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<セミナー詳細>

セミナーコード:20160407   このセミナーの受付は終了しています

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★本セミナーでは、濾過(ろ過)の基礎から、濾過試験・評価のポイント、濾過助剤・凝集剤・濾材及び
 濾過装置の選定方法、また操作・設計とスケールアップ、トラブルシューティング、最近の技術動向
 などに至るまで、最前線でご活躍中の入谷博士に、長年の研究経験に基づき、実務に役立つ独自の
 ノウハウをわかりやすく解説頂きます。

濾過技術の基礎と実装置への応用
〜濾過試験の評価法、濾過助剤・凝集剤・濾材ならびに濾過装置の選定、
最適設計、スケールアップ、最近の技術動向などについて、
長年の経験に基づき実際の装置や操作に役立つノウハウを丁寧に解説する〜
●講 師 名古屋大学 大学院 工学研究科
化学・生物工学専攻 教授
世界濾過工学会日本会(FSJA) 会長
化学工学会固液分離分科会 代表
食品膜・分離技術研究会 副会長
化学工学会分離プロセス部会 元部会長
工学博士
入谷英司 氏
  <著書>
『絵とき 濾過技術 基礎のきそ』(日刊工業新聞社、2011年)、
『液相中の粒子分散・凝集と分離操作』(日刊工業新聞社、2010年)、
『分離プロセス工学の基礎』(朝倉書店、2009年)など、多数
●日 時 2016年 4月 22日(金) 10:00〜16:30
●会 場 東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・5F会議室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
●受講料 49,680円(1名につき)
(同時複数人数お申込みの場合1名につき44,280円)
※テキスト代、昼食代、お茶代、消費税を含む

<アカデミック割引>
【大学等の学校法人格を有している団体に在籍する方には割引制度がございます。
 詳しくはこちらをご覧いただくか06-6358-0141までお問い合わせ下さいませ。】
●主 催 (株)技術情報センター

●セミナープログラム●
【受講対象】

化学工業、環境関連(上・下水処理、排水・汚泥処理など)、食品、医薬、バイオ分野などにおいて、濾過に携わっておられる、エンジニア・技術・研究・設計・施設・工務のご担当者の方。
濾過にご興味がお有りの方々。

【予備知識】

上記対象者であれば専門知識は特に必要ございません。
【習得知識】

濾過技術の基礎知識を習得する。
濾過の基礎知識を濾過試験法、濾過装置選定、濾過装置設計・操作法の理解に役立てる実践力を養う。
濾過性能を飛躍的に向上させるためのノウハウを学ぶ。
濾過装置の簡便なスケールアップ法を理解し、それに関連したトラブルシューティングの実際を知る。
濾過技術の最先端を知り、将来の動向を予測する。

【講師の言葉】

濾過技術は、長い歴史をもつ化学工学の単位操作の一つであり、現在もその重要性はますます高まっています。
本セミナーでは、濾過技術の基礎からひもといて、やさしく説明します。
また、長年の研究経験に基づき、実際の装置や操作に役立つノウハウを、濾過技術の基礎と関連付けながら丁寧に解説します。
是非、皆様の業務に役立てて下さい。

【プログラム】

T.濾過技術の基礎と実装置への応用

 1.各種濾過技術の基礎
  (1)ケーク濾過
  (2)清澄濾過
  (3)クロスフロー濾過
  (4)ダイナミック濾過
  (5)膜濾過(精密濾過と限外濾過)
  (6)電場、超音波、磁場、遠心場を利用した濾過
  (7)遠心濾過
  (8)助剤濾過
  (9)凝集濾過
 2.濾過試験と評価のポイント
  (1)定圧ケーク濾過の実験データの評価法
  (2)定速ケーク濾過の実験データの評価法
  (3)変圧変速ケーク濾過の実験データの評価法
  (4)ケークの構造と圧縮性の評価法
  (5)ケーク濾過の各種試験法
  (6)精密濾過における膜閉塞抵抗の評価法
  (7)閉塞濾過の評価法
  (8)清澄濾過の評価法
  (9)溶液環境依存性の評価法
 3.濾過助剤・凝集剤・濾材の選定と効果的活用法
  (1)濾過助剤の種類と特徴
  (2)効果的な濾過助剤利用法
  (3)濾過助剤の添加量の決め方
  (4)凝集剤の種類と特徴
  (5)効果的な凝集剤利用法
  (6)凝集剤の添加量の決め方
  (7)濾材選定のポイント
 4.濾過装置の選定とその留意点
  (1)原液性状の評価法
  (2)実験法
  (3)濾過装置選定の手順
  (4)脱水装置選定の手順
 5.濾過操作・設計のポイント
  (1)バッチ式濾過操作の最適設計
  (2)連続式濾過操作の最適設計
  (3)逆洗濾過操作の最適設計
  (4)濾過性能に影響する沈降の評価法
  (5)円筒濾材による濾過評価法
  (6)非ニュートン流体を含む濾過の評価法
 6.濾過装置のスケールアップとトラブルシューティング
  (1)スケールアップ時の問題点
  (2)標準ケーク形成時間を導入したスケールアップ法
  (3)トラブル例とその対策法
 7.濾過技術の適用分野
  (1)浄水処理における濾過技術
  (2)廃水処理・水再生における濾過技術
  (3)食品分野における濾過技術
  (4)バイオ・医薬関連分野における濾過技術


U.濾過・圧搾の最近の動向と今後の展開

 1.高圧縮性難濾過性スラリーへの適用
 2.極微細難濾過性スラリーへの適用
 3.高効率複合操作への展開
 4.最近の濾過・脱水装置
 5.超高圧を利用した高度脱水
 6.新規定圧濾過試験法


V.質疑応答
−名刺交換会−
セミナー終了後、ご希望の方はお残り頂き、講師と参加者間での名刺交換会を実施させて頂きます。

関連セミナー実績

2015. 8.21  濾過技術の基礎と実装置への応用
2013. 9. 6  濾過・圧搾のメカニズムと実装置への応用
2012. 3.28  濾過・圧搾のメカニズムと実装置への応用
2008.11.21  濾過・圧搾のメカニズムと実装置への応用