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<セミナー詳細>

セミナーコード:20180416

   ※本セミナーは、講師の急病・入院により中止させて頂くことになりました。


★本セミナーでは、燃費の向上、化石燃料減に伴う換算CO2の削減、NOx・PMなど排ガス改善などのメリットが
 あるナノエマルジョン燃料の特性と適用事例、ならびに植物油を燃料とする液体バイオマス発電における燃料化
 ・発電システムと採算性などの実際について、松村講師より詳説頂きます。
★T部のみ、U部のみのご受講も受け付けております。

燃料のナノエマルジョン化による燃焼の改善と
適用事例及び液体バイオマス発電の実際
〜軽油、重油、分解軽油、植物油等をナノエマルジョン化〜
●講 師 ナノフュエル株式会社 代表取締役社長
http://www.nanofuel.co.jp
松村健彦 氏
  <講師紹介>
1981年岩手大学農学部卒業後、(株)竹中土木に入社、(株)東照を経て、
1991年ベレッツアクラブジャパン取締役営業管理部長、
1995年(株)マイクロデバイス代表取締役、
1996年(株)総合美容医科学研究所代表取締役、
2009年12月当社代表取締役に就任。
●日 時 2018年 4月 17日(火) 10:00〜16:30
●会 場 東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・会議室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
●受講料 ◆1日受講(TとU)      49,680円
 【1名につき(※テキスト代、消費税を含む)
  (※受講者がTとUで異なる場合でも可)】
◆プログラムTのみ受講   37,800円
 【1名につき(※テキスト代、消費税を含む)】
◆プログラムUのみ受講   27,000円
 【1名につき(※テキスト代、消費税を含む)】
●主 催 (株)技術情報センター

●セミナープログラム●
10:00
|
13:00
T.ナノエマルジョン燃料

【講演要旨】
 エマルジョン燃料の開発の歴史は長く、多くの研究機関や、メーカーが挑戦して来ましたが、PM(炭素質の粒子状物質)、NOx(窒素酸化物)の削減には、ある程度効果が見られるものの、燃料としての基本性能が大幅に劣化してしまうことを避けられず、また、燃費の削減が不十分であり、さらには製造コストが上昇し採算性が悪化するなどの問題がありました。
 当社のナノエマルジョン燃料は、物質の微細化技術を用いることにより、油膜厚が薄く、油滴の微粒化の度合いを極限まで高め、燃焼効率の大幅な向上を実現したものです。その結果として、燃料としての基本性能を失わずに、十分な燃費削減と低コスト燃料を実現し、かつPM、NOxの削減には極めて有効な実用性の高い製品を完成させることに成功しました。
 本セミナーでは、エマルジョン燃料の有効性や燃焼メカニズム、アスファルトキルン、アルミ溶解炉などの工業炉、ボイラー、陸用発電機エンジン、舶用主機エンジンなど多くの実用検証が実施されている、その適用事例や試験データを交え紹介します。


 1.エマルジョン燃料とその有効性
 2.W/O型エマルジョン燃料の燃焼におけるメカニズム
  〜総論、ボイラー、ディーゼルエンジン〜
 3.エマルジョン燃料の課題とナノエマルジョン燃料
  〜NOx低減効果、PM排出削減効果、燃料費の削減効果〜
 4.ナノエマルジョン燃料の適用事例、試験データの紹介
  〜4ストローク中速ディーゼル機関、2ストローク低速ディーゼル機関、
   産業用ボイラー、工業炉(溶解炉、加熱炉)等

 5.ナノエマルジョン燃料の適用分野
 6.質疑応答
 7.名刺交換(Tのみ受講の方を中心に)
14:30
|
16:30
U.ナノバイオ燃料による液体バイオマス発電

【講演要旨】
 液体バイオマスである植物原油はディーゼルエンジンを対象としますが、ディーゼル機関内に未燃物が残存、固結し機関に過大な悪影響を与えるので、植物原油を直接適用した場合、短時間でのエンジン停止等が報告されており、メンテナンス頻度を増やす等の対策を構築すれば使用不可ではないですが、ランニングコストの増加に伴い実際には使用は困難です。
 当社は独自のナノテクノロジー駆使することで、効率的な不純物の除去、大幅な燃焼性の改善を実現。直接大中型ディーゼルエンジンの燃料として使用できる低コストの「ナノバイオ燃料」の開発に成功しました。ナノバイオ燃料のアイディアは従来のバイオ燃料とは全く異なり、複雑な化学的製造工程を経ることなく植物原油を低コスト処理で直接ディーゼル機関に供給することです。この技術を用いることで世界初の液体バイオマス発電が可能となり、これに関わる発電、売電事業を展開しています。
 本セミナーでは、植物油を燃料とする液体バイオマス発電において使用可能な植物油、ナノバイオ燃料製造システム、発電システムの概要と、事業化における採算性、期待できるマーケットについて紹介します。


 1.植物油のナノエマルジョン化による燃焼改善
 2.液体バイオマス発電に利用できる植物油
  〜ディーゼルエンジンの許容できる植物油性状と改質〜
 3.ディーゼルエンジンに直接適用可能とする燃料化システム
 4.燃料化システム並びに発電システムの紹介
 5.液体バイオマス発電の収益性について
 6.FIT制度における液体バイオマス発電の位置づけ
 7.質疑応答
− 名 刺 交 換 な ど −
セミナー終了後、ご希望の方はお残りいただき、
講師とご受講者間での名刺交換ならびに講師へ個別質問をお受けいたします。