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フィラー
素材理解と選定・配合・混練の技術
全てのフィラー関係者に向けたバイブル

[コードNo.21STM065]

■体裁/ B5判並製本 159ページ
■発行/ 2021年 1月25日 サイエンス&テクノロジー(株)
■定価/ 44,000円(税・送料込価格)
■ISBNコード/ 978-4-86428-235-2

著者

渡辺聡志材料技術研究所

書籍趣旨

 フィラーと一口に言ってもその種類や用途は多岐に渡り、すべてのフィラーについて学ぶことは困難である。また現在ある書籍を見てみても鉱物図鑑的で本当の意味で技術者に役立つものはあまりないと思われます。さらにフィラーメーカーからの物性値・分析値などの情報は、より容易にそしてより豊富に入手できる時代になってきており、フィラーの情報から目的としている効果をもたらすフィラーを正しく選定するのは困難な状況にございます。

 本書では既存の書籍とは一線を隔し、著者の豊富な知識と経験を基に実務で役立つフィラーの技術論を展開し、フィラー全体に適応が出来る科学的な理論やあまり表に出てこないが知っておくべき知識などが解説されております。また各フィラーの解説に目を移せば、一般的な書籍などに示されているフィラーに関する物性値・分析値についての解説はありません。より具体的にフィラーを活用する時の必要な知識、配合・混練技術などの解説やフィラーとして使用するのは珍しいが高いポテンシャルを持つ特殊なフィラーについても取り上げ、その有用性について解説しております。

 本書が全てのフィラーを扱う技術者にとってフィラー選択肢の拡大やより正しい活用術への助力になり、多くの技術者のフィラー技術の改善や抱える疑問の解決の糸口となることを切に願っております。
                                                              (書籍企画担当)

目次

第1章基本構造と求められる資質
1.1フィラーを配合する目的
       〇充填材と充填剤
1.2分類法
1.3代表的な属性
1.3.1BET比表面積
1.3.2一次粒子径あるいは粒度分布
1.3.3吸油能
1.3.4不純物の指標
1.4物性に影響を与えるフィラーの性質
1.4.1鉱物粉砕型フィラーにおける重要属性
1.4.2鉱物原料加工型フィラーにおける重要属性
1.4.3非鉱物原料加工型フィラーにおける重要属性
1.5ストラクチャーの捉え方
       〇アグリゲートとアグロメレート
       〇アグリゲート転化率
第2章ポリマーとの相互作用
2.1ポリマーとフィラーの界面
       〇界面考察の単位面積
2.2物理的作用と影響する属性
2.3科学的作用と関与する因子
2.4補強理論と現実挙動
第3章混練の基幹技術
3.1「混ざりやすい」と「混ざりにくい」の論理
3.2混練妨害因子としての静電気
       〇静電気計測方法
3.3養生技術と組成物への影響
       〇具体的な養生の方法
       〇養生の技術的論点
3.4ストレーニングの意義と技術
第4章分散向上の論点
4.1「分散良好」という判断の本質
4.1.1物理的な分散と化学的な分散
4.2液体配合材料との相関性
4.3カップリング剤の作用原理と効果
4.4混練装置と分散性
       〇ゴムにおける混練技術
4.4.1既存混練装置の問題点と対応策
       〇オープンロール
       〇ニーダー(Kneader)
       〇バンバリー型ミキサー
第5章フィラーの性質と組成物への作用
5.1炭酸カルシウム系フィラー
5.1.1重質炭酸カルシウム
5.1.2軽質炭酸カルシウム
5.1.3表面処理炭酸カルシウム
5.2シリカ系フィラー
5.2.1乾式法シリカ
5.2.2湿式法シリカ
5.2.3鉱物系シリカ
5.3炭素系フィラー
5.3.1ファーネス法カーボンブラック
5.3.2熱分解法カーボンブラック
       〇サーマル法カーボンブラック
       〇アセチレン熱分解法カーボンブラック
5.3.3黒鉛粉
5.3.4カーボンナノチューブ(CNT)
5.3.5松煙 および 油煙
5.4鉱物系フィラー
5.4.1クレー(Clay)
       〇モンモリロナイト(Montmorillonite)
5.4.2タルク(Talc)
5.4.3ゼオライト類(Zeolite)
       〇クリノプチロライト(Clinoptilolite)
       〇モルデナイト(Mordenite)
5.5金属化合物系フィラー
5.5.1二酸化チタン
       〇ルチル型二酸化チタン
       〇アナターゼ型二酸化チタン
       〇光触媒用二酸化チタン
       〇気相反応微粒子二酸化チタン
       〇有色系二酸化チタン
5.5.2アルミナ
5.5.3酸化鉄類
       〇ヘマタイト(Hematite)
       〇マグネタイト(Magnetite)
       〇フェライト(Ferrite)
5.5.4硫酸バリウム
5.5.5酸化マグネシウム
5.6環境対応訴求型フィラー
5.6.1バイオマスプラスチックとバイオプラスチック
5.6.2胡粉
5.6.3珪藻土
5.6.4もみがらシリカ
第6章特殊フィラーの特性と配合の留意点
6.1繊維粉
6.2ウィスカ
6.3中空粉
6.3.1中空ガラスビーズ
6.3.2シラスバルーン
6.4真球粉
6.5金属粉
6.5.1鉄粉
6.5.2銅粉
6.5.3銀粉
全編 息抜き 最終章
       〇食用粉体の配合実験
       〇ゼオライト研究会の思い出
       〇ハイドロタルサイト類化合物の魅力
       〇整え過ぎたセールストーク
       〇まとまらない まとめ



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