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<セミナー詳細>

セミナーコード:20140417   このセミナーの受付は終了しています


      ※別画面で開きます
★福島第一原子力発電所はもとより、原子力政策がどのような方向になろうと、いずれはデコミッショニング
 (廃止措置)を実施しなければならず、廃止措置に加え、発生する(した)放射能汚染水及び廃棄物の処理・
 処分が待ったなしで求められています。
★本セミナーでは、廃止措置経験に基づいた原子炉の廃炉技術から、燃料デブリの取り出しと措置に向けての
 研究開発、ロボット・遠隔操作技術ならびに、汚染水対策に必要とされる技術・装置・材料、福島第一原発事故
 に起因する汚染廃棄物の処理処分および再利用に関する安全性などについて、斯界の最前線でご活躍中の
 講師陣に詳説頂きます。

原子力発電所の廃炉に向けた措置技術ならびに
放射能汚染水・除染に関する技術課題と研究開発・取組み
●講 師 日本原子力発電(株)
廃止措置プロジェクト推進室 室長代理
山内豊明 氏
●講 師 独立行政法人 日本原子力研究開発機構
福島研究開発部門
福島廃止措置技術開発センター 副センター長
小山智造 氏
●講 師 東京大学 大学院工学系研究科
精密工学専攻 教授
淺間 一 氏
●講 師 グローバルウォータ・ジャパン 代表
水の安全保障戦略機構・技術普及委員長
国連テクニカルアドバイザー
(民間会社勤務時代に火力・原子力発電所の水処理を担当)
吉村和就 氏
●講 師 独立行政法人 日本原子力研究開発機構
安全研究センター 環境影響評価研究グループ
木村英雄 氏
●日 時 2014年 4月 16日(水) 9:50〜16:45
●会 場 東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・4F会議室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
●受講料 ◆1日(T・U・V・W・X) 受講 49,680円【1名につき(テキスト代、消費税含む)】
◆プログラム(T・U・V) 受講 37,800円【1名につき(テキスト代、消費税含む)】
◆プログラム(W・X)   受講 32,400円【1名につき(テキスト代、消費税含む)】
●主 催 (株)技術情報センター

●セミナープログラム●
9:50
|
10:50
T.原子炉の廃炉技術(東海発電所の廃止措置経験など)

 1.廃止措置
  (1)廃止措置とは
  (2)廃止措置の規制制度
  (3)一般炉と事故炉の廃止措置の違い
 2.廃止措置に向けた準備
  (1)放射能評価技術
  (2)廃止措置計画策定
 3.解体技術
  (1)遠隔解体技術
  (2)その他解体技術
 4.廃棄物処理処分技術
  (1)除染技術
  (2)レベル区分毎の処理処分
 5.質疑応答・名刺交換
(山内 氏)
11:00
|
12:00
U.燃料デブリの取り出しと措置に向けての研究開発

 1.はじめに
 2.炉内デブリ状況の推定
  (1)背景〜SA解析から推定されること
  (2)1F炉内デブリ性状の推定(概要)
  (3)1F炉内デブリ性状の推定(解析の流れ)
  (4)1F炉内デブリ性状の推定(解析モデル)
  (5)1F炉内デブリ性状の推定(熱力学的平衡計算)
 3.取出し操作に必要なデブリ特性
  (1)取出し等に必要なデブリ特性検討の目的
  (2)1Fにおける取出し工法の推測
  (3)TMI-2で用いられたデブリ取出しツール
  (4)取出し装置とデブリ特性の相関性の検討
  (5)取出し等の検討に必要なデブリ特性の整理
 4.模擬デブリによる特性把握
  (1)U模擬デブリの調製・性状把握
  (2)U模擬デブリによる物性測定
  (3)1F燃料デブリ特有の現象の検討
  (4)MCCIに関する既往研究と今後の取組み
 5.デブリ処置シナリオの検討
  (1)シナリオ検討の背景
  (2)シナリオ検討とデブリ処置技術
  (3)シナリオの全体概要
 6.デブリ処置技術の検討
  (1)デブリ処置技術検討の背景・目的
  (2)湿式処理技術の適用性検討
  (3)乾式処理技術の適用性検討
 7.まとめ
 8.質疑応答・名刺交換
(小山 氏)
13:00
|
14:00
V.福島第一原発の廃止措置に向けた課題 〜ロボットと遠隔操作〜

 1.福島原子力発電所事故概要
 2.福島原発事故対応におけるロボット技術のニーズ
 3.福島原発事故対応・廃炉措置で導入された遠隔操作機器・技術
 4.廃炉に向けたロボット技術開発の産・学の動向
  (1)災害対応ロボットに関するこれまでの研究開発
  (2)福島原発事故対応・廃炉措置のための技術開発プロジェクト
  (3)NEDO災害対応無人化システムプロジェクト
  (4)実証試験のためのモックアップ施設
 5.今後の災害・事故に対する備え
  (1)産業競争力懇談会の提言 〜災害対応ロボットの平時利用
  (2)災害対応ロボットセンター設立に向けて
  (3)災害対応ロボット開発に関連したプロジェクトの動向
  (4)福島の復旧・復興とロボット技術開発・実用化・事業化
 6.まとめ
  (1)ロボット技術のニーズ駆動型実用化技術開発と運用の戦略と今
  (2)日本の進むべき方向について
 7.質疑応答・名刺交換
(淺間 氏)
14:15
|
15:25
W.原発汚染水対策に必要とされる技術・装置・材料

 1.はじめに
  〜汚染水の種類と特徴(高レベル廃液、低レベル廃液、濃縮廃液など)
 2.現状の汚染水対策と問題点
  〜なぜ漏れるのか
 3.高レベル廃液の処理と課題
  〜ALPSの問題点、廃液貯蔵タンク
 4.低レベル廃液の処理と課題
  〜RO膜(逆浸透膜)処理の廃液
 5.地下水対策
  〜地下水量、凍土壁の問題点
 6.恒久的な対策は
  〜トリチウム処理、大深度地下貯留法、敷地外での地下水流入防止策
 7.まとめ
 8.質疑応答・名刺交換
(吉村 氏)
15:35
|
16:45
X.福島第一原子力発電所事故に起因する汚染廃棄物の処理処分
  および再利用に関する安全性


 1.脱水汚泥、浄水汚泥
 2.災害廃棄物
 3.コンクリートガレキ等の再利用
 4.森林除染
 5.除去土壌(仮)
 6.質疑応答・名刺交換
(木村 氏)
−名刺交換会−
セミナー終了後、ご希望の方はお残り頂き、講師と参加者間での名刺交換会を実施させて頂きます。