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<セミナー詳細>

セミナーコード:20171006   このセミナーの受付は終了しています

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★海外プロジェクトを遂行する上での、プロジェクトマネジメントの基礎知識とその応用について、講師の経験から
 成功させる為の工夫や遭遇する課題などへの対応、個別の企業や事案での応用、又、プロジェクト分野での
 最近の動向など、実務経験豊富な大谷講師より、具体的な事例・実体験をまじえ詳しく解説頂きます。

〜講師が主導したプロジェクトでの実例などを基に解説する〜
海外プロジェクトマネジメントの実践
●講 師 日揮株式会社 オイル&ガス統括本部
PJマネジメント本部・PM技術部
大谷一人 氏
  <講師紹介>
東京理科大学工学部卒業後、日揮株式会社に入社。
国際事業本部などでの数多くの海外プロジェクト(主に東南アジア、
アフリカ、中東地域や欧米企業とのJV)の見積やEPC業務を遂行。
プロジェクトエンジニアを経て、エンジニアリングマネジャー、
コントロールマネジャー及びプロジェクトマネジャーを経験した。
現在はPM技術部にて、主にビジネスマネジメントに着目した研究と
プロジェクト担当者などの育成などにあたっている。
技術士(経営工学部門・プロジェクトエンジニアリング、総合技術監理部門)
日本機械学会正員。
日本技術士会CPD認定会員。海外コンサルタンツ協会正会員。
日本プロジェクトマネジメント協会会員。APECエンジニア。
米国AACE会員、米国契約紛争解決委員会(日本支部)会員。
●日 時 2017年 10月 25日(水) 9:45〜16:45
●会 場 東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・4F会議室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
●受講料 49,680円(1名につき)
(同時複数人数お申込みの場合1名につき44,280円)
※テキスト代、昼食代、お茶代、消費税を含む
●主 催 (株)技術情報センター

●セミナープログラム●
【セミナーの狙いと内容】

海外プロジェクトを遂行する上での、プロジェクトマネジメントの基本知識とその応用について、講師の所属企業内の日揮技術士会の有志が執筆した『技術士ハンドブック 第2版(オーム社刊) 第8章 プロジェクトマネジメント』を参照しつつ、講師の経験や見解を説明する。知識分野を総合的に理解し、それを海外プロジェクトに適用する際、プロジェクトを成功させる為の工夫や遭遇する課題やリスク対応などの話題を解説する。個別の企業や事案での応用について具体的な事例を参照して解説する。プロジェクト分野での最近の動向(米国AACE大会での発表)なども合わせて解説する。
主な内容は
・講師の経験したプロジェクト紹介と関連知識・手法の紹介
・プロジェクトマネジメントの基礎知識の解説
・プロジェクトへの応用について(具体例と最近の動向など)
・発展課題の導入(契約の適用による交渉への道筋。業界動向など解説)

【プログラム】

1.エンジニアリング業界と海外プロジェクトの紹介
  エンジニアリング業界概説、講師の参画した海外プロジェクトの概要説明と関連した
  プロジェクトマネジメントの概要説明

2.プロジェクトマネジメントの基礎知識と応用

 2.1 プロジェクトの全体計画
     プロジェクトの定義とマネジメント、プロジェクトライフサイクル、
     プロジェクトの成功の為の計画の重要性

 2.2 スコープ計画
     プロジェクトスコープとWBS,プラント建設用標準WBSの構造、WBSを用いた計画・管理について

 2.3 リスク計画
     リスク計画のプロセス、プロジェクトに内在するリスクの特徴、リスク管理計画、予備費について

 2.4 スケジュール計画(工程管理)
     ネットワークスケジュールについて、作成にあたっての基本知識と留意点、
     工程短縮、工程作成の階層について、工程管理要領、CPMの基本演習と解説

 2.5 コスト見積
     コスト見積の手法と段階別適用について、見積精度と基本情報との関係、
     コンテンジェンシーの考え方、見積の評価

 2.6 プロジェクト組織と人的資源管理
     組織形態と特徴、プロジェクトマネジャーの役割と特性、人的資源計画、
     組織と責任分担、プロジェクトチーム形成の留意点

 2.7 コミュニケーション計画
     コミュニケーションの重要性、チームビルディング、報告および変更管理

 2.8 設計計画
     設計計画と設計業務、設計計画の要素、設計管理、VE提案

 2.9 調達計画
     調達基本計画、要求事項の文書化、見積引き合い、見積評価とベンダー選定、
     発注、品質・工程・輸送管理(海外での運営に注力)

 2.10 建設・試運転計画
     建設誘導型計画、コンストラクタビリティ計画、海外工事スケジュール計画、
     資材管理、海外サブコントラクター管理、工事安全管理、試運転計画

 2.11 ステークホルダーマネジメント計画
     プロジェクトに於けるステークホルダー、計画の重要性、管理方法、管理計画、
     契約管理について(FIDIC契約約款を例にする)

 2.12 プロジェクトの評価とフィードバック
     プロジェクト進捗計画、実績報告、教訓のまとめについて

 2.13 契約交渉と工程遅延分析
     契約前での交渉の留意点、納期遅延の交渉の基本知識と工程遅延分析

3.プロジェクトマネジメントの応用
  講師が主導した海外プロジェクトでの実例を基に、
  見積戦略やEPC遂行での応用面の留意点を解説


4.業界動向と方向性について
  契約の進化や入札方法の変化、契約紛争の解決について、
  リスクの分担について(顧客と請負業者、JV形成など)


5.質疑応答(午前中の終了時点でも適宜質疑を受けます)
− 名 刺 交 換 な ど −
セミナー終了後、ご希望の方はお残りいただき、
講師とご受講者間での名刺交換ならびに講師へ個別質問をお受けいたします。

関連セミナー実績

2016. 8.26 海外プロジェクトマネジメントの実践
2015. 6.19 海外プロジェクトマネジメントの実践