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最新高度水処理技術
〜排水処理から有害物質の除去技術まで〜

[コードNo.99011001]

■体裁/ B5判 全段組み 約330頁 上製函入
■発行/ 1999年 1月10日
(株)エヌ・ティー・エス
■定価/ 50,600円(税込価格)

★本書は、(株)技術情報センター主催による
 「促進的酸化プロセス(AOP)による水中有害物質の効果的処理方法」セミナー(開催日1998年3月24日)、および
 「排水高度処理技術の開発と今後の展望」セミナー(開催日1998年3月25〜26日)
 を講演録として編集したものです。


構成と内容

第1編 排水高度処理技術の開発と今後の展望
第1講 生態影響低減化のための高度水環境修復技術の開発と排水規制動向    稲森悠平  環境庁 国立環境研究所 地域環境研究グループ 総合研究官  1.湖沼水質保全と窒素・リン対策  2.高濃度有機性排水処理の高度化の重要性と動向  3.生活排水の循環共生型処理技術  4.地下水の硝酸汚染対策の動向と方向性  5.有用微生物および微生物製剤の水質浄化に対する効果とその評価  6.アジア・太平洋地域の開発途上国における水環境修復技術のあり方  7.水環境の現状と水源保全対策  8.地域結集型共同研究事業  9.環境ホルモン  10.合併処理浄化槽  11.生物処理における微生物間の相互作用  12.地球温暖化抑制のためのCH4,N2Oの対策技術開発と評価に関する研究 第2講 自然循環方式(四万十川式)による排水の高度処理技術    松本 聰  東京大学大学院 農学生命科学研究科 土壌圏科学研究室 教授  1.はじめに  2.土壌圏の微生物  3.自然循環方式(四万十川方式)の概要  4.自然循環方式(四万十川方式)を利用した河川水質改善  5.おわりに 第3講 窒素除去における吸着固定化微生物およびオゾンの利用    松村正利  筑波大学 応用生物化学系 生物プロセス工学 教授  1.はじめに  2.吸着固定化微生物による硝化プロセスの特性  3.吸着固定化微生物による脱窒プロセスの特性  4.オゾンによるアンモニア酸化  5.まとめ 第4講 触媒湿式酸化法による排水の高度処理技術    三井紀一郎  (株)日本触媒 触媒研究所 環境工学研究室 室長  1.はじめに  2.水処理用触媒の開発と触媒湿式酸化法の原理  3.触媒湿式酸化法による排水高度処理の実際  4.おわりに(触媒湿式酸化法の今後の展開) 第5講 二槽式間欠曝気活性汚泥法と膜分離法を組み合わせた     窒素・リン同時除去システムの開発事例    加洲教雄  (株)ユニチカ 環境技術センター 事業開発室 室長付  1.はじめに  2.二槽式間欠曝気活性汚泥法の特徴と膜分離活性汚泥法との組合せ  3.膜分離型二槽式間欠曝気活性汚泥処理システムによる窒素・リン同時除去の実際  4.し尿浄化槽の一般評定実証試験  5.おわりに
第2編 促進的酸化プロセス(AOP)による水中有害物質の効果的処理方法
第1講 高度酸化プロセスの処理特性と適用方法    男成妥夫  三重県工業技術センター 主幹研究員  1.はじめに  2.水質規制  3.高度酸化プロセスの処理特性  4.対象水質に応じた最適プロセスの選定法  5.最後に 第2講 光触媒とオゾンの併用による水中有害物質の処理方法    野口 寛  (株)明電舎 総合研究所 環境研究部 主任  1.はじめに  2.光触媒とオゾンの併用による水中有害物質処理のポイント  3.光触媒とオゾンの併用による水中有害物質処理の実際  4.光触媒とオゾン併用法の特徴のまとめ  5.おわりに 第3講 過酸化水素添加オゾン処理法とそれによる下水処理水の再生技術    廣辻淳二  三菱電機(株) 先端技術総合研究所 環境システム技術部            水環境浄化グループマネージャー  1.はじめに  2.過酸化水素添加オゾン処理法におけるラジカル反応の概要  3.過酸化水素添加オゾン処理法の基本処理特性  4.過酸化水素添加オゾン処理のシュミレーション技術  5.日本における促進酸化処理の適用例  6.過酸化水素添加オゾン処理による下水再生利用システム  7.欧米での促進酸化処理の普及状況  8.まとめ 第4講 オゾン−紫外線照射法の特性と環境浄化への応用    高橋信行  通商産業省 工業技術院 資源環境技術総合研究所           水圏環境保全部 水質制御研究室 主任研究官  1.はじめに  2.オゾン−紫外線照射法の概要  3.オゾン−紫外線照射法による処理例と特性  4.今後の展望



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