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蓄電システム用二次電池の高機能・高容量化と安全対策
〜材料・構造・量産技術、日欧米安全基準の動向を踏まえて〜
[コードNo.15NTS244]
■体裁/ |
B5判・280頁 |
■発行/ |
2015年 7月30日 (株)エヌ・ティー・エス |
■定価/ |
47,300円(税・送料込価格) |
■ISBNコード/ |
978-4-86043-408-3 |
●自動車から再生エネルギーまで、大増産時代に備えて!!
●火災、爆発事故事例、安全性に関する材料・技術の問題を把握!
●法規制、安全基準動向を網羅し、開発の方向性を示唆!
著者紹介
逢坂哲禰 | 早稲田大学 |
門間聰之 | 早稲田大学 |
横島時彦 | 早稲田大学 |
向山大吉 | 早稲田大学 |
西野敦 | 西野技術士事務所 |
菅原秀一 | 泉化研 |
奈良洋希 | 早稲田大学 |
構成および内容
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第1編 | 日本の二次電池産業戦略 |
序章 |
序 |
第1章 | 世界の電池の歴史と関連産業の経年推移 |
1 | 世界大戦と技術革新 |
2 | 電池の50 年間の開発製品化の歴史 |
3 | 半導体、キャパシタの関連産業との経年推移 |
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第2章 | 二次電池の世界市場と日本企業の動向 |
1 | 2015 年までの携帯機器市場動向 |
2 | 2015 年までの自動車市場での二次電池市場動向 |
3 | 環境対応車としての二次電池の役割 |
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第3章 | 蓄電池の役割と電力貯蔵 |
1 | 蓄電システムの概要 |
2 | 蓄電デバイスの特徴、仕様、価格の概要 |
3 | 実用化されている代表的な蓄電装置 |
4 | 蓄電システムの具体的な価格予想とCO2 削減の予想 |
5 | 蓄電システムの将来展望 |
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第4章 | 二次電池の世界のリーダとしての役割と展望 |
1 | 蓄電システムの市場背景 |
2 | 主要電池の世界的な量産と蓄電システムへの実用化 |
3 | 日本技術への回帰予兆 |
4 | 材料開発展望と提言 |
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第2編 | 各種電池の火災例の世界の現状 |
第1章 | 電池の火災、爆発事故事例 |
1 | 概要 |
2 | LiB 電池等の電池火災の現状 |
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第2章 | 電池の火災原因と主な対策 |
1 | 概要 |
2 | LiB 電池での火災原因と対策 |
3 | 水分の導入源とその対策 |
4 | Ni-MH 電池の火災原因と対策 |
5 | 生産技術の改善による特性改善と火災異常の防止対策 |
6 | EDLC、LiBの最新の応用開発と展望 |
7 | 将来展望と対策 |
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第3編 | リチウムイオン二次電池の安全性に関する各種の法規制 |
序 章 |
はじめに |
第1章 | 国内JIS 規格と電気用品安全性法 |
1 | 法の制定までの経緯、電池工業会のガイドラインほか |
2 | JIS C 8714 を中心とする安全性技術基準 |
3 | 新JIS C 8715-1、-2 の内容と要求事項 |
4 | 電力貯蔵用電池規程(電気事業連合会) |
5 | 電気用品安全法の運用改定(2014-2015) |
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第2章 | グローバルなUL、UN などの安全性基準 |
はじめに |
1 | UL 規格と範囲拡大 |
2 | UN 規格(国連危険物輸送基準勧告) |
3 | 中国と米国の安全性基準と試験方法 |
4 | 電池規格類のマップと標準化の動向 |
5 | 用途分野別のUL 規格制定(2014-15) |
6 | EV 電池に関するUNECE の安全性基準 |
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第3章 | 電池に含まれる化学物質に関する法規制 |
はじめに |
1 | 電池化学物質と法規制 |
2 | 電解液と消防法の関係 |
3 | REACH などEU 指令の動向 |
4 | 有機電解液系の発がん性と急性毒性 |
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第4編 | 安全性に関する電池化学材料の諸問題 |
序 章 |
はじめに |
第1章 | 材料面の安全性と諸問題 |
1 | 化学反応と電気エネルギーの複雑系 |
2 | 電解液と電解質 |
3 | 正極と負極 |
4 | セパレータとバインダ |
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第2章 | 技術面の安全性 |
1 | セル設計と安全マージン |
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第5編 | リチウムイオン電池(セル)の3R 政策 |
序 章 |
はじめに |
第1章 | 回収廃電池の総量推定(10 年モデル) |
1 | 経済産業省統計 |
2 | (社)次世代自動車振興センター統計 |
3 | 10 年後の廃電池の量 |
4 | 電池の総生産量と原材料物質の量 |
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第2章 | 国内外の法規制と業界の対応 |
1 | 国内法規全般 |
2 | 二次電池の3R と関連事項 |
3 | EU 指令*などグローバル規制 |
4 | JBRC の活動と国内の3R |
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第3章 | バーゼル法などグローバルな動向 |
1 | バーゼル条約の概要 |
2 | 日本の対応と国内法の整備 |
3 | 規制の対象 |
4 | リチウムイオン電池(セル)とバーゼル法 |
5 | 要るもの、要らないもの |
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第6編 | 次世代電池システムと将来展望 |
第1章 | 電池の安全性 |
1 | 電池の変遷 |
2 | リチウムイオン二次電池の発熱メカニズム |
3 | セパレータ |
4 | 安全な負極材料の選択 |
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第2章 | 次世代電池 |
1 | 次世代リチウム二次電池を担うシリコン系負極 |
2 | Si-O-C 複合負極 |
3 | 総括 |
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第3章 | 次世代電池:高性能化、軽量化とコストダウンの整合 |
リチウムイオン二次電池を中心とするシステム |
1 | 概論 |
2 | 大容量化と軽量化 |
3 | 高性能化(パワー vs. エネルギー) |
4 | 高寿命化(劣化とサイクル・ライフ) |
5 | ハイブリッド化事例(1)基本構成と汎用機器 |
6 | ハイブリッド化事例(2)自動車と交通機器 |
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資料 次世代自動車普及に向けた政府の取り組み |
(2015年7月10日時点。変更の可能性がございます) |
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