●講 師 |
日揮株式会社 オイル&ガス統括本部 PJマネジメント本部・PM技術部 |
大谷一人 氏 |
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<講師紹介> 東京理科大学工学部卒業後、日揮株式会社に入社。
国際事業本部などでの数多くの海外プロジェクト(主に東南アジア、
アフリカ、中東地域や欧米企業とのJV)の見積やEPC業務を遂行。
プロジェクトエンジニアを経て、エンジニアリングマネジャー、
コントロールマネジャー及びプロジェクトマネジャーを経験した。
現在はPM技術部にて、主にビジネスマネジメントに着目した研究と
後輩の育成などにあたっている。
技術士(経営工学部門・プロジェクトエンジニアリング、総合技術監理部門)。
日本機械学会正員。日本技術士会CPD認定会員。海外コンサルタンツ協会正会員。
日本プロジェクトマネジメント協会会員。APECエンジニア。
米国AACE会員、米国契約紛争解決委員会会員(DRBF)。
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●日 時 |
2018年 8月 24日(金) 10:20〜16:20 |
●会 場 |
東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・会議室 》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
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●受講料 |
49,680円(1名につき) (同時複数人数お申込みの場合1名につき44,280円) ※テキスト代、昼食代、お茶代、消費税を含む |
●主 催 |
(株)技術情報センター |
【セミナーの狙いと内容】
海外プロジェクトを遂行する上での、工程遅延の発生原因とそれに対応する対策や伴うリスクマネジメントの基本知識とその応用について、講師の所属企業内の日揮技術士会の有志が執筆した『技術士ハンドブック 第2版(オーム社刊) 第8章 プロジェクトマネジメント』の該当箇所の内容や米国AACE、英国SCLでの最新の研究成果などを参照しつつ、講師の経験や見解を説明する。 知識分野を総合的に理解し、それを海外プロジェクトの工程遅延やコスト超過のリスク管理に適用する際、プロジェクトを成功させる為の工夫や遭遇するリスクや課題などへの対応を解説する。実務にあたり、契約的な交渉への対応について、海外建設プロジェクト分野での最近の欧米などの動向(英国建設法協会SCLのプロトコールなど参照)も合わせて解説する。
主な内容は
・講師の経験した事例からの関連知識・手法の紹介
・リスクマネジメントの基礎知識の解説
・プロジェクトへの応用について(具体例と最近の動向など)
・発展課題の導入(契約の適用による交渉への道筋。業界動向など解説)
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【プログラム】
1.エンジニアリング業界と海外プロジェクトの紹介
エンジニアリング業界概説、講師の参画した海外プロジェクトの概要説明と
関連したプロジェクトマネジメントの概要説明
2.リスクマネジメントの基礎知識と応用
2.1 リスク計画
リスク計画のプロセス、プロジェクトに内在するリスクの特徴、リスク管理計画、
予備費について
2.2 スケジュール計画(工程管理)とコスト見積
ネットワークスケジュールについて、工程短縮、工程作成の階層について、
コスト見積の手法と段階別適用について、見積精度と基本情報との関係、
コンテンジェンシーの考え方、見積の評価、進捗報告
2.3 建設(現地工事)計画
建設誘導型計画、コンストラクタビリティー計画、工事スケジュール計画、
資材管理、サブコントラクター管理
3.契約的対応の実際のプロジェクトへの応用例と交渉
講師が主導した海外プロジェクトでの実例を基に、交渉戦略やEPC遂行
での応用面の留意点を解説する。
納期遅延の交渉の基本知識(英国建設法協会編・工程遅延と混乱対応
プロトコール最新版参照)を解説して、プロトコールの重要部分の和訳や
工程遅延分析方法を具体的に解説して話題提供する。
4.海外建設プロジェクト業界動向と方向性について
5.質疑応答
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【配布予定資料】
1.講義の主要スライド
2.DDP解説:Delay & Disruption Claim 2nd Edition 解説
3.建設リスク分類図
4.建設計画:AACE labor productivity
5.AACE RP29 Chart:RP29 図表
6.SCL DDP抄訳:SCL Delay & Disruption Protocol 2nd Edition 訳本
7.クレーム実務用語集
8.その他
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− 名 刺 交 換 な ど −
セミナー終了後、ご希望の方はお残りいただき、 講師とご受講者間での名刺交換ならびに講師へ個別質問をお受けいたします。
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