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次世代ICタグ開発最前線

[コードNo.07NTS169]

■体裁/ B5判・424頁
■発行/ 2006年11月 7日
(株)エヌ・ティー・エス
■定価/ 41,140円(税込価格)


本格的普及に向けたICタグ本体の環境耐性能力向上、小型化、多形状化と周辺機器の技術開発について、さらに、ICタグを導入した具体的なシステムについて産業ごとの現状と将来展望までを詳解する。


執筆者一覧(執筆順)

総務省情報通信政策局技術政策課研究推進室
森田和敏経済産業省商務情報政策局情報経済課 係長
和田達夫(独)理化学研究所和田超分子科学研究室 主任研究員
川井若浩オムロン(株)事業開発本部RFID事業開発部開発グループ 技術専門職
飯島修東京特殊電線(株)RFIDソリューション・ユニット技術開発グループ GM
鹿子嶋憲一茨城大学工学部 教授
尾保手茂樹茨城大学工学部 助教授
宇佐美光雄(株)日立製作所中央研究所 主管研究長
金子利行マクセル精器(株)設計開発本部事業推進部 主任技師
坂下仁リンテック(株)アドバンストマテリアルズ事業部門情報通信材料部 部長
村上貴一リンテック(株)アドバンストマテリアルズ事業部門情報通信材料部 営業推進責任者
綾木光弘王子製紙(株)情報用紙事業本部カードメディア事業部メディア開発室 室長
遠藤貴則三菱マテリアル(株)電子材料事業カンパニー電子デバイス事業部 上席技術主幹
井上久仁浩デジタル・インフォメーション・テクノロジー(株)新規事業開発本部自動認識推進部 執行役員部長
和田達夫(独)理化学研究所和田超分子科学研究室 主任研究員
小沼良平沖電気工業(株)研究開発本部ユビキタスシステムラボラトリ マネージャー
伊藤隆司東北大学大学院工学研究科 教授
小谷光司東北大学大学院工学研究科 助教授
黒木伸一郎東北大学大学院工学研究科 助手
金藤敬一九州工業大学大学院生命体工学研究科 教授
小坂暢幸(株)オークヒル・テクノロジー 代表取締役
橋本繁富士通フロンテック(株)流通事業本部システム事業部 事業部長代理
山本浩憲富士通フロンテック(株)流通事業本部システム事業部 第四技術部長
笹尾豊(株)ウェルキャットRFID営業部 部長
木村得彦(株)ウェルキャットRFID営業部(技術担当) 主任
清水洋二日本信号(株)ビジョナリービジネスセンターRFI事業推進部 部長
石井泉日本信号(株)ビジョナリービジネスセンターRFI事業推進部
出口太志パナソニック コミュニケーションズ(株)デバイスカンパニー情報機器カテゴリー技術グループハードチーム 主任技師
宮原大和(財)流通システム開発センター電子タグ事業部 特別研究員 国土交通省政策統括官付政策調整官室
大場光太郎(独)産業技術総合研究所知能システム研究部門空間機能研究グループ グループ長
関口和洋(株)三菱総合研究所社会情報通信研究本部次世代基盤研究グループ プロジェクトマネジャー
古原和邦(独)産業技術総合研究所情報セキュリティ研究センター 主幹研究員
川村博光ソラン(株)営業推進本部営業推進室コンサルティンググループ 部長
伊藤直広ソラン(株)営業推進本部営業推進室コンサルティンググループ シニアシステムコンサルタント
平松真美(株)明電舎産業システム事業本部情報通信事業部システムソリューション営業部ITシステム課(トレーサビリティ・GPSグループ)
伊藤博起(株)明電舎産業システム事業本部情報通信事業部システムソリューション営業部ITシステム課 主任
渋谷清隆(株)エヌ・アンド・アイ・システムズITコンサルティング部 マネージャ
三原泰一(株)エヌ・アンド・アイ・システムズITコンサルティング部
木村哲西松建設(株)技術研究所 技術研究部長
飯田昭男(有)ホップインフォメーションシステム 代表取締役
山方茂(株)日立情報システムズRFID事業推進部 部長
堀間利彦(株)NTTデータビジネスイノベーション本部 シニアスペシャリスト
小林隆丸紅(株)情報産業部門ソリューションビジネス部RFIDプロジェクト課 課長
紀伊智顕みずほ情報総研(株)システムコンサルティング部 シニアマネジャー

詳細目次

序論 本格的普及に向けたICタグの日本における取り組み

第1章 電子タグの普及に向けた総務省の戦略について
1はじめに〜電子タグの重要性〜
2「ユビキタスネットワーク時代における電子タグの高度利活用に関する調査研究会」の開催
3「電子タグの高度利活用技術に関する研究開発」および実証実験の実施
4「電子タグに関するプライバシー保護ガイドライン」の策定
5新たな周波数利用の制度化
6日中韓における連携・協力について
7関連省庁連携
8産学官連携
9おわりに
第2章 電子タグの普及に向けた経済産業省の戦略について
1電子タグ普及政策の位置付け
2電子タグ普及政策の概要
3今後にむけて
第1編 次世代ICタグの先端技術開発現状

1はじめに
2次世代ICタグ
3新素材の開発
4ICタグの再利用
5おわりに
第1章 UHF帯ICタグへの取り組みと最新ICタグの開発現状
第1節UHF帯ICタグの特性と将来展望
1はじめに
2UHF帯ICタグ使用上の技術的課題
3UHF帯ICタグ普及の課題
4UHF帯ICタグの今後の展開
第2節最新ICタグの開発
1アクティブ型ICタグの特性と次世代展望
1はじめに
2アクティブ型ICタグとは
3アクティブ型ICタグの次世代展望
2パッシブ型ICタグの特性と次世代展望
1はじめに
2パッシブ型ICタグの機能と位置付け
3パッシブ型ICタグの動作と解析
4パッシブ型ICタグの能力と応用のギャップ
5パッシブ型ICタグに求められる特性―応用とのギャップを埋めるために―
6まとめ
第2章 小型化・多形状化への取り組み
第1節小型ICタグの開発
12.45GHz帯ICタグの取り組み
1「ミューチップ」の開発思想
2「ミューチップ」の回路構成と電気的特性
3「ミューチップ」の進化
4おわりに
213.56MHz帯ICタグの取り組み
1Coil―on―ChipRFIDの概要
2リーダ/ライタモジュール
3アプリケーション例の紹介
4今後の展開
第2節多形状ICタグの開発
1粘着ラベル型ICタグ―ICタグ運用の課題とラベル型タグのメリット―
1はじめに
2タグの選定基準
3タグコストの概念〜タグコスト=ICタグ単価なのか
4運用フローがICタグに要求する品質・仕様
5ICタグバリエーションの多様化と納期・リピート対応
6おわりに
2ボタン型ICタグ
1ボタン型ICタグ
2ボタン型ICタグの性能
3使用プラスチックの種類による耐久性の違い
4使用ICチップインレットによる耐久性の違い
5使用ICチップの共振周波数の違いによる機能性の差
6ボタン型耐熱ICタグ
7金属対応ボタン型ICタグ
8ボタン型ICタグの開発課題
9小型高機能性ボタン型ICタグの開発
10ボタン型ICタグの用途展望と今後の開発課題と展開
第3章 環境耐性能力向上への取り組み
第1節耐金属干渉(金属対応型)ICタグ
1はじめに
2ICタグの動作条件
3金属のICタグに及ぼす影響
4ICタグを金属に貼付する技術
5ICタグの金属板上での通信距離
6UHF帯(800〜950MHz)、マイクロ波帯(2.45GHz)のオンメタルICタグ
7代表的オンメタルICタグ
8オンメタルRFIDシステムアプリケーション
9おわりに
第2節環境耐性ICタグ
1現状のICタグの実力と環境耐性ICタグに求めているもの
2環境耐性ICタグとは
3ICタグホルダの誕生
4環境耐性ICタグの耐熱テスト
5環境耐性ICタグを上手に活用する
6具体的適用の考察:製造業での活用を考える
7おわりに
第4章 複合型ICタグへの取り組み
第1節光書き込み型IC・リライト複合媒体タグ
1はじめに
2リライト材
3複合媒体
4複合媒体タグの応用
5おわりに
第2節センシング機能搭載型ICタグ
1はじめに
2センシング機能搭載型ICタグ用LSI
3センシング機能搭載型ICタグ用リーダ/ライタ
4アプリケーション例
5おわりに
第5章 実践的導入を目指す低コストICタグへの取り組み
第1節TFT型低コストユビキタス無線ICチ ップ(Uチップ)の研究
1はじめに
2Uチップの回路構成
3高効率電源回路
4オンチップアンテナ設計
5高性能TFT技術
6不揮発性メモリ技術
7おわりに
第2節ICタグへの展開を考慮した有機エレクトロニクス材料の開発
1はじめに
2有機エレクトロニクス材料の特徴
3分子構造
4作成法と凝集状態
5電気的特性とキャリア移動度
6有機材料開発の動向
7MOS型有機電界効果トランジスタ
8おわりに
第6章 再利用型ICタグへの取り組み
1はじめに
2再利用という意味
3再利用のICタグへ
4ICタグの形状と再利用
5再利用のための仕組み
6再利用型ICタグとセキュリティ
7再利用型ICタグへの取り組み
第2編 ICタグソリューションを可能にする周辺機器

第1章 UHF帯域における周辺機器設計の課題
1はじめに
2周辺機器の役割と種類
3周辺機器の適用事例と課題
4周辺機器の要件
5関連法令
6人体・医療機器への影響
7高性能化
8環境への適合
9運用性の改善
10おわりに
第2章 ICタグ普及をサポートするさまざまな周辺機器
第1節ウェアラブルRFIDリーダ/ライタ
1はじめに
2仕様
3使用方法
4外付けアンテナ
5利用事例および利用例
6ウェアラブルリーダ/ライタの今後
第2節トンネル型リーダ/ライタ
1はじめに
2取り組みの経緯
3技術開発
4PJM(ISO/IEC 18000―3 mode 2)方式の概要
5ソリューション例
6今後の開発
第3節ファイル棚・商品棚用RFIDアンテナ
1はじめに
2PCC A―Type Antennaの概要
3PCC A―Type Antennaから発する磁界の向きと使用方法
4PCC B―Type Antennaの概要
5RFIDの通信性能を司る重要な基本的要因
6まとめ
第3編 ICタグが創るユビキタス社会

第1章 世界標準化団体EPCglobalが推進するICタグ関連技術の標準化
     ―本格導入が始まったEPCglobalネットワークシステム―
1EPCglobalの設立
2GS1のRFID普及の役割
3EPCglobalネットワークシステムの概要
4システム運用の準備
5新たな仕様開発グループ(WG)の動き
6国内外での導入状況
7経済産業省の実証実験
8今後の動向
9EPCglobalへの加入
第2章 ユニバーサルサービス提供実現を目指す自律移動支援プロジェクト
1はじめに
2システムの概要とコンセプト
3プロジェクトの推進体制
4神戸での実証実験
52005年度における実証実験
62006年度の試験的展開について
7おわりに
第3章 家庭生活環境でのユビキタス・ロボティクスの実現
1はじめに
2知識分散型ロボット制御手法
3ユビキタス・ロボティクス
4おわりに
第4章 国際標準ICタグによる日中韓グローバルサプライチェーンマネジメント実証実験
1はじめに
2実証実験の背景と概要
3実証実験の実施概要
4ICタグの運用
5実証実験フィールドでの検証
6UHF帯ICタグの国際利用
7おわりに
第5章 ICタグに対するプライバシ保護技術
1はじめに
2ICタグに求められるセキュリティ機能要件
3第三者による追跡困難性を高める方法
4IDの読み取りに応答させない方法
5IDの読み取りに応答させるが、IDの特定を難しくする方法
6第三者によるIDの特定のみを難しくする方法
7衝突防止制御用のIDを秘匿する方法
8比較
9まとめ
第4編 ICタグ導入システムの現状と将来展望

第1章 流通分野におけるICタグシステム
第1節食品安全管理システム
1はじめに
2RFID内蔵イヤータッグの概要
3豚個体トレーサビリティシステムの概要
4おわりに
第2節商品・製品管理システム
1はじめに
2レンタルドレス管理システム「Beare(ベアーレ)」
3今後の展望
第2章 セキュリティ・個人情報保護分野におけるICタグシステム
第1節重要書類管理システム
1重要書類管理システムの生い立ち
2重要書類管理システムIFSスタンダードパックの紹介
3重要書類管理システム追加オプション
4重要書類管理システムのコア技術を利用した展開システム例
5おわりに
第2節入退場管理および安全管理システム
1ICタグの建設分野への適用
2大規模ショッピングセンター工事における入退場管理
3トンネル工事現場における入出坑管
4清掃工場解体現場における管理区域安全管理
5トンネル工事現場におけるバッテリーロコ運行管理
6おわりに
第3章 観光産業におけるICタグシステム
1はじめに
2観光産業におけるICタグシステムの現状
3今後の将来展望
第4章 セミナー・イベント会場におけるICタグシステム
1はじめに
2ICタグ活用のメリット
3市場動向
4セミナー来場者管理システム「Chipin/Seminar」
5特長
6まとめ
第5章 防犯・防災分野におけるICタグシステム
第1節子ども見守りシステム
1実験実施の背景
2実験の目的
3実証実験
4システムの概要
5課題
6実用化に向けた課題
第2節傷病者情報集約システム
1はじめに
2現状のトリアージとその問題点
3ICタグを用いた傷病者情報集約システム
4実証実験の結果および導入のメリット
5今後の展望



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