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<セミナー詳細>

セミナーコード:20160807   このセミナーの受付は終了しています

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★補助金対象講座★
★本セミナーでは、熱交換器設計のための総合的な基礎知識を始め、伝熱設計・振動解析のポイント、
 具体的な伝熱促進方法、設計プログラム・最適設計・適用規格・強度計算・構造設計・大型対応など、
 多管式を中心とした伝熱設計及び機械設計の実際について、斯界の第一線でご活躍中の前田氏、
 馬氏両講師に解説頂きます。

−機械設計・伝熱設計の専門である講師2名による−
多管式を中心とした熱交換器の設計入門
〜エネルギー・環境関連、石油精製、石油化学、その他各種プラントの中で
使用される熱交換器の伝熱設計と機械設計のポイントについて詳説〜
●講 師 東洋エンジニアリング(株)
エンジニアリング本部 機械エンジニアリング部
圧力容器・タンクチーム アシスタントチームマネジャー
(兼)圧力容器・熱交換器設計 テクニカルリーダー
前田晃士 氏
  ≪講師紹介≫
<職  歴>
H8年4月、東京工業大学修士課程を卒業後、東洋エンジニアリング(株)に入社。
H27年6月より圧力容器・タンクチームのアシスタントチームマネジャーを任命される。
また、H27年6月より圧力容器・熱交換器設計のテクニカルリーダーに任命される。
<業務内容>
入社以来一貫して圧力容器・熱交換器に関するエンジニアリング業務を担当してきた。
現在はエンジニアリング業務のみならずアシスタントチームマネジャーおよび
テクニカルリーダーとして社内の設計技術向上に努める立場にある。
また国内の圧力容器業界の委員会にも多数参加しており、
現在は(社)石油学会 機器分科会委員、
(一社)日本高圧力技術協会 圧力容器規格委員会委員
および同協会 高圧容器規格分科会委員を務める。
<専門分野>
石油精製、石油化学、肥料プラント等の圧力容器・熱交換器関連の機械設計。
●講 師 東洋エンジニアリング(株)
エンジニアリング本部 機械エンジニアリング部
工学博士/HTRI日本会員前会長
馬 英 氏
  ≪講師紹介≫
<職  歴>
H1年3月、北海道大学博士課程を修了。
H7年11月に東洋エンジニアリング(株)に入社。
H15年6月からH26年5月までテクニカルエキスパートを任命される。
<業務内容>
入社以来一貫して熱交換器の伝熱設計を担当してきた。
現在は東洋エンジニアリング(株)において伝熱設計技術の維持・向上、
メーカ設計伝熱機器の情報入手・評価、伝熱に関連する研究開発への
参加等の活動を行う立場にある。
社外では工業規模熱交換器の伝熱メカニズムを研究し、設計プログラムを開発
している世界で有名な研究機関HTRI(本社はアメリカ)のタスクフォースメンバー、
日本会員組織の会長を務めていた。
<専門分野>
石油精製、石油化学、肥料プラント、下流化学品等、あらゆるプラントの
熱交換器伝熱設計、ならびに流動・伝熱関連の研究開発。
財団法人省エネルギーセンターより出版された「熱交換器ハンドブック」を
執筆(共著)した。
●日 時 2016年 8月 26日(金) 10:00〜16:30
●会 場 東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・4F会議室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
●受講料 49,680円(1名につき)
(同時複数人数お申込みの場合1名につき44,280円)
〈昼食・お茶代1,500円(税込)を含む〉
※テキスト代、昼食代、お茶代、消費税を含む

<アカデミック割引>
【大学等の学校法人格を有している団体に在籍する方には割引制度がございます。
 詳しくはこちらをご覧いただくか06-6358-0141までお問い合わせ下さいませ。】
●主 催 (株)技術情報センター

経済産業省 平成28年度「ものづくり中核人材育成事業」の指定講座につき、
中小企業の方には受講料の2/3,交通費の2/3,宿泊費の2/3の補助金が支給されます

 中小企業従業員で、事前の申請が認可採択されると、受講料等費用の2/3が補助されるセミナーです。
 詳細は下記URLにてご確認願います。
 ※補助を受けるためには事前の申請が必要です。ご注意ください。
   補助金申請の締切 7月28日(木)  (注:予算が無くなり次第終了)→補助金は予算達成となりました。

   事務局ホームページ http://www.isid-ao.co.jp/bss/h28chukaku/index.html
   [お問い合わせ]
   H28年度ものづくり中核人材育成事業 事務局 e-mail:q-chukaku@isid-ao.co.jp
   電話 : 03-6713-5504  (受付時間 10:00〜12:00、13:00〜17:00 ※土日祝除く)


●セミナープログラム●
【受講対象】

エネルギー・環境関連、化学・石油化学など、各種プラントにおいて熱交換器を扱う、あるいは熱交換器に関心のあるエンジニア・技術・研究・開発・設計・生産・施設・運転管理のご担当の方など。
【予備知識】

上記対象者で工学の基礎に関する知識のある方であれば専門知識は特に必要ございません。
【習得知識】

工業用として使われる熱交換器の種類とその構造、伝熱設計の基本とその最適設計方法、機械設計の基本と熱交換器エンジニアリングの流れなどについて、より実際的な知識を習得することが出来る。
【講師の言葉】

 熱交換器(Heat Exchanger)は、文字通り、温度の異なる媒体間で熱を交換する機器の総称である。熱交換器は、エネルギー変換や物質変換プロセスに関わる大規模システムにおいて中枢機器の一つであると同時に、われわれの日常生活を見回しても、冷蔵庫、エアコン、湯沸器、自動車は言うまでもなく、パソコンやオーディオ装置といった本来は熱エネルギーの利用を目的でない機器にも内蔵されている、最も身近な機器の一つといえる。
 このように、熱交換器の適用対象は極めて広く、温度・圧力条件や作動流体も千差万別でその種類は非常に多い。
 ここではエネルギー・環境関連、石油精製、石油化学、その他の各種プラントの中で使用される熱交換器を中心にその種類や特徴、そして多管式熱交換器などの伝熱設計や構造設計の手順とそのポイント、最適設計のための配慮事項、更には近年要請されている熱交換器の大型化や使用条件の過酷化に対応するヒントなどを解説する。

【プログラム】

T.熱交換器の基礎知識と設計の考え方

 1.熱交換器の原理と構造
  (1)原理
  (2)基本構造 〜ノズル、各部品とその役割〜
  (3)伝熱機構 〜伝導伝熱、対流伝熱、輻射伝熱〜
  (4)流動特性と伝熱特性
 2.熱交換器の種類と特徴
  (1)多管式熱交換器
  (2)二重管式熱交換器
  (3)コイル形(単管式)熱交換器
  (4)プレート式熱交換器
  (5)空冷式熱交換器
  (6)特殊熱交換器
 3.熱交換器設計の考え方
  (1)設計フロー
  (2)伝熱性能に関する因子とは
  (3)強度設計に関する因子とは
  (4)構造設計に関する因子とは


U.熱交換器設計の手順

 1.伝熱設計のポイント
  (1)熱バランス、温度差、伝熱係数の求め方
  (2)対数平均温度差と温度差補正係数の求め方
  (3)管内外熱伝達率と流動損失の求め方
  (4)熱交換器のサイジング 〜形式選定、チューブサイズと配列〜
  (5)伝熱性能のチェックポイント
  (6)振動のチェックポイント
 2.熱交換器強度・構造設計のポイント
  (1)設計要求の確認
  (2)各部の強度設計 〜管板の板厚、本体フランジの最適設計〜
  (3)各部の構造設計
  (4)熱応力に対する考慮 〜熱衝撃対策、管板内温度差対策など〜
  (5)大型熱交換器設計の注意点
 3.熱交換器最適設計のポイント
  (1)伝熱係数を向上させる方法
  (2)圧力損失を減らす方法
  (3)プロセス条件の見直し 〜最適温度差、最適冷却水流量、メタル温度〜
  (4)保守を容易にする設計 〜管板の設計、管継ぎ手の設計〜
  (5)漏れに対する信頼性を向上させる方法 〜フランジの設計、特殊ボルト〜


V.熱交換器設計の実際

 1.伝熱設計プログラム 〜HTRI、HTFS〜
 2.適用規格 〜特定設備検査規則ASME、Sec.VIII、TEMA〜
 3.各部の材料選定
 4.強度計算プログラム
 5.熱交換器の製作と検査


W.質疑応答
−名刺交換会−
セミナー終了後、ご希望の方はお残り頂き、講師と参加者間での名刺交換会を実施させて頂きます。

関連セミナー実績

2015.10. 9 多管式を中心とした熱交換器の設計入門
2015. 2.17 多管式を中心とした熱交換器の設計入門
2014. 4.11 熱交換器の設計入門
2013. 6.13 熱交換器の設計入門
2012. 8.23 熱交換器の設計入門
2011.10.13 熱交換器の設計入門
2010.12. 7 熱交換器の設計入門
2009.12. 9 熱交換器の設計入門
2008.12.10 熱交換器の設計入門
2008. 2.14 熱交換器の設計入門