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立体視テクノロジー
〜次世代立体表示技術の最前線〜
〜Cutting edge of 3D Vision, 3D Display, Autostereography andtheir Applications〜

[コードNo.08NTS214]

■体裁/ B5判・864頁
■発行/ 2008年 10月 6日
(株)エヌ・ティー・エス
■定価/ 47,960円(税込価格)


立体表示技術の研究開発は、現在産学官を挙げて取り組まれており、海外メーカーも含めて熾烈な開発競争が行われている。
本書では、立体認識のメカニズム解説から有望視される立体表示技術の最新研究事例と各分野で利用されている立体表示の応用事例の紹介、さらに人体に及ぼす影響評価と安全性対策から国際状況の解説、そして立体映像普及のカギを握る関係団体の動向を網羅。この1冊で今の立体表示技術の全てが分かる。


著者紹介

坂根厳夫 IAMAS(情報科学芸術大学院大学、岐阜県立国際情報科学アカデミー)
苗村健 東京大学
畑田豊彦 東京眼鏡専門学校
佐藤髟v 東京大学大学院
出澤正徳 電気通信大学大学院
勝山成美 日本大学
泰羅雅登 日本大学
本田捷夫 千葉大学名誉教授
谷口実 シャープ
久武信太郎大阪大学大学院
小林哲郎 大阪大学
西田信夫 徳島大学大学院
山本裕紹 徳島大学大学院
早崎芳夫 宇都宮大学
江原康生 京都大学
小山田耕二京都大学
包躍 武蔵工業大学
増谷健 三洋電機
山田千彦 日本工業大学
金山秀行 三洋電機
土肥健純 東京大学大学院
廖洪恩 東京大学大学院
高木康博 東京農工大学大学院
大塚理恵子日立製作所
平山雄三 東芝
石井源久 バンダイナムコゲームス
及川道雄 日立製作所
小池崇文 日立製作所
宇都木契 日立製作所
小林美保 日立製作所
堀越力 エヌ・ティ・ティ・ドコモ
伊達宗和 日本電信電話
佐藤甲癸 湘南工科大学
吉川浩 日本大学
山口健 日本大学
伊藤智義 千葉大学大学院
河口洋一郎東京大学大学院
妹尾孝憲 情報通信研究機構
木村秀尉 バートン
相田繁夫 バートン
浅野明 バートン
Songkran
Jarusirisawad
バートン
島田悟 産業技術総合研究所
欠端雅之 産業技術総合研究所
佐々木史雄産業技術総合研究所
木村龍実 産業技術総合研究所
屋代英彦 産業技術総合研究所
森雅彦 産業技術総合研究所
鳥塚健二 産業技術総合研究所
結城昭正 三菱電機
間瀬実郎 呉工業高等専門学校
前川聡 情報通信研究機構
上原伸一 NEC液晶テクノロジー
柴田隆史 早稲田大学
石川洵 石川光学造形研究所
谷本正幸 名古屋大学大学院
高原淳一 大阪大学大学院
持丸正明 産業技術総合研究所
奧山文雄 鈴鹿医療科学大学大学院
中郡聡夫 国立がんセンター東病院
木下平 国立がんセンター東病院
小西大 国立がんセンター東病院
高橋進一郎国立がんセンター東病院
後藤田直人国立がんセンター東病院
盛川浩志 早稲田大学
河合隆史 早稲田大学大学院
柳本繁 慶應義塾大学
堀田拓 東京歯科大学
金子博徳 国立病院機構埼玉病院
藤田貴也 慶應義塾大学
船山敦 慶應義塾大学
戸山芳昭 慶應義塾大学
黒田知宏 大阪大学大学院
松澤照男 北陸先端科学技術大学院大学
寺島信義 早稲田大学大学院
宮地英生 ケイ・ジー・ティー
澤田一哉 パナソニック電工
岡田浩平 慶應義塾大学大学院
名取琢也 慶應義塾大学大学院
萩原将文 慶應義塾大学
大口孝之 映像クリエータ/ジャーナリスト
田光江 核融合科学研究所
桑原匠史 アドバンスソフト
小川智也 北里大学
田中高史 九州大学大学院
亘慎一 情報通信研究機構
Igor Goncharenkoスリーディー
天羽宏嘉 日本電気
武田隆顕 国立天文台
小久保英一郎国立天文台
林満 国立天文台
岩下由美 国立天文台
縣秀彦 国立天文台
牧野淳一郎国立天文台
観山正見 国立天文台
加藤恒彦 大阪大学
高幣俊之 オリハルコンテクノロジーズ
奥野光 日本科学技術振興財団
額谷宙彦 理化学研究所
三浦均 武蔵野美術大学
野尻良彦 海技教育機構海技大学校
総務省  
井口信和 近畿大学
小林秀明 総合研究大学院大学
浅井紀久夫メディア教育開発センター
鈴木雅洋 神奈川工科大学
上平員丈 神奈川工科大学
河村剛光 順天堂大学大学院
吉儀宏 順天堂大学
石榑康雄 NTTデータ
向井信彦 武蔵工業大学
千葉滋 シャープ
氏家弘裕 産業技術総合研究所
大島景紘 日中CG文化交流協会
金相賢 早稲田大学大学院
曽根原富雄セイコーエプソン
University of Helsinki
羽倉弘之 東京大学大学院
榎並和雅 情報通信研究機構
泉邦昭 3Dコンソーシアム

詳細目次

序 論 3次元映像技術の魅力

第1編 人の立体認識メカニズム

第1章立体視の特性
第2章立体視の視覚心理
第3章錯視現象と3次元映像
第4章脳の仕組みと立体視
第2編 各種立体表示技術

総説(1)立体映像表示技術の概論
総説(2)3Dディスプレイの現状と展望−3D市場の創出と拡大に向けた取り組み−
第1章光線再生法の考え方
事 例光線再生法によるさまざまな3次元画像ディスプレイ
第2章パララックスバリア方式の表示原理と最新研究開発
第1節LEDを利用したパララックスバリア方式立体表示ディスプレイの開発
第2節パララックスバリア方式を採用した3次元表示ディスプレイの開発
第3節2次元パララックスバリアを用いた裸眼立体ディスプレイの開発
第4節パララックスバリアを用いた多視点3Dディスプレイの開発
第3章レンチキュラ方式の表示原理と最新研究開発
事 例レンチキュラ方式による投写型立体ディスプレイの開発
第4章インテグラルフォトグラフィ方式の表示原理と最新研究開発
事 例特殊メガネ不要の大型3次元ディスプレイの開発
第5章空間像方式の表示原理と最新研究開発
第1節高密度指向性表示により質感を再現する立体ディスプレイ
第2節小型で持ち運び可能な360度立体映像ディスプレイ技術の開発
第3節平行光線1次元インテグラルイメージング方式による立体映像表示装置の開発
第4節ソフトウェア側から実現した空間像方式〜フラクショナル・ビュー方式
第5節インテグラルビデオグラフィ技術を用いた立体視ディスプレイの開発
第6節レンチキュラレンズを使用した携帯型立体ディスプレイの開発
第6章DFD方式の表示原理と最新研究開発
事 例大画面化可能な投射型DFD表示装置の開発
第7章ホログラム方式の表示原理と最新研究開発
第1節ホログラフィ3D-テレビシステムの開発
第2節ホログラフィック3次元テレビジョンの開発
第3節ホログラフィ専用計算機の開発
第8章その他立体映像・画像を創り出すユニークな表示装置および表示技術
第1節生き物のように映像に凹凸反応する3Dジェモーション・ディスプレイ
第2節空間標本化法による立体映像の検討
第3節レーザ誘起プラズマからの発光現象を用いた空間立体描画装置の開発
第4節スキャンバックライト方式3D液晶ディスプレイの開発
第5節簡潔版・奥行き標本化方式立体ディスプレイ
第6節2つの結像系を用いた複合現実型空間立像ディスプレイ
第7節鏡映像を実像として結像することができる受動結像光学素子
第8節高画質2D/3D混在表示ディスプレイ
第9節ダイナミックな光学補正を用いた立体映像のコンテンツ表現
第10節空間映像による映像と現実世界の融合
第11節周囲360度から観察可能な自由視点テレビの開発
第12節希土類錯体含有透明薄板からの発光を利用した体積表示型3次元画像ディスプレイ
第3編 立体映像・画像表示技術の最新応用事例と将来

第1章高精度3次元計測技術が創り出すデジタルヒューマン
第2章医療分野
第1節3次元画像診断システムの現状と課題
第2節外科治療における3D画像の利用現況
第3節人工股関節手術に使用されるコンピュータ支援技術の現状−ナビゲーション技術を中心に−
第4節仮想医療訓練センターシステム開発の最新現況
第3章通信・コミュニケーション分野
第1節遠隔地との共同作業を実現させる次世代情報伝達ツールの開発最新現況
第2節3次元映像とVRを用いた仮想コミュニケーション−その概念と3次元映像の役割−
第3節遠隔地間でのCADデータ同時共有閲覧システムの開発
第4節臨場感を体感できる都市開発バーチャルリアリティ技術の開発
第4章娯楽・アミューズメント分野
第1節アミューズメント産業における立体映像技術の現状と展望
第2節ユーザー嗜好や感性を反映できる3Dエンターテインメント空間自動作成システム
第3節立体映画ブーム
第5章計測研究および教育・訓練分野
第1節裸眼立体視による宇宙天気シミュレータの可視化技術
第2節4D2Uプロジェクトにおける立体シアターの開発
第3節3D-CGを用いたエンジニアリング教育教材の開発に関する研究
第4編 立体視が及ぼす心身への影響と評価・安全性対策

第1章映像が生体に与える悪影響を防止する技術の研究成果
第2章長時間視認における疲労を抑制した立体映像表示システムの開発
第3章立体視ディスプレイの奥行き呈示位置に関する心理物理学的評価
第4章ビームスプリッタの透過/反射による複合/強調現実感における奥行き知覚:実対象と仮想対象との重なりが及ぼす影響
第5章3次元映像を用いたトレーニングシステムの使用が深視力に及ぼす影響
第6章3Dディスプレイと視覚疲労
第7章現実空間と仮想空間における立体感覚とその要因
第8章立体映像の安全ガイドライン
第9章映像の生体影響に関する国際文書ISO/IWA3とその後の国際標準化動向
第5編 立体映像・画像を取り巻く国際状況

第1章アメリカにおける立体映像の動向
第2章中国における最新立体映像の動向
第3章韓国における最新関連動向
第4章欧米における最新3Dコンテンツと表示技術の動向
第5章フィンランドと日本のコラボレーションによる新たな視点
第6編 超臨場感コミュニケーション時代の幕開けを担う各界の活動動向

第1章「三次元映像のフォーラム」の最新活動状況
第2章超臨場感コミュニケーション産学官フォーラムの最新活動動向
第3章(財)デジタルコンテンツ協会における立体視コンテンツの調査・研究
第4章立体放送を見据えた3Dコンソーシアムの最新活動動向
第7編 3次元映像の過去・現在・未来

資料編




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