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太陽光発電システムの最新技術開発動向
各種太陽電池の研究・開発動向から設計・施工および導入事例・補助制度まで


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[コードNo.20011182]

■体裁/ B5判 320頁 上製函入
■発行/ 2001年11月30日
(株)エヌ・ティー・エス
■定価/ 40,920円(税込価格)

※本書は、(株)エヌ・ティー・エス主催による『太陽光発電の最新動向と将来展望』セミナー(開催:2001年2月22日)、
  弊社主催による『太陽光発電システムの補助制度と技術開発動向』セミナー(開催:2001年3月27日)
  を講演録として編集したものです。


構成と内容

第1講 21世紀文明と新エネルギー −太陽光発電の最近の進歩とその将来展望−
  濱川 圭弘 立命館大学総合情報センター長/         立命館大学理工学部電子光情報工学科教授/         大阪大学名誉教授  1.20世紀文明とエネルギー改革  2.化石燃料汚染とその可採年数  3.クリーンでユニークな特徴をもつ太陽光発電  4.着々と進む研究開発と実用化技術の現状  5.広がる応用分野  6.地球環境問題への新しい貢献
第2講 多結晶シリコン太陽電池の技術開発
  本多 潤一 京セラ(株) ソーラーエネルギー事業部 事業企画部 責任者         佐倉ソーラーセンター 責任者  1.はじめに  2.太陽エネルギーの利用  3.太陽電池の歴史  4.太陽光発電システム  5.環境貢献  6.太陽光発電の技術開発  7.太陽光発電市場   7.1. 太陽電池生産量   7.2. システム事例  8.太陽光発電の進化  9.太陽電池の応用例  10.おわりに
第3講 HIT構造の太陽電池の開発
  木山 精一 三洋電機(株) 研究開発本部 ニューマテリアル研究所 電子材料研究部 部長  1.アモルファス太陽電池の開発  2.高性能化への取り組み   2.1. 光閉じ込め構造   2.2. 連続分離形成   2.3. 光の有効利用   2.4. 集積型構造   2.5. 高品質アモルファスシリコンゲルマニウム薄膜形成の実現  3.高スループット化への取り組み   3.1. 大面積・高速成膜技術   3.2. 高速パターニング技術  4.建材一体型モジュールへの展開  5.HITセルの開発   5.1. HITセルの開発   5.2. アモルファスシリコン層によるパッシベーション効果   5.3. 変換効率の向上  6.太陽電池の市場展開
第4講 次世代型高効率薄膜シリコン太陽電池の開発とその事業展開
  太和田善久 鐘淵化学工業(株) 理事・PV研究開発部長  1.はじめに  2.薄膜シリコン太陽電池分野のキー技術   2.1. 五つのキーテクノロジー   2.2. 薄膜多結晶シリコンの研究   2.3. アモルファスシリコン太陽電池のタイプ   2.4. 薄膜シリコン太陽電池モジュールの構造   2.5. 実用化の検討  3.アモルファスシリコン太陽電池   3.1. アモルファスシリコン太陽電池の年間推移   3.2. アモルファスシリコンの特徴   3.3. アモルファスシリコンとハイブリッドシリコンの違い   3.4. 製造プロセス  4.事業展望   4.1. 住宅用太陽電池   4.2. 太陽電池瓦   4.3. 太陽電池の低価格化  5.おわりに
第5講 色素増感太陽電池の研究開発の現状と課題
  荒川 裕則 独立行政法人産業技術総合研究所 光反応制御研究センター センター長  1.はじめに  2.色素増感太陽電池の特徴(従来型太陽電池と比較して)   2.1. 自然模倣型の発電機構   2.2. 資源的制約のない太陽電池   2.3. 安価で省エネルギー型の製造プロセス  3.色素増感太陽電池の性能  4.色素増感太陽電池の理論効率と電子移動の素過程   4.1. 理論効率   4.2. 高性能チタニア光電極の作製法   4.3. 電子移動の素過程  5.新しい金属錯体色素の開発  6.高性能有機色素の可能性   6.1. 有機色素の特徴   6.2. メロシアニン系色素の特徴  7.色素増感太陽電池の耐久性、安定性  8.海外の研究開発動向  9.色素増感太陽電池の固体化と擬固体化について  10.おわりに
第6講 太陽光発電システムの概要とその性能評価
  加藤 和彦 通商産業省 電子技術総合研究所 エネルギー部 主任研究官  1.日本における太陽光発電技術開発および導入支援の歴史  2.太陽光発電システムの構成と技術概要   2.1. 太陽電池モジュール    2.1.1. 太陽電池    2.1.2. 太陽電池モジュール   2.2. 太陽光発電システム  3.国内外における太陽光発電技術の動向   3.1. ニューサンシャイン計画における技術開発   3.2. 市場における太陽電池生産量の推移   3.3. 太陽光発電システム導入量と将来目標  4.太陽光発電システムの設計と性能評価   4.1. 太陽光発電システムの設計の概要   4.2. 太陽光発電システムの運転性能評価事例  5.太陽光発電システムの付加価値   5.1. エネルギー採算性と排出削減効果   5.2. 設備容量価値  6.おわりに −今後の太陽光発電システムの方向性−
第7講 太陽光発電システムの設計・施工と導入事例
  清水 俊二 古河電気工業(株) 電線・機器事業部 市場開発部 課長  1.はじめに  2.太陽光発電システムの概要  3.太陽光発電システムの主要構成機器の選定   3.1. 太陽電池モジュール   3.2. 系統連系インバータ   3.3. 接続箱(集電箱)   3.4. 蓄電池   3.5. その他の機器  4.太陽光発電システムの設計・施工   4.1. 設計   4.2. 実施設計   4.3. 施工のポイント   4.4. 太陽光発電システムの導入事例    4.4.1. 沖縄県西表島の導入事例    4.4.2. 埼玉県県立高校の導入例    4.4.3. 石川県工業試験場の導入例    4.4.4. 三重県小俣町図書館の導入例   4.5. 住宅用太陽光発電システムの導入  5.太陽光発電システムの今後の課題   5.1. 太陽光発電システム設備コストの推移   5.2. コストダウンに向けての方策
第8講 住宅向け太陽光発電の現状と課題
  西田 圭一 シャープ(株) 電子部品事業本部 ソーラーシステム事業部         第2技術部長(現太陽光発電協会事務局長)  1.はじめに  2.太陽光発電システムの概要   2.1. 独立システムと系統連系システム   2.2. 住宅用太陽光発電システム    2.2.1. 屋根置き型システム    2.2.2. 屋根一体型システム  3.太陽光発電システムの低コスト・高効率のポイント   3.1. 生産量と価格    3.1.1. 日本の住宅用    3.1.2. 世界・日本の生産量とシェア   3.2. 結晶シリコン太陽電池の開発と製造技術    3.2.1. 分類・原理    3.2.2. 開発力   3.3. 環境耐久性    3.3.1. モジュール評価  4.今後の課題   4.1. 環境問題   4.2. エネルギー問題   4.3. コスト低減   4.4. リサイクル問題   4.5. 市場拡大
第9講 太陽光発電システムの住宅への応用
  有吉 善則 大和ハウス工業(株) 住宅事業本部 商品開発部 課長  1.はじめに  2.大和ハウス工業(株)における環境対応住宅概念   2.1. 環境対応住宅のテーマ   2.2. ゼロエミッション・長期利用対応  3.開発テーマ  4.「環境光房」の仕様   4.1. 「環境光房」の外観   4.2. 「環境光房」における2000年仕様の四つの観点    4.2.1. 省エネルギー    4.2.2. 創エネルギーとしての太陽電池    4.2.3. 資源の有効利用    4.2.4. 健康・快適な生活のために   4.3. 「環境光房」における次世代省エネルギー基準対応   4.4. 「環境光房」における創エネルギー   4.5. 「環境光房」における資源有効利用   4.6. 「環境光房」における健康・快適  5.搭載時の「環境光房」の効果   5.1. 年間削減量  6.これからの環境アイテム   6.1. 全体論として   6.2. 太陽電池利用において  7.おわりに
第10講 ビル用建材一体型モジュールの開発とシステムへの応用
  竹原 徹雄 旭硝子(株) 硝子・建材事業本部 太陽電池チームリーダー・担当部長  1.はじめに  2.ビル用建材一体型太陽光発電モジュールの特徴   2.1. 大規模   2.2. ビル屋上の緑化より削減効果大   2.3. 意匠性が経済的効果を生む  3.大型、採光型、フレームレスのモジュール   3.1. 大型   3.2. 採光型   3.3. フレームレス  4.試験販売実績   4.1. 通商産業省(現経済産業省)中庭、ひさし   4.2. 都内J-House、垂直窓   4.3. 北九州市立大学、屋上張り出しひさし   4.4. 某社、入り口守衛所ひさし   4.5. 某通信会社、トップライト   4.6. NTT武蔵野研究開発センター、防音ルーバー一体型  5.海外および国内における他社の設置事例の紹介   5.1. ドイツにおけるオフィスビル   5.2. スイスにおける鉄道駅のプラットホーム   5.3. 日本におけるオフィスビル  6.技術面、施工面での特徴   6.1. 設計から導入までの注意点   6.2. 最適設計とコスト面での注意事項   6.3. 施工面での特徴  7.今後の展望
第11講 太陽光発電システム導入促進のための補助制度の動向
  新国 禎倖 (財)新エネルギー財団 導入促進本部 太陽光発電部 部長  1.はじめに  2.住宅用太陽光発電導入基盤整備事業の募集状況  3.2001年度住宅用太陽光発電導入基盤事業について  4.自治体の取り組み  5.太陽光発電システムの出力分布  6.太陽光発電システムの価格  7.太陽電池設置場所の推移  8.都道府県別発生電力量および売電電力量  9.太陽光発電システム設置者の感想



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