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羽賀清典 | (独)農業・生物系特定産業技術研究機構 畜産草地研究所 企画調整部 中小家畜研究官 |
藤野純一 | 国立環境研究所 社会環境システム領域 統合評価モデル研究室 研究員 |
中川悦光 | 京都府八木町 農林振興課 課長補佐 |
三崎卓也 | 三井造船(株) 鉄構・物流事業本部 技術部 主管 |
岡庭良安 | 住友重機械工業(株) プラント・環境事業本部 環境衛生施設事業センター 部長 |
須藤隆一 | 生態工学研究所 代表 埼玉県環境科学国際センター 総長 |
亀岡俊則 | (財)畜産環境整備機構 畜産環境技術研究所 特別研究員 |
石橋保 | 栗田工業(株) 環境事業部 設計一部 設計一課 主任技師 |
宮坂邦夫 | 日立金属(株) 環境システムカンパニー 環境技術センター センター長 |
澤山茂樹 | (独)産業技術総合研究所 エネルギー利用研究部門 バイオマス研究グループ 主任研究員 |
佐古猛 | 静岡大学 工学部 物質工学科 教授 |
道宗直昭 | (株)農業・生物系特定産業技術研究機構 生物系特定産業技術研究支援センター 畜産工学研究部 飼養管理工学研究 主任研究員 |
中村作二郎 | 伊藤忠林業(株) 専務取締役 水処理事業担当 |
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第1講 | 家畜排せつ物の処理・リサイクルに関する法制度および技術開発の動向と今後の展望(羽賀清典) |
1 | はじめに |
2 | 「家畜排せつ物の管理の適正化及び利用の促進に関する法律」 |
2.1 | 法施行までの流れ |
2.2 | 基本的枠組み |
2.3 | 施設の整備 |
3 | 家畜排せつ物のバイオマス利用 |
3.1 | 「バイオマス・ニッポン」 |
3.2 | バイオマスへの取り組み |
4 | 家畜排せつ物の特徴 |
4.1 | ふん尿の排せつ量 |
4.2 | ふん尿の回収 |
4.3 | 家畜ふん尿の処理方法とリサイクル |
5 | 堆肥化によるリサイクル |
5.1 | 概要 |
5.2 | 堆肥化施設 |
5.3 | 堆肥化の技術的課題 |
5.4 | 堆肥の流通利用の課題 |
5.5 | 堆肥の品質 |
5.6 | 耕種農家のニーズ |
6 | エネルギー生産によるリサイクル |
6.1 | 概要 |
6.2 | メタン発酵 |
7 | 炭化処理 |
8 | 微生物資材 |
9 | まとめ |
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第2講 | 家畜排せつ物のエネルギー利用システムの評価と今後の展開(藤野純一) |
1 | はじめに |
2 | (社)日本エネルギー学会バイオマス部会での取り組みと畜産系バイオマスの位置付け |
2.1 | (社)日本エネルギー学会バイオマス部会の概要 |
2.2 | (社)日本エネルギー学会バイオマス部会の目的 |
3 | 家畜排せつ物の発生と利用形態 |
3.1 | 家畜排せつ物の利用背景 |
3.2 | 家畜排せつ物のポテンシャル |
4 | バイオエネルギー |
4.1 | バイオエネルギー供給可能量見積もり |
4.2 | トップダウン方式の見直し |
4.3 | ボトムアップ方式での見積もり |
4.4 | 他の見積もりとの比較検討 |
5 | エネルギー利用 |
5.1 | 家畜排せつ物によるエネルギー利用可能量の推計 |
5.2 | エネルギー利用システムの評価 |
5.3 | 家畜排せつ物のエネルギープラントの建設で考慮すべき点 |
5.4 | 短期ビジョン |
5.5 | 中・長期ビジョン |
6 | まとめ |
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第3講 | 家畜排せつ物などの中・高温メタン発酵処理および消化ガス発電システムの運転実績と液肥利用(中川悦光) |
1 | はじめに |
2 | 新エネルギー導入の経緯 |
2.1 | 八木町の畜産事業の概要 |
2.2 | 八木町の有機性廃棄物の発生状況 |
2.3 | エコロジーセンター |
3 | 消化槽 |
3.1 | 消化槽の構造 |
3.2 | 消化槽の仕組み |
4 | 発電機 |
4.1 | 発電機の概要 |
4.2 | 発電・受電力の比率 |
4.3 | 電力実績 |
5 | 液肥利用システム |
5.1 | 堆肥・液肥の製造工程 |
5.2 | 液肥利用の実用化 |
5.3 | 液肥の成分と効果 |
6 | 収入と支出 |
7 | 今後の展開 |
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第4講 | バイオガスプラントによる資源循環型家畜排せつ物リサイクルシステムとエネルギー利用(三崎卓也) |
1 | はじめに |
2 | バイオガス |
2.1 | バイオガスプラントの基本思想 |
2.2 | バイオガスの性状 |
2.3 | バイオガスによる発電 |
3 | バイオガスプラント |
3.1 | バイオガスプラントの構造 |
3.2 | バイオガスプラントの処理性能 |
3.3 | バイオガス発電によるエネルギー回収 |
4 | バイオガスプラントの現状 |
4.1 | バイオガスプラントの環境対策 |
4.2 | バイオガスプラントの事業採算性 |
4.3 | 帯広バイオガスプラント |
5 | バイオガスプラントに関する各種研究 |
6 | バイオガスプラントビジネスの課題 |
7 | まとめ |
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第5講 | 膜分離メタン発酵システムによる家畜排せつ物の処理(岡庭良安) |
1 | はじめに |
2 | 膜分離メタン発酵処理システムの開発 |
2.1 | 膜分離メタン発酵システムとは |
2.2 | メタン発酵システムの開発 |
3 | 回転平膜分離装置 |
3.1 | 回転平膜分離装置の概要 |
3.2 | 処理方法 |
4 | 膜分離メタン発酵の効果 |
5 | 今後の展望 |
6 | まとめ |
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第6講 | 家畜排せつ物の排出実態・法規制の動向と対策技術の評価(須藤隆一) |
1 | はじめに |
2 | 日本の水域の富栄養化 |
3 | 畜舎排水の特徴 |
4 | 畜舎排水対策のあり方 |
5 | 畜舎排水のリサイクル・処理技術 |
6 | 畜舎排水対策の課題 |
7 | おわりに |
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第7講 | 家畜排せつ物の焼却および炭化処理と焼却灰・炭化物の有効利用(亀岡俊則) |
1 | はじめに |
2 | 畜産環境整備促進特別プロジェクト |
3 | 家畜ふん尿の排出量の推定 |
4 | 家畜ふん堆肥の生産量とその材料 |
5 | 家畜ふんの焼却および炭化処理 |
5.1 | 家畜ふんの焼却原理 |
5.2 | 主な焼却処理施設 |
5.3 | 畜産の現場で使用されている焼却事例 |
5.4 | 家畜ふんの炭化処理 |
5.5 | 焼却および炭化処理の経済性の検討 |
6 | おわりに |
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第8講 | 地域特性に合った家畜排せつ物の複合資源回収型処理システムの開発事例(石橋保) |
| ―乾式メタン発酵および炭化による処理とリサイクル― |
1 | はじめに |
2 | 目的 |
3 | 乾式メタン発酵プロセスについて |
4 | 炭化プロセスについて |
5 | 屋久島パイロットプラントの概要 |
6 | 乾式メタン発酵システムの適用事例 |
7 | 適用市場 |
8 | まとめ |
9 | おわりに |
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第9講 | 家畜排せつ物の高品質コンポスト化有効利用と尿処理(宮坂邦夫) |
1 | はじめに |
2 | 家畜排せつ物の高品質コンポスト化有効利用と尿処理 |
2.1 | 家畜排せつ物の利用 |
2.2 | 発酵促進のポイント |
2.3 | 臭気対策 |
2.4 | コンポスト堆肥の品質管理ポイント |
2.5 | 尿処理のポイント |
3 | 埼玉県川本町高品質堆肥施設の稼動状況 |
3.1 | リサイクルシステムの構築 |
3.2 | コンポスト施設 |
3.3 | 尿処理施設 |
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第10講 | 家畜排せつ物のメタン発酵処理とエネルギー利用(澤山茂樹) |
1 | バイオエネルギー・メタン発酵の現状 |
2 | メタン発酵処理特性 |
2.1 | メタン発酵の原理とメタン発酵微生物の特徴 |
2.2 | メタン発酵における阻害要因とその対応 |
3 | 高速メタン発酵処理のポイント |
3.1 | メタ発酵の技術課題と高速処理のポイント |
3.2 | メタン発酵システム事例 |
4 | バイオガス・残渣利用のポイント |
4.1 | バイオガス利用技術 |
4.2 | バイオガスのクリーニング |
4.3 | 残渣利用のポイント |
5 | 今後の研究開発 |
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第11講 | 家畜排せつ物の超臨界中燃焼と熱エネルギーの有効利用技術(佐古猛) |
1 | はじめに |
2 | 超臨界流体とは、超臨界水とは |
2.1 | 超臨界流体とは |
2.2 | 超臨界水とは |
3 | 超臨界水酸化による家畜排せつ物の無公害燃焼・エネルギー回収技術 |
4 | 超臨界水による家畜排せつ物のガス化・水素製造 |
5 | おわりに |
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第12講 | 家畜排せつ物の臭気特性と脱臭技術(道宗直昭) |
1 | はじめに |
2 | 臭気物質と悪臭防止法 |
3 | 臭気発生源における臭気の特徴 |
4 | 臭気の捕集および換気方法と換気量 |
5 | 各種の脱臭技術 |
5.1 | 水洗法 |
5.2 | 吸着法 |
5.3 | 燃焼法 |
5.4 | オゾン酸化法 |
5.5 | 生物脱臭法 |
6 | おわりに |
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第13講 | 家畜排せつ物の浄化技術(中村作二郎) |
1 | はじめに |
2 | 養豚廃水の特性 |
2.1 | 廃水の汚濁負荷 |
2.2 | 飼養規模別廃水量 |
2.3 | 各種廃水における原水水質 |
2.4 | 養豚戸数と養豚飼養頭数 |
3 | 廃水処理施設 |
3.1 | 納入実績 |
3.2 | コスト |
3.3 | 普及率 |
3.4 | 共同利用施設 |
3.5 | 用地問題 |
3.6 | 活性汚泥法 |
3.7 | メタン発酵スラリー |
3.8 | ふん尿処理に求められる設備 |
3.9 | リモートモニタリングシステム |
4 | おわりに |