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<セミナー詳細>

セミナーコード:20071014   このセミナーの受付は終了しています

★本セミナーでは、オゾン・過酸化水素・紫外線・光触媒などを用いたOHラジカルの
 生成法・化学的特性と、水処理・排ガス処理・脱臭などの環境浄化への応用技術
 について、経験豊富な中山博士に詳しく解説頂きます。

OHラジカル(ラジカル反応・活性種)の
生成法と環境浄化への応用

●講 師 (前)三菱電機(株) 本社 社会システム事業部
主管技師長
NPO法人 国際オゾン協会 特別顧問
理学博士
中山繁樹 氏 
●日 時 2007年 10月 11日(木) 10:30〜16:30
●会 場 東京・新お茶の水・総評会館・4F・402室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
●受講料 49,980円(1名につき)
※テキスト代、昼食代、喫茶代、消費税分2,380円を含む
●主 催 (株)技術情報センター


T.OHラジカルの生成法と化学的特性
 1.OHラジカルについて   1.1 なぜ、OHラジカルか   1.2 OHラジカルの酸化力について   1.3 ラジカルとは    (1)電子のスピン    (2)原子、分子の電子の状態    (3)パウリの排他律    (4)フントの原理    (5)軌道への電子配置   1.4 比較的容易に生成されるラジカルと電子構造   1.5 OHラジカル反応の類型  2.OHラジカルおよび酸素原子の生成方法   2.1 気相オゾンの熱分解による酸素原子生成   2.2 気相オゾンの紫外光分解による酸素原子生成   2.3 オゾン/水の紫外光分解によるOHラジカルの生成   2.4 過酸化水素の分解によるOHラジカル生成   2.5 水中オゾンの自己分解によるOHラジカル生成   2.6 過酸化水素とオゾンの反応によるOHラジカル生成   2.7 触媒/オゾンによるOHラジカル生成   2.8 Fenton反応   2.9 光触媒   2.10 水の真空紫外光分解   2.11 放射線照射   2.12 放電   2.13 オゾンと有機化合物の反応  3.OHラジカルの測定方法 〜プローブを用いる方法〜   3.1 直接測定   3.2 ラジカル補足剤  4.OHラジカルの効果   4.1 オゾン/過酸化水素処理   4.2 オゾン/紫外線照射処理  5.反応モデルとシミュレーション   5.1 気相オゾンの熱分解速度と酸素原子濃度    (1)熱分解反応モデル    (2)計算方法    (3)計算結果   5.2 気相オゾンの熱分解を利用したホルムアルデヒドの酸化シミュレーション    (1)反応モデル    (2)低圧水銀ランプが放射する光量とオゾンの光分解速度について    (3)計算結果   5.3 気相オゾンの光分解を利用したホルムアルデヒドの酸化シミュレーション    (1)反応モデル    (2)低圧水銀ランプが放射する光量とオゾンの光分解速度について    (3)計算結果   5.4 水中オゾンの自己分解によるOHラジカル生成    (1)純水中オゾンの自己分解速度実験式    (2)自己分解反応モデル    (3)反応モデルによるシミュレーション     1) 自己分解速度のpH依存性     2) 自己分解中間生成物     3) 重炭酸/炭酸イオンの影響   5.5 水相オゾンへの過酸化水素添加    (1)過酸化水素添加の効果    (2)初期オゾン濃度の効果    (3)pH効果    (4)OHラジカルと被酸化物の反応     1) プロファイル     2) オゾン利用効率のpH依存性     3) 過酸化水素濃度     4) 無機炭素     5) エタノール     6) エタノールの酸化機構   5.6 オゾン/紫外線    (1)紫外線照射および強度の効果    (2)pH効果
U.OHラジカルの環境浄化への応用
 1.浄水の高度処理   1.1 農薬の分解   1.2 臭気物質の除去    (1)オゾン/過酸化水素による臭気除去    (2)有機物とオゾンの反応により生成したOHラジカルによる臭気除去の検証  2.下水処理水の高度処理   2.1 オゾン/過酸化水素による二次処理水の高度処理   2.2 オゾン/紫外線による二次処理水の高度処理   2.3 環境ホルモンの除去   2.4 微生物の殺菌、不活化    (1)芽胞    (2)大腸菌ファージ    (3)E-coli  3.産業廃水等   3.1 電着塗装廃水のCOD除去   3.2 ダイオキシン分解    (1)埋立地浸出水のUV/OおよびUV/O/H処理    (2)焼却炉洗浄水処理  4.オゾン/触媒による環境浄化   4.1 酸化チタン   4.2 V-O   4.3 均一触媒および不均一触媒   4.4 遷移金属イオン  5.その他の応用 〜排ガス処理、室内空気浄化、脱臭・殺菌〜
V.OHラジカルの環境浄化への応用の意義と課題
W.質疑応答

−名刺交換会−
セミナー終了後、ご希望の方はお残り頂き、参加者間での名刺交換会を実施させて頂きます。