第1講 土壌汚染の実態と今後の市場展望
美坂 康有
(社)土壌環境センター 常務理事(現 専門委員)
1.はじめに
2.土壌汚染の実態とその影響
3.土壌汚染に関する制度面の動き
4.土壌汚染調査・対象事業の市場動向と今後の展望
第2講 土壌・地下水汚染修復産業の展望
西村 実
(株)日本総合研究所 創発戦略センター
上席主任研究員
1.土壌・地下水汚染修復市場の現状
2.土壌・地下水汚染修復市場の変化
3.土壌・地下水汚染修復技術の現状
4.土壌汚染・地下水汚染の修復市場の展望
第3講 土壌汚染防止措置における罰則規定と今後の見通し
大津 政雄
市川市 環境部 環境保全課
1.はじめに
2.背景(これまでの土壌汚染)
3.土壌汚染に対する国の取り組み
4.市川市環境保全条例
5.おわりに
第4講 土壌汚染の調査とリスク的視点から見た修復対策の選定
中島 誠
国際航業(株) アドバンス事業本部
地盤環境エンジニアリング事業部 技術部 部長
1.はじめに
2.土壌・地下水汚染によるリスク
3.合理的な調査・対策の必要性
4.合理的な調査・対策の進め方
5.適用事例
6.おわりに
第5講 土壌汚染の調査と各種ケースにおける浄化対策
三宅 酉作
オルガノ(株) 地球環境室 部長
(現 環境テクノ(株) 常務取締役)
1.土壌汚染の調査方法
2.浄化手法
第6講 土壌汚染浄化の実際例
今村 聡
大成建設(株) 技術センター
土木技術研究所 地盤環境研究室 室長
1.はじめに
2.重金属などの土壌・地下水汚染対策の現状
3.揮発性有機化合物の土壌・地下水汚染対策の現状
4.土壌・地下水汚染調査・対策事例
5.微生物による汚染土壌の修復(バイオレメディエーション)
6.加熱分離浄化フロー
7.汚染問題の四つの立場
8.今後の課題
第7講 低コストの土壌洗浄技術について
栩山 文一
日本鋼管(株) ソリューションエンジニアリングセンター
土壌環境チームマネージャー
1.NKKの土壌浄化ソリューション
2.主要他社保有技術の動向とバイオジェネシス社の位置付け
3.土壌洗浄技術の課題と特徴
4.構成機器の特徴
5.装置フロー
6.装置の性能
7.おわりに
第8講 エアースパージング法による汚染土壌の低コスト浄化技術
松下 孝
前澤工業(株) 取締役 産業環境事業部長
1.はじめに
2.揮発性有機化合物による土壌・地下水汚染の浄化技術の概要
3.エアースパージング法による浄化システムの概要とその原理
4.エアースパージング法の特徴
5.エアースパージングシステムの運転
6.対策事例
7.エアースパージング法の設計
8.エアースパージング法の課題
9.まとめ
第9講 バイオレメディエーションによる油汚染土壌の浄化技術
岡田 正明
(株)フジタ 技術センター 環境研究部 主査
1.はじめに
2.バイオレメディエーション技術
3.好アルカリ性微生物を利用した浄化技術の基礎的研究
4.屋外での中規模土壌浄化実験
5.好アルカリ性微生物によるバイオレメディエーションの展開
第10講 化学的分解法によるダイオキシン類・PCB・テトラクロロ
エチレンなどの有機塩素化合物汚染土壌の浄化技術
谷口 紳
(株)荏原製作所 エンジニアリング事業本部
環境修復事業センター 環境修復技術部 部長
1.はじめに
2.シドニー五輪の環境対策
3.処理方法の選択
4.BCD法
5.環境修復技術
6.土壌還元法
7.おわりに
第11講 洗浄法による重金属類汚染土壌の浄化技術
熊本 進誠
清水建設(株) 技術研究所
エンジニアリング研究開発部 環境技術グループ主席研究員
1.はじめに
2.主な重金属対策技術
3.洗浄法の特徴と重金属汚染土壌浄化への適用性評価
4.土壌洗浄法による重金属汚染土壌浄化の実際
5.おわりに
第12講 高槻市における土壌浄化対策事例
鞍谷 保之
高槻市 環境部 環境管理室 室長
1.はじめに
2.有機塩素化合物の浄化事例
3.重金属の浄化
4.VOCと重金属の複合汚染の浄化
5.土壌浄化事例のまとめ
6.おわりに