●講 師 |
IMO 大気汚染防止エネルギ効率作業部会議長 一般財団法人 日本舶用品検定協会 調査研究部 専任部長 (前)(独)海上技術安全研究所 国際連携センター長 |
吉田公一 氏 |
●講 師 |
日本海事協会 機関部 主管 |
西藤浩一 氏 |
●講 師 |
川崎汽船(株) 技術グループ グループ長 |
中野豊久 氏 |
●講 師 |
(株)アイ・エイチ・アイ マリンユナイテッド 基本設計部 船舶計画グループ 主査 |
阪口克典 氏 |
●講 師 |
ロイド船級協会(ロイドレジスター) ゼネラルマネージャー ジャパン |
湯浅和昭 氏 |
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<講師略歴> 1975年、東京大学工学部卒業
1977年、東京大学大学院修士課程終了
同年、三菱重工業(株)入社(商船基本設計、1993年〜1996年ロンドン駐在)
2007年、ロイド船級協会入社(現職 General Manager for Japan)
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●講 師 |
(有)GDEC 代表取締役 Gas & DieselEngine Consultant |
安枝信次 氏 |
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<講師紹介> 昭和59年4月、三菱重工業(株)入社
平成15年5月、同社退職
平成15年10月〜GDEC社設立 コンサルタント事業開始
平成17年4月、工学博士号取得
平成22年4月〜九州大学大学院 非常勤講師
<主な研究内容>
舶用低速2サイクルディーゼル及びガスエンジンの開発設計、
舶用・発電用中速4サイクルディーゼル及びガスエンジンの開発設計、
舶用・発電用高速ガスエンジンの開発設計等
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●講 師 |
宇部興産海運(株) 常務取締役 |
今澄敏夫 氏 |
●講 師 |
(独)海上技術安全研究所 運航・物流系 運航計画技術研究センター長 |
加納敏幸 氏 |
●講 師 |
(株)商船三井 技術部 計画・開発グループ マネージャー |
久嶋隆紀 氏 |
●日 時 |
2012年 8月 22日(水) 9:30〜19:20 |
●会 場 |
東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・4F会議室 》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
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●受講料 |
55,650円(1名につき) (同時複数人数お申込みの場合1名につき49,350円) ※テキスト代、昼食代、お茶代、消費税を含む |
●主 催 |
(株)技術情報センター |
9:30 | 10:30
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T.IMOにおけるEEDIの状況と見通し
<講演趣旨>
個々の船舶のエネルギ効率に関する規定はMARPOL 条約附属書VIの改正として採択され、2013年1月1日から発効する。IMOの海洋環境保護委員会ではさらに、この改正附属書VIの実施のための諸基準(機関出力−速力算定方法など)の整備を進めている。また、ディーゼル発電・電気モータ推進船等のEEDI算出の規定、及び旅客船や自動車船用船を含むRO-RO船へのEEDI規制値の検討も進めている。さらに、実海域での船舶の推進性能や新しいエネルギ効率改善措置に対応するEEDI修正係数の検討も進めている。
<質疑応答・名刺交換>
(吉田 氏)
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10:40 | 11:40
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U.天然ガス燃料船の実用化とNKの取り組み
<講演趣旨>
近年、海事関連業界では、環境負荷低減等を目的として天然ガス燃料船に関する検討が盛んに行われている中、IMOではガス燃料及び低引火点液体燃料を使用する船舶に対する国際的に共通の規則となるIGFコードの策定に向け審議が行われている。本講演では、LNG燃料船開発の現状、技術的課題、IMOにおけるIGFコードの審議状況等を報告するとともに、日本海事協会が発行した「ガス燃料船ガイドライン」から天然ガス燃料船に求められる主要な安全要件について紹介する。
<質疑応答・名刺交換>
(西藤 氏)
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12:30 | 13:30
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V.LNG燃料船の経済性評価と求められる技術開発
<講演趣旨>
従来型一般商船とLNG燃料商船のモデル設計を比較し、資本費回収のための重油価格/LNG燃料価格の関係を考察するとともにヘンリーハブ、NBP,JKMなど代表的な天然ガス価格の現状とトレンドからその実現可能性を探る。
さらに、LNG燃料船の経済性向上に直結する技術開発要素、実運航のために要求される開発要素について考察する。
<質疑応答・名刺交換>
(中野 氏)
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13:40 | 14:40
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W.舶用LNG燃料システムの開発
<講演趣旨>
IHIMUの独自技術であるSPB(Self-supporting Prismatic Shape IMO Type B) LNGタンクを用い開発した、舶用LNG燃料システムを紹介する。
<質疑応答・名刺交換>
(阪口 氏)
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14:50 | 15:50
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X.LNG燃料船に関するロイド船級規則と安全評価
<講演趣旨>
LNG燃料船の開発が注目されているが、IMOにて、「国際ガス燃料船規則(IGFコード)」を検討中であり、また、「国際液化ガス船規則(IGC)の改正案」も審議中である。これらの2つの規則は将来整合性を図る必要があると認識されている。
ここでは、LNG燃料船の開発の必要性、LNGを舶用燃料として使用する際の留意事項を概説し、国際規則、標準・基準の現状とロイド船級協会の規則について説明する。また、最近ロイドにて実施した安全評価に関する検討事例についても概要を説明する。
<質疑応答・名刺交換>
(湯浅 氏)
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16:00 | 17:00
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Y.舶用エンジンシステムの開発動向と高性能化への技術課題
<講演趣旨>
来るIMO規制に向けLNG燃料船への関心が高まっている。これに伴い、従来LNG運搬船に採用されてきたDual Fuelエンジンに加え、商船を含むLNG燃料船向けに様々なタイプの舶用ガスエンジンが開発されている。
本講演では、これらの舶用ガスエンジンの動向をレビューすると同時に、LNG 燃料船に採用される各種燃焼方式のガスエンジンについて、それぞれの特徴と舶用化に向けた技術課題を紹介する。
<質疑応答・名刺交換>
(安枝 氏)
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17:10 | 18:10
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Z.スーパーエコシップと運航効率化技術の動向と事例
<講演趣旨>
従来のエンジン駆動と電気ポッド推進器を組み合わせた、タンデム・ハイブリッド方式のスーパーエコシップ「興山丸」の基本計画のコンセプトとその運航性能と運航効率化技術について紹介する。
<質疑応答・名刺交換>
(今澄 氏)(加納 氏)
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18:20 | 19:20
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[.海運におけるGHG規制動向と
船舶維新プロジェクトを初めとする商船三井の取り組みについて
■自然エネルギー・蓄電技術の利用
船最上面への太陽光パネルの搭載、航海中に発電される電力のリチウムイオン電池への貯蔵、LNG燃料の使用、排熱回収による発電システム等
■材料・設計面
風圧抵抗を軽減する船型・遮熱ペイントの甲板への使用・燃費効率を向上させるプロペラ付加物(PBCF)の搭載等
<講演趣旨>
地球温暖化防止の取り組みとして国際海運業界では他産業に先んじてIMOを通じ温室効果ガス削減策が議論されており、先日もEEDI規制の枠組みが決定されました。まさに環境新時代を迎えている我々商船三井の「船舶維新」プロジェクトをはじめとした環境負荷低減に向けた積極的かつ継続的な取り組みをご紹介します。
<質疑応答・名刺交換>
(久嶋 氏)
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−名刺交換会−
セミナー終了後、ご希望の方はお残り頂き、講師と参加者間での名刺交換会を実施させて頂きます。
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