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<セミナー詳細>

セミナーコード:20071004   このセミナーの受付は終了しています

★電力の負荷平準化、停電・瞬低対策、自然エネルギーへの安定供給用電源等、効率的な
 電力使用を実現するツールとして、電力貯蔵システムを導入する動きが活発化している!!
★どんな場合にどのシステムを導入すればよいのか?
★本セミナーでは、電力貯蔵の基本的な考え方を始め、貯蔵特性・エネルギー容量・経済性
 等からみた各種電力貯蔵システムの比較・評価と最近の利用形態・開発動向、又、システ
 ム選定を含めた導入計画の立て方・運用の実際に至るまで、斯界の第一線でご活躍中の
 内山・岡島両博士に詳しく解説頂きます。

電力貯蔵システムの比較・評価・開発動向と
導入計画の立て方・運用の実際

〜リチウムイオン電池、NAS電池、レドックスフロー電池、シール鉛蓄電池、
電気二重層キャパシタ、CAES、フライホイール、SMES、他〜

●講 師 筑波大学 大学院 システム情報工学研究科
リスク工学専攻 教授・工学博士
内山洋司 氏 
<講師紹介>
1978年、東京工業大学大学院理工学研究科原子核工学専攻修士課程、
1981年、同博士課程を修了。
同年、(財)電力中央研究所に入所。
1985年〜1987年、米国電力研究所客員研究員。
1993年、(財)電力中央研究所・経済研究所技術評価グループリーダーを経て、
1997年、同所経済社会研究所上席研究員及び原子力政策室次長。
2000年、筑波大学機能工学系教授に就任。
2004年4月より現職。
<主要著書>
「エネルギー工学と社会」(放送大学振興協会)、
「私たちのエネルギー 現在と未来」(培風館)、
「エネルギー戦後50年の検証」(電力新報社・共著)、
「21世紀の社会の選択」(省エネルギーセンター・共著)、
「21世紀のエネルギー技術と新材料開発」(シーエムシー出版・共著)、
「imidas 2000,2001,2002,2003「エネルギーシステム」」
(集英社・共著)など。
●講 師 筑波大学 大学院 システム情報工学研究科
リスク工学専攻 講師・博士(工学)
岡島敬一 氏 
<講師紹介>
1995年、東京大学大学院工学系研究科地球システム工学専攻修士課程、
1998年、同研究科化学システム工学専攻博士課程修了。
同年、静岡大学工学部物質工学科助手。
2005年8月より現職。
<主要著書>電池革新が拓く次世代電源」(エヌ・ティー・エス・分担)、
「ナノマテリアル工学大系 第2巻 ナノ金属」(フジ・テクノシステム・分担)、
「電気化学キャパシタ小辞典」(エヌ・ティー・エス・分担)、
「イオン交換膜の機能と応用」(アイピーシー出版・分担)、
「大容量キャパシタ技術と材料II−電気二重層キャパシタとスーパー
 キャパシタの最新動向−」(シーエムシー出版・分担)など。
●日 時 2007年 10月 19日(金) 10:00〜16:00
●会 場 東京・新お茶の水・総評会館・4F・404室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
●受講料 49,980円(1名につき)
※テキスト代、昼食代、喫茶代、消費税分2,380円を含む
●主 催 (株)技術情報センター


−講師からのメッセージ−
 電力貯蔵技術は電力需要が増大している都市において、電力を安定に供給する技術として導 入が期待されている。最近は、蓄電池やキャパシタを始めとする分散型の電力貯蔵技術の技術 進歩は著しく、市場が拡大されつつある。本講義では電力貯蔵技術の役割と地球温暖化の原因 となっている二酸化炭素の排出抑制効果、それに各種電力貯蔵について最新の技術情報を解説 する。
10:00〜12:30
T.電力貯蔵の基本的な考え方
 1.エネルギー供給の3つの基本要件   〜入手しやすさ、使いやすさ、受け入れやすさ〜  2.エネルギー貯蔵における電力貯蔵の位置付けとその効果   (1)エネルギー密度と貯蔵コストの関係   (2)電力貯蔵の位置付けと役割   (3)電力貯蔵システムの導入効果    〜設備面、運用面〜
U.電力貯蔵システムの比較とその評価
 1.貯蔵エネルギー形態  2.貯蔵特性(規模、密度、貯蔵効率、総合効率)  3.運用単位  4.負荷応答  5.立地等の制約条件  6.起動・停止時間  7.エネルギー容量(実証システム容量)  8.寿命及び信頼性(サイクル特性、サイクル寿命)  9.安全性及び環境負荷性(ライフサイクル評価)  10.経済性(イニシャルコスト、ランニングコスト)
−質疑応答−
(内山 氏)
13:30〜16:00
V.電力貯蔵システムの利用形態と開発動向
 1.電力貯蔵システムの利用形態と導入状況   (1)電力負荷平準化への対応    〜ピーク電源代替、ベース電源需要の確保〜   (2)系統安定化のための利用    〜ロードレベリング、周波数調整、安定化制御〜   (3)自然エネルギーへの対応    〜バイオマス発電、風力発電、太陽光発電、その他〜   (4)電力負荷変動、電力品質対策への利用   (5)瞬時電圧低下対策への利用   (6)非常用電源への利用  2.電力貯蔵システムの特徴と開発動向   〜原理・構造・用途も含めて〜   (1)リチウムイオン電池   (2)NAS電池(ナトリウム/硫黄電池)   (3)レドックスフロー電池   (4)シール鉛蓄電池   (5)電気二重層キャパシタ (6)CAES(圧縮空気エネルギー貯蔵)   (7)フライホール及びSMES(超電導磁気エネルギー貯蔵)   (8)その他(揚水発電、可逆燃料電池など)
W.電力貯蔵システムの導入計画の立て方と運用の実際
 1.電力貯蔵システムの選び方と導入計画の立て方   (1)用途・目的に合った選び方とその留意点    @用途・目的から捉えた各種電力貯蔵システムの長所・短所     〜非常用電源、瞬低対策用電源、自然エネルギー出力変動補償用電源      (バイオマス発電、風力発電等)、電力負荷平準化電源、      移動体のエネルギー電源(EV、HEV自動車、電動スクーター)〜    A選定の際の留意事項   (2)導入計画の立て方とその留意点    @導入の考え方     ・どんな場合に導入すれば良いのか     ・停電コストと設備コストの関係について    A適正貯蔵容量の決め方    B最適設置場所の決め方    C電源構成の立て方  2.運用の実際   (1)経済的運用のポイント   (2)トラブルとその防止策
−質疑応答−
(岡島 氏)

−名刺交換会−
セミナー終了後、ご希望の方はお残り頂き、参加者間での名刺交換会を実施させて頂きます。

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