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<セミナー詳細>

セミナーコード:20160612   このセミナーの受付は終了しています


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★年々厳しくなるNOx(窒素酸化物)規制に対応するための脱硝技術について、NOx生成と抑制の原理から、
 低NOx燃焼の実例、NOx発生量の抑制ならびに、排煙脱硝法の実例と最近の研究開発動向、又、脱水銀と
 脱硝を同時に行なう方法、船舶用ディーゼルエンジン排ガスを低温無触媒かつ脱硝剤を使わずに脱硝する
 最新の技術まで、斬界の最前線でご活躍中の神原博士に詳説いただきます。

−各分野の新しい規制に対応する−
NOx対策と排煙脱硝技術の実例・最新の開発動向
●講 師 岐阜大学 研究推進・社会連携機構
次世代エネルギー研究センター センター長
大学院工学研究科 環境エネルギーシステム専攻併任
工学部 化学・生命工学科 物質化学コース併任 教授
神原信志 氏
  <講師紹介>
昭和61年4月出光興産(株)、平成15年5月岐阜大学助教授、
平成25年6月岐阜大学教授、平成28年4月岐阜大学次世代エネルギー研究センター長、
現在に至る。
学位:平成5年3月、博士(工学)群馬大学
(論文題目:石炭燃焼におけるNOx生成機構とその抑制技術に関する研究)
賞罰:平成5年12月、日本燃焼学会研究奨励賞。
平成8年7月、日刊工業新聞社・環境庁環境賞優良賞。
平成10年3月、日本エネルギー学会進歩賞(技術部門)。
平成14年12月、日本燃焼学会研究技術賞。
平成17年10月、第6回高温ガス浄化国際会議優秀論文賞。
平成20年10月、小野木科学技術振興財団最優秀賞。
平成23年7月、日本エネルギー学会論文賞。
平成25年2月、日本機械学会環境工学部門研究業績賞。
平成25年12月、日本燃焼学会論文賞。
●日 時 2016年 6月 17日(金) 10:15〜16:15
●会 場 東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・4F会議室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
●受講料 49,680円(1名につき)
(同時複数人数お申込みの場合1名につき44,280円)
※テキスト代、昼食代、お茶代、消費税を含む

<アカデミック割引>
【大学等の学校法人格を有している団体に在籍する方には割引制度がございます。
 詳しくはこちらをご覧いただくか06-6358-0141までお問い合わせ下さいませ。】
●主 催 (株)技術情報センター

●セミナープログラム●
【講師の言葉】

 本セミナーでは、脱硝技術の原理・理論を基礎的事項としてわかりやすく解説した後、特に微粉炭燃焼におけるNOx生成量の実績や濃度予測法について、ボイラーや炭種の影響を含めて解説します。次に、熱流体シミュレーションに有用なNOx生成・消滅の素反応メカニズムについて検討した結果を紹介します。セミナー後半では、排煙脱硝法の実例と実績を概観した後、脱硝率が著しく向上する新しい無触媒脱硝法の原理と実績、および船舶ディーゼルエンジン排ガスに適用可能な、低温・無触媒・アンモニア不要の新しい排煙脱硝技術の原理と実績を詳説します。また、排ガス中水銀の処理方法についても紹介します。
【プログラム】

1.NOxの発生機構と抑制法

 (1)サーマルNOxの生成と抑制
 (2)プロンプトNOxの生成と抑制
 (3)フューエルNOxの生成と抑制
 (4)チャーNOxの生成と抑制
 (5)低NOx燃焼技術
 (6)微粉炭燃焼におけるNOx発生量の予測方法


2.NOx生成と消滅の反応シミュレーション

 (1)様々な反応モデルとその特徴
 (2)ChemkinによるNOxシミュレーションの実例
 (3)シミュレーションによる低NOx化の検討事例


3.排煙脱硝技術とその実例

 (1)無触媒脱硝(SNCR)法の原理
 (2)無触媒脱硝(SNCR)法の実例とその性能・コスト
 (3)選択的触媒脱硝(SCR)法の原理
 (4)選択的触媒脱硝(SCR)法の実例とその性能・コスト


4.排煙処理技術の進歩

 (1)脱硝率80%以上の新しい無触媒脱硝(SNCR)法
 (2)常温かつアンモニアを使用しない新しいSNCR法
 (3)NOxと水銀の同時処理技術
 (4)NOxから水素を製造する新しいプロセス


5.質疑応答(適宜)
−名刺交換会−
セミナー終了後、ご希望の方はお残り頂き、講師と参加者間での名刺交換会を実施させて頂きます。