歴史
(2)RO膜性能のトレンド
@高塩除去率、高ホウ素除去率タイプ
A高透水性、低圧力タイプ
(3)適用例
4.造水コスト低減の取り組み
(1)造水コストの内訳
(2)エネルギーコストの低減
@RO膜の改良
A周辺技術(エネルギー回収装置、ポンプ)
(3)RO膜コスト、初期投資コストの低減
@高膜面積RO膜エレメント
A大口径RO膜エレメント
Bシステムの開発
−高アルカリ下運転
−スプリット部分二段脱塩法(SPSP, Split Partial Second Pass)
(4)薬品コスト低減
@前処理技術
A最適エレメント構造の開発
Bシステムの開発、ハイブリッドデザイン
(5)米国における取り組み
5.日東電工における海水淡水化プラントの稼働事例
〜スペイン、中東、オーストラリア、アルジェリア、中国〜
6.質疑応答
(山代 氏)
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11:00 | 12:20
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U.逆浸透膜(RO)法による海水淡水化のエネルギー回収技術と装置の設計法
1.逆浸透膜法(RO)システムの特徴および概要
2.逆浸透を設計するにあたって考慮すべき条件
(1)環境対策
〜濃縮水の排出規制(懸濁物質、塩類濃度、温度等)、
逆洗水中のスラッジの排出規制〜
(2)自然エネルギー利用
〜自然エネルギー利用(風車、太陽光発電等による系統連系)〜
3.造水コスト低減のポイント
(1)逆浸透法の建設費の一般的割合
(2)大型化による建設費の低減
(3)モジュール化による小型プラントのコスト低減
(4)最近の各国で計画中のプラント例
(5)逆浸透モジュールのサイズアップ
(6)エネルギー回収装置の大容量化
(7)運転費用の一例
(8)電力費の低減による運転コスト低減
(9)膜以外の日本の技術
4.エネルギー回収技術
(1)ペルトン水車
(2)DWEER社 Direct Transfer Energy recovery Device
(3)Energy Recovery, Inc. (ERI) PX Pressure Exchanger
5.逆浸透プラントの設計法
(1)プロセスフローの決定
(2)逆浸透モジュールシステムの設計
(3)高圧ポンプ・エネルギー回収装置の設計
(4)前処理の設計
(5)後処理の設計
6.多段フラッシュ法と逆浸透膜法の組み合わせによるハイブリッド法
7.稼働中のプラントの例
(1)ラービグ(Rabigh)海水淡水化プラントについて
〜ラービグ海水淡水化設備概要、ラービグ海水淡水化鳥瞰図、
プロセスフロー図、主要構成機器〜
(2)シュケイク (Shuqaiq) 海水淡水化プラントについて
〜シュケイク海水淡水化設備、シュケイクのプロセスフロー図、
ボロン除去プロセス〜
8.質疑応答
(芹澤 氏)
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13:10 | 14:20
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V.UF膜による海水淡水化の前処理技術
1.海水淡水化前処理用UF膜について
(1)最近の開発動向
(2)UF膜および膜モジュールの特徴
(3)導入・稼動状況
2.海水淡水化プラントにおけるUF膜の前処理適用
(1)システムフロー
(2)処理能力
(3)効率向上のポイント
(4)システム設計のポイント
(5)メンテナンスのポイント
3.実際例
4.質疑応答
(野中 氏)
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14:30 | 15:40
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W.正浸透(FO)膜を用いた海水淡水化の原理と技術開発動向
【講演趣旨】
最近、次世代の水処理技術のひとつとして正浸透(FO)法が注目されている。
海水淡水化において現在主流である逆浸透(RO) 膜法では水流束の駆動力として静水圧を用いるのに対して、このFO法では高浸透圧溶液(駆動溶液:DS)の浸透圧を駆動力とする。そのためRO膜法と比較してFO法では高水流束、高処理水回収率、省エネルギー、低コストでの海水淡水化が期待出来る。
本セミナーでは、正浸透(FO)現象の基本原理を解説し、この原理に基づいた水処理プロセスにおける技術課題とFO法海水淡水化の現状について述べる。
1.正浸透(FO)の基礎
(1)淡水化の未来技術としてのFO
(2)FOに関する研究の推移
2.浸透現象の原理
(1)正浸透(FO)現象とは
(2)FOを用いた水処理法
(3)浸透現象の原理
(4)FOとROの違い
3.FO法海水淡水化の現状と課題
(1)FO用膜
@FO膜の要求性能
A内部濃度分極(ICP)
BICPと膜構造
C市販FO膜
D最近のFO膜研究報告例
(2)FO用膜モジュール
(3)駆動溶液(DS)
@DSの要求性能
ADSの報告例
(4)駆動溶液再生法
4.まとめと質疑応答
(比嘉 氏)
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15:50 | 17:00
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X.海水淡水化における膜のファウリング対策(洗浄技術)
1.海水淡水化用膜のファウリングの現状
2.海水淡水化用膜のファウリング原因
(1)膜汚染の分類
(2)汚染物質の解析
3.海水淡水化用膜の汚染防止対策
(1)スケール汚染防止対策
(2)有機物汚染防止対策
(3)有機・無機複合汚染防止対策
(4)事例紹介
4.海水淡水化用膜の洗浄方法
(1)洗浄のタイミング
(2)膜の性質・膜モジュールに合った洗浄方法(洗浄剤)の選定と
コスト低減のポイント
(3)事例紹介
5.運転管理・予防保全の最新技術
6.質疑応答
(吉澤 氏)
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−名刺交換会−
セミナー終了後、ご希望の方はお残り頂き、講師と参加者間での名刺交換会を実施させて頂きます。
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