<セミナー詳細>

セミナーコード:20240408   アーカイブ受講お申し込みは、画面下の「受講申込」ボタンから

★本セミナーでは、脱炭素、CO2フリー電力調達への意識の高まりもあり、注目されている熱電発電について、
 様々な熱電モジュールやシステムの特徴、排熱回収などの実証・適用事例、またコスト、今後の展望などを
 一部含め、斯界の最前線でご活躍中の講師陣に詳説頂きます。
★講師の皆様ご来場頂く予定ですが、急遽オンラインでの講演となる場合がございます。
 変更などがございましたら、随時更新させて頂きますので、下記にてご確認下さいませ。

熱電発電のモジュール/技術開発と応用・適用動向
〜講師4名ご登壇〜
●講 師 株式会社KELK
熱電発電事業部 グループ長
牧野一也 氏
 会 場 
●講 師 アイシン高丘株式会社
先行開発部 企画・管理グループ 次世代事業チーム
チームリーダー
吉見仁志 氏
 会 場 
●講 師 株式会社Eサーモジェンテック
取締役会長
南部修太郎 氏
 会 場 
  <略歴>
パナソニック(株)で30年間、半導体/液晶デバイスの研究開発・事業化に従事。
特に携帯電話用半導体デバイスの開発・事業化により、今日の携帯電話文化の創成に貢献。
2001年同社を退社し(株)アセット・ウィッツを創業。以降、新規事業開発や産学連携推進活動に従事。
2013年、(株)Eサーモジェンテックを創業。2023年より同社、取締役会長。
●講 師 国立研究開発法人 産業技術総合研究所
極限機能材料研究部門 主任研究員
三上祐史 氏
 会 場 
●日 時 2024年 4月 12日(金) 10:00〜16:45
●会 場 東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・会議室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!

※本セミナーは、会場での受講またはライブ配信(Zoom)での受講も可能です。
※セミナー資料(テキスト)はセミナー開催日の直前にデータ(pdf)でお送り致します。
※ライブ配信に関する 》》よくあるご質問はこちら 《《 から。

※アーカイブ受講可能
 (当日受講及びアーカイブ受講の両方をご希望の方はそれぞれ受講料を頂戴致します。)
  1.受講料は同額となります。
  2.恐れ入りますが、講師への質問は受付できません。
  3.開催日より7〜10営業日以降に配信の準備が整いましたらご連絡致します。
  4.ご都合の良い日をお伺いし、視聴用URLなどをお送り致します。
  5.動画の公開期間は公開日より3日間となります。

●受講料 49,940円(1名につき)
(同時複数人数お申込みの場合1名につき44,440円)
※テキスト代、消費税を含む
●主 催 (株)技術情報センター

●セミナープログラム●
10:00
|
11:15
T.熱電発電実証事例と応用製品の展開

 現在の熱電変換の主な用途は、冷却・温調である。その製品はペルチェ素子として一般に知られ、民生から研究・産業用途まで様々な分野で使われている。全く同じ製品で、逆作用として熱から発電をすることが出来るが、その実施例はまだ少ない。しかし近年、脱炭素への意識の高まりと共に、この作用を利用して、電力回収しようという試みが盛んになっている。特に工場の鍛造・鋳造工程や熱処理炉などでは稼働時に多くの排熱が発生しており、省エネルギー化に向けてこの未利用熱の有効活用が課題となっています。KELKでは環境中に捨てられている未利用熱に着目し商品化に取り組んでいる。本講演では熱電変換の特徴を活かした各適用分野における実証事例と応用製品の展開について述べる。

 1.はじめに;(株)KELKの紹介
 2.KELKの熱電発電モジュール
 3.熱電発電の適用分野
 4.産業排熱回収
  〜工業炉などからの排熱回収実証事例、耐久性とシステムコスト
 5.自立電源
  〜自立電源用モジュールの開発と適用事例
 6.エネルギーハーベスティング
  〜熱電EHデバイスの開発と製品展開、設備モニタリング事例
 7.まとめ、今後の展望
 8.質疑応答・名刺交換
(牧野 氏)
11:30
|
12:45
U.Fe系熱電モジュール

 安心安全で入手しやすい材料から成るFe系熱電材料の特徴と熱電モジュールの性能・用途などを紹介する。

 1.はじめに(アイシングループ/アイシン高丘の紹介)
 2.Fe系材料の特徴(主にFeAlV系)
 3.当社熱電モジュールの特徴/紹介
 4.用途/実証試験
 5.今後の展望
 6.質疑応答・名刺交換
(吉見 氏)
14:00
|
15:15
V.「フレキーナ®」搭載独自熱電発電技術による自立電源の開発/実用化

 莫大な量の廃熱が地球環境に廃棄されており、その75%以上が300℃以下の低温廃熱である。これらの低温廃熱の一部でも電力として再利用できれば、地球温暖化やカーボンニュートラルといった現在緊急性を増す課題に対して大きく貢献すると期待される。
 本講演では、そのような低温廃熱から初めて顧客要望を満たすコスト性能比での電力回収を可能にした、弊社独自技術のフレキシブル熱電発電モジュール「フレキーナ®」とそれを搭載したIoT 用や省エネ用の自立発電について紹介する。


 1.はじめに;(株)Eサーモジェンテックのご紹介
  1.1 経営理念
  1.2 会社概要
 2.当社独自固有技術;フレキシブル熱電発電モジュール「フレキーナ®
  2.1 「フレキーナ®」の特長
  2.2 様々な低温排熱源に対応する「フレキーナ®」搭載独自熱電発電技術
 3.「フレキーナ®」を搭載した自立電源の開発事例
  3.1 IoT用(mW クラス);排熱利用自立電源 S1-P&F シリーズ
  3.2 IoT/照明/監視カメラ用(W クラス);温水排熱利用自立電源 S1-P3
  3.3 省エネ用(kW クラス);
   (1)水蒸気排熱利用 独自二重管構造自立電源 S2-W シリーズ
   (2)排ガス熱利用 集熱コア搭載自立電源 S2-C シリーズ
  3.4 様々な「フレキーナ®」搭載自立電源の競争技術に対する優位性
 4.おわりに;将来展望
  4.1 「熱電発電ユニット」として、分散型電源システム構築に貢献
  4.2 長期ビジョン
 5.質疑応答・名刺交換
(南部 氏)
15:30
|
16:45
W.ホイスラー合金を用いた熱電発電モジュールの研究開発

 熱電発電技術を用いた排熱回収の実用化が期待されている。Fe2VAlやTiNiSnなどのホイスラー合金系の熱電材料は、安価で豊富な元素から構成され、機械的強度や耐熱性に優れているため実用性が高い。本講演では、粉末冶金技術を用いた材料研究やFe2VAl熱電モジュールの発電性能、実用化に向けた応用検討、量産化に向けた高速焼結技術などについて紹介する。

 1.はじめに
 2.ホイスラー合金系の熱電材料の特長と熱電性能
 3.高強度Fe2VAl熱電モジュールの発電性能
 4.自動車の排熱回収に向けた研究開発
 5.量産化に向けた熱電素子の生産性の向上検討
 6.まとめ
 7.質疑応答・名刺交換
(三上 氏)
− 名 刺 交 換 な ど −
セミナー終了後、ご希望の方はお残りいただき、
講師とご受講者間での名刺交換ならびに講師へ個別質問をお受けいたします。

 ※FAXでもお申し込みいただけます。FAXお申し込み用紙(PDF)を印刷いただき、必要事項をご記入のうえ弊社まで
  ご送信ください。(FAX番号は、お申込用紙に印刷されています)
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