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<セミナー詳細>

セミナーコード:20071015   このセミナーの受付は終了しています

★技術・研究開発部門に“ナレッジマネジメントシステム”の導入が試みられているが、失敗が多い
 のが実状だ。特に「2007年問題」を迎え、技術者・研究者の大量退職を機会に、人手に頼ってい
 た技術伝承やノウハウの共有化をいかに進めるかが緊急の課題となっている!!
★本セミナーでは、技術者・研究者のためのナレッジマネジメント成功のためのプロセスを始め、現
 場からの情報収集・分析・活用によるナレッジマネジメントの効果的な進め方、又、ナレッジコンサ
 ルティング手法の実例紹介に至るまで、東洋エンジニアリング(株)にて、ナレッジマネジメントを成
 功に導いてこられた高橋講師にその秘訣を公開頂きます。

技術者・研究者のためのナレッジマネジメント
〜情報(ノウハウ)共有・技術伝承の具体的な進め方〜

●講 師 東洋エンジニアリング(株)
ビジネスソリューション事業本部
ナレッジマネジメントビジネス
シニアコンサルタント
高橋正成 氏 
<講師紹介>
1993年、東洋エンジニアリング(株)材料研究所材料技術Gr.に配属。
1995年、自部門の技術伝承に取りかかり、【溶接技術支援システム】を開発。
1996年、機器設計Gr.に異動。海外化学プラントの機器設計、調達業務に携わる。
1998年、材料技術Gr.に異動。海外プロジェクトのトラブル処理、技術検討業務。
2002年、自社で培った技術伝承法とシステム【Knowledge Bank】を用いて、
一般産業向けのソリューションビジネスの新規事業を立ち上げる。
現在、プラント業界の枠を超えて、様々な業界、業種の技術伝承と業務効率化の
ナレッジマネジメント実践コンサルを行っている。
<主な執筆活動(ナレッジマネジメント関連)>
@PETROTECH,Vol.25,No.5,5月号(2002)
 「石油・化学プラント装置材料技術部門のナレッジマネジメント実践」
A配管技術5月号(2002)「専門家・技術者のための情報共有と技術伝承の提案」
Bプラントエンジニアリング、7月号、p.25〜(2004)
 「保全業務におけるナレッジマネジメントの導入事例」
CFAN No.57(2004)「ナレッジマネジメントシステムは、あくまでも
 (個人ITツール)この考えにこそ、導入・成功の秘訣がある。」
D配管技術3月号,p.11〜(2006)「2007年問題に向けた技術伝承手法の紹介」
E配管技術7月号,p.26〜(2007)
 「【2007年問題対策】システム導入の失敗例から学ぶ技術伝承の実践」
●日 時 2007年 10月 10日(水) 10:00〜16:00
●会 場 東京・新お茶の水・総評会館・4F・402室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
●受講料 49,980円(1名につき)
※テキスト代、昼食代、喫茶代、消費税分2,380円を含む
●主 催 (株)技術情報センター


T.ナレッジマネジメントを用いた技術伝承の考え方
 1.ナレッジマネジメントを用いて解決可能な技術伝承課題  2.業務効率化:前任者の業務を誰でも簡単に引き継げないか  3.技術伝承:10年かかる技術伝承を3-5年に短縮できないか  4.単なるシステム導入では、技術伝承は成功しない   a.業務、組織ナレッジ(コア技術)を明確にすることから始める     (ナレッジ分析)   b.そのコア技術の提供者、利用者、タイミング、関連業務などの洗い出し作業   c.システムを導入した9割は、情報共有に失敗している。その共通点とは。  5.ナレッジマネジメント成功のためのプロセス   a.現状のナレッジレベルを分類して、めざすべきレベルとロードマップ作成   b.明確になったナレッジが抱えている問題・課題の明確化     (ナレッジ分析)   c.業務・組織ナレッジを技術伝承と業務効率化の切り口で整理     (ナレッジマップ)   d.業務遂行中に意識せず情報が蓄積される業務フローは?     (業務フロー分析)   e.暗黙知である情報の探し方をキーワードという形式知に変換     (キーワード構築)   f.システム導入   g.ナレッジマネジメント実践で具体的に何をすべきか?     (定着化)   h.過去の蓄積データはどうするか?
U.技術者、研究者のナレッジマネジメント実例紹介
 1.ナレッジマネジメントシステムに必要な機能   a.日常業務において自然に蓄積   b.ナレッジ登録が簡易(ユーザインターフェースの工夫)   c.情報の収集と保存を一度に行うためには   d.キーワード一画面表示法は、ナレッジマネジメント成功の鍵   e.業務成果物(例えば報告書)は、A4一枚   f.判断根拠、参照資料などの情報関連付け機能   g.THANKS機能   h.人脈情報の共有機能  2.業務改革   a.部門長が行うべきこと   b.ナレッジマネジメント担当者・システム担当者が行うべきこと   c.きっかけはトップダウンが必要   d.トップダウンだけでは長続きしない   e.ボトムアップだけでも限界がある   f.業務フローに落とし込むときのポイント   g.最新の外部技術情報が登録されるためには  3.個人の意識改革   a.トップダウンで与えられたナレッジシステムは、根付かない(3ヶ月の命)   b.情報がシステムに蓄積されても活用されない(形だけのシステム)   c.ナレッジマネジメントシステム導入プロセスに個人の意識改革のコツがある   d.意識改革をするためのコーチング技術   e.キーワード一画面を作るときの過程がポイント
V.現場作業員からの情報収集事例とその解析事例の紹介  〜蓄積されにくいヒヤリハットにターゲットを当てて事例紹介〜
 1.現場作業員からどのように情報を集めるか?   a.ヒヤリハット情報を現場作業員から集めるタイミングは日報作成時である   b.現場作業員が使いたくなるシステム機能とは   c.タッチパネルとキーワード一画面表示が鍵となる  2.蓄積された情報を短時間でかつ確実にフィードバックするには   a.早朝現場ミーティング15分のうち5分間を活用する   b.5分で過去のヒヤリハット情報を確実にフィードバックするには  3.蓄積された情報を安全管理部門が分析する   a.情報提供部門(現場)と利用部門(管理スタッフ)が異なる場合の     ナレッジマネジメントの考え方   b.何をどのように分析すべきか?   c.日常蓄積される情報に対して、業務フロー落とし込み事例の紹介
W.ナレッジコンサルティング手法紹介   (東洋エンジニアリングの手法紹介)
 1.組織分析  2.業務フロー分析  3.ナレッジマップ  4.知識移転形式による技術伝承アプローチ方法
X.質疑応答

−名刺交換会−
セミナー終了後、ご希望の方はお残り頂き、参加者間での名刺交換会を実施させて頂きます。

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