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川ア睦男 | (財)造水促進センター国際協力部/淡水化技術部 首席研究員 |
澤田繁樹 | 栗田工業(株)開発本部先進技術第一グループ 研究主幹 |
伊東章 | 新潟大学工学部化学システム工学科 教授 |
木村克輝 | 北海道大学大学院工学研究科 准教授 |
中西一弘 | 岡山大学大学院自然科学研究科 教授 |
川勝孝博 | 栗田工業(株)開発本部 主任研究員 |
田辺忠裕 | エコラボ(株)ジャパンテクニカルセンター 顧問/食品膜・分離技術研究会(MRC) 代表幹事 |
斉藤徹哉 | 片山ナルコ(株)マーケティング部インダストリアルマーケティング |
岩永匡紀 | 水道機工(株)公共事業本部技術部 主査 |
藤井渉 | 三菱レイヨン・エンジニアリング(株)技術企画部アクア技術グループ 担当課長 |
和泉清司 | (株)クボタ膜ソリューション技術部 技師長 |
糸川博然 | 日本ノリット(株)メンブラン 地域担当マネージャー |
村田周和 | オルガノ(株)開発センター第一開発部 課長代理 |
野中規正 | メタウォーター(株)事業開発本部膜技術部開発試験Gr 担当部長 |
青井健太郎 | 水道機工(株)研究開発部 |
佐藤禎一 | 栗田工業(株)プラント事業本部メンテナンス部門規格商品営業一部営業企画課 |
小野徳昭 | 栗田工業(株)プラント事業本部技術部技術二課 |
原田三郎 | (株)トライテック技術部 部長 |
布目温 | 野村マイクロ・サイエンス(株)FDプロセスグループ 担当部長 |
竹内和久 | 三菱重工業(株)長崎研究所化学研究室 主席研究員 |
市村重俊 | 神奈川工科大学応用バイオ科学部 准教授 |
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第1編 膜・膜モジュールの特性と取り扱いの留意点 |
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第1章 | 膜分離技術の現状と操作・維持管理の考え方 |
1 | はじめに |
2 | 膜分離技術の現状 |
3 | 膜装置の維持管理の考え方 |
4 | おわりに |
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第2章 | 膜の機能と原理・メカニズム |
1 | ろ過機能 |
2 | ろ過と閉塞の原理 |
3 | 膜透過の輸送現象 |
4 | 分離メカニズム |
5 | おわりに |
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第3章 | 膜・膜モジュールの種類と特性 |
第1節 | 膜の種類と特性 |
1 | 透過する物質の大きさと分離膜の構造・材質の関係 |
2 | 膜(分離膜・機能膜)の特性と膜の性能評価法 |
3 | おわりに |
第2節 | 膜モジュールの種類と構造 |
1 | 膜モジュールの基本構成と特徴 |
2 | 運転方式から分類した膜モジュール構造 |
3 | 膜モジュール構造と適用水質 |
4 | おわりに |
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第2編 膜の劣化・ファウリングと洗浄技術 |
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第1章 | 膜機能の低下要因と膜の寿命 |
1 | 膜機能の低下要因 |
2 | 膜の寿命 |
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第2章 | 膜性能劣化対策 |
1 | 性能劣化の原因とメカニズム |
2 | 性能劣化によるトラブルの予測とRO膜配列のシミュレーション |
3 | 運転データの管理とその活かし方 |
4 | おわりに |
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第3章 | 膜汚染(ファウリング)の特性と対策 |
第1節 | 水処理分野における膜汚染(ファウリング)の特性と対策 |
1 | はじめに |
2 | 浄水処理における膜ファウリング |
3 | 下水処理における膜ファウリング |
4 | おわりに |
第2節 | 食品・バイオ分野における膜汚染(ファウリング)の特性と対策 |
1 | はじめに |
2 | 膜分離機構と膜透過流束 |
3 | 膜のファウリング |
4 | 膜洗浄 |
5 | おわりに |
第3節 | ファウリングにおける実用例と対策 |
1 | はじめに |
2 | 酸ショック |
3 | 熱ショック |
4 | 微生物抑制剤 |
5 | 前処理 |
6 | 逆洗 |
7 | 低透過流束運転 |
8 | 耐汚染膜 |
9 | 逆浸透膜の洗浄 |
10 | まとめ |
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第4章 | 膜洗浄の実際 |
第1節 | 膜洗浄の実際(1) |
1 | 化学洗浄(薬液洗浄)の基礎 |
2 | 膜装置の殺菌と保存 |
3 | 洗浄工程例 |
4 | 膜装置洗浄のケーススタディとトラブルシューティング |
5 | おわりに |
第2節 | 膜洗浄の実際(2) |
1 | はじめに |
2 | 微生物汚染 |
3 | 無機汚染 |
4 | おわりに |
第3節 | 膜洗浄の実際(3) |
1 | 洗浄方法 |
2 | 洗浄プログラム |
3 | 洗浄頻度の低減 |
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第5章 | 各種膜における劣化・ファウリングと洗浄技術 |
第1節 | MF膜・UF膜における劣化・ファウリングと洗浄技術 |
1 | はじめに |
2 | MF膜・UF膜の劣化対策 |
3 | MF膜・UF膜のファウリング対策 |
4 | 洗浄技術の種類と方法 |
5 | おわりに |
第2節 | MBRにおける膜の劣化・ファウリングと洗浄技術 |
1 | 中空糸型MBRにおける膜の劣化・ファウリングと洗浄技術 |
1 | MBR運転のポイント |
2 | MBR運転データの管理とメンテナンス |
3 | 膜洗浄技術 |
4 | 膜寿命と交換 |
5 | おわりに |
2 | 平膜型MBRにおける膜の劣化・ファウリングと洗浄技術 |
1 | MBR設計のポイント |
2 | MBR運転データの管理とメンテナンス |
3 | 膜洗浄技術 |
4 | 膜寿命と交換 |
5 | MBRのトラブル事例 |
6 | おわりに |
3 | 槽外型MBR膜の劣化・ファウリングと洗浄技術 |
1 | はじめに |
2 | 槽外型MBRの設計ポイント |
3 | 膜洗浄技術 |
4 | 膜寿命と交換 |
5 | おわりに |
4 | MBRにおける安全運転のための薬品技術 |
1 | はじめに |
2 | MBR処理とは |
3 | パーマケア®MPEシリーズ |
4 | まとめ |
5 | 中空糸型MBRにおける膜の汚れ解析と洗浄 |
1 | はじめに |
2 | MBRの運転状況と膜洗浄 |
3 | 中空糸膜汚れ物質の解析 |
4 | 結果と考察 |
5 | 洗浄後の膜汚れ分析 |
6 | おわりに |
第3節 | NF膜・RO膜における劣化・ファウリングと洗浄技術 |
1 | トラブル防止のための設計のポイント |
1 | はじめに |
2 | システム設計の進め方 |
2 | NF膜・RO膜の水質予測シミュレーションの設計例 |
3 | トラブル原因と対策 |
1 | はじめに |
2 | データ管理の必要性について |
3 | RO膜装置のトラブルシューティング |
4 | RO膜の洗浄時期、洗浄頻度 |
5 | RO膜の交換 |
6 | 長期保存時の注意 |
4 | ファウリングの特性と対策 |
1 | ファウリングとは |
2 | ファウリングの防止法 |
3 | ファウリングの原因分析方法 |
4 | 膜モジュールの洗浄法 |
5 | バイオファウリングについて |
6 | バイオファウリングの対策事例 |
5 | 膜寿命と交換 |
1 | 膜交換判定方法と交換時期 |
2 | 交換手順 |
3 | 膜の保管方法 |
6 | スパイラルエレメントの汚れ分析と洗浄 |
1 | はじめに |
2 | 実験フローと膜の種類 |
3 | エレメントの分析項目と点検内容 |
4 | 外観検査 |
5 | エレメントの出荷時と実験済の標準性能測定 |
6 | 膜面付着物の観察と分析 |
7 | エレメントの洗浄結果 |
8 | まとめ |
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第3編 浄水・用水・排水・食品・海水淡水化におけるトラブルシューティング |
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第1章 | 浄水処理分野 |
第1節 | 減圧による膜損傷検知システム |
1 | はじめに |
2 | 直接法による膜損傷の検知方法 |
3 | 減圧による膜損傷検知の方法 |
4 | 減圧による膜損傷検知の確認と加圧法との比較 |
5 | 実装置規模での実験確認 |
6 | 実設備での運用例 |
7 | まとめ |
第2節 | 膜損傷検知への取り組み |
1 | 膜損傷検知の必要性 |
2 | 膜損傷検知方法の評価 |
3 | USEPA膜ろ過ガイダンスマニュアル |
4 | 膜損傷試験の実際 |
5 | おわりに |
第3節 | 膜利用型浄水処理施設のトラブル対策 |
1 | 膜損傷に関するトラブル対策 |
2 | 運転管理に関するトラブル |
3 | 水質管理に関するトラブル |
4 | おわりに |
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第2章 | 排水処理分野─MBRのトラブル事例─ |
1 | はじめに |
2 | 膜のファウリング事例の分類と対策 |
3 | 膜の形状分類別トラブル事例と対策 |
4 | その他のトラブル事例と対策 |
5 | おわりに |
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第3章 | 食品製造分野 |
1 | はじめに |
2 | 食品の濃縮 |
3 | 清澄ろ過 |
4 | 膜構造 |
5 | ファウリング |
6 | 洗浄 |
7 | 膜寿命 |
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第4章 | 医薬品製造用水分野─膜ろ過と蒸留器との比較を中心に─ |
1 | はじめに |
2 | 注射用水製造と膜利用 |
3 | 膜法による無菌化技術とその問題点 |
4 | RO膜(逆浸透膜) |
5 | UF膜(限外ろ過) |
6 | UF*膜が優れる理由 |
7 | 実稼働装置の水質調査 |
8 | 無菌維持管理 |
9 | 蒸留器による注射用水製造 |
10 | UF*水と蒸留水の違い |
11 | まとめ |
12 | おわりに |
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第5章 | 海水淡水化分野─バイオファウリングの抑制─ |
1 | はじめに |
2 | 海水微生物から考えるバイオファウリング |
3 | RO海水淡水化におけるバイオファウリングの最近の研究例 |
4 | カタールにおけるRO海水淡水化実証プラントでの事例 |
5 | まとめ |
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第6章 | 新しい膜によるトラブル防止策─温度応答性膜を利用したファウリング物質の除去─ |
1 | ろ過膜のファウリングとその対策 |
2 | 温度応答性膜を利用した膜ろ過システム |
3 | プラズマグラフト重合法による温度応答性膜の開発 |
4 | 内部ファウリング物質に対する温度スイング法の効果 |
5 | 温度スイング法と逆洗法との組み合わせによるファウリング膜の性能回復 |
6 | おわりに |