T.企業間共同研究・研究委託の進め方とその戦略
1.企業間共同研究・研究委託の考え方
(1)自社内研究開発の選択・集中と戦略的推進
〜開発期間の短縮とコスト低減、弱体技術の補強・補充、
研究開発のリスク軽減〜
(2)共同研究開発と独自開発の区別
(3)相手先企業とwin−winの関係を築くには?
2.企業間共同研究・研究委託の具体的な進め方とその戦略
〜成功のためのステップとその勘所〜
(1)パートナー選択のポイント
@情報収集のポイント
A相手先企業の技術評価 〜相手先の保有技術、研究者の能力〜
B選定における留意点
・同業他社の場合(当事者の利益は共通)
・ユーザーとメーカーの場合(下請的共同研究)
C共同研究プロジェクトにおけるメンバー、コーディネーターの人選のポイント
(2)事前協議のポイント
〜研究分担・費用分担、事業上の投資配分は、どう設定すればよいか〜
(3)実施及び進捗管理のポイント
(4)完了及び事業化について
3.ケーススタディ
(1)大企業間における共同研究・研究委託
(2)大企業と中堅企業/ベンチャー企業とにおける共同研究・研究委託
(3)中国企業との共同研究・研究委託
(4)基盤技術に関する共同研究・研究委託
4.質疑応答
(遠藤 氏)
U.企業間共同研究・研究委託における契約実務とトラブル防止策
〜契約書例を素材に、契約条項の注意点、リスク管理、
交渉の方法を解説〜
1.企業間共同研究・研究委託における契約実務
(1)目的の明確化 〜相手方との力関係、開発の内容・方法、独占禁止法〜
(2)情報の提供 〜特許権、ノウハウ〜
(3)費用の負担
(4)開発の成果 〜権利の帰属・実施許諾・職務発明・法人著作など〜
(5)改良技術 〜範囲の制限、帰属/実施権〜
(6)商業化
(7)秘密保持/目的外使用禁止
(8)その他(変更、有効期間/解除など)
2.企業間共同研究・研究委託におけるトラブル防止策
(1)開発成果における権利の帰属・利用・配分における留意点
〜単独の場合と共有の場合〜
(2)費用負担における留意点
(3)秘密保持、他社との類似の共同開発の禁止
(4)共同研究を中止する場合の留意点
3.質疑応答
(仲谷 氏) |