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<セミナー詳細>

セミナーコード:20131204   このセミナーの受付は終了しています
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      ※別画面で開きます
★本セミナーでは、吸着・脱着におけるデータ解析と吸着現象の推算をパソコンで行う為に必要な知識とポイントに
 ついて、経験豊富な古谷博士が開発したプログラム(参加者はソフトを持ち帰ることができる)を用い、多数の演習
 を交えながら、詳しく解説頂きます。
※Excelインストール済(Excel 2000以外)ノートパソコンをご持参下さいませ。

−講師が開発したプログラム(ソフト)を専用USBにて配布!!
演習により即活用できる。またシミュレータ開発に関して
約40年にわたる経験に基づいて得た注意点も併せて解説−
吸着・脱着におけるデータ解析とシミュレータの開発・適用
〜研究開発の効率化、正確な操作・設計のためのパソコンを用いたデータ解析と
シミュレータ開発・適用について〜
●講 師 明治大学 理工学部 応用化学科 教授
工学博士
古谷英二 氏
  【専門】
1.気相・液相の吸着工学
2.バイオマスの反応工学
【研究テーマ】
1.移送物性測定法の開発
2.擬似移動床吸着装置用シミュレータ開発
3.PSA吸着装置用シミュレータの開発
4.吸着剤改質法の開発
●日 時 2013年 12月 18日(水) 9:40〜16:40
●会 場 東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・4F会議室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
●受講料 49,980円(1名につき)
(同時複数人数お申込みの場合1名につき44,730円)
※テキスト代、昼食代、お茶代、消費税を含む
●主 催 (株)技術情報センター

●セミナープログラム●
【受講対象】

理工系大学レベルの数学の知識を有し、吸着現象を体感した技術者に適する。なお、なるべく基礎から説明するので、多少難しくなるが、数学の知識レベルが不足している場合や現場経験不足でも受講可能。
【予備知識】

演習に利用するソフトを理解するためには、エクセルのソルバーを利用できることが望ましい。
【習得知識】

物性測定および配布ソフトを利用した解析法の習得。数値解が発散しないための計算条件や基礎式の展開法などシミュレータ開発時の重点事項の習得。
【講師の言葉】

実験データの解析と吸着現象(破過曲線、濃度減衰曲線など)の推算をパソコンで行う為に必要な知識を出来るだけ多く提供します。また、講師が開発したプログラムを用いた演習を行います。これにより、実験データの解析が不慣れな方・研究補助者でも行えることを目標とします。
シミュレータ開発に関しては、約40年にわたる経験に基づいて得た注意点も併せて説明します。これにより、プログラムが正確に完成しているはずなのに結果がおかしいという場合の対処法が習得できます。なお、演習に用いるソフトはWindowsで作動します。
【配布予定ソフト】

(1)厳密な解を用いた固定層吸・脱着曲線の推算プログラム
  3成分系まで計算可能、平衡定数の変更は不可、これ以外は変更可能
(2)総括物質移動係数近似を利用した固定層吸着曲線の推算プログラム
  厳密解との比較が可能、平衡定数の変更は不可、これ以外は変更可能
(3)多成分系吸着平衡データから単成分系平衡定数を決定するプログラム
(4)単成分系吸着平衡データから平衡定数を決定するプログラム(加重を考慮)
(5)線形推進力(L.D.F)近似と定型吸着帯近似を利用した2成分系破過曲線推算プログラム
  (エクセル版)

【プログラム】

T.吸着・脱着におけるデータ解析のポイント

 1.吸着平衡データの解析
  (1) 単成分系吸着平衡測定法と結果の表し方
  (2) 単成分系平衡式の分類とパソコンによる平衡データ解析の演習
  (3) 多成分系吸着平衡測定法と結果の表し方
  (4) 多成分系平衡式の分類とパソコンによる平衡データ解析の演習
   〜多成分系平衡データから単成分系吸着平衡定数の決定法
 2.吸着速度データの解析
  (1) 流体境膜における物質移動と粒子内拡散について
  (2) 単成分系吸着速度の測定法
  (3) 境膜物質移動係数の推算法と粒子内拡散係数の決定法
  (4) 回分式実験データ(濃度減衰曲線)の解析法
  (5) 回分式実験法による濃度減衰曲線から粒子内拡散係数を求める演習
   〜解析用ソフトを用いた演習
  (6) シャローベッド式実験データ(平衡到達率曲線)の解析法
  (7) シャローベッド法による平衡到達率曲線から粒子内拡散係数を求める演習
   〜解析用ソフトを用いた演習
  (8) 固定層式実験データ(破過曲線)の解析法
  (9) 固定層吸着破過曲線から粒子内拡散係数を求める演習
   〜解析用ソフトを用いた演習
  (10) 多成分系吸着速度の測定法と解析法

U.シミュレータの開発と適用の注意点

 1.吸着モデルの分類
  (1) 偏微分法
  (2) 線形推進力(L.D.F)近似法
  (3) 総括物質移動係数近似法
 2.数値計算近似法の分類と適用限界
  (1) 有限差分法
  (2) 直交選点法
  (3) Stop & Go 法
 3.シミュレータ開発のための数式モデル
  (1) 偏微分法を利用した計算式
  (2) 固定層吸・脱着曲線の推算演習
   〜配布ソフトを利用して正確な結果を得るための探索演習
  (3) 線形推進力(L.D.F)近似を利用した計算式
  (4) 線形推進力(L.D.F)近似と定型吸着帯近似を利用した2成分系破過曲線推算演習
   〜配布ソフトを利用した推算演習
  (5) 総括物質移動係数近似を利用した計算式
  (6) 固定層吸曲線の推算演習
   〜配布ソフトを利用して厳密解との誤差の確認

V.質疑応答
−名刺交換会−
セミナー終了後、ご希望の方はお残り頂き、講師と参加者間での名刺交換会を実施させて頂きます。

関連セミナー実績

2013. 4.24 吸着・脱着におけるデータ解析とシミュレータ開発
2012. 6.13 吸着の測定・解析と吸着分離操作・設計
2011. 7.13 吸着の測定・解析と吸着分離操作・設計
2010.10.27 吸着の測定・解析と吸着分離操作・設計
2010. 3. 9 吸着の測定・解析と吸着分離操作・装置設計
2008. 9. 9 吸着技術の基礎と吸着操作・装置設計入門