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<セミナー詳細>

セミナーコード:20150205   このセミナーの受付は終了しています


      ※別画面で開きます
★シェールガス・シェールオイル、メタンハイドレート、海洋資源開発、地熱開発、CO2貯留etc、地下深部の
 エネルギー資源の生産・増産のために掘削技術が注目されています。
★本セミナーでは、坑井掘削技術の基礎から、各種具体的な掘削方法(ロータリー掘削、坑内計測技術、
 傾斜掘削、海洋掘削)と新規技術などの最先端、各分野(シェールガス・オイル、メタンハイドレート、
 地熱、CCS)での利用、又、如何にして地下に割れ目を形成し制御することが可能になるか、掘削中の
 逸泥トラブルや地震発生メカニズム解明のための科学掘削などの断層や天然の割れ目に関するトピック
 も交え、斯界の第一線でご活躍中の長縄博士に詳説頂きます。

〜海洋掘削、シェールガス・オイル、メタンハイドレート、
地熱、CCSなどへの利用を含めた〜
最新の坑井掘削技術
●講 師 東京大学 大学院工学系研究科
エネルギー・資源フロンティアセンター 助教
早稲田大学 理工学術院 非常勤講師
博士(工学)
長縄成実 氏
  【学会活動】
・石油技術協会(Japanese Association for Petroleum Technology, JAPT)
・Society of Petroleum Engineers (SPE)
・日本地熱学会 (Geothermal Research Society of Japan, GRSJ)
・日本エネルギー学会ガスハイドレート研究会(GH研究会)
・地熱研究会
・ICDP(国際陸上科学掘削計画)Japan Beyond-Brittle Project(JBBP)コアメンバー

【最近の外部資金による研究】
・受託研究:地熱技術開発株式会社(平成23〜25年度)
 環境省地球温暖化対策技術開発等事業「自然環境への悪影響を
 回避・最小化した地熱発電に関する技術開発」のなかの
 「高傾斜泥水制御技術の開発」
・新井科学技術振興財団研究助成金(平成25年度)
 「国内難掘地層の低コスト掘削のための高効率と耐摩耗を両立する
 ローラーコーンビットの基本設計要素の最適化」
・共同研究:(独)石油天然ガス・金属鉱物資源機構(平成25〜26年度)
 「高傾斜井におけるカッティングス排出のラグタイムに関する研究」
・新井科学技術振興財団研究助成金(平成26〜27年度)
 「大偏距・水平掘削時の掘管の振れ回り回転を伴う掘屑運搬挙動の
 個別要素法・数値流体力学連成シミュレーション」
・日本学術振興会科学研究費助成事業 基盤研究(C)(平成26〜28年度)
 「逸泥とガスキックを伴う超高温人工地熱系掘削における最適泥水循環技術の開発」
・受託研究:国際石油開発帝石株式会社(平成26年度)
 「高傾斜井掘削時のホールクリーニング作業効率最適化に関する研究」

【最近の委員会活動】
・秋田市 廃止石油坑井封鎖検討委員会 委員(平成21年度)
・(株)テクノリサーチ研究所 経済産業省委託事業
 「海洋石油開発海底生産技術等調査委員会」委員長(平成21年度)
・経済産業省資源エネルギー庁
 平成23〜25年度国内石油天然ガス基礎調査委託事業者採択審査委員会
 委員(平成23年度)
・(独)石油天然ガス・金属鉱物資源機構
 南鳥島海域のレアアース泥に関する勉強会 委員(平成24〜25年度)
・IODP Environmental Protection and Safety Panel
 (統合国際深海掘削計画環境保護安全パネル) 代理委員(平成24〜25年度)
・日本CCS調査(株) CCS技術評価に係る第三者委員会 委員(平成25年度)
・MH21メタンハイドレート資源開発研究コンソーシアム
 第1回メタンハイドレート海洋産出試験WG3 アドバイザー(平成25年度〜)
・(独)海洋研究開発機構 「ちきゅう」科学掘削安全検討委員会 委員(平成25年度〜)
・(財)エンジニアリング協会石油開発安全センター 経済産業省委託事業
 「大水深海底鉱山保安対策調査委員会」委員(平成25年度〜)
・(独)海洋研究開発機構 「ちきゅう」科学掘削安全検討委員会
 掘削専門部会 部会長(平成26年度〜)
・(独)石油天然ガス・金属鉱物資源機構
 「水溶性天然ガス田の生産に係る技術検討会」WGメンバー(平成26年度)
●日 時 2015年 2月 19日(木) 10:00〜16:45
●会 場 東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・4F会議室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
●受講料 49,680円(1名につき)
(同時複数人数お申込みの場合1名につき44,280円)
※テキスト代、昼食代、お茶代、消費税を含む
●主 催 (株)技術情報センター

●セミナープログラム●
【講演要旨】

 容易に発見・生産できるイージーオイルが少なくなりつつあるなか、北米でのシェールガス革命に見られるように、より高度で低コストの坑井掘削技術が今後の石油・天然ガス開発の鍵を握っている。一方、宇宙では遠く太陽系を離れつつある探査機があるなか、人類は半径6,400 kmの地球の最も表面にある地殻すら未だ掘り抜くことができていないように、地球深部への到達は宇宙開発以上に高度な技術を要し、実にチャレンジングでロマンに満ちている。本セミナーでは、最新の坑井掘削技術の基礎から応用までを、非在来型石油・天然ガスや地熱資源の開発、CO2地中貯留、科学掘削などにも触れながら専門外、異業種の方にも分かりやすく解説する。
【プログラム】

1.坑井掘削概論

 (1)石油掘削の歴史
 (2)石油開発の流れと坑井掘削
 (3)石油掘削の特徴


2.ロータリー掘削

 (1)リグ
 (2)ビット
 (3)掘削泥水
 (4)地層と坑井内の圧力
 (5)油井用鋼管
 (6)セメンチング
 (7)ウェルコントロール
 (8)仕上げ


3.坑内計測技術

 (1)泥水検層
 (2)MWD・LWD
 (3)コア掘り


4.傾斜掘削

 (1)傾斜掘削の基礎
 (2)傾斜制御技術
 (3)高傾斜掘削における技術的課題


5.海洋掘削

 (1)海洋掘削の基礎
 (2)海洋掘削リグ
 (3)大水深掘削技術


6.非在来型資源の開発と他分野での利用

 (1)シェールガス・オイル
 (2)メタンハイドレート
 (3)地熱
 (4)CCS
 (5)科学掘削


7.質疑応答
−名刺交換会−
セミナー終了後、ご希望の方はお残り頂き、講師と参加者間での名刺交換会を実施させて頂きます。