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<セミナー詳細>

セミナーコード:20170803   このセミナーの受付は終了しています

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      ※別画面で開きます
★本セミナーでは、熱交換器設計のための総合的な基礎知識を始め、伝熱設計・振動解析のポイント、
 具体的な伝熱促進方法、設計プログラム・最適設計・適用規格・強度計算・構造設計・大型対応など、
 多管式を中心とした伝熱設計及び機械設計の実際について、斯界の第一線でご活躍中の前田氏、
 馬氏両講師に解説頂きます。

−機械設計・伝熱設計の専門である講師2名による−
多管式を中心とした熱交換器の設計入門
〜エネルギー・環境関連、石油精製、石油化学、その他各種プラントの中で
使用される熱交換器の伝熱設計と機械設計のポイントについて詳説〜
●講 師 東洋エンジニアリング(株)
エンジニアリング本部 機械エンジニアリング部
圧力容器・タンクチーム アシスタントチームマネジャー
(兼)圧力容器・熱交換器設計 テクニカルリーダー
前田晃士 氏
  ※恐縮に存じますが、都合により、講師を変更させて頂くことになりました。
  (講演内容の変更はございません)


               
●講 師 東洋エンジニアリング(株)
エンジニアリング本部 プリンシパル・エンジニア
技術士(機械部門)
酒井健二 氏
  ≪講師紹介≫
<職  歴>
S49年4月、東京工業大学修士課程を卒業後、東洋エンジニアリング(株)に入社。
H5年6月からH19年11月まで技師長を任命される。
H19年12月よりH25年3月まで技術部長を任命される。
<業務内容>
入社以来一貫して圧力容器・熱交換器に関するエンジニアリングや機器開発を
担当してきた。現在は東洋エンジニアリング(株)においてプリンシパル・エンジニア
として圧力容器・熱交換器を中心とした機器に関わる全社的な技術アドバイスを
行う立場にある。また圧力容器業界の委員会に数多く参加している。
<受  賞>
H4年2月、新規開発した重質油分解反応器に対して燃料協会賞受賞。
H8年6月、新規開発したメタノール合成反応器に対して石油学会賞受賞。
<専門分野>
石油精製、石油化学、肥料プラント等の圧力容器・熱交換器関連のエンジニアリング、
ならびに新規プロセス用の反応器、熱交換器等の開発。
<保有資格>
技術士(機械部門)登録番号第50235号。
●講 師 東洋エンジニアリング(株)
エンジニアリング本部 機械エンジニアリング部
ヒートトランスファーチーム
工学博士/HTRI日本会員前会長
馬 英 氏
  ≪講師紹介≫
<職  歴>
H1年3月、北海道大学博士課程を修了。
H7年11月に東洋エンジニアリング(株)に入社。
H15年6月からH26年5月までテクニカルエキスパートを任命される。
<業務内容>
入社以来一貫して熱交換器の伝熱設計を担当してきた。
現在は東洋エンジニアリング(株)において伝熱設計技術の維持・向上、
メーカ設計伝熱機器の情報入手・評価、伝熱に関連する研究開発への
参加等の活動を行う立場にある。
社外では工業規模熱交換器の伝熱メカニズムを研究し、設計プログラムを開発
している世界で有名な研究機関HTRI(本社はアメリカ)のタスクフォースメンバー、
日本会員組織の会長を務めていた。
<専門分野>
石油精製、石油化学、肥料プラント、下流化学品等、あらゆるプラントの
熱交換器伝熱設計、ならびに流動・伝熱関連の研究開発。
財団法人省エネルギーセンターより出版された「熱交換器ハンドブック」を
執筆(共著)した。
●日 時 2017年 8月 18日(金) 10:00〜16:30
●会 場 東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・4F会議室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
●受講料 49,680円(1名につき)
(同時複数人数お申込みの場合1名につき44,280円)
※テキスト代、昼食代、お茶代、消費税を含む
●主 催 (株)技術情報センター

●セミナープログラム●
【受講対象】

エネルギー・環境関連、化学・石油化学など、各種プラントにおいて熱交換器を扱う、あるいは熱交換器に関心のあるエンジニア・技術・研究・開発・設計・生産・施設・運転管理のご担当の方など。
【予備知識】

上記対象者で工学の基礎に関する知識のある方であれば専門知識は特に必要ございません。
【習得知識】

工業用として使われる熱交換器の種類とその構造、伝熱設計の基本とその最適設計方法、機械設計の基本と熱交換器エンジニアリングの流れなどについて、より実際的な知識を習得することが出来る。
【講師の言葉】

 熱交換器(Heat Exchanger)は、文字通り、温度の異なる媒体間で熱を交換する機器の総称である。熱交換器は、エネルギー変換や物質変換プロセスに関わる大規模システムにおいて中枢機器の一つであると同時に、われわれの日常生活を見回しても、冷蔵庫、エアコン、湯沸器、自動車は言うまでもなく、パソコンやオーディオ装置といった本来は熱エネルギーの利用を目的でない機器にも内蔵されている、最も身近な機器の一つといえる。
 このように、熱交換器の適用対象は極めて広く、温度・圧力条件や作動流体も千差万別でその種類は非常に多い。
 ここではエネルギー・環境関連、石油精製、石油化学、その他の各種プラントの中で使用される熱交換器を中心にその種類や特徴、そして多管式熱交換器などの伝熱設計や構造設計の手順とそのポイント、最適設計のための配慮事項、更には近年要請されている熱交換器の大型化や使用条件の過酷化に対応するヒントなどを解説する。

【プログラム】

T.熱交換器の種類と特徴

 1.多管式熱交換器
  1.1 多管式熱交換器の基本形式とその構造
  1.2 TEMAタイプ 〜固定頭部、シェル、後頭部〜
  1.3 バッフル形式
  1.4 チューブ配列
  1.5 流路の選定
 2.二重管式熱交換器
 3.コイル形(単管式)熱交換器
 4.空冷式熱交換器
  4.1 空冷式熱交換器の長所と短所
  4.2 空冷式熱交換器の設計 〜多管式と比較して〜
  4.3 吸込通風と押込通風の比較
 5.プレート式熱交換器 〜多管式との比較〜
 6.スパイラル式熱交換器
 7.プレートフィン式熱交換器


U.多管式熱交換器の伝熱設計

 1.熱バランス
 2.伝熱設計の基本式
 3.対数平均温度差
 4.総括伝熱係数の算出
 5.境膜伝熱係数と圧力損失の算出
  5.1 伝熱に関連する無次元数
  5.2 管内単相流の熱伝達と圧力損失
  5.3 シェル側熱伝達およびストリーム解析
  5.4 凝縮器の設計
  5.5 蒸発器の設計 〜沸騰曲線〜
 6.二重管式熱交換器の伝熱設計
  6.1 内管と外管寸法
  6.2 伝熱計算方法及び設計


V.多管式熱交換器の振動解析

 1.固有振動数
 2.気柱振動数
 3.流力弾性振動
 4.カルマン渦振動数
 5.乱流励起振動数
 6.振動判定基準
 7.振動トラブル事例
 8.振動対策事例


W.伝熱促進の方法

 1.ローフィンチューブ
 2.ハイフラックスチューブ
 3.ロッドバッフル
 4.EMBaffle
 5.Helixchanger
 6.ツイストチューブ
 7.管内伝熱促進


X.多管式熱交換器の伝熱設計の実際

 1.伝熱設計の手順
 2.伝熱最適設計のための方策
 3.伝熱設計プログラム 〜HTRI、HTFS
 4.設計例と計算例


Y.多管式熱交換器の機械設計の実際

 1.機械設計の手順
 2.材料選定
 3.法規・規格
 4.構造設計上の配慮点
  4.1 熱応力や熱変形に対する考慮
  4.2 保守性改善のための配慮
  4.3 漏れ防止対策
 5.大型熱交換器設計上のヒント


Z.質疑応答
− 名 刺 交 換 な ど −
セミナー終了後、ご希望の方はお残りいただき、
講師とご受講者間での名刺交換ならびに講師へ個別質問をお受けいたします。

関連セミナー実績

2016. 8.26 多管式を中心とした熱交換器の設計入門
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2010.12. 7 熱交換器の設計入門
2009.12. 9 熱交換器の設計入門
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