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自動車と高分子材料

[コードNo.03NTS063]

■体裁/ B5版 上製 144頁
■発行/ 2002年 6月26日
(株)エヌ・ティー・エス
■定価/ 18,480円(税込価格)


高分子学会主催「ポリマーフロンティア21 エネルギー革命に及ぼす高分子のインパクト
−自動車産業におけるエネルギー革命と高分子の役割−」セミナー(2001年11月)を編集。
自動車産業に多様な面からアプローチする高分子材料を解説。


執筆者一覧

河本 洋 財団法人ファインセラミックスセンター 試験研究所 所長代理
鈴木茂樹 トヨタ自動車株式会社 第5開発センター 第3材料技術部 部長
榎本忠茂 横浜ゴム株式会社 タイヤ材料設計部 部長
村木孝夫 横浜ゴム株式会社 タイヤ材料設計部 担当課長
山中 脩 豊田合成株式会社 オプトE事業部 第2技術部 次長級
河原和生 株式会社豊田中央研究所 第41材料技術部 リサーチリーダ

構成と内容

第1講 自動車におけるエネルギーシステムと材料技術
 1.はじめに  2.自動車の技術課題と材料  3.自動車のクリーンエネルギーシステム  4.レシプロエンジン用セラミックス部品  5.エンジン部材の強度設計方法  6.燃料電池   6.1 固体高分子型燃料電池(PEFC)とFCVの開発動向   6.2 SOFC  7.おわりに
第2講 エネルギー・環境負荷物質低減を目指した自動車用     高分子材料・塗装開発
 1.はじめに  2.製造工程におけるエネルギー低減  3.環境に対応した材料開発   3.1 CO2排出量低減  3.2 環境負荷物質低減  3.3 リサイクル技術開発  4.さいごに
第3講 自動車タイヤ用材料の開発動向と新規リサイクル技術開発
 1.はじめに  2.第1部「自動車タイヤ用材料の開発動向」   2.1 タイヤの歴史   2.2 タイヤ製造    2.2.1 メーカーの開発課題    2.2.2 タイヤの構造   2.3 タイヤに要求される特性    2.3.1 最適性能の要求    2.3.2 タイヤ各パーツの転がり抵抗への寄与    2.3.3 タイヤグリップ力の向上   2.4 HPT(HighPerformance Tire)向け両立技術の開発    2.4.1 ポリマーブレンドによる粘弾性コントロール    2.4.2 転がり抵抗とグリップ力とを両立できる材料技術    2.4.3 シリカ―カーボンハイブリッド材:シリカ結合カーボンTM  3.スタッドレス用タイヤの技術―吸水バルーンによる氷上制動が向上する機構  4.第1部まとめ  5.第2部「タイヤのマテリアルリサイクル技術」  6.ゴム産業におけるリサイクルの現状   6.1 使用済みタイヤリサイクルの現状  7.マテリアルリサイクル   7.1 基本技術   7.2 ゴムのマテリアルリサイクル   7.3 ゴムのリサイクル機構   7.4 トヨタ式「ゴムのリサイクル」   7.5 投入ゴム物性と再生ゾーンの物性   7.6 評価ゴム    7.6.1 ブチルゴムの再生 7.6.2 廃ブラダーの再生 7.6.3 天然ゴムの再生    7.6.4 工程くずの再生  7.6.5 再生処理回数   7.7 タイヤでの性質評価  8.第2部まとめ  9.今後の展望
第4講 LED応用製品の自動車への適用
 1.はじめに  2.LED  3.LEDの特徴  4.応用製品   4.1 車室内応用製品   4.2 メーター照明/表示   4.3 ハイマウントストップランプ/リヤコンビネーションランプ   4.4 空気清浄機   4.5 信号機  5.おわりに
第5講 次世代自動車用燃料電池と高分子電解質膜開発
 1.はじめに  2.車載用燃料電池  3.固体高分子型燃料電池(PEFC)における高分子電解質膜の役割  4.高分子電解質膜の課題と開発状況  5.最後に
第6講 ハイブリッド電気自動車用大型リチウムイオン二次電池
   西村 伸 [株式会社日立製作所 日立研究所 電池システム研究部          アドバンスト電池ユニットリーダ 主任研究員]  1.はじめに  2.マンガン系リチウムイオン二次電池   2.1 リチウムイオン二次電池の原理   2.2 EV用リチウムイオン二次電池   2.3 HEV用リチウムイオン二次電池  3.リチウムイオン二次電池に用いられる高分子材料   3.1 バインダ樹脂   3.2 セパレータ   3.3 固体高分子電解質  4.まとめ



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