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Advanced Biomimetics Series3
昆虫ミメティックス
〜昆虫の設計に学ぶ〜
Advanced Biomimetics Series3 Insectmimetics
[コードNo.08NTS215]
“昆虫”の生きる仕組みを解説したハンドブック登場!
工学系の方々へ昆虫の生きる仕組み(構造と機能)を「動作原理説明書」や「性能仕様書」、または「設計図」として提供し、研究開発のヒントとなることをめざす。
監修
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下澤楯夫 | 北海道大学 名誉教授 |
針山孝彦 | 浜松医科大学 医学部 教授 |
編集顧問
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山口恒夫 | 岡山大学 名誉教授/川崎医療短期大学 副学長 |
編集委員
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尾崎まみこ | 神戸大学大学院 理学研究科 教授 |
長尾隆司 | 金沢工業大学 人間情報システム研究所 教授 |
水波誠 | 東北大学大学院 生命科学研究科 准教授 |
神ア亮平 | 東京大学 先端科学技術研究センター 教授 |
酒井正樹 | 岡山大学大学院 自然科学研究科 生物学科 教授 |
高畑雅一 | 北海道大学大学院 理学研究院 生命理学部門生命機能科学分野 教授 |
蟻川謙太郎 | 総合研究大学院大学 先導科学研究科 教授 |
N.Franceschini | Biorobotics, Movement Science Institute, Centre National de la Recherche Scientifique ( CNRS ), and University of the Mediterranean |
執筆者一覧
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藍浩之 | 福岡大学 |
青沼仁志 | 北海道大学 |
青野光 | ミシガン大学 |
蟻川謙太郎 | 総合研究大学院大学 |
安藤規泰 | 東京大学 |
飯間信 | 北海道大学 |
市川敏夫 | 九州大学 |
伊藤啓 | 東京大学 |
稲岡徹 | (株)竹中工務店 |
稲田喜信 | (独)宇宙航空研究開発機構 |
井上康介 | 茨城大学 |
岩崎雅行 | 福岡大学 |
上野耕平 | 群馬大学 |
得竹浩 | 大阪府立大学 |
大崎茂芳 | 奈良県立医科大学 |
大槻恭士 | 山形大学 |
大場裕一 | 名古屋大学 |
大原昌宏 | 北海道大学 |
大村尚 | 広島大学 |
大村和香子 | (独)森林総合研究所 |
岡浩太郎 | 慶應義塾大学 |
岡田二郎 | 長崎大学 |
岡田美徳 | 岡山大学 |
小川宏人 | 埼玉医科大学 |
奥田隆 | (独)農業生物資源研究所 |
尾崎まみこ | 神戸大学 |
小野正人 | 玉川大学 |
片倉晴雄 | 北海道大学 |
勝又綾子 | 京都大学 |
門脇辰彦 | 名古屋大学 |
加納正道 | 愛媛大学 |
河内啓二 | 東京大学 |
川端邦明 | (独)理化学研究所 |
神ア亮平 | 東京大学 |
木下修一 | 大阪大学 |
木下晴之 | 東京大学 |
木下充代 | 総合研究大学院大学 |
木村賢一 | 北海道教育大学 |
久保健雄 | 東京大学 |
熊代樹彦 | 岡山大学 |
小金澤雅之 | 東北大学 |
後藤眞紀子 | 東京大学 |
小林(城所)碧 | 神戸大学 |
小林秀敏 | 大阪大学 |
小柳光正 | 大阪市立大学 |
酒井正樹 | 岡山大学 |
佐々木謙 | 金沢工業大学 |
佐藤千尋 | 東北大学 |
志賀向子 | 大阪市立大学 |
下澤楯夫 | 北海道大学 |
下村政嗣 | 東北大学 |
下山勲 | 東京大学 |
新谷建 | 名古屋大学 |
菅原隆 | 埼玉医科大学 |
砂田茂 | 大阪府立大学 |
高橋英俊 | 東京大学 |
高畑雅一 | 北海道大学 |
竹内秀明 | 東京大学 |
竹村伸也 | ダルハウジー大学 |
田中健作 | 東京大学 |
田中浩輔 | 杏林大学 |
田中博人 | 東京大学 |
種田耕二 | 高知大学 |
辻和希 | 琉球大学 |
辻井薫 | 元北海道大学 |
椿宜高 | 京都大学 |
藤條純夫 | 佐賀大学 |
富岡憲治 | 岡山大学 |
長尾隆司 | 金沢工業大学 |
中田兼介 | 東京経済大学 |
永田仁史 | 岩手大学 |
長山俊樹 | 山形大学 |
西井淳 | 山口大学 |
西川道子 | 福岡大学 |
西成活裕 | 東京大学 |
西野浩史 | 北海道大学 |
沼田英治 | 大阪市立大学 |
野地澄晴 | 徳島大学 |
花井一光 | 京都府立医科大学 |
原健二 | 東京学芸大学 |
原田哲夫 | 高知大学 |
針山孝彦 | 浜松医科大学 |
平口鉄太郎 | 東京工業大学 |
弘中満太郎 | 浜松医科大学 |
福士尹 | 宮城教育大学 |
藤義博 | 九州大学 |
藤井輝夫 | 東京大学 |
北條賢 | 京都工芸繊維大学 |
堀口弘子 | 浜松医科大学 |
堀澤早霧 | カリフォルニア大学 |
昌子浩登 | 京都府立医科大学 |
松本幸久 | 東北大学 |
三嶋恒子 | (独)理化学研究所 |
水波誠 | 東北大学 |
三戸太郎 | 徳島大学 |
宮田弘樹 | (株)竹中工務店 |
宮竹貴久 | 岡山大学 |
宮本洋志 | 筑波大学 |
八木繁実 | 多摩アフリカセンター |
矢澤徹 | 首都大学東京 |
泰山浩司 | 川崎医科大学 |
山岡亮平 | 京都工芸繊維大学 |
山岸宏 | 筑波大学 |
山下茂樹 | 九州大学 |
横張文男 | 福岡大学 |
吉岡伸也 | 大阪大学 |
劉浩 | 千葉大学 |
渡邉英博 | 東北大学 |
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Zane Aldworth |
Friedrich G Barth |
Alexander Borst |
Jerome Casas |
Wai Pang Chan |
Holk Cruse |
Michael H. Dickinson |
V. Durr |
Dorothea Eisenhardt |
Nicolas Franceschini |
Xuefeng Gao |
Martin Giurfa |
Martin C. Gopfert |
Stanislav N. Gorb |
Juergen Haag |
Stanley Heinze |
Martin Heisenberg |
Natalie Hempel de Ibarra |
Uwe Homberg |
Gwen Jacobs |
Lei Jiang |
Sebastian Klug |
Gijs Krijnen |
Abner B. Lall |
Theo Lammerink |
Gerard Leboulle |
Fritz-Olaf Lehmann |
Thomas Lens |
Randorf Menzel |
Axel Michelsen |
John P. Miller |
Bernhard Mohl |
Keram Pfeiffer |
Frederick Prete |
Daniel Robert |
Klaus Schildberger |
Anke Schmitz |
Helmut Schmitz |
J. Schmitz |
Oskar von Stryk |
Graham Taylor |
Julian FV Vincent |
Hao Wang |
Eric J. Warrant |
Barbara Webb |
Rudiger Wehner |
Remco Wiegerink |
詳細目次
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1編 序論 |
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第1章 | 総論 |
1 | 昆虫の設計に学ぶ |
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第2章 | デザイン |
1 | 昆虫の系統分類と進化 |
2 | 昆虫の生活史 |
3 | 昆虫の彩り |
4 | 食草選択とその機構 |
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第3章 | コントローラ |
1 | 昆虫の中枢神経系 |
2 | 飛行の制御 |
3 | 昆虫の発生システム─モジュールとしての体節の形成と機能 |
4 | 光周性と休眠 |
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2編 基礎論 |
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第1章 | デザイン |
1 | 鮮やかな色(構造色)の仕組み |
2 | ミツバチのダンスコミュニケーションにおける空気流の機能 |
3 | ミツバチの振動受容の神経機構 |
4 | 逃避行動の補償的回復と神経系の可塑性 |
5 | クモの円網:造網行動の可塑性 |
6 | 脳神経回路の基本構造 |
7 | 神経系の雌雄差形成 |
8 | 中枢の微細構造 |
9 | 昆虫の嗅覚糸球体 |
10 | 偏光視の中枢メカニズムと太陽コンパスを使った定位行動 |
11 | 視覚中枢の微細構造 |
12 | 眼外光受容神経 |
13 | 極限的な乾燥耐性:クリプトビオシス |
14 | 節足動物の吸水機構 |
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第2章 | センサー |
1 | 湿度・温度感覚器の構造と機能 |
2 | 好火性甲虫の赤外線受容:非冷却赤外線センサーへの応用 |
3 | カの雄と雌におけるナノメートルレンジの音感度 |
4 | カの能動的聴覚機構 |
5 | コオロギ尾葉の機械感覚システムの機能構成 |
6 | 音源定位:コオロギの場合 |
7 | クモの機械受容器 |
8 | ゴキブリの能動的アンテナによる空間探査 |
9 | 昆虫の翅に存在する機械感覚子 |
10 | 視覚と光受容 |
11 | 薄暗い環境での昆虫の視覚:眼の設計と信号増幅 |
12 | ミツバチの色覚:行動と神経機構と生態 |
13 | ハエの“コクピット”におけるオプティカルフロー処理 |
14 | 社会性膜翅目の高度な視覚学習 |
15 | ハエトリグモの眼の構造と機能 |
16 | 視覚的距離計測システム |
17 | 甲殻類の視覚系 |
18 | 化学感覚と行動切り替え |
19 | 味を感じる分子メカニズム |
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第3章 | アクチュエータ |
1 | 昆虫の運動付属肢に着想を得た接着材料 |
2 | アメンボの撥水性の脚 |
3 | 撥水表面と階層的ナノ構造 |
4 | 飛翔筋の形態と機能 |
5 | 昆虫飛行の神経系と筋肉系 |
6 | 甲殻類の心臓拍動調節と血液分配調節 |
7 | 甲殻類の心臓ペースメーカー |
8 | ホタルの発光 |
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第4章 | コントローラ |
1 | フェロモン合成の神経内分泌制御 |
2 | 概日時計の神経機構 |
3 | 昆虫の適応的行動選択 |
4 | 甲虫(鞘翅目:ホタル科、コメツキムシ科)における視覚感受性スペクトルと生物発光シグナル:その適応的な共進化 |
5 | 社会性昆虫の行動と遺伝子 |
6 | ウンカの海洋移動 |
7 | バッタの密度効果 |
8 | 昆虫の紫外線受容 |
9 | 亜社会性および孤独性昆虫のナビゲーションシステム |
10 | トンボの体温調節と繁殖行動 |
11 | ハエは視覚情報でジャイロ装置を遠心性に制御している |
12 | 甲殻類の姿勢制御とその神経機構 |
13 | 甲殻類の逃避行動 |
14 | 社会行動 |
15 | 社会性昆虫のカースト転換と脳の再構成 |
16 | セイヨウミツバチの社会性行動に関わる脳内機構 |
17 | 行動の制御機構と遺伝子の多面発現 |
18 | ハエのスケールフリー行動 |
19 | 小さな脳、輝く知性 |
20 | キノコ体の覚え書き:地図からモデルへ |
21 | 昆虫の学習を司る報酬系と罰系 |
22 | 昆虫の擬死:多細胞センサーを介した運動抑止機構 |
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3編 機能応用論 |
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第1章 | デザイン |
1 | クモの糸の力学的性質 |
2 | チョウの鱗粉の構造色 |
3 | 昆虫のクチクラ(角皮)に基づく材料設計論 |
4 | 昆虫神経系の基本構造と情報理論−観測の生物物理 |
5 | 光学計測法が明らかにするニューロン内情報処理機構 |
6 | 昆虫に学ぶMEMS デザイン |
7 | 地平線検出器としての単眼とその応用 |
8 | はばたき飛翔の数理 |
9 | 昆虫の飛行制御 |
10 | 昆虫飛行の力学とシミュレーション |
11 | マルハナバチの高度制御則 |
12 | 昆虫の翅の静的・動的計測手法 |
13 | 昆虫飛翔研究用の昆虫型羽ばたき機 |
14 | センチメートルサイズの航空機 |
15 | 昆虫羽ばたきロボット |
16 | ハナバチの子育て |
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第2章 | センサー |
1 | 色の恒常性 |
2 | チョウの訪花行動と花香 |
3 | シロアリの社会性行動 |
4 | ゴキブリの求愛行動と化学感覚 |
5 | 働きアリの女王探し |
6 | アリとチョウの共生におけるコミュニケーション |
7 | コオロギと生物疑似ロボットにおける 音源定位 |
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第3章 | アクチュエータ |
1 | 昆虫の翅における弾性:柔軟なロボット関節への応用 |
2 | 滑走行動のメカニズム |
3 | 交尾行動 |
4 | 産卵の仕組み |
5 | ミツバチの針刺し機構 |
6 | 清掃行動 |
7 | アリジゴクとその巣作り行動について |
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第4章 | コントローラ |
1 | アリの集団行動の自己駆動粒子系モデル |
2 | 視覚誘導による行動:昆虫からロボットへ、ロボットから昆虫へ |
3 | スカイマークとランドマークによる視覚ナビゲーション:アリとアリ型ロボット |
4 | 昆虫の歩行とロボットへの応用 |
5 | 昆虫の飛行における翅と後流の相互作用による流体力のコントロール |
6 | 匂い源探索機構 |
7 | 巣づくり行動 |
8 | 昆虫行動の発現と発達の調節 |
9 | 社会性昆虫における相互監視、社会的免疫とモラルの進化 |
10 | クロオオアリのロコモータに見られる複数の成分 |
11 | スズメバチの社会行動の制御機構 |
12 | 昆虫の習性に基づく建築的防虫手法 |
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