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<セミナー詳細>

セミナーコード:20140212   このセミナーの受付は終了しています


      ※別画面で開きます
★本セミナーでは、排水及び汚泥からのリンの回収・リサイクルについて、事業化への具体策から、各種技術の詳細と適用、
 海外事例などを含めた最新動向について、斯界の第一線でご活躍中の講師陣に詳説頂きます。

〜排水・汚泥からを中心とした〜
リン回収・リサイクル技術と適用など最新動向
●講 師 大阪大学大学院 工学研究科
生命先端工学専攻 教授
リン資源リサイクル推進協議会 会長
大竹久夫 氏
●講 師 (株)日水コン 事業統括本部 技師長(技術顧問) 村上孝雄 氏
  <略歴>
昭和50年、日本下水道事業団入社。
この間、建設省土木研究所、下水道新技術推進機構に出向。
平成20年、日本下水道事業団技術開発部長。
東京大学大学院附属水環境制御研究センター客員教授。
平成22年、日本下水道事業団理事。
平成25年、(株)日水コン事業統括部技師長。
●講 師 旭化成ケミカルズ(株) 化学・プロセス研究所
兼 環境システム事業推進室 主幹研究員
緑川一郎 氏
●講 師 (元)岐阜市 上下水道事業部 部長
(株)岐阜県畜産公社 代表取締役社長
後藤幸造 氏
●講 師 アタカ大機(株) 企画開発本部 環境研究所長 奥野芳男 氏
●講 師 栗田工業(株) 開発本部 研究主幹 織田信博 氏
●講 師 東京大学公共政策大学院 特任研究員
(元)小野田化学工業(株) 生産技術部 技術顧問
橋本光史 氏
●講 師 日本燐酸(株) 新事業企画マネージャー 用山徳美 氏
●日 時 2014年 2月 14日(金) 9:30〜16:50
●会 場 東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・4F会議室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
●受講料 49,980円(1名につき)
(同時複数人数お申込みの場合1名につき44,730円)
※テキスト代、昼食代、お茶代、消費税を含む
●主 催 (株)技術情報センター

●セミナープログラム●
9:30
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10:20
T.リン回収・再利用の最新動向と事業化への具体策

 1.持続的リン利用を巡る世界の動き
  (1)欧州の動向
  (2)米国の動向
  (3)日本とアジアの動向
 2.リン回収・再利用技術の最新動向
  (1)欧米の技術開発の動向
  (2)わが国の技術開発の動向
 3.事業化の具体策
  (1)欧米の最近の事業化の具体例
  (2)わが国の最近の事業化の具体例
 4.質疑応答・名刺交換
(大竹 氏)
10:30
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11:10
U.下水中のリンの挙動とその回収利用技術

 1.下水道とリン
 2.下水処理・汚泥処理プロセスにおけるリンの挙動
  (1)水処理プロセス
  (2)汚泥処理プロセス
 3.下水からのリン回収利用
  (1)リン回収利用の考え方
  (2)各種の回収利用技術
 4.海外の下水からのリン回収−ドイツの事例紹介−
 5.今後の展開
 6.質疑応答・名刺交換
(村上 氏)
11:20
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12:00
V.排水からの高速吸着剤を用いたリン除去・回収技術と適用動向

 1.高速リン吸着剤
  (1)高速リン吸着剤とは
  (2)吸着剤の特性
  (3)吸着剤を利用したリン除去・回収システム
 2.下水処理プロセスへの適用
  (1)下水二次処理水からのリン除去・回収
  (2)汚泥処理返流水からのリン除去・回収
 3.今後の展開
  (1)国内【排水(産業)への適用可能性】
  (2)海外
 4.質疑応答・名刺交換
(緑川 氏)
12:50
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13:30
W.下水汚泥焼却灰リン回収システムとプラントの設計と実際、
  回収リン資源の流通について


 1.下水汚泥焼却灰からリンの回収に至るまで
 2.リン回収設備の設計と実際
 3.稼動後の結果と問題点
 4.リン酸肥料と処理灰の商品化
 5.販売先と流通
 6.これからの目指すところ
 7.質疑応答・名刺交換
(後藤 氏)
13:40
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14:20
X.し尿・浄化槽汚泥からのリン回収(HAP)技術の適用動向

 1.汚泥再生処理センターにおけるし尿・浄化槽汚泥からのリン回収
  (1)HAP法によるリン回収の原理と特徴
  (2)汚泥再生処理センターにおけるリン回収の適用事例
  (3)回収リンの品質と利用
 2.高効率リン回収(HAP)技術の開発
  (1)リン溶出と高度リン回収との複合システムの原理
  (2)システムの特徴と試験結果
 3.質疑応答・名刺交換
(奥野 氏)
14:30
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15:10
Y.産業排水からのリン酸回収技術と適用動向

 1.産業でのリン使用量
  (1)国内のリン使用量
  (2)リンを使用する産業と回収形態
 2.リン含有率、ハンドリングから見た回収リン形態
 3.液晶製造排水からのリン回収の実際
  (1)排水水質(下水との比較)
  (2)課題と解決(分離・濃縮)方法
  (3)開発したシステム(装置仕様、運転メリット・回収実績など)
  (4)回収リンの用途
 4.今後の展開
  〜開発システムの適用先拡大
 5.質疑応答・名刺交換
(織田 氏)
15:20
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16:00
Z.回収リン化合物の肥料化と課題

 1.リンと肥料
  (1)リンの肥料効果
  (2)リンの表示方法
 2.肥料取締法
  (1)肥料の種類
  (2)定義と公定規格
  (3)肥料登録と登録後の留意事項
 3.リンを含む肥料の登録数と生産・輸入量
 4.リン鉱石を原料とする肥料の種類と製造方法の概要
 5.未利用リン資源の肥料化
  (1)国内におけるリン資源とその利用
  (2)未利用リン資源の肥料化の課題
 6.質疑応答・名刺交換
(橋本 氏)
16:10
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16:50
[.回収リンの肥料用リン酸への再利用技術と動向

 1.日本のリン酸工業を巡る環境
  (1)国内の肥料用リン酸の需要の推移
  (2)原料リン鉱石を巡る環境と確保のための方策
  (3)国内の未利用リン資源ソースへの期待
 2.下水リンのリン酸工業への再利用
  (1)下水リンの肥料原料化ルート
  (2)リン酸製造原料としての焼却灰再資源化
  (3)下水リンのリン酸製造原料としての評価
 3.下水リンからリン酸回収技術
  (1)下水リンの再利用促進のポイント
  (2)リン酸回収技術の開発状況
 4.質疑応答・名刺交換
(用山 氏)
−名刺交換会−
セミナー終了後、ご希望の方はお残り頂き、講師と参加者間での名刺交換会を実施させて頂きます。